日本拳法部

2017.10.10

東日本選手権 10月8日 神奈川・慶大日吉記念館

奮闘するも悔しさの残る結果に

 東日本の王者を決定する大会がことしも開催された。優勝を目指して戦ったワセダ。1回戦はシード権により無く2回戦からの登場となった。対戦相手はケイオー。後一歩のところまで追い込まれるものの逆転で勝利。しかし、準決勝で中大に敗戦。3位決定戦では春に敗れた国士館大に勝利し3位で大会を終えた。

 男子団体戦と同時に形の部と女子団体の部も行われた。形の部にはワセダからは宮脇希(教4=神奈川・山手学院)と矢野慶(教3=東京・早実)の2選手が出場した。総勢16選手で行われた予選を突破し決勝トーナメントに進めるのわずか4選手。勝ち上がった選手が読み上げられる中、矢野の名前が呼ばれるとワセダサイドからは大きな歓声が湧いた。期待を背負って準決勝に挑んだ矢野は予選と変わらない力強い形を披露したものの準決勝で敗退となった。女子の部には学連選抜の一員として大石和奈(基理1=広島女学院)が出場。1回戦で明大と対戦した。先鋒を任された大石だったが格上とも言える相手に敗戦。デビュー戦を白星で飾ることはできなかった。

見事な形を披露した矢野

 男子団体の最初の相手はケイオー。絶対に負けられない相手だ。しかしワセダは序盤ケイオー相手に力を発揮しきれず2分2敗で参将戦を迎えることとなる。もう1つも負けられない中、森裕紀(政経3=早稲田渋谷シンガポール)がわずか21秒で勝利。流れを一気にワセダに持ってくる。つづく小川友太朗(商3=広島・基町)も勝利し決着は大将戦に。大将はもちろん橋本周平主将(社4=大阪・清風)。積極的な試合内容で相手に隙を見せず勝利。つづく準決勝の対戦相手は中大。これまでと並びを入れ替えて臨んだ。先鋒に抜擢された小川は先に一本を取るとその一本を守りきり勝利。しかし次鋒と参鋒が敗れて迎えた中堅戦にこれまで大将だった橋本を起用。相手に先に一本取られるも逆転勝利。流れを変えたかに思われたが参将、副将が敗戦してしまう。大将の森が面に突きを2本決めて勝利し意地を見せたものの3勝4敗で中大に敗れ3位決定戦に臨むこととなった。国士舘大を相手にした3位決定戦では先鋒の小川が得意の投げ技で勝利する。その後1勝1分1敗で迎えた中堅戦。1年生ながらチームに不可欠な存在となっている森川晋平(スポ1=奈良・青翔)だったが開始6秒で相手に一本奪われる苦しい展開となる。しかし、ここで崩れることなくもちこたえ連続で一本取り勝利を掴むとつづく森と橋本も続き、春のリーグ戦では敗れた国士舘大相手に勝利し、3位で大会を締めくくった。

橋本はさすがの強さだった

   

試合中チームを鼓舞し続けた橋本主将は3位という結果に対して悔しさを口にした。目標とする全国制覇を成し遂げるためにはまだまだレベルアップは必要だ。今大会で浮かび上がった課題を日々の練習で克服して全国の舞台に臨みたい。

(記事 写真 藤本壮汰)

結果

▽形の部

ベスト4

矢野慶(教3=東京・早実)

予戦敗退

宮脇希(教4=神奈川・山手学院)

▽女子の部

予選敗退(学連選抜として)

大石和奈(基理1=広島女学院)

▽男子団体戦

3位

1回戦 シード権のため2回戦進出

2回戦 対慶大 3勝2分2杯
△先鋒 小坂怜亜(教2=大阪・関西福祉科学大高)

●次鋒 森川晋平(スポ1=奈良・青翔)

△参鋒 田部井達也(スポ2=東京・日大二)

●中堅 宮脇希(教4=神奈川・山手学院)

◯参将 森裕紀(政経3=早稲田渋谷シンガポール)

◯副将 小川友太朗(商3=広島・基町)

◯大将 橋本周平(社4=大阪・清風)

準決勝 対中大 3勝4敗

◯先鋒 小川

●次鋒 小坂

●参鋒 三橋由吾(文4=北海道・札幌北)

◯中堅 橋本

●参将 森川

●副将 田部井

◯大将 森

3位決定戦 対国士舘大 4勝1分2敗

◯先鋒 小川

△次鋒 小坂

●参将 茂木蔵人(社3=東京・早実)

◯中堅 森川

●参将 宮脇

◯副将 森

◯大将 橋本

コメント

橋本周平主将(社4=大阪・清風)

――3位と言う結果はどのように捉えていますか

正直、全く満足はしていません。全国大会の優勝を目指すにあたっては最低限の最低限の結果だと思います。準決勝を勝ち切らないと全国大会は見えてこないので、本当に悔しいです。

――中大戦は後一歩のところで敗れてしまいましたが中大との差はどのようなところに感じましたか

日々の練習でどれだけ試合や対戦相手を想定して練習してきたかということと、ギリギリの試合の勝敗を分ける選手層の差、試合の経験数とかで大きな差があったなと感じました。

――春のリーグ戦で敗れた国士館大相手に3位決定戦勝ちましたが勝利の要因は

負けたことで、国士舘相手でも油断をしない、しっかりと準備を行って勝ちに行った結果だと私は思います。

――試合中積極的にチームメートに声をかけてる姿が印象的でしたが意識していることではありますか

主将として苦しい状況でも、チームメートを導いていくかという中で、しんどいときこそ笑顔でやっていこうということを夏が始まってから決めていて、そういうことはやっぱり僕の仕事だと思います。

――今後に向けて抱負をお願いします

個人としても、団体としてもまだ全国優勝から程遠い位置にいますけど、一つ一つ確実に課題を潰していって全国優勝を成し遂げたいと思います。