バスケットボール部

2017.09.21

第93回関東大学リーグ戦 9月20日 神奈川・青学大相模原キャンパス

持ち味を封じられ2敗目を喫する

 関東大学リーグ戦(リーグ戦)5試合目を迎えたきょう、早大の対戦相手は拓大となった。「40分間ワセダのバスケができなかった」とG石原卓(社4=東京・京北)が試合後振り返ったように、序盤から主導権を握られる展開が続いてしまう。拓大の堅いディフェンスの前にスコアを重ねることができないまま、最後まで持ち味を見せることなく53-74という大差で敗れリーグ戦2敗目を喫した。

 「ターンオーバーから失点する場面が多かった」というF濱田健太(社3=福岡第一)の言葉通り、早大のお株を奪うような相手のオールコートのディフェンスの前にミスを連発してしまう。何とかルーキーC小室悠太郎(社1=石川・北陸学院)がゴール下で奮闘し繋ぐものの、ディフェンスでは第2クオーター(Q)から拓大のルーキーコンビの岡田侑大とドゥドゥ・ゲイ(拓大)にかき回されてしまう。フリーのシュートもリングに嫌われる場面も多く、前半僅か19得点に終わってしまう。

この日2本のスリーポイントを決めたG森定隼吾(商3=岡山・倉敷青陵)

 巻き返したい後半であったがオフェンスではC富田頼(スポ3=京都・洛南)のインサイドプレーなど得点は増えた一方で「簡単にシュートをペイント内で決められてしまった」(濱田)と言うように、イージーバスケットを許しむしろ点差は広がってしまう。最終Q、ようやくスイッチの入った早大は濱田のスリーポイントや小室の3連続ゴールでリズムをつかみだしたが、この試合2人で46点を挙げた岡田とドゥドゥを最後まで抑えることができず、最終スコア53-74でリーグ戦2敗目を喫した。

F中谷誠人(商3=東京・早実)はゴール下で奮闘する

 きょうの試合後は選手たちからディフェンスの面に関する反省が多く述べられた。それほどディフェンスにこだわりを持っているだけに、今後のリーグ戦の中でも毎試合全力でハードワークを続けることがカギになるだろう。また、どの大学も今後早大に対してゾーンディフェンスやオールコートディフェンスなどで持ち味の走力を封じる戦略を採ってくることも予想される。歴史上稀に見る大混戦となっている今リーグ戦を制するため、課題をしっかり克服し勝利を1つでも多く積み上げる姿に期待したい。

(記事 秋間勇人、写真 阿部かれん)

第93回関東大学リーグ戦
   1Q 2Q 3Q 4Q 合計

早大

10 14 20 53
拓大 16 17 21 20 74
◇早大スターティングメンバー◇
G#18 森井健太主将(スポ4=京都・洛南)
G#15 森定隼吾(商3=岡山・倉敷青陵)
C#26 富田頼(スポ3=京都・洛南)
F#27 濱田健太(社3=福岡第一)
C#41 小室悠太郎(社1=石川・北陸学院)
◇主なスコアリーダー◇
得点  小室悠太郎:14得点
リバウンド  小室悠太郎:9リバウンド
アシスト  森井健太:6アシスト
コメント

G石原卓(社4=東京・京北)

――きょうの試合を振り返っていかがでしたか

きょうは40分間1回もワセダのバスケができなかった試合かなと思います。負けるのは当然の結果かなっていう。いつもワセダは頑張って頑張って自分たちの流れを多くしてようやく勝てるっていうチームだと思うので、エースも何人もいないので努力して頑張って勝つっていうのがワセダなんですけど、きょうは全然全員がハードワークできなくて、相手のセンターに気持ちで負けてたのかなって思いますね。

――相手のセンターへの対策とかはありましたか

スタッフがスカウティングをしてくれて、相手のセンターはスリーも打つしセンターとしてもやってくるっていうことで、機動力のある4番選手につかせたんですけど、1対1で上手く守れなくて他のディフェンスも顔を出したりとかできてなかったのであまり守れてなかったです。

――相手がワセダに走らせない印象でしたが

プレスずっと来てたので、そこでボールが止まっちゃうっていうのが何回もあったので、ワセダは走らなきゃ勝てないチームなのでそこは相手のペースにやられてしまいましたね。

――ご自身のプレーを振り返ってどうでしたか

僕は点数を取らなきゃいけないプレーヤーだと自分で思ってるので、チームがきつい場面に自分で打破して点数を取ってくるとか、そういうのを期待されてると思うんですけど、きょうは全然できてなかったので、しっかり切り替えて次はそういうところも、自分でいけて自分が人を活かせるようなプレーをしていきたいと思っています。

――次の試合に向けて意気込みをお願いします

一番は切り替えることが大事なので、しっかり切り替えて、次の相手の対策やらもう一回自分たちのバスケを見直すなどして連敗しないように勝ちたいと思います。

F濱田健太(社3=福岡第一)

――きょうの試合を振り返って

僕らの最初の入りが悪かったところで浮き足立ってしまって、そこは2Q目そんなに致命傷になる展開ではなかったんですけど、その後のディフェンスで、僕らはディフェンスのチームなのでそこからしっかりやって行かなきゃいけない中で簡単にシュートをペイント内で決められてしまったのと、オフェンスもまあシュートに行けている時は悪くなかったんですけど、ターンオーバーから失点する場面が多くてそれで相手が乗ってきちゃった展開で。悪い所だらけなので言えば切りがない感じです。

――難しい笛も多かったのかなという印象でしたが

僕らの激しいディフェンスにちょっと厳しく吹いてくる審判の方もいると思うんですけど、審判のせいにして負けるようなことをしていたらリーグ戦は絶対に優勝できないと思うので、そういう時にいかに審判にアジャストして僕らの展開に持っていくかっていうのがこれから重要になってくるかなと思います

――相手の留学生は外でもプレーできる器用さがありましたが対策はしていましたか

そうですね、止めれるところ、例えばですけどピックの後ポップされた所は逆サイドのヘルプマンがヘルプするっていうところだったり、そういう決まりは守れていたのでポップからのスリーとかはなかったんですけど、ある程度仕方ないと思ってやってはいたんですけどやっぱりドライブとか周りが助けられるところと簡単にやられるところっていうのはもうちょっと止めて、そうすれば点数はもう少し抑えられたかなという感じはあります。

――拓大はオフェンシブなチームのイメージでしたが、ディフェンスが激しかったですね

スカウティングで前から当たってくるっていうのは分かっていて、それに対するプレスブレイクの練習もしっかりしていたんですけど、1Qか2Qに連続して引っかかってしまった場面があって、そこは自分たちがやろうとしていたルールを徹底できていなくて潰されてしまったんですけど、そこは後半修正できていたんで、2戦目に生かして行けたらなと思っています

――シューターとして意識していることはありますか

きょねんは4番ポジションでチェックも甘かったので気持ちよく打てていたんですけど、ことしは3番ポジションで他のチームも結構シューターだと認識してチェックもしっかり来ているので、打てない時にどう展開するか。ドライブだったりパスだったりそういう判断をもっと早くしないと僕の所でボールを止めてしまっている印象があるので。きょうの後半みたいに気持ちよく打てる所はしっかり打って、でも相手の対応によって良い判断をすることを今心がけています。

――コートでもベンチでもしっかり声が出ているように見えますが

もう僕も3年生になりますし、ベンチだったら1年生の時から入らせてもらっているので、下級生も試合に出ている中で自分が引っ張っていかなければという思いもありますし、プレー面で森井さんや4年生が引っ張ってくれているので、僕がそういう声掛けとかの面で負担を軽く出来たらな思っているので意識的に取り組んでいます

――次の東海大戦への意気込みを聞かせてください

相手はフィジカルに守ってくるし、僕たちと同じディフェンスのチームだと思っているので、我慢比べみたいになるかもしれないんですけど粘りで負けたら僕らのこれからのリーグ戦に関わってくると思うので最後の最後までしっかりディフェンスを頑張って勝ち切りたいと思います。