ラグビー部

2017.10.02

関東大学対抗戦 対青学大 10月1日 栃木・足利市総合運動公園陸上競技場

大量得点で相手を突き放すが、ディフェンスに課題

 関東大学対抗戦(対抗戦)、第二戦の相手は青学大だ。先に控える強豪校との対戦に向けて弾みをつけたい一戦だったが、ディフェンスの隙を突かれて失点する場面が目立った。オフェンスではサインプレーなどが光り大量得点。結果的には相手を圧倒したが、次戦に向けて課題が残る内容となった。

 開始1分、早々に仕掛けたのは早大だ。左右に振って相手を動かし、大外を余らせて見事にノーホイッスルトライを決めた。フィジカルで圧倒し相手に攻める隙を与えずに、前半17分までに4トライを奪う。最早勝利は見えたかのように思えた。しかし、ここで青学大のオフェンスが負けていられないと奮起。打って変わった気迫のこもった攻めに押されて自陣でのプレーが続く。19分には自陣ゴール際で相手ボールのスクラムを許し、パスダミーでタテに抜かれインゴールを割られてしまう。ラック際を抜かれるシーンなど、ディフェンスラインを崩されると危ない場面が目立った。30分には再び相手スクラムから、タテに抜かれてトライを許し、26-12となってしまう。嫌な流れを断ち切りたいところで、相手のキックミスなどがあり、セットプレーから攻撃を立て直した。積極的に攻め続けて得点を重ね、得点を40-12に伸ばすが、ディフェンスへの不安は残したまま後半へ折り返す。

ケガから待望の復帰を果たした佐藤真

 後半は3分にモールでのトライを決め、好スタートを切った。SH齋藤直人(スポ2=神奈川・桐蔭学園)とSO岸岡智樹(教2=大阪・東海大仰星)のテンポの速い球出しと内側のクロスを使うサインプレーなどが光る。齋藤直のキックにうまく飛び出しフランカー加藤広人主将(スポ4=秋田工)がインゴールに飛び込むなど、2トライをあげた。ミスから相手に攻められる場面もあったが、ダブルタックルでオフロードパスをつながせない。相手にラインを上げさせずに、逆にプレッシャーをかけてミスを誘った。しかし、タックルミスによって相手にラインブレイクを許すとまた流れが青学大へ。反則を連発し、相手に攻められ続ける。オフサイドによって自陣ゴール手前で相手のSOに抜けられてトライを許すと、続いてラックサイドを抜かれて前半とまた同じパターンに持ち込まれる。自陣深くで反則し相手スクラムを取られると、素早く出して飛び込まれた。その後は攻守ともに立て直し、3トライを決めてノーサイド。94-24と、大量得点はしたものの、煮え切らない試合となった。

FBで出場した古賀。積極的なアタックが光った

 「崩されたときにしっかり規律を守ることができるのが、本当に強いディフェンス」(加藤)。フェーズを重ねられると相手の流れを止めきれず抜かれるシーンが多かった今試合。こんなに点数を取られるチームじゃないはずだと、多くの選手たちが悔しさをにじませた。オフェンスはうまく連携してハイテンポに攻めることができている。課題はきょうで見えた。再来週には対抗戦前半の山場となる筑波大との一戦が待ち受けている。修正してワセダの意地を見せつけたい。

(記事 吉田安祐香、写真 浅野純輝、太田萌枝)

関東大学対抗戦
早大 スコア 青学大
前半 後半 得点 前半 後半
40 54 12 12
94 合計 24
【得点】▽トライ 宮里2、加藤広2、下川2、佐藤真、佐々木、中野将3、緒形、野口、吉岡 ▽ゴール 齋藤直(9G)、岸岡、吉岡(2G) 
※得点者は早大のみ記載
早大メンバー
背番号 名前 学部学年 出身校
鶴川 達彦 文構4 神奈川・桐蔭学園中教校
後半23分交代→16千野
宮里 侑樹 スポ3 沖縄・名護商工
後半34分交代→17森島
久保 優 スポ1 福岡・筑紫
後半23分交代→18土田
丸尾 崇真 文構1 東京・早実
三浦 駿平 スポ2 秋田中央
後半28分交代→19中山
◎加藤 広人 スポ4 秋田工
佐藤 真吾 スポ3 東京・本郷
後半28分交代→20幸重
下川 甲嗣 スポ1 福岡・修猷館
齋藤 直人 スポ2 神奈川・桐蔭学園
後半31分交代→21吉岡
10 岸岡 智樹 教2 大阪・東海大仰星
後半35分交代→22加藤皓
11 佐々木 尚 社3 神奈川・桐蔭学園
12 中野 将伍 スポ2 福岡・東筑
13 黒木 健人 教4 宮崎・高鍋
14 緒形 岳 スポ3 新潟・新発田
後半23分交代→23野口
15 古賀 由教 スポ1 東福岡
リザーブ
16 千野 健斗 人3 東京・成蹊
17 森島 大智 教2 東京・早実
18 土田 彬洋 スポ1 茨城・茗溪学園
19 中山 匠 教2 東京・成城学園
20 幸重 天 文構2 大分舞鶴
21 吉岡 航太郎 スポ4 国学院栃木
22 加藤 皓己 創理2 北海道・函館ラサール
23 野口 祐樹 人4 群馬・太田
※◎は主将、監督は山下大悟(平15人卒=神奈川・桐蔭学園)
関東大学対抗戦Aグループ星取表(10月1日現在)
  帝京大 早大 明大 慶大 筑波大 青学大 日体大 成蹊大
帝京大

10/28 14:00

秩父宮

11/18 14:00

三ツ沢

11/5 14:00

相模原

11/26 11:30

秩父宮

10/14 14:00

秩父宮

〇70-3

〇70-0

早大

10/28 14:00

秩父宮

12/3 14:00

秩父宮

11/23 14:00

秩父宮

10/14 11:30

秩父宮

〇94-24 〇54-20

11/5 11:30

相模原

明大

11/8 14:00

三ツ沢

12/3 14:00

秩父宮

10/28 11:30

秩父宮

〇68-28 〇108-7

11/5 14:00

明大G

11/15 11:30

浜川

慶大

11/5 14:00

相模原

11/23 14:00

秩父宮

10/28 11:30

秩父宮

〇43-26

12/3 14:00

東京ガスG

10/15 14:00

浜川

〇61-7
筑波大

11/26 11:30

秩父宮

10/14 11:30

秩父宮

●28-68 ●26-43

11/5 14:00

NECG

10/22 14:00

三ツ沢

11/12 14:00

敷島

青学大

10/14 14:00

秩父宮

●24-94 ●7-108

12/3 14:00

東京ガスG

11/5 14:00

NECG

11/18 11:30

三ツ沢

10/22 11:30

三ツ沢

日体大

●3-70

●20-54

11/5 14:00

明大G

10/15 14:00

浜川

10/22 14:00

三ツ沢

11/18 11:30

三ツ沢

11/25 11:30

江戸川

成蹊大

●0-70

11/5 11:30

相模原

10/15 11:30

浜川

●7-61

11/12 14:00

敷島

10/22 11:30

三ツ沢

11/25 11:30

江戸川

※秩父宮は秩父宮ラグビー場、三ツ沢はニッパツ三ツ沢球技場、相模原は相模原ギオンスタジアム、帝京大Gは帝京大学百草園グラウンド、足利は足利市総合運動公園陸上競技場、海老名は海老名運動公園陸上競技場、秋葉台は秋葉台公園球技場、明大Gは明大八幡山グラウンド、浜川は高崎市浜川陸上競技場、キヤノンGはキヤノンスポーツパーク、東京ガスGは東京ガス大森グラウンド、敷島は群馬県立敷島公園サッカー・ラグビー場、NECGはNEC我孫子グラウンド、江戸川は江戸川区陸上競技場。
関東大学対抗戦Aグループ順位表(10月1日現在)
順位 チーム 試合 得点 失点 得失 トライ
明大 176 35 141 25
早大 148 44 104 22
帝京大 140 3 137 20
慶大 104 33 71 16
筑波大 54 111 -57 8
青学大 31 202 -171 5
日体大 23 124 -101 2
成蹊大 7 131 -124 1
勝ち数の多い大学を上位とし、勝ち数が並んだ場合は同順位とする。
コメント

フランカー加藤広人主将(スポ4=秋田工)

――前回、ハードワークとヒットスピードの部分を改善していきたいとおっしゃっていましたが、きょうの試合でのブレイクダウンのハードワークについてはいかがでしたか

要所要所でできているところはできているのですが、自分たちの簡単なミスがあったり、きつい時間帯にできていませんでした。そこでできないと結局強い相手にもできないと思うので、その根本の部分を改善していかなければいけないなと思います。

――「きつい時間帯」について話が出ましたが、自陣深くに攻め込まれたときにペナルティーが増えていたように思います

ゲインされた後に戻り切れずにオフサイドになったりというところがあったので、そこを変えていかなければいけないと思います。

――ラックサイドを抜かれる場面もありましたが、その点はいかがですか

ポイントと1番内の選手が広くて、相手はラックの上を乗り越えるのをずっと狙っていました。途中で1本抜かれてからは、少しずつ見れるようになっていったのですが、やはりきつい時間、攻め込まれて何フェーズと続いているときに割られることがあったので、もう一度意識付けというか、僕自身も必要なときに声をかけられるようにならなければいけないですし、円陣でチームに促せるようにしないといけないと思いました。

――きょうはサインプレーも多く出ていましたが、アタックの手応えはいかがでしたか

もう一度菅平に上がって整備した成果が少しずつ出てきたのかなという感じはあります。アタックが良くてもディフェンスがあまり良くなければ、厳しい試合では勝てないので、アタックよりもディフェンスをしっかり修正していきたいと思います。

――青学大が勢いづく時間帯もありましたが、そのような中でハーフタイムにはチームにどのような言葉をかけましたか

ゆっくりセットして相手にテンポを持っていかれたりしていたので、ジョグで戻ってきて早くセットして相手よりハードワークしようということを意識しました。

――ラインアウトモールでの得点もあり、だいぶ強みになってきたように感じますが、いかがですか

前半全然いいところがなかったのですが、その中で後半修正して取ることができました。対応力というか、前半の内に自分たちでしっかり話し合って、取れるようにしていかなければなと思いました。

――相手に抜かれて崩れた場面からゲインを許した印象がありましたが、チームディフェンスについてはいかがでしたか

そろっている状態では良いディフェンスができているのですが、それはどこでもできると思うので、崩されたときにしっかり規律を守って下がり切ってまた前に出て良いディフェンスを続けるというのが、本当に強いディフェンスだと思うので、そこは上井草に戻ってきてしっかり修正していきたいと思います。

――次戦は筑波大戦ですが、筑波大にはどういう印象を持っていますか

強いですね。良い選手がいっぱいいますし、その中でみんな真面目にプレーしてきて、特にブレイクダウンの部分でこだわってくると思います。僕らもブレイクダウンはこだわっているポイントの一つで、去年もブレイクダウンにこだわって良い内容で勝てたので、今年もブレイクダウンとディフェンスにこだわって結果を残せるようにしたいと思います。

――対策としては、やはりディフェンスとブレイクダウンから、ということですか

そうですね。ディフェンスとブレイクダウンから自分たちのリズム、ペースを作りたいですね。

――ファンの方へ向けて、今後の意気込みをお願いします

僕らの目指しているところはまだまだこんなところではないので、正月に良い結果を残せるように、1試合1試合大事にしていくので、これからも応援よろしくお願いします。

プロップ鶴川達彦(文構4=神奈川・桐蔭学園中教校)

――対抗戦2戦目ということで、どのような気持ちで臨みましたか

気持ちとしてはもちろん絶対勝つという気持ちで、テーマは前回に引き続きアタックもディフェンスも2秒以内にしっかり立ち上がるのと、もう1つがディフェンスで内側からスピードを上げていくところを菅平合宿でやってきたのでそこを意識しました。

――フロントローのメンバーもよく変わりますが、スクラムはいかがでしたか

まだ全然自分たちが目指す、帝京大や東海大に通用するかたちではなかったので、修正したいです。きょうだったら、1番側だけが出ていたのでそれにしっかり2番3番がついていけるようにしたいです。

――ブレイクダウンや、「際」の部分はいかがでしたか

80分間で出せる時間と出せない時間がありました。

――ディフェンスはいかがでしたか

要所要所でスピードは上げられてたのですが、80分の中で自分たちが受けている時間にそのようなところを出せなかったです。

――ラックサイドで抜かれる場面がいくつかありましたがいかがでしたか

自分と遠い位置だったのですが、内側のディフェンスの集中力や前をしっかり見るというところが足りなかったと思います。

――一方で相手のアタックラインを下げている印象もありましたが、いかがでしたか

菅平合宿で、ディフェンスからスピードを変えて仕掛けるというのをやっていたのでその成果は出たと思います。

――前半、スコアのわりに自陣でプレーする時間が長かったですがいかがでしたか

キックは蹴らない方向でその時間帯はやっていたのですが、そこで無駄なつなぎやコミュニケーションミスがあってうまくゲインが取れなかったのは悪かったと思います。

――ボールに絡むことも多かったですが、どうお考えですか

まだ自分がもらいたいところでもらえなかったり、良いかたちでもらえなかったのでそこは内側や外側の選手としっかりコミュニケーションをとってうまくやっていきたいと思います。

――後半、勢いが増しましたがハーフタイムに何かありましたか

相手のテンポに合わせないで、自分たちの早いテンポでやっていこうと合宿からやってきたので、それをハーフタイムに言われて意識が変わったのだと思います。

――全体的に振り返って、反省と次戦の筑波大戦への意気込みをお願いします

自分たちのペースではなくなった時間帯に流れを変えるということを練習からしっかりやっていきたいと思います。そして、相手が変わってもやることは一緒でディフェンスの際を上げたりハードワークしたりなのでそこをさらにやっていきたいと思います。

フランカー佐藤真吾(スポ3=東京・本郷)

――試合を振り返っていかがでしたか

復帰戦ということで体力的に大丈夫かなという不安とか、普段の練習とゲームはやっぱり違うので感覚のズレを恐れていた部分もあって。結果的にも1対1のタックルの部分で去年と違う感覚、距離感がありました。そこの部分でまだまだ足りないなと思いました。

――復帰戦ということでしたが、どのような気持ちで試合に臨みましたか

いつもFWが言われているハードワークだったり、際のスピードだったりを意識して、たくさんいるフランカーの中でも他とは違ったプレーができるように頑張っていこうと思っていました。

――戻って来ることができた嬉しさはありましたか

そうですね。復帰までが長かったのでもうちょっときついかなと思ったりもしたのですが、結果的に復帰できてよかったです。

――感触はいかがでしたか

まだまだですね。感覚的にも全然戻っていなくて。まだまだこれからって感じですね。

――自陣でのディフェンスに苦しんだ場面もありましたが、ディフェンスでの課題は何でしょうか

相手と正対したときのタックルで一歩踏み出せなかったり、いつもと感覚が違ってもう少しズレるはずなのにズレない、ということが結構あって。試合を重ねていくことでしかゲームでの感覚は取り戻せないと思うので、これから練習でもゲームライクなディフェンスができるように頑張っていきたいと思います。

――ケガを乗り越えてご自身の中で成長したと感じる部分はありますか

上半身のウエイトが強くなりました(笑)。

――次に対戦する筑波大の印象はいかがですか

筑波大はブレイクダウンで結構かけてくるイメージです。そういうところはバックローがリードしていかないといけないと思うので、そこの際の部分をもっと突き詰めていきたいなと思います。

――どういう展開に持ち込みたいと考えていますか

BKは結構タレントが揃っているので、FWが頑張るのみです。FWの試合にしたいです。

――では次戦への意気込みをお願いします

今回プレーが全然良くなかったので、タックルやブレイクダウンの部分でもっともっと際のスピードを上げていったり1対1で返せるくらいにフランカーとして頑張っていきたいと思います。

NO・8下川甲嗣(スポ1=福岡・修猷館)

――試合を終えての感想を聞かせていただけますか

自分たちが日体大戦からきょうの青学大戦までの間にやってきたことを試合の中で出せていたのですが、良い部分が出せていたのに対して今までなかったようなミスが出てしまったので、全体としては納得できるような試合ではなかったかなと思います。

――今まで出ていなかったようなミスとはどのようなところでしょうか

ディフェンスで相手に流れをつくられて受け身になってしまい、そこで自分たちがディフェンスラインをしっかりつくって前に出るディフェンスができていない時間帯が長かったので、そこは次の筑波大戦までに改善しなければいけないと思っています。

――ディフェンスでのミスが出てしまった要因としては何が考えられますか

自分たちの中でライフラインを崩さないでディフェンスをしなければいけなかったのですが、きょうはそこで崩れた時に相手に裏に出られてオフロードなどでつながれて前に運ばれてしまい、そこからのディフェンスがオフサイドになったり前に出られなかったことだと思います。

――ご自身のきょうのプレーを振り返っていかがですか

前半10分くらいのチームがいい流れで攻撃できている時に自分のハンドリングミスで流れを止めてしまったことと、後半の終盤で足がつってしまってチームのテンポに少しついていけない部分があったのは反省点だなと思います。

――前節の日体大戦ではアタック時にヒットする部分で当たり負けしていたことが反省点とおっしゃっていましたが、きょうの試合ではいかがでしたか

きょうはヒットする瞬間の際のスピードを意識していて、日体大戦の時よりは前に出られていた回数が多かったんじゃないかと思います。

――最後に次戦の筑波大戦に向けての意気込みをお願いします

次戦まで2週間ということで、時間は長くはないですけど、きょう良かった部分はそのままキープして、できなかったディフェンスの部分は課題をしっかり修正してきょうの試合のように相手を圧倒していきたいです。

SH齋藤直人(スポ2=神奈川・桐蔭学園)

――オフェンスで大量得点しましたが、前回から成長を感じたことなどありますか

引き続きテンポを課題としてやってきました。前回よりかは良いテンポで進められたかなと思います。ミスが多くなった時などに、そういうムードを断ち切れるプレーがなかったので、アタック面ではそこが課題だと思います。

――合流したSO岸岡智樹選手(教2=大阪・東海大仰星)との連係はいかがですか

特に違和感はなかったですが、僕はあまり良いパスが投げられなかったシーンがあったので、そういうところは迷惑かけたので個人的に修正したいです。

――内に切れ込むサインプレーが多い印象でした

ある程度のかたちというのはあるんですけど、それをずっとやっていると相手もテンポに合ってきてしまうので、アクセントじゃないですけど、違った動きを入れることで自分たちのリズムに持っていくというのが狙いです。

――ラックサイドを抜けられることが多かったと思いますが、原因はなんだと考えていますか

去年はブレイクダウンにかける人数を決められていたんですけど、ことしはそこを判断するようになっています。(人数を)かけてる時はいいんですけど、かけていない時にラックの上を越えられるというのがありました。自分も声を掛けられていないことがあったので、他のチームもやってくると思いますし修正したいです。

――ブレイクダウンにかける人数は齊藤選手の指示で決めているのですか

そうですね。

――ディフェンス全体の課題はありますか

抜かれる前の自分たちのミスが原因になったことが多いです。ディフェンス自体はコミュニケーションミスなどもあったので、ビデオを見て修正したいです。

――抜かれる前のミスというのはどういうものですか

自分たちのミスでボールを渡してしまいました。

――筑波大に向けて対策やフォーカスするところはありますか

対策はスタッフがやってくれると思うんですけど、やってきたことをやり続けるのが自分たちのやらなきゃいけないことです。筑波大の印象としてブレイクダウンが強いイメージがあるので、そういうのを想定しながら練習していきたいです。

SO岸岡智樹(教2=大阪・東海大仰星)

――この試合を振り返っていかがでしたか

点数が取れたのはアタックの積み重ねの成果が出たという点では良かったのですが、自分たちの強みであるディフェンスで24点も失点しまったのは反省点だと思います。

――早大では久しぶりの復帰戦となりましたが連携面ではどうでしたか

少し緊張したのですが日本に戻ってきてからもかなり練習時間が取れたので、連携面で少しミスはありながらも、違和感なくやることができました。

――ゲームプランはどのように考えていましたか

基本的にアグレッシブに攻めることを意識していました。自分たちがやってきたことを全面に出して、強みを生かしながら早いテンポでアタックするというプランで考えていました。ただ、序盤は自分たちのテンポでゲームを運べていましたが、軽いミスから相手につけこまれて失点してしまう場面もあったので、改善したいと思います。

――改善点とは具体的にはセカンドボールへの反応などでしょうか

そうですね。もちろんミスをしないことも重要なのですが、ミスへの反応も含めて修正したいポイントです。

――アタック面ではかなりワイドなアタックでした

場所に関わらず、ボールを持ったらしっかりとレッグドライブをすることを意識していました。攻め方はいろいろあると思いますが、その中でスピード・テンポを大事にして、いまのアタックのかたちになっています。

――ディフェンスではSOとCTBの間をよく狙われていましたね

相手もボールを持つとテンポの早いアタックを仕掛けてきましたが、それに対して食い込まれてしって余計なペナルティーが増えてしまったので、ミーティングでも言われたのですが、しっかりと相手を倒し切って、ビッグタックルでチームに流れを引き戻せるようにするのが、今後のディフェンス面での課題だと思います。

――次戦に向けた意気込みをお願いします

これからチームで相手を分析していくと思いますが、自分たちのアタックのかたちは整ってきているのですが、まだ甘さや付け入る隙があったのでそこを改善することと、ミスへの反応という点をもっと高いレベルで修正していきたいと思います。自分たちのラグビーをやれば絶対勝てると思うので、出せるように頑張っていきたいです。

CTB中野将伍(スポ2=福岡・東筑)

――前後半共に入りが良かったと思いますが、全体を通してはいかがですか

テンポのいい時は自分たちのテンポでできていましたが、ちょっとした自分たちのミスから立て直すのに時間がかかったと思います。

――かなりゲインしていましたが、当たってみた感触はいかがでしたか

アタックは自分が持ったら前に出ないといけないと思っていたので、その面ではまだ止められる部分が多くあったと思います。止められたらいけないという気持ちでボールを持って前に行きたいと思います。

――きょうのプレーには満足していますか

自分の中では満足はできていないですね。もっと相手を抜いたり、抜いた後隣につなげる場面をもっと増やしていきたいです。

――サインプレーの精度に関してはいかがですか

うまくいっていたのもありますし、相手のディフェンスの出方によって合わなかった部分もあると思うので、そこはディフェンスに応じて2本目以降修正していきたいと思います。

――モールに見せかけて突破し、トライしていました

あれはサインプレーがいい形で決まりましたね。

――今課題としていることはありますか

前回の試合が終わってディフェンスの面で自分が12のポジションから13のポジションに入るようになって、そこでチームとしてターンオーバー狙おうとしました。きょうは1本いいのがありましたが、全部が全部狙いすぎて良くないものも1本出てしまいました。でも、前に出るというその姿勢は変えず、常に狙いすぎないように場合に応じていいディフェンスをもっとしていけたらと思います。

――ポジションを移動したのはどのような理由ですか

前回外でいいターンオーバーができてもっと継続できるようにと13番に入りました。その面でいい場面もきょうありましたが、狙い過ぎているところもあったので、いいプレーか(相手に)抜かれるプレーではなくて、常に8割ができるようにしていきたいです。

――筑波大戦に向け対策はどのようにしていきますか

筑波大の対策というより、今までもずっと自分たちのペースを試合でやっていこうとしていました。筑波大のスカウティングはもちろんしますが、まずは自分たちのいいテンポでラグビーをしていこうと思います。

FB古賀由教(スポ1=東福岡)

――今試合への意気込みを教えてください

まずは勝つことが大前提でした。自分は今回でFBとして出るのは初めてで、夏に成長した部分をどれだけ出すことができるかが課題の試合でした。

――いつ頃FBとして出場することが決まりましたか

夏の網走合宿で少し練習していました。日体大戦で梅津さんが怪我したので、自分が入るかなと思っていたら、先週確認したらFBのところに自分の名前があったので、そこですね。

――FBとして意識されたことはありますか

試合のコントロールですね。みんなが疲れているときにどこまで引っ張ることができるか。疲れた選手をしっかりと声を出してあげさせるのが役目かなと思っていました。

――試合を振り返っていかがですか

少し怪我をしていてあまりいいプレーはできませんでしたが、自分がボールを持ったときに少しでも前に出ることができたのはよかったなと思います。

――オフェンスではボールを持って前進するシーンが印象的でした

監督からきょうはボールタッチ回数を増やせるかどうかがカギだと言われていて、たくさんボールに触ることができたのはよかったなと思います。

――FBとして前に出ることに恐怖はありましたか

裏に出されても、ボールを追いかけるなら僕の方が速いので、前で抜かれるよりはその方がいいかなと思ってやっていました。

――ディフェンスについてはいかがでしたか

自分のタックルシーンは1度だけだったのですが、それがうまくいったのでよかったです。真ん中を抜かれてしまうのはその人の責任というのももちろんあるとは思いますが、後ろから声をかけられなかった僕の責任でもあると思っています。こんなに得点されるチームではないので、しっかりそこは僕から声を出してラインを調整できるようにしたいと思います。

――U20日本代表の試合に出られていましたね

ウルグアイでやったのですが、日本の真裏だったので気候が寒くて、大雨だったりもしました。そんな中でも国際試合を体験することができ、チームに持ち帰ることができることもあって、成長したなと自分では思っています。

――どのような部分で成長を感じましたか

勝つための選択肢を学ぶことはできたかなと思います。

――次戦に向けて意気込みをお願いします

まだ当たったことはありませんが筑波大は強いので、その中で自分のプレーがどこまで通じるかどうかで、その後の明大戦や帝京大戦につながると思っています。まずは出場するために練習を頑張って、出場できたら強みであるアタックをしっかりたくさんの人に見てもらえたらなと思います。