ハンドボール部

2017.09.24

関東学生秋季リーグ 9月23日 東京・国士舘大学多摩キャンパス体育館

国士舘大の高いカベ破れず…。インカレでの雪辱誓う

 8試合を終えた時点で4チームが勝ち点10に並ぶ混戦をみせる関東学生秋季リーグ(秋季リーグ)。5位のワセダは結果次第で2位までに入る可能性を残して、この日の試合に臨んだ。「インカレ優勝を見据える上で、シード権を獲得することを大事にしたいということ。もう一つはことし最後のリーグで、ワセダとしてやってきたことを悔いのないように全力で、応援してくださっている方々に恩返しができるようにコートで表現しようという話をした」(西山尚希主将、社4=香川中央)。4位以上までに与えられるシード権を獲得するため、そしてワセダの意地を見せて全勝優勝を阻止するために、首位・国士舘大から白星をもぎ取ることはワセダに与えられた最重要課題であった。

 ワセダの初得点はRB伊舎堂博武(社3=沖縄・興南)。切れのあるカットインから悠々とループシュートを放ちゴールネットを揺らす。しかし、序盤は日本代表・玉川裕康、安倍竜之介を擁する国士舘大の高いカベに加えて、前に高く出るディフェンスに得点源であるLB小畠夕輝(スポ3=岡山・総社)、CB山﨑純平(社3=岩手・不来方)のディスタンスシュートが阻まれ、攻めあぐねる場面が目立つ。対する国士舘大はポストを多用し、次々とワセダゴールに襲い掛かった。ビハインドの状態で試合は進んでいったが、伊舎堂が技ありの7メートルスローやブラインドシュートなど多彩な個人技でチームを盛り上げる。そのポイントを逃さずに、LW三輪颯馬(スポ3=愛知)の速攻などで4連続得点を奪い逆転。RW長谷川大耀(政経4=東京・早実)も今季初得点を挙げ、ワセダがペースを握った状態で前半を折り返す。

速攻やスカイプレーなどチームを勢いづけるシュートを決めた宮國

 後半に入ると、前半に玉川との接触プレーで負傷した山﨑に変わって出場したCB宮國義志(社2=沖縄・浦添)が躍動。キレのあるフェイントやパスさばきで攻め手を緩めず、自身も4得点を挙げ相手に流れを渡さない。前半は相手シューターとのタイミングが合わず本調子とは程遠かったGK羽諸大雅(スポ2=千葉・市川)も要所で好セーブを見せ、優位に試合を運んでいく。しかし、後半9分にPV松本光也副将(社4=神奈川・法政二)が退場すると、ベンチから抗議した西山も退場処分に。同時に2人を欠いた状態での戦いを強いられた。「(あの時)僕がもうちょっと頑張れば勝ってたのかな」と羽諸が振り返ったこの場面は確実に試合の流れを変える。リードは保ったまま2分間を切り抜けるものの、直後に5連続失点。焦りからか早打ちや枠を捉えないシュートが増え、10分間で1得点とゴールを奪えないままに時間が過ぎていく。ラスト10分でRW宗海皓己(スポ3=高知・土佐)が4得点を挙げるなど追い上げに転じたものの、相手エースの安倍を止められずラスト1分で絶望的な3点差をつけられ万事休す。28-31で国士舘大に目前での全勝優勝を許した。

まさかの逆転負けに肩を落とす選手たち。この敗戦をバネにインカレで爆発できるか

 「チームとしての意思統一であったり、コミュニケーション不足が見られた」(西山)、「勝負どころのちょっとしたミスから相手に流れを持っていかれてしまったのでそこは課題」(山﨑)と選手たちはそれぞれ課題を口にした。しかし、その中で関東学生春季リーグからの成長も。芳村優太コーチ(平27スポ卒=愛知)の加入により、「目的意識などが明確になっているし、途中の選手交代もリフレッシュさせているし、全体の戦術理解度も高まっていると思います」(荒木進監督、平5人卒=熊本商)とチームとしての完成度は確実に高まっている。選手たちはすでにそれぞれ課題克服のため次の1カ月間に目を向けた。すべては全日本学生選手権(インカレ)制覇のためーー。「楽しみにしていてください。僕はそこしか狙っていないです」(芳村)。

(記事 佐々木一款、写真 田中一光、林大貴)


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関東学生秋季リーグ
早大 28 17−14
11−17
31 国士舘大
GK 羽諸大雅(スポ2=千葉・市川)
LW 三輪颯馬(スポ3=愛知)
LB 小畠夕輝(スポ3=岡山・総社)
CB 山﨑純平(社3=岩手・不来方)
PV 松本光也(社4=神奈川・法政二)
RB 伊舎堂博武(社3=沖縄・興南)
RW 宗海皓己(スポ3=高知・土佐)
対国士舘大 得点表
選手名 前半 後半 合計
#7 伊舎堂博武 4(1)
#8 宗海皓己
#18 三輪颯馬
#5 小畠夕輝
#22 宮國義志
#4 松本光也
#9 山﨑純平
#3 長谷川大耀
合計 17(1) 11 28

※()は7メートルスローによる得点




関東学生秋季リーグ 個人総合得点表
選手名 合計
西山尚希(社4=香川中央) 28
長谷川大耀(政経4=東京・早実)
松本光也(社4=神奈川・法政二) 21
小畠夕輝(スポ3=岡山・総社) 51
伊舎堂博武(社3=沖縄・興南) 46
宗海皓己(スポ3=高知・土佐)
山﨑純平(社3=岩手・不来方) 29
高橋拓也(人3=群馬・富岡)
清原秀介(商2=東京・早実) 11
三輪颯馬(スポ3=愛知) 43
前田理玖(スポ1=福井・高志)
宮國義志(社2=沖縄・浦添) 14
合計 259(1試合平均28.8点)
コメント

荒木進監督(平5人卒=熊本商)

――きょうの試合を振り返っていかがですか

なかなかモチベーションとかを持っていきづらかったかもしれないですね。シード権を取るっていうよりも、ワセダの意地を見せてくれっていうことは話しました。相手は全勝できていたので、こっちとしては一戦必勝で意地を見せてくれと言いました。

――逆転負けという結果になりました

後半中盤くらいから少し自分たちのミスと消極的なプレーが出てきたなという感じですね。なんか守りに入ってきたなという感じがありました。途中途中速攻はあったけどセットプレーでの消極さが出たかなという感じです。あとはシュートミスとかが今後の課題ですね。インカレまでの期間に早急に克服していかなきゃいけないかなと思います。

――全勝優勝を決めた国士舘大とどこに差があったと思いますか

選手層の厚さとかですかね。でも相手がどうこうというより自分たちのプレーの精度を高めていけば、どこのチームと対峙しても勝てるというのはつかめたんじゃないかなと思います。そのいい例が筑波大戦ですね。それでもまだまだ取りこぼしがあるから、それをなくすように、メンタル的な部分や連戦での疲労、ゲーム体力など、いろんな精度を上げていくことですね。ワセダのプレーをしっかりしていけば勝てるというのが見えてきている状況ではあると思います。

――春と違って芳村優太コーチ(平27スポ卒=愛知)が就任してからのリーグでしたが、変化はありましたか

目的意識などが明確になっているし、途中の選手交代でもリフレッシュさせているし、全体の戦術理解度も高まっていると思います。

――秋季リーグ全体を振り返っていかがですか

いい時と悪い時の差がはっきりしていましたね。好不調の波を極力減らして、好調をできるだけ高いレベルで維持していければなと思います。

――インカレ(全日本学生選手権)まで残り期間は少なくなっています

選手たちの意識と、日々の鍛練であったり、あとは環境をしっかり考えていかなきゃいけないと思います。

芳村優太コーチ(平27スポ卒=愛知)

――試合前にはチームにどう声をかけましたか

シード権というのもあったんですけど、この試合にまず勝つこと、というのは意識させました。

――きょうの試合を振り返っていかがですか

試合前から我々が勝つチャンスはあると思っていて、後半の途中まではすごく機能していたので、そこまではやってきたことを十分に出せていたかなと思います。でも結果としては正直自滅だったかなと思います。なので逆に前向きにとらえれば、インカレへの課題がはっきり出てきたかなと思うので、そこは修正していきたいです。

――秋季リーグ中の選手たちの成長は見られましたか

この約2年、コーチ不在で、失ってきたものが多いと思います。でもその失った基礎となる部分を選手たちはもう1回取り戻し始めていると思います。でもそれがインカレ優勝に向けて十分かと言われるとまだまだ足りないので、いろいろな部分をまだ取り戻していかなきゃいけないですし、さらに新しいものを取り込んでいかないといけないかなと思います。そういう意味では、春よりも順位が上がっていますし、選手たちも手応えを感じていると思います。

――選手たちは、コーチが就任してからセットオフェンスがレベルアップしたと言っていましたが、コーチから見ていかがですか

特に秋季リーグ後半は、良くなってきたかなと思います。単発だった部分とかもなくなってきて、しっかりパスで崩すというのが増えてきていますね。そこは評価できる点です。でも疲れてくる時間帯になるとそれも忘れて前のように、個人がやりたいことをやっているだけなので、インカレに関してはそういう部分も突き詰めていかないといけないですね。でもセットオフェンスもそうですけど、全体的に良くはなっていると思います。ただスタートしたところが下だったので、もっともっと吸収していかないと日本一は遠いと思います。

――秋季リーグ全体を振り返っていかがですか

ハンドボールはうまくなっていますけど、一選手として、メンタル的な部分がまだまだ弱いですね。練習への入り方や練習に対する準備、試合に対する準備、練習中試合中その後、全てにおいて甘い。ハンドボールがうまいだけじゃ日本一にはなれないので。以前も言ったように、選手が勝ちたいと思う気持ちが今後の彼らの結果を占うと思ったリーグでした。

――インカレまでの期間をどういう風に使っていきたいですか

チャンスはあると思います。ただそれを生かすも殺すも我々次第なので。日本一に向けて貪欲にやるだけですね。言うのは簡単ですけど、やるのは難しいので、一つ一つやるべきことをやっていこうと思います。やりますよ。彼らの目標は日本一なので、我々はやりますよ。楽しみにしていてください。僕はそこしか狙っていないです。

西山尚希主将(社4=香川中央)

――最終戦でしたが、チームにはどんな声かけをしましたか

まず一つはインカレのシード権がかかった試合だったので、インカレ優勝を見据えている上で、シード権を獲得することを大事にしたいということ。もう一つはことし最後のリーグで、ワセダとしてやってきたことを悔いのないように全力で、応援してくださっている方々に恩返しができるようにコートで表現しようという話をしました。

――前半はワセダのペースで試合が進みました

細かいシュートミスとかはあったんですけど、しっかり守って速攻というかたちができて、ワセダのペースになっていたかなと思います。

――最後は逆転負けという結果になりました

相手の高いディフェンスに攻めあぐねてシュートミスであったり、確率の低いロングシュートを打ってしまったりっていう部分がオフェンスでは目立ちました。ディフェンスはボール密集とかがあったんですけど、そこが疎かになって間を割られたり、シュート力のある選手に打ち込まれてキーパーが取れないという展開になりました。それもコミュニケーションを取っていればどっちかは防げることだと思うので、チームとしての意思統一であったり、コミュニケーション不足が見られたかなと思います。

――リーグ途中からコートの外で見ることが増えましたが、そこから見て気付いた点などはありますか

良かった点としては僕が出ていないなかでいるメンバーでしっかりやってくれて勝った試合があったことですね。外から見ているといい時と悪い時の違いがよくわかるので、それをコートの中に入った時にどうやっていい方向に持っていくか、チームを下を向かせずにどうやって上げていくかというのを考えていました。

――芳村優太コーチ(平27スポ卒=愛知)が就任して迎えた秋季リーグ、何か変化した点はありましたか

オフェンスのワイドの攻めが増えたりとか、一番感じたのはセットオフェンスの部分ですね。あとはディフェンスから速攻の切り替えが早くなったとか、リスタートがあったりとか、もちろんセットディフェンスも守る時に意識する点が変わりましたね。あとは全体的に、一人外から指導してくれる人がいると、自分たちがやっていてどこがダメかとか、意思統一がしやすくなったと思います。

――秋季リーグ中にチームが成長した点はありますか

30得点の試合が増えたので、得点力は増えたかなと思います。でもインカレは一発勝負なので、相手に合わせたディフェンスやオフェンスではダメだなと思います。自分たちのことだけをやっていると勝てないので、相手に合わせるのではなくワセダのやりたいハンドボールをしっかりとやれるように、まだまだ課題はありますけど、そういう部分は増えたんじゃないかなと思います。

――インカレ優勝に向けて一番課題となる部分は何だと思いますか

技術的な部分もあるんですけど、それ以上に個人個人の気持ちであったりチームとしてどれだけ一つになれるかというのが一番の課題だと思います。

――インカレに向けて一言お願いします

僕自身も学生としてハンドボールができるのも残りわずかなので、しっかりインカレで優勝して、いいかたちで終わらせたいと思います。

PV松本光也副将(社4=神奈川・法政二)

――きょうの試合を振り返って感想をお願いします

前半はいい流れで来ていたんですけど、後半は自分たちのミスから流れが国士舘大に行ってしまいました。勝てる試合だったのに落としてしまったというのがまず悔しいです。自分たちの弱いところが出てしまった試合だったと思います。

――悔しい逆転負けとなりましたが、前半の得点の仕方は理想的なものに見えました

約束ごととして、相手のPV玉川選手(裕康、国士舘大4年)の身長が高いのでその上からシュートを打たないということを決めていて、そうしたなかでワイドを攻めるということを徹底しました。その結果、うまく点が取れていたのでそこは練習の成果だと思います。

――宗海皓己選手(スポ3=高知・土佐)や宮國義志選手(社2=沖縄・浦添)がこのリーグを通して本当に頼もしい戦力になってきたという印象がありますがいかがですか

そうですね。やっぱり本人たちも経験を積んで自信を持って、練習してきたことをゲームでも出せていると思います。そういった選手が増えたことはチームとしてもプラスになっていると思います。

――逆にこのリーグから得た課題は何ですか

チームとしては試合展開ですね。最近、立ち上がりは非常にいいんですけど、そのあと点差を離すときの気持ちの持ち方が自分たちはまだまだ甘いと思います。ディフェンスがダメだったときにディフェンスも崩れてミスが増えてしまっていたりして、自分たちのリズムに持ち込むというところが課題ですね。個人としては、ディフェンスの1対1です。自分のところで抜かれてしまうことが多かったのでインカレまでに修正したいです。オフェンスでもフローターに頼っているところがあるので、インカレではもっと得点を増やせるようにしていきたいと思います。

――今シーズンは芳村優太コーチ(平27スポ卒=愛知)が就任したり西山尚希主将(社4=香川中央)が離脱したりするなど変化の多いシーズンだったと思いますが、振り返ってみていかがですか

やっぱり芳村さんが来て下さったことで、学生だけでは練習できていなかった部分を詰めることができるようになりました。チームにとってはそれがとてもプラスになっていると思うのでとても感謝しています。西山はケガして離脱してしまったんですけど、起こってしまったことはどうしようもないので、この状況を自分たちでプラスに変えることができるようにと考えていました。西山をはじめ、試合に出たくても出れない選手がいるということで、出ている選手たちの責任感が増す機会だったと思います。僕は、出ている4年生が自分だけのことが多かったのでそこの責任という部分はかなり感じてプレーしたシーズンでした

――今回が4年間で最後のリーグとなりましたが、これまでのリーグを振り返って思うことや成長したと感じることはありますか

2年生の秋とかから少しずつ試合に使ってもらえるようになりました。先輩方に使ってもらっているという部分が大きくて、あの頃は試合に出たら思い切りやるということを意識していました。ことしは最上級生として、自分のことだけじゃなくてチーム全体のことを考えるということを練習中から意識するようになったという点で変わったなと思います。3年生のときもフルで試合に出ていたんですけど、引っ張るということはあまり意識していませんでした。4年生になって練習を考えるようになったり、試合中にゲームを引っ張っていかなきゃいけないという意識を持つようになったりしました。そういう点で行動とか言動は引っ張るということを意識してやってきたので、後輩がどう思ってるかは分からないですけど、自分としてはこれまでよりも成長したと言える点だと思います。

――最後に、インカレへの意気込みをお願いします

秋は一発勝負ではない状況の中で何度も自分たちでチャンスをつぶしてしまい、多くの課題が出たシーズンとなりました。インカレは一発勝負なので、残りの1か月間やれることは全部やって、悔いの残らないようにしたいと思います。

LB小畠夕輝(スポ3=岡山・総社)

――最終戦の国士舘大戦にはどういう気持ちで臨みましたか

国士舘大がここまで全勝だったんで、全勝優勝させたくないなっていう気持ちがありました。あと、ここで勝てば絶対4位に入れるので、インカレ(全日本学生選手権)のシードがあったんですけど、負けちゃって。悔しいです。

――きょうの試合を振り返っていかがでしたか

途中まではワセダのペースで運べていたと思うんですけど、退場からミスが重なって、僕もシュートふかしちゃったりして、最後に相手に持っていかれちゃったかなという感じです。

――国士舘大が高めのディフェンスを敷いてきて、攻めづらい部分はありましたか

そうですね。玉川さん(裕康、国士舘大)がいたらやりづらさの極みですね(笑)。途中で玉川さんがケガをして出てこなかったんですけど、その後もあんまりうまく攻めきれなかったかなっていう感じでしたね。

――関東学生秋季リーグ(秋季リーグ)全体を振り返っていかがでしたか

多分得失点的にも5位になると思うんですけど、なんとも言えないというか・・・。もう少し上位目指したかった中でこういう結果になってしまったのは、まだまだ課題があると思うし、インカレに向けてあと1カ月しっかり課題を修正していかなければいけないなと思いました。

――夏から芳村コーチ(優太、平27スポ卒=愛知)が来ましたが、どういう違いが生まれましたか

オフェンスの球回しとか攻めの意図とか、春より完全に崩して得点できるシーンが増えたかなと思います。リーグ全体を見ても得点数が上がってると思うんで、そこがよかったところだと思います。

――インカレに向けて、どういう準備をしていきますか

課題はいっぱいあるんで、それを日々の練習で1つ1つ克服して、インカレでは優勝できるように頑張りたいです。

RB伊舎堂博武(社3=沖縄・興南)

――きょうの試合を振り返って感想をお願いします

最初こそロングシュート先行で焦っていた部分があったけど、途中で立て直していい流れで前半を終えることができたと思います。ただ、後半はイージーミスから攻撃が単調になって、悪い流れを切り替えることができなかったです。勝てた試合だと思うんですけど、相手の流れもあって負けてしまいました。

――他の選手からも「自分たちのミスから崩れてしまうことが課題」という話があがりました

オフェンスのミスは自分たちで立て直すことができるんですけど、ディフェンスのミスはやられっぱなしで修正できていないと思います。きょうもあったように、話し合う意味もないようなミスが出てしまって、それをオフェンスにも引きずってしまいました。

――全日本学生選手権(インカレ)に向けてその課題をどのように修正していきたいですか

ワセダはしっかり身体をつくっているので、ディフェンスではしっかりと相手に当たらないといけないんですけど、それができていなくて。他にも直すべきところはいっぱいあると思うんですけど、まずはチームがひとつになって信頼関係をより強固にしていかないといけないと思います。たくさんコミュニケーションを取ることは誰にでもできるんですけど、試合中の必要な場面に適したコミュニケーションを効率的にできるようになることが大事だと思います。そうやってみんながやろうとしていることを統一してチームカラーを再構築していく必要があるかな。

――春と比べて良くなった点はどのようなことですか

外部コーチが来てくださって、戦術をしっかり練るようになって、みんなちゃんと考えるようになりました。ただ、まだ1、2ヶ月しか経っていないので選手たちがコーチの考えすべてに対応しきれていない部分もあって、改善していかなければいけないと思います。

――ことしは伊舎堂選手個人にとっては復帰の一年ですが、春と比べて今季はいかかでしたか

春と比べたらだいぶ自分で行くようになったと思います。身体の感覚もしっかり戻ってきているので、大した結果は残せていないですけど、個人的には頑張れたのではないかと思います。

――最後に、インカレへ向けての意気込みをお願いします

しっかりと自分たちのハンドボールをしていきたいです。『優勝』というのは誰でも言えるので。ワセダのチームカラーをインカレでしっかり発揮できるように、これからの1ヶ月間しっかり取り組んでいきたいと思います。

RW宗海皓己(スポ3=高知・土佐)

――きょうの試合を振り返っていかがですか

前半はワセダペースだったんですけど、後半自分のところでディフェンスでミスをしてしまって、取られてはいけないところで相手に点を取られてしまって流れが悪くなったので、申し訳ないな、という試合でした。

――後半に逆転を許すかたちとなりましたが原因はなにが挙げられますか

退場者が出たということもあるんですけど、やっぱり自分のディフェンスのミスが印象的なので、それ以外は思いつかないですね。

――リーグ最終戦でしたが特別な意気込み等はありましたか

いままで自分がやっているうちにインカレのシードを取ったことがなくて、きょう勝てばインカレのシードを獲得できるということで、そのためにみんなで戦おうと思っていました。あと4年生の長谷川さん(大耀、政経4=東京・早実)と同じポジションで、長谷川さんの代わりに出させてもらっているので絶対に不甲斐ないプレーはしないようにと思って臨みました。

――チームとしてリーグ戦全体を総括していかがですか

きのう西山さん(尚希主将、社4=香川中央)が言っていたんですけれど、中大、順天大と2回上位に上がれるチャンスを自分たちで潰してしまっていたので、春よりもチーム力は上がってきていると思ったんですけど結果があと一つ足りなかったですね。

――個人としてはいかがでしたか

個人的には最初いろいろ練習に参加できない事情があって途中から練習に入らせていただいて、試合に出たときに自分にしかできないプレーをしようと思っていたんですけど、それができた試合とできなかった試合があってまだまだ試合ごとにムラがあるので、全試合でチームに貢献できる力を付けたいです。

――インカレに向けてどういうことに取り組んでいきたいですか

個人としてはディフェンスです。ディフェンスをもっと博武(伊舎堂、社3=沖縄・興南)と合わせられるように、チームに迷惑をかけないようなディフェンスをしていきたいです。最後4年生を勝たせてあげたいという気持ちでやっているので、インカレで優勝できるように取り組んでいきたいです。

CB山﨑純平(社3=岩手・不来方)

――きょうの試合を振り返って感想をお願いします

きょうの相手が全勝の国士館大ということで全勝はさせないというつもりで臨みました。これまで負けてしまった試合とかと比べると、一試合通して集中は持続できていて、そこは収穫かなと思います。ただ、勝負どころのちょっとしたミス、たとえばシュートミスやパスミスなどから相手に流れを持っていかれてしまったのでそこは課題だと思います。

――ここ数試合、クロスプレーを有効に使えている印象があります

そうですね。やっぱりフィジカルを生かしてクロスプレーで陥没させたところを打ちに行くというのはワセダらしいプレーだと思います。インカレに向けてそういうプレーの質をもっと高めていけたらなと思います。

――きょうのディフェンスは振り返っていかがですか

やっぱりアタックし切れなくてロングシュートを安倍さん(竜之介、国士舘大4年)とかに打ち込まれる場面が多かったり、マークの掛け声など基本的なディフェンスの声出しなどがまだできていなかったりしました。インカレではこういったことをやっていかないと勝てないと思いますし、質を高めていかないと厳しいなと感じました。

――山﨑選手個人として今季を振り返っての感想をお願いします

今季からCBを務めるようになって、うまくボールが回っていない時間は得点も止まったり流れに乗れていなかったりしたので、そこはもっと自分が自分でも狙いつつコントロールしていかなきゃいけないと思いました。

――去年や春と比べて自分が成長したと感じる点はどういったことですか

利き手側に抜いていくのは得意なのでそういったプレーは増えたなと思いますね。ディスタンスシュート一本に固執するとよくないので。

――チームとして良くなった点はどういったことですか

やっぱりセットオフェンスですね。得点力が春と比べると格段に増えて、今季は30点超えの試合もあったので。芳村さんが来たというのもあると思うんですけど、得点が増えたなという印象は強いですね。

――芳村コーチがいらっしゃってから具体的になにが変わりましたか

チームとしては、練習メニューの構成や切り替えの部分で春や去年と比べると練習の質が高くなりました。そのおかげでBチームも伸びてくれているのでそれはチーム全体にとって良かったと思います。個人としては、芳村さんがプレーの動画とかを用意してくださったのでそれを見たり、芳村さんの考え方を取り入れたりして、プレーの幅が広がったかなと思いますね。

――最後に、インカレへの意気込みをお願いします

どこと当たっても勝たなきゃいけないので、勝つためにあと1カ月間しっかり準備して、優勝したいと思います。

GK羽諸大雅(スポ2=千葉・市川)

――最終戦にはどのような気持ちで臨みましたか

この試合を取ればシードが取れるという状況で何としても取りにいこうと臨みました。国士舘大とはロースコアのゲームになるだろうなと思って、前日しっかり研究して臨んだんですけど、色々予測できなかった事態とかが起きて、対応できなかった部分があったのかなと思います。

――きょうの試合を振り返るといかがですか

チームとしてはうまく流れに乗れて引き離せたのがよかったかなと思います。でも、途中西山さん(尚希主将、社4=香川中央)と光也さん(松本副将、社4=神奈川・法政二)が退場したときに、僕がもうちょっと頑張れば勝ってたのかなとは思います。個人としては、前半からあまり足が動いていなくて後半何とかしてスイッチを切り替えて挑んだんですけど、相手の高い打点のシュートに対応できなかったっていうのと、体に当たって入ってしまったシュートが前半から何本かあって、それを最後までしっかりミートできなかったのが自分の落ち度ですね。良かった点は、特にないですね。

――この関東学生秋季リーグを振り返っていかがでしたか

春は的を絞らないで運動量で取りにいこうというキーピングのテーマがあったんですけど、それには限界があるということを悟りまして。秋は狙いを絞って極力動かないでピンポイントで取りにいこうというテーマでやっていました。春は運動量が多かったんで前半でバテちゃうことが多かったんですけど、秋リーグは運動量少なめでいけて、筑波大戦とか法大戦とか後半も最後まで集中できた試合もあったかなと思います。そこは成長できた部分なのかなと自分では思います。

――最後にインカレに向けての意気込みをお願いします

インカレは関東だけじゃなくて関西のスピードで攻めてくるチームと戦うこともあると思うんで。そういうチームはパス回しも早くて的が絞りにくいので。使い分けですね。運動量のあるキーピングと的を絞ったキーピングの使い分けをできれば、調子を落とすことなく勝ち進んでいけるんじゃないかなと自分は思っているんで、ビデオで見てつかみます。

LW三輪颯馬(スポ3=愛知)

――きょうは最終戦でしたが、どういう気持ちで臨みましたか

勝てばシード権獲得というところで気合い入れてやったんですけど、負けちゃったんで・・・悔しいです。

――きょう、特に前半は三輪選手の速攻が良く決まっていましたがいかがでしたか

国士舘大はあまり戻りが早くないので、自分の足で点を取るということを意識していました。

――試合全体を振り返っていかがでしたか

後半の頭でもっと離したらよかったんですけど、ズルズル追いつかれて粘りきれなかったというのが現状ですし、今のワセダの足りないところかなと思います。

――関東学生秋季リーグ(秋季リーグ)全体を振り返っていかがですか

チームとしては、何個も勝ちきれる試合があったのに、自分たちで壊してしまって負けたっていうのがありました。個人的にもこのリーグは全然ダメだったんで、最後インカレ(全日本学生選手権)でチームとしても個人としてもいいパフォーマンスができるように頑張ります。

――インカレに向けてどういう準備をしていきますか

秋季リーグの課題は山積みで、インカレまで1カ月しかないんで、一個一個の練習に集中して、万全の状態でインカレに臨めるように頑張ります。

CB宮國義志(社2=沖縄・浦添)

――きょうの試合を振り返っていかがですか

きょう勝てたらシード権獲得という試合で勝てなかったので本当に悔しいんですけど、切り替えて次のインカレまでチーム一丸となってきょうからやっていきたいと思います。

――ご自身のきょうのプレーはいかがでしたか

悪くはなかったんですけど、もっといけたところでいけなかったというか、遠慮してしまう部分があったので、それはインカレまでに修正してもっとチームに貢献できる選手になりたいです。

――後半に逆転を許しましたが、原因としてはなにが挙げられますか

ディフェンスで守れなかったのが相手に流れを持っていかれた一番の原因で、真ん中の3枚目にところで相手に気持ちよくロングシュートを打たせてしまってそこから流れが悪くなってしまいました。退場者が出たこともワセダが流れに乗れなかった要因かなと思います。

――きょうの試合で見えた課題は

ただでさえフローター陣の人数がいない状態でリーグ戦序盤に西山さん(尚希主将、社4=香川中央)がケガをしてしまって。僕が試合に出る時間帯が増えるというのはわかっていたんですけど、やっぱり西山さんの代わりにはあまりなれていなくて、全体的にも西山さんが離脱してチームの士気も下がってしまったので、西山さんがいなくてもみんなでチームを盛り上げられるように、チーム全体でスキルを上げてインカレに臨みたいです。

――リーグ戦を総括していかがですか

春リーグよりは自分は出場機会を増やしていただいたので、自分的にもいい経験ができましたし、インカレに向けて自分の強みと、それから弱みがはっきりとわかりました。それまであと1カ月しっかりと練習していきたいですね。

――インカレに向けてどのように取り組んでいきたいですか

流れを変えたい場面で使ってもらえるというのはわかっているのでチームが流れに乗れないときに自分が出てワセダをいい流れに持っていける熱いプレーでチームに貢献していきたいです。