ソフトボール部

2017.10.03

第49回秋季リーグ戦 10月1日 埼玉・早大所沢グラウンド

春の王者に競り勝つ!弾みをつけて特別ページシステムへ

TEAM
早  大
日体大
○廣瀬―加藤
◇(三塁打)岡田、落合 (本塁打)廣瀬

 気持ちのいい秋晴れとなったこの日、早大は秋季リーグ戦(リーグ戦)5試合目に臨んだ。相手は春季リーグの覇者・日体大。先発の廣瀬夏季(スポ2=北海道・とわの森三愛)が初回いきなり2点を先制されるも後続を断って試合をつくると、打線は相手投手を攻略し逆転に成功。その後自身の本塁打を含む計6点の援護を得た廣瀬は、120球を超える熱投を見せ完投勝利。格上相手に堂々の白星を飾った。

 強打を誇る日体大との一戦で先発のマウンドを託されたのは廣瀬だったが、この日は順調な滑り出しとはいかなかった。先頭打者に安打を許すと次打者にも右翼へ痛烈な三塁打を浴び、いきなり先制されてしまう。その後5番打者にも右前安打を放たれ、2失点で初回を終える。反撃したい打線は3回、敵失と安打で1死二、三塁の好機をつくると、1番・堀奈々美(スポ1=千葉経大付)、2番・岡田夏希(社2=神奈川・厚木商)、3番・落合未希(人3=栃木・大田原女)の三連打で3点を奪い逆転に成功する。廣瀬も初回以降、要所を締める投球で得点を許さず、3-2で4回を終えた。

今季初打点を記録したルーキー堀

 その後試合が動いたのは5回。先頭の廣瀬が相手投手の投じた2球目を強振すると、右翼方向へ伸びた打球はそのまま柵を超えソロ本塁打となった。この回落合にも2本目の適時打が飛び出し計2点を加えると、続く6回にも廣瀬が中堅へ適時打を放ってさらに1点を追加し、相手を突き放しにかかる。しかしすんなりとは終わらない日体大打線に5回に1点、6回にも2点を奪取され、1点差で迎えた最終回。この回もマウンドに向かった廣瀬だったが、2死から7球粘られた末に死球を出し、迎えた4番打者へ投じた初球は右方向に鋭く弾き返される。一二塁間を抜けるかに見えたその打球は、なんと1塁走者に直撃し、結果アウトとなって試合は終了。早大は接戦を制することとなった。

この日投打にわたり活躍した廣瀬

 投げては完投勝利、打っては3安打2打点と投打にわたる活躍を見せ、チームの勝利に大きく貢献した廣瀬。しかし「『投』の方でチームにあまり貢献できなかった」(廣瀬)と姿勢はあくまで謙虚であり、今後の更なる飛躍に期待がかかる。また3番に入った落合は「狙ったボールを思い切って振りに行くことができました。」(落合)との言葉通り、2安打2打点と結果を残し、中軸打者としての存在感を見せつけた。次戦以降へ明るい話題は多いが、この日の4番から7番までの打者では計1安打0打点と、やや打線につながりが欠ける点が不安材料として残っている。課題をしっかりと解消し、万全のチーム状態で次戦に挑みたい。

(記事 望月優樹、写真 守屋郁宏、江藤華)

コメント

加藤千陽女子主将(スポ3=愛知・星城)

――きょうの試合を振り返ってみていかがですか

きょうはみんなで絶対に日体大に勝つという思いで練習してきました。相手投手をどう攻略するかを考えて、ライズ系のボールを投じる投手が先発ではないかと予想し、バッティングマシーンもライズ設定にして対策をしてきました。しかし、予想に反してきょうはドロップ系の投手でした。予想していなかった分、チームで話し合って相手を攻略できたので、チーム力が現れた試合だったのではないかと思います。

――予想に反してドロップ系の投手が登板されましたが、具体的にどのような対策を立てましたか

チェンジアップが上手な投手だったので、それよりもドロップ系の球を狙っていこうとか、低め過ぎる球は捨てて、ベルトラインに来た球を打とうということを話し合って試合に臨みました。

――廣瀬投手は完投でしたが、もともと完投するプランで試合に臨んだのでしょうか

最終的に終えてみれば完投でしたが、いけるところまでいって、後半の様子を見て決める予定でした。疲れるぐらい投げ切って体力の限界に達しても、後ろに灘信頼できる投手がいるので、最初から思いっきり投げていると思います。

――6回、日体大に追い詰められてタイムを取った時、どのような話をされましたか

後半2点を奪われてタイムでマウンドに集合した時に、きょうは廣瀬自身が打って点を取って試合を一番つくっているという話になりました。だから廣瀬が打たれてもみんな文句はないというか、これだけやりきってダメなら仕方がない、ということがみんなに伝わっていたので、そこでチーム一丸になってピンチでも攻め続けるということができたかなと思います。

――きょうの試合では、結果というよりも内容のほうを重視したということでしょうか

結果と内容両方ですね。勝ちたいし、ピンチでも抑えて勝つというか、そんな感じでした。

――最後に特別ページシステムに向けての意気込みをお願いします

今リーグ戦で2敗していますが、トーナメントというのは一回負けたら優勝できません。年間を通してトーナメントというのは少ないので貴重な機会になります。1試合のためにどう戦っていくのか、毎試合具体的に考えて勝ち進んでいきたいと思います。

落合未稀(人3=栃木・太田原女)

――きょうの試合を振り返って一言お願いします

きょうは勝つつもりでいたので、勝てて良かったです。

――逆転のタイムリーヒットの場面を振り返って一言お願いします

初球から積極的に振りにいくつもりで打席に入っていたので、狙ったボールを思い切って振りにいくことができました。

――今季の個人の目標は

今までのシーズンでは打順は安定せず、結果もあまり出せてませんでした。最高学年になって責任もでてきたので、最高学年として、しっかりと活躍するという役割を果たせるよう頑張ります。

――次戦に向けての意気込みをお願いします

次からはページシステムになるので秋リーグで優勝という目標を達成したいと思います。

廣瀬夏季(スポ2=北海道・ときわの森三愛)

――強豪の日体大相手での先発マウンドとなったが、どんな気持ちで登板しましたか。

春季リーグで戦った時に0-7でコールド負けしていて、代替わりをしてもやはり主力選手は残っているので、どう抑えるかっていう面でいつもより気持ちが乗っている状態で登板しました。

――立ち上がりからの失点となりましたが、動揺などはありましたか。

動揺はなくて、今日は打つ方にも入らせていただいていたので、自分で返したり仲間を信じるっていうことだったりをしていたので。動揺はなかったです。

――インコースの直球でカウントを稼ぐ場面が多くみられましたが、意識していたことなどはありますか。

浮いてくるとやはり日体(日本体育大学)相手には打たれるので、どうカウントを稼いで勝負球で決めるかという事を常に考えていて、そのなかで今日はインコースでカウントを稼ぐことでヒッティングカウントにしないという事を心がけていました。

――味方の逆転以降はリードを守り抜く投球となりましたが、意識の面で何か切り替えたことはありましたか。

点を取った後の守備に一番点を取られやすいっていうのが自分の中であったので、そこをどう抑えていくかという事と、長打を打たれた後になんとか下(低め)で勝負して内野に打たせるっていう事を考えていたなと思います。

――打撃面でも本塁打を含む3安打と、投打に渡ってチームの勝ちに貢献されましたが、率直な感想を教えてください。

打撃は公式戦通して初めてこんなに打てたという事があったので、正直な気持ちは嬉しいんですけど、「投打」の「投」の方でチームにあまり貢献できなかったので、プラスマイナスゼロみたいな感じです。

――今回の投球における修正点と、次回登板に向けての意気込みをお願いします。

試合の終盤になるとボールが浮いてきてしまうっていうのがずっと課題にはあったんですけど、そこをどう抑えていくかとか、どう低めでボールを動かしたり、高めに散らしたりするかっていうのを課題として、次のページシステムでは失点をしないようにしていきます。