フェンシング部

2017.10.16

第69回関東学生選手権 10月13日 東京・駒沢オリンピック公園屋内球技場

ルーキー駒場が3位!各選手成長見せた関カレ3日目

 関東学生選手権(関カレ)も折り返し地点までやってきた。女子エペ個人では駒場みなみ(スポ1=富山西)が1年生ながら3位に入り、大躍進を果たした。

☆ルーキー駒場、初の関カレで表彰台へ!(女子エペ個人)

 「自分でもびっくりしています」。駒場みなみ(スポ1=富山西)は試合後、少し驚いた様子でそう語った。早大からは4人が出場した女子エペ個人。駒場は初出場ながら、そのうちただ1人ベスト4まで残った。3位決定戦では、同期の村上夏希(スポ1=三重・津東)が準々決勝で敗れた高塚悠希子(学習院大)と対戦。第1セットはお互い無得点で終わるが、第2セットでは3連取に成功するなどしてじわじわと点差を広げていく。その後もシングルで得点を重ねていき、15−9で勝利した。

3位決定戦を戦い抜く駒場

 駒場の強みはシングルで点を取れることだ。関カレでの個人戦4試合、団体戦2試合の計6試合のうち、同時突きでの得点は12点。単純計算すると、1試合あたり2点までに抑えているということになる。相手からの失点を最低限に留める駒場のフェンシングは、今後戦いを続けていく上で大きな武器となるであろう。「(インカレでは)またベスト8、ベスト4に残っていけたら」と本人は謙虚だったが、それ以上の成績も決して不可能ではない。ルーキーの今後の活躍に注視したい。

(記事 藤岡小雪、写真 加藤佑紀乃)

☆小山と竹下が4回戦進出も、ベスト8入りは遠く(男子サーブル個人)

 男子サーブルからは5人が出場し、竹下昇輝主将(スポ4=静岡・袋井)と小山桂史(スポ1=東京・クラーク)がベスト16入りを果たした。小山は3回戦で武山達(創理3=東京・早大学院)との同士討ちを制し、4回戦で後藤駿弥(中大)と対戦。序盤で大幅に遅れを取ると、試合の主導権を握ることができないまま敗北となった。

3回戦での竹下

 「まだ上には行けましたし、当たり的にベスト8に入れる山だったかなと思ったので…」。竹下にとっては過去四年間で最高位ではあるが、不完全燃焼さが残る結果となった。3回戦では、序盤から一進一退の攻防が続く。7-10と3点差をつけられたが、そこからじりじり詰め寄り逆転に成功し逃げ切った。「自分でもびっくりするくらい落ち着いていた」と劣勢になっても焦ることはなく、相手を見ながら戦略を変えたことが功を奏した。一方4回戦では、相手に翻弄(ほんろう)された。積極的に前へ前へと攻めてくる相手に対応し切れず、前半で大幅にリードを許した。「自分が早く打ちすぎちゃって我慢できなかったというのと、引いてくる相手に対してちゃんとつなげられなかったというのが敗因」と振り返った。

(記事、写真 加藤佑紀乃)

☆法大に惜しくも及ばず…無念のベスト8(女子エペ団体)

 女子エペ団体は、青学大に勝利して進んだ準々決勝で法大と対戦。早大は第1セットを1点リードされたまま終えると、そのまま1度も点差をひっくり返すことができずに第5セットまできてしまう。しかし第6セットで、チームの最上級生才藤歩夢(スポ3=埼玉栄)が逆転に成功。悪い流れを断ち切った。その後は追いつき追いつかれの展開が続き、1点差で最終セットを迎える。最後回りを務めるのは、個人戦で躍進を果たしたルーキー駒場。しかし「守りに入って相手を見すぎて点を取られてしまった」(駒場)と、相手に3連取を決められ逆転を許してしまう。結局駒場はその失点を奪い返すことができず、39−41で試合終了。準決勝に進むことはかなわなかった。

得点を重ねる才藤

 駒場が最後回りを務めるのはこの試合が初めてであり、団体戦の戦い方に関してまだまだ不慣れな部分があったことは今回の敗因の1つかもしれない。しかし、この苦い経験はきっと今後の糧になるに違いない。全日本学生選手権でのリベンジに期待がかかる。

(記事、写真 藤岡小雪)

☆法大に春より善戦、手応えつかんだベスト8(男子サーブル団体)

 男子サーブル団体で、早大は2回戦を順調に勝ち進むと3回戦で法大と対戦した。春の関東学生リーグ戦(リーグ戦)では33ー45と完敗した相手だが、この日は途中競り合いを演じ39-45と詰め寄った。「やりたいことがちゃんとできて、次何をしなきゃいけないのかというのがはっきり見えてきた」(竹下)。全日本学生選手権(インカレ)へつながる一戦となった。

 心掛けたことは前に出て勝負をすること。そのヒントとなったのは、リーグ戦での日体大と法大の試合だ。昨年1部に上がったばかりの日体大が、1部上位常連校の法大に下馬評をくつがえして日体大が勝利したのだ。その試合を見ていた竹下は「日体大は前、前、前で押して行って、それに対して法大は下がってしまって負けた」という印象を抱いたという。 そこから着想を得て、自分たちも前に出て勝負に行こうと話し合い試合に臨んだのだ。そこが春よりも格上相手に迫ることができた要因であろう。

法大戦後、握手をし合う男子サーブル陣

ただ、差は縮まっても勝ちには及ばなかった。痛かったのは前半の失点だ。第1セットから徐々に離され、第4セット終了時点で13-20と7点ビハインドを背負う。ここまでプラスで回せたセットがなく、後半で早大が点差を詰めても相手にはまだリードをしている分余裕があった。「9試合中最初の3試合を3人でどれだけ点を取って、1人1点プラスでもいいから、できるだけ多く取ってまずは最初の流れをうちに持ってくることが必要」(竹下)。団体戦では一本が勝敗を左右する要素が大きく、先行逃げ切りパターンの方が有利なのは確実である。また「相手に合わせた戦術や相手のクセを対応していかないとなかなか勝ちにつながらない」(竹下)というように、相手を知り攻略することも必要だ。インカレではここでの収穫を結果として表したい。

(記事 加藤佑紀乃、写真 藤岡小雪)

※フェンシングの団体戦は3人、または4人の選手が交代で出場し、1試合当たり3分という持ち時間内で争う。あるいは3分以内にどちらかが先に5得点先取すると、そこで次の選手に交替となる。最終的には9試合戦い、45点を先取、または持ち時間が終了した場合は得点が高い方が勝ちとなる。

※エペ:全身が有効面となる上に、両選手が同時突きをすると両者にポイントが与えられる。より慎重な攻め方が求められるため、時として両者が睨み合ったまま時間が過ぎることは稀な話ではない。

※サーブル:両腕も含む上半身への突きと切り(剣先ではなく剣の胴部分で相手の体に触れること)が得点となる。また、先に攻撃をした方が「攻撃権」を持ち、防御側は相手の攻撃を防御してから攻撃しなければならない。この攻撃権の奪い合いにより、両選手はピスト上を常に前後に往復し合うため、サーブルは3種目の中で最も全身運動が激しい種目だと言える。

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結果

▽男子サーブル個人

竹下昇輝主将(スポ4=静岡・袋井)10位

2回戦:◯15ー10 西田健斗(専大)

3回戦:◯15ー13 横尾和浩(法大)

準々決勝:●6ー15 村岡聡丞(日体大)

小山桂史(スポ1=東京・クラーク)12位

2回戦:◯15ー7 首藤麟太郎(慶大)

3回戦:◯15ー7 武山達(早大)

準々決勝:●6ー15 後藤駿弥(中大)

武山達(創理3=東京・早大学院)31位

2回戦:◯15ー10 大村貴之(日大)

3回戦:●7ー15 小山桂史(早大)

高木良輔(スポ2=埼玉・立教新座)35位

2回戦:●13ー15 小野大貴(法大)

岸本大輝(社1=東京・早実)88位

▽女子エペ個人

駒場みなみ(スポ1=富山西)3位

2回戦:◯12ー8 荻原幸那(専大)

3回戦:◯15ー5 森本菜月(明大)

準々決勝:◯15ー9 富永恵美(法大)

準決勝:●3ー10 馬場晴菜(日大)

3位決定戦:◯15ー9 高塚悠希子(学習院大)

村上夏希(スポ1=三重・津東)8位

1回戦:◯15ー5 富田菜央(法大)

2回戦:◯15ー13 前崎笙子(学習院大)

3回戦:◯15ー12 登坂梨乃(日大)

準々決勝:●7ー15 高塚悠希子(学習院大)

才藤歩夢(スポ3=埼玉栄)17位

2回戦:●12ー15 登坂梨乃(日大)

澤浦美玖(スポ2=静岡・沼田女)31位

1回戦:◯15ー13 松山絢香(日体大)

2回戦:●7ー15 川島千乃(専大)

▽男子サーブル団体
早大〔竹下昇輝主将(スポ4=静岡・袋井)、高木良輔(スポ2=埼玉・立教新座)、小山桂史(スポ1=東京・クラーク)、岸本大輝(社1=東京・早実)〕ベスト8
2回戦:○45—25立大
準々決勝:●39—45法大
▽女子エペ団体
早大〔才藤歩夢(スポ3=埼玉栄)、駒場みなみ(スポ1=富山西)、村上夏希(スポ1=三重・津東)〕ベスト8
2回戦;○45−31青学大
準々決勝:●39−41法大

コメント

駒場みなみ(スポ1=富山西)

――きょうの目標を団体と個人それぞれ教えてください

個人戦はまずインカレ(全日本学生選手権)に行くというのが最低目標だったので、それがきのう決まってからはとりあえずベスト8には入りたいなという気持ちでした。団体戦は法大と当たるということは分かっていて、そこが多分厳しい戦いになるので、最低でも法大に勝ってベスト4、最終的には優勝したいというのが目標でした。

――実際にきょうの結果を振り返って、率直な感想としてはいかがですか

個人戦(の結果)は自分でもびっくりしています。本当は思い切って自分から攻めて点を取って勝つことができたら1番良かったなあとは思うのですが、結果的には相手が出てくるのに対して反応して取るというのができました。それが作戦として相手に使えたので、内容的には悪くはなかったと思います。でも準決勝で、自分が前に出ないといけない時になって焦って後半攻めが雑になってしまって、点差を大きく広げられてしまったところはもったいなかったです。団体戦は、1試合目は前で(点が)取れたのですが、最後の方に取り急ぎすぎて無駄に失点してしまったのがもったいなかったと思います。法大戦は自分が最後回りを務める初めての試合で、リードして回ってきたら勝てるかなあという気持ちでやっていました。でも最初でリードできなくて、そこで前半が苦しくなってしまいました。次に回ってきた時には1点差まで詰められたのですが、前に行って攻めた時に点を確実に取ることができていないなあと思いました。最後もリードで回ってきたのに守りに入って相手を見すぎて点を取られて、同じようなかたちでさらに2点取られて、その後(前に)行けなくなって、時間がなくなって…という個人戦の準決勝のような試合になってしまいました。自分が前半に守りすぎなかったら、結果が違っていたのかなと思います。団体戦はすごく悔しい結果でした。

――団体戦で最後回りを務めるということは、どのぐらいのタイミングで決まっていたのですか

1試合目が終わって、私が観客席に飲み物を取りに行って帰ってきた時には、チームのメンバーの間でそうしようという感じになっていました。個人戦で法大の最後回りの選手に勝っていたので、それでそうなったのだと思います。先輩にそれで大丈夫?と聞かれて、頑張ります、と(笑)。

――プレッシャーはありましたか

個人戦の時みたいにやれば大丈夫、と思ってやっていました。最後の試合ではすごく緊張していたのですが、チームメイトの村上夏希(スポ1=三重・津東)や歩夢先輩(才藤歩夢、スポ3=埼玉栄)の試合を見ていて、この勢いなら大丈夫かなと思いながら応援をしていました。

――最後にインカレへの意気込みをお願い致します

個人戦では関カレ(関東学生選手権)のまま、またベスト8、ベスト4に残っていけたら良いなと思います。団体戦ではリーグ(関東学生リーグ戦)でも関カレでもまだあまり良い成績を残せていないので、個人戦と団体戦の戦い方の違いをしっかり反省して、メダルを取れるようにこれからインカレまでしっかり練習したいです。

竹下昇輝主将(スポ4=静岡・袋井)

――まず個人戦から振り返っていただきたいのですが、関東学生選手権(関カレ)でベスト16入りは初めてのことかと思います。結果をどのように受け止めていますか

正直に言うと、4年間で一番良かったのは確かなんですけどまだ上には行けましたし、当たり的にベスト8には入れる山だったかなと思ったので。そこで勝ち切れなかったのは悔しいですね。

 

――不完全燃焼でしょうか

自分のやりたいことが16がけと8がけで全然違って。16がけの時は自分も落ち着いていてやりたいことがはっきりできたんですけど、8がけの試合は相手との相性も良くなくて自分のやりたいことが思うようにできなくて、立て直すこともできなくなっちゃったので。点数的にも開いてしまいましたし、ちょっと不甲斐なかったかなと思います。

――去年と同じくプール戦は全勝でしたが、調子が良いところから始められたのですか

プール戦に関してはただ当たりが良かっただけです。正直にあのプールにうちのレギュラー陣が入っていれば、みんなあれくらいの指数で上がったんじゃないかなというくらい良いプールに入れたんです。そこは2年連続ラッキーでした。

――ベスト16をかけた3回戦では、途中3点差まで開きましたが後半で逆転しました。焦る様子もなく、フェンシングを楽しんでいるようにも見えました

自分でもびっくりするくらい落ち着いていて、あの試合は。なんで落ちついていられたのかはよく分からないんですけど、やったことがない相手で試合を見たこともあんまりなかったので、全然分からない状態で入りました。とりあえず見ながら、考えながらやって行こうかなというスタンスだったので、あんまり早打ちだったりとか、自分からこうどんどん攻めたりとかではなく。それが功を奏したというか、相手が先に打ちに来てくるのを上手く引き出すことができたので、そこはあったかなという感じですね。あとは後ろからのアドバイスが結構良かったので、言われた通りにちゃんと取れたという感じでした。

――どのようなアドバイスを受けたのですか

基本的に相手の選手がテクニックがいいというか、小手先が結構上手い選手でした。自分から分かりやすいようにアタックに行ってしまうと狙われるため、そこを上手く合わせて入って自分から引き出せるようにという試合の展開だったりとか、下がったときの対処だったりとか、そういうところを細かくアドバイスしてくれたのがありがたかったです。

――4回戦では、3回戦よりも固くなっていましたか

うーん、多少はあったと思いますね。あの相手リーグ戦(関東学生リーグ戦)でやっているんですよね。リーグ戦でやって感触としては悪くなかったので、勝つ気でいったんですけど、個人戦で15本勝負となると全然上手くいかなくて。自分は団体と個人とでそんなに違う動きをしていたつもりはないのですが、あの試合は相手の方が余裕があったみたいな感じでしたね。自分が早く打ちすぎちゃって我慢できなかったというのと、引いてくる相手に対してちゃんとつなげられなかったというのが敗因ですね。あと、あの選手は前に出るのがすごく得意な選手なので、自分が後ろに下がっちゃった時に正直結構どうしようもないなというのはあったので、なるべく自分が前に出るように試合を展開したかったんですけど、なかなかそれができなくて。そこですね、敗因は。

――団体戦のことに話を移します。リーグ戦でも当たった法大に春よりは点差としては詰め寄ることもできました

試合前にチームで話をしたんですが、やはりリーグ戦で法大とやったときは、メンバーもちょっと違ったのですが、みんなが固くなってしまって早打ちしちゃうというか、相手がフレーズ持って自分たちは何もできずに下がるだけで取られるみたいなシーンも結構多かったんですね。リーグ戦で日体大が法大に勝っているんですよ。その試合を見ていて、日体大は前、前、前で押して行って、それに対して法大は下がっちゃって負けたというイメージが僕の中でありました。そこから学んで、自分たちもリーグ戦は消極的だったけどそこはがっつり勝負にいって、取られてもいいからとにかく前に出るという風にみんなで話をしました。それが結構上手く行ったというかそこでしっかり勝負ができたので。そこの相打ちがあると、次が仕掛けやすくなるので、そこで自分たちのやりたいことがはっきりできました。またやりたいことを思い切り迷わず、基本的には自分たちが前に出て行って点を取るというスタンスの中で、やりたいことをもっと思い切りやるというのが3人ともできていたので、今回の試合は負けてそれに関しては悔しいですが、リーグ戦よりはいい試合ができたんじゃないかなと思います、点差にしても内容にしても。

――試合後はチームで長い間話をされていましたが、何を話されていましたか

試合前に話し合って、その通りに3人、完璧ではないですけどリーグ戦よりはいい試合ができたんじゃないかなということと、じゃあ勝つためにどうしようかということで。やっぱり気持ちの部分とかそういうところだけじゃなくて、そこの勝負をしつつ一人一人相手に合わせた戦術だったり相手のクセだったりそういうところをそういう勝負をする中で対応していかないと、なかなか勝ちまでにはつながらないねという話をしていましたね。あとは結果終わって、団体戦のスコア表を見ても前半に取られたんですよ。あとは追って行く展開だったので、やはり追って行く展開だと厳しい。気持ち的にも追う方がしんどいので、9試合中最初の3試合を3人でどれだけ点を取って、1人1点プラスでもいいから、できるだけ多く取ってまずは最初の流れをうちに持ってくることが必要だなという話をしていました。

――では法大戦は全日本学生選手権(インカレ)にはつながる試合にはなりましたか

そうですね。やりたいことがちゃんとできて。それがあってじゃあ次何をしなきゃいけないのかというのがはっきり見えてきた。細かくではないですけど、こういうふうにここが大事だというのと、こういうふうにやっていこうというのは話し合えたので。あとはなかなか1年生の小山(桂史、スポ1=東京・クラーク)が部活に今来られなくて。そこで団体戦の練習もできずに関カレを迎えてしまったので、そこでインカレまでのどれだけできるかなというところはあります。僕も月曜日から教育実習で3週間いないので、帰ってきて1週間でインカレなんですけど、帰ってきた時に高木(良輔、スポ2=埼玉・立教新座)と小山が遠征に行っているので3人でそろうのがほとんどないんですよね。3人で団体戦の練習をすることがなかなかたぶんできないと思うので、そこは個人的に技術なり気持ちなり高めてもうインカレは勝負行くしかないかなという感じですね。

――今大会では特に1年生の活躍が見受けられますが、やはりうれしいですか

素直にうれしいですね。1年生があれだけ入ってきて、確かに高校の実績からしても文句のない実績を持っている子たちであれくらいの結果をだせるものを持って入ってきているので、驚いたりはそんなにしていないんです。それでも高校から大学に入って環境が変わる中で自分たちで考えて練習をして、大学でも1年目からああやって結果を出せるというのはやっぱり彼らがしっかり考えてやっているというか、人数が多い分切磋琢磨(せっさたくま)してやっている部分もあると思います。そこで上手く技術面なり、精神面なり向上できているんじゃないかなとは感じますね。

――下の代が頑張っていると上の代も、と刺激になりますか

そうですね。うちのチームは1年生はほとんどレギュラーで出ているので、男子サーブルなんかは特に小山がポイントゲッターなんでそこが結構柱になっています。それでもやっぱり彼は1年生なので、不安な部分もたくさんあると思います。そこの精神面のカバーなどをいかに楽にしてあげられるか、思い切り試合をさせてあげられるか、というところが僕らの役目だと思うので。そこは頻繁に声を掛けてあげていますけど、とにかく1年生はあまり深く考えず思いっきりやるのが1年目はいいんじゃないかなという風には思います。2、3年になると嫌でもいろいろ考えるようになるので。

――最後にインカレに向けて個人、団体の目標をお聞かせください

もうこれで最後なので。低いかもしれないんですけど、大学に入る前に、高校生の時に大学の試合を見ていて選手紹介をされるのがすごくかっこいいなと思って入ったんですよ。インカレ、個人も団体も選手紹介されるところまでいきたいですね。他の種目も本当に優勝を狙えるチームがほとんどで、全体見ても結構団子状態というか拮抗している状態なので、一本確実に取りにいけるか、気持ちの勝負になると思います。そこは全員で一本取りに行く気持ちで、試合出ている、出ていない関係なく、全員で取りに行く気持ちでやればインカレはいい結果がでるんじゃないかなと思っています。