バスケットボール部

2017.10.03

第93回関東大学リーグ戦 10月1日 茨城・つくばカピオ

スリーポイント大爆発!前半戦を勝ち越して折り返す

 関東大学リーグ戦(リーグ戦)9戦目。前半戦最後の試合となったこの日は日大との一戦に臨んだ。「ディフェンスから上手くリズムを作れたゲームは勝てている」という吉岡修平ヘッドコーチ(27スポ卒=広島皆実)の言葉通り、第1クオーター(Q)をわずか9失点に抑えると、爆発的なシュート力が持ち味の相手に対して最後まで粘り強いディフェンスを披露。逆に早大は12本ものスリーポイントシュートを沈めるなどオフェンスでも破壊力を見せつけ完勝。78-63で試合を終えた。

 試合開始直後、早大はなかなか得点を積み上げられなかったところでG長谷川暢(スポ3=秋田・能代工)を投入する。するとさっそく長谷川が積極的なドライブで得点を決めると、連続スティールで速攻を2本演出する。このプレーで勢いに乗った早大はその後もG石原卓(社4=東京・京北)の1対1やG森井健太主将(スポ4=京都・洛南)のドライブなどでさらに得点を重ねていき、前半を40-27で折り返した。

長谷川の積極性がチームに勢いをもたらした

 後半は早大のスリーポイントシュートが炸裂する。まずは長谷川が1本決めると、C富田頼(スポ3=京都・洛南)、C岡野佑紀(スポ3=愛知・千種)といったインサイド陣も続々とリングを射抜いていき、チーム全体としてのシュート力の高さを見せつける。第4Qに入ってもG南木俊樹(社4=東京・早実)が4点プレーを完成させるなど攻め続け20点差をつけると、期待の新人であるG柳川幹也(スポ1=京都・洛南)がリーグ戦デビューを飾る。柳川は投入直後に得意のスリーポイントをいきなり沈める大気の片りんを見せつけた。早大は最後まで1度もリードを奪われることなく勝利し、見事リーグ戦前半を勝ち越して終えることとなった。

リーグ戦デビューを飾った期待のルーキー柳川

 この1戦は早大の良さが全て出たような完璧なゲームだったと言えるだろう。特に第1Qからハードなディフェンスを見せて攻撃に繋げていけた点は大きな収穫だろう。このリーグ戦を通して、コーチや選手たちからは、「ディフェンスを頑張るチーム」という言葉が多く聞かれた。実際に「自分たちのリズムでできた試合は勝っている」(吉岡コーチ)という言葉通り、ディフェンスの良し悪しが勝敗に直結する前半戦だった。現在同率2位につける早大だが、最下位との差はわずか2ゲームという大混戦の中にいる。当然優勝の可能性も大きく残っている中で、1勝が大きな意味を持つことになる。疲れの溜まる後半戦も全員バスケで走り抜き、優勝へ突き進む姿に期待したい。

(記事、写真 秋間勇人)

第93回関東大学リーグ戦
   1Q 2Q 3Q 4Q 合計

早大

17 23 16 22 78
日大 18 14 22 63
◇早大スターティングメンバー◇
G#18 森井健太主将(スポ4=京都・洛南)
G#15 森定隼吾(商3=岡山・倉敷青陵)
C#26 富田頼(スポ3=京都・洛南)
F#27 濱田健太(社3=福岡第一)
C#41 小室悠太郎(社1=石川・北陸学院)
◇主なスコアリーダー◇
得点  石原卓:14得点
リバウンド  小室悠太郎、岡野佑紀、濱田健太、南木俊樹:4リバウンド
アシスト  森井健太:5アシスト
コメント

吉岡修平ヘッドコーチ(27スポ卒=広島皆実)

――きょうの試合を振り返って

初めて連敗して雰囲気とかどうかなっていうのが不安だったんですけど、そこは選手も切り替えて連敗しないように、今日勝って次連勝できるようにって思って臨んでくれたのかなと感じましたし、それが1番大きかったかなと思います。

――日大のリバウンドとアウトサイドへの対策はしていましたか

インサイドはある程度やられる部分は能力的な限界もあるのでしょうがない所はあったんですけど、まあでも抑えるべき所は特にインサイド陣は頑張ってくれたかなと思います。アウトサイドの方は、ポイントは選手に伝えてあったので、そのポイント通り上手く守って、そもそもシューター陣のシュート本数も普段より少なく抑えられたのが1個大きかったのかなと思います。

――リーグ1周目を終えましたがここまでの戦いぶりは

自分たちのリズムで試合ができている時は内容的にも結果的にも勝ちがついてきているかなと思うんですけど、自分たちのディフェンスから上手くリズムを作るというのだったり、オフェンスが上手くいかなくて、そっちに目が行き過ぎてディフェンスがおろそかになるっていうゲームは負けているので、そこを選手がどれだけ意識出来てやれるかどうかが勝敗の大きな分かれ目なんじゃないかなと感じました。

――ここまでで良かった試合、悪かった試合で印象的なゲームは

そうですね、筑波に勝った試合は奇跡的な勝利だと思うんですけど(笑)。それ以外の勝った試合は自分たちがやろうとしていることを40分間徹底できたのかなと思います。逆に負けた試合は先ほども言ったディフェンスからリズムを作るっていう所があまりできなかったかなと。オフェンスでのミスが続いてそっちをどうしようっていう風に意識が行ってディフェンスを意識出来なかった試合が悪い試合かなと思います。

――混戦のリーグ戦の中、目標のベスト4はもちろん優勝も狙える位置かと思います

選手がベスト4以上って掲げているので、選手たちはできれば優勝をと思っていると思うんですけど、1周目は見ての通り5勝4敗なので、1戦1戦ディフェンスからリズムを作って戦うということができれば可能性としてはあるのかなと思うんですけど、まあ高望みはせずにコツコツとやっていくことが目標達成に繋がるかなと思います。ただもちろん選手には優勝を意識させたいんですけど、あまり言いすぎても先の事ばかり考えるのかなと思うので1戦1戦全力を出してくれればなと思います。

――ことしから審判規則が変わったことでハンドチェックなどが厳しくなりファウルが増えた印象でしたが対応は

まあハンドチェックに関しては自分たちはハードにディフェンスするチームなので難しい部分があって、ある程度取られるのはしょうがないかなと思うんですけど、明らかに遅れて足出さずに手だけで行ったりだとかは選手に伝えますけど、ボール持たせないようにファイトオーバーしたりとか、きょうも何本かあったと思うんですけど、そういう部分は言わずに手を使わず体で押し出すようにだったりとか、あまり細かく言わずにもっと激しく激しくっていうのを意識してやってくれればなと思っています。

――2周目のキーマンを挙げるとしたら誰ですか

うーん、難しいですね…まあ強いて言えば森井(健太主将、スポ4=京都・洛南)は間違いなくキーマンかなと思います。きょうは違うと思いますが勝った試合は彼が2桁取ってる試合で、負けてる試合は5点も取ってないかなっていう感じで。彼がいかに点を取ってアシストできるか、パスだけにならないっていうのは1つキーかなと思います。あとはインサイド陣がどれだけリバウンドだったりとか留学生だったり自分より大きい2メートル級の相手を守り切れるかとかも大事になると思います。

――2周目はどういう戦いにしていきたいですか

1戦1戦全力を尽くすのは当たり前なんですけど、インカレに繋がるように、自分たちがやろうとしているゲームプランだったりとかチームのルールだったりというのをしっかり守るといった所を徹底できるように。それができれば勝ちはついてきているので、そこの徹底というのをもう1度しっかり目指してやってほしいなと思いました。