ホッケー部

2017.10.18

関東学生秋季リーグ 10月15日 神奈川・慶大日吉グラウンド

完封勝利するも、課題が残る内容に

 激しい雨の中行われた成城大との一戦。春の対戦では早大が2桁得点で快勝し、この日も大量得点を狙い試合に臨んだ。しかし、序盤から好機を作るが思うように得点を決められず、グラウンドコンディションにも悩まされ、早大らしい攻撃を展開出来なかった。それでも終始主導権を握った早大が得点を重ね、完封で勝利を収めたが、王者・山梨学院大との次なる戦いへ向け、課題の残る試合となった。

 早大のセンターパスで試合開始。序盤からボールを支配した早大は、幾度となく敵陣に攻め込み、相手にプレッシャーをかける。しかし「点を取りたいという気持ちが強くなって逆に窮屈になっていた」とFB片柳陽加主将(スポ4=栃木・今市)が振り返るように、サークル内の混戦が目立ち、シュートの精彩を欠いた。それでも前半16分にゴール前でフリーになったMF梅村雅子(人4=岐阜・可児)が冷静に決め先制に成功。攻撃の手を緩めない早大は、FW中村咲(教3=東京・成城学園)がこぼれ球を押し込み、追加点を挙げる。さらに、前半終了間際に梅村が2得点目のゴールを決め、3点のリードで前半を折り返した。

2得点を決める活躍を見せた梅村

 後半に入っても早大ペースで試合は進む。後半3分にFW稲田くるみ(スポ4=佐賀・東明館)が相手を突き放す追加点を決めると、MF南家未来(教1=京都・立命館)の鋭いシュートが決まり5―0。「後半はもっと逆展開を使ってコートを広く使おう」(梅村)と後半での修正が功を奏し、点数を重ねた。勢いそのままに点差を広げたい早大だったが、ペナルティーコーナー(PC)のチャンスを生かせず、得点を伸ばせない。選手を入れ替えフレッシュなプレーヤーを起爆剤に攻め込むが得点には至らず、終盤にもFB片倉優季(スポ2=山形・米沢商)が好機を演出し相手ゴールに襲いかかるが、決定打に欠けそのまま試合終了を迎えた。

シュートの精彩を欠き、天を仰いだ

「大量得点をするべき相手だった」(片柳)と満足のいく試合内容では無く、悔しさをにじませた。試合の主導権を握りながらも、得点に結びつかない場面が続き、決定力の向上がこれから求められる。次戦の順位決定予選で対峙する相手は王者・山梨学院大。攻守ともに高い完成度を誇り、四強の一角である相手だ。4年生は最後のリーグ戦で有終の美を飾るためにも、『打倒四強』を掲げた早大の底力を見せ付けたい。

(記事 成瀬允、写真 榎本透子)

関東学生秋季リーグ
早大 3-0
2-0
成城大
コメント

FB片柳陽加主将(スポ4=栃木・今市)

――きょうの試合を振り返っていかがですか

きょうは大量得点をするべき相手だったので、意気込みとしてはみんなでペースを作りながら、相手に合わせずに早大のパスでつなぐという攻めで大量得点を狙っていたのですが、全然点数を最初に取れなくて、1点目を前の試合の駿河台大戦では早い時間に取れたというのもあって、その調子で行きたかったのですが、思ったよりも点が入らなくて、みんな点を取りたいという気持ちが強くなって逆に窮屈になっていたところがあったと思うので、コートをもうちょっと広く使えていたら良かったかなと思います。

――なかなか得点を奪えない立ち上がりとなりました

1度練習試合をさせて貰う機会があって、その時は2桁の点数を取ることが出来ていたので、気持ちに焦りは無かったのですが、決めきれないところから、なかなか崩しきれずに詰まってしまったと思います。

――雨によってパスやシュートの感覚に影響はありましたか

相手がヒットで打ってくるので、それを取るか取らないかの判断で後ろに抜けてしまったボールを見ていたら、雨の影響でなかなかラインを切らなかったので、ボールが遅くなっていると感じました。アップからしっかり足を動かすことを意識していたので、動き自体はそんなに悪くなかったと思うのですが、パスが弱くなってしまうと相手に取られてしまうので、次の試合に生かすためにもパスの出し方を工夫したいと思います。

――PCがなかなか決まりませんでしたが、今後へ対策はありますか

まずは1本目でしっかりと枠を狙って、キーパーに当たってもいいと思うのでボールを残してからのリバウンドを狙って、マイボールの時間を長くしていきたいと思います。

――順位決定予選となる次戦へ意気込みをお願いします

山梨学院大は目標としてきたチームなので、そのスピードに負けずについて行くということと、格上の相手でも攻撃をするという気持ちを忘れずに、後ろからの押し上げをして、みんなでプレーをしていきたいと思います。

MF梅村雅子(人4=岐阜・可児)

――今試合の意気込みは

勝たないと上位リーグにはいけないので油断はしちゃだめだということだったんですけど、あくまで次戦の山梨学院大戦を見据えて戦っていこうということでしっかり点を取りきることを目標にしていました。

――天候についてはいかがですか

アップとかでも思うように動けなくて、コートもすごく重かったので早大らしい攻撃ができなかったです。前半15分まで得点ができなかったのは焦りにつながってしまったのかなと思います。

――サークル内で決めきれないシーンも見られました

点を取りたいという気持ちが前面に出てしまいすぎて、サークル内で両チームの選手がいすぎて混雑していたので、それがチャンスで決めきれなかったことにつながったと思います。コートを広く使うのが課題として見えたかなと思います。

――PCも決めきれなかったと思いますが、いかがですか

パッサーがいつも通りだとボールが止まってしまうということで少し跳ねたボールを出していたので、うまく止めきれなかったりして、攻撃するまでに時間がかかってしまって、グラウンドのせいもあるんですけどいつも通りできなかったなと思います。

――良かった点については

前半はコートがギュって狭くなってしまったところがあるんですけど、後半はもっと逆展開を使ってコートを広く使おうっていうミーティングがあって、そこはうまく生かせたのかなと思うので、前半の悪かった点を後半で改善できたことは次につながるのかなと思います。

――2得点されましたが、それぞれの得点シーンを振り返っていかがですか

私は本当に触っただけなので。でもいい形で攻めあがっていたので、いつも自分はゴール前は逆サイドにいようって心がけているので、逆サイドでボールをしっかり待って決めきることができたのはすごくよかったなと思います。

――山梨学院大との順位決定予選に向けての意気込みをお願いします

前回の駿河台大戦で出たいい点と課題点をチームで話し合ってきたので、その課題点を改善して、勝って決勝に行きたいと思います。