ラクロス部

2017.09.21

第30回関東学生リーグ戦 9月18日 東京・東農大グラウンド

二桁得点で勝利!リーグ戦最終戦に弾みをつける

前半 後半
早大 12
東農大
▽得点者
中川3、永廣3、岩田2、原2、大山、吉田

 ファイナル4へと駒を進めるために勝利が絶対条件となる関東学生リーグ戦(リーグ戦)第4戦、早大は東農大と対戦した。前半、立ち上がりに苦しみ3-3で折り返すも、後半は大量9得点と試合の主導権を握った。終わってみれば12-4の大差での勝利と力の差を見せつけた。

 前半開始直後、ドローが相手ボールとなると早大のファールによるフリーシュートで先制点を許してしまう。6分にはAT中川真菜副将(スポ4=大阪・茨木)のフリーシュートによる得点で1点を返すも、流れを取り戻すことができず8分、13分と続けて得点を決められリードを奪われる。しかし、「前半の途中で、上手く機能しなかったゾーンディフェンスをマンツーマンディフェンスに変えたらペースが戻った」(MF岩田菜央美、スポ4=神奈川大付)というように18分、23分と相手ボールをカットしてからの速攻を活かした得点で2点を返し、3-3で折り返した。

得点はもちろんアシストにも大きく貢献した岩田

 相手を突き放していきたい後半、早大の攻撃は勢いを取り戻す。開始直後相手のファールによって得たフリーシュートのチャンスを岩田がしっかり決め切り流れをつかむと、その後も3分には「チャレンジの意味も込めて、いつもやらないようなプレーを今回やってみた」と話すMF永廣めぐみ(スポ3=米国・ラファイエット)の技あり後ろ向きシュートが決まり2点差とリードを広げる。直後の4分には失点を許すもその後は追加点を与えず、まさに早大の独壇場。相手のファールを誘う安定した攻撃を展開し、11分には永廣がこの試合3得点目となるフリーシュートを決め8―4。その後もゴールラッシュは止まず、既に2得点を決めている岩田の3得点連続アシストもあり二桁得点を達成。24分にはリーグ初得点となるAT吉田なつ湖(スポ3=東京・明星学園)の得点でとどめを刺し、試合終了直前まで攻撃の手を緩めなかった早大が12-4で勝利した。

後半3得点を決める活躍を見せた永廣

 前半立ち上がりは相手ペースで苦しむも、「後半は自分たちのやりたいプレーをしっかりできていた」(永廣)と話すように早大の底力を見せた今回の対戦。次戦、慶大戦は負ければファイナル4進出を逃しAチームの4年生の引退が決まる大事な一戦となる。「早慶戦の借りもある」というDF細見千明主将(文構4=千葉・昭和学院秀英)の言葉の通り、5月の早慶定期戦では惜しくも敗れた宿敵であるだけにこの戦いを乗り越え、ファイナル4進出、さらにその先のステージへ進むことを期待したい。

(記事 村上萌々子、写真 今山和々子、小川由梨香)

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コメント

伊藤健人女子部アシスタントコーチ(平4社卒)

――12-4で試合を終えた今のお気持ちはいかがですか

前半東農大のゾーンをパスで崩そうと思っていたんですけど、そこが上手くいきませんでした。後半は寄せてパスを出すことで、この点差につながったのだと思います。

――前半スロースタートとなった要因はどこにあると考えていらっしゃいますか

やはりパスのミスが目立ったことが一番だと思います。それでもパスで何とかしようとは思っていました。その前の東農大の一対一のディフェンスが惜しいところまではいけていたので、そこから崩していけたと思います。パスとミスですね。

――後半はワセダが流れをつかみ切りました

実力を出せばこのぐらいの点数はとは思っていたんですけど、それまで自分たちのリズムをつかむためにはどうしたらいいかというのをハーフタイムに話して、やはり一対一だと。原点に戻ってという話をしてその通りにできました。

――きょうの試合を受けて慶大戦に向けて強化していきたい点はありますか

きょう、東海大と慶大の試合も引き分けたということで、得失点差もあるんですけど、それは分からないですし、勝つしかないので。やはり5月の早慶戦(早慶定期戦)では一点差で負けて悔しい思いもしているので、勝ってファイナル4を決めたいと思います。そこは組織の力よりも個人の能力を来週合宿があって伸ばせると思うので、重点的にやっていきたいです。

DF細見千明主将(文構4=千葉・昭和学院秀英)

――試合を終えた今の気持ちを教えてください

やっと二桁得点も取れてワセダの強いところが出てきたのかなと思います。

――前半は3-3で折り返しました

前半ワセダはアタックがなかなかペースをつかめず、ディフェンスも浮き足立っているのか分からないんですけど、失点してしまうのが課題なので、気持ちを入れ直して臨みました。同じような繰り返しをしてしまったので、なぜそうなってしまうのかをもう一度見直して慶大戦につなげていきたいです。

――後半に入ってからは流れが一気に傾きました。ハーフタイムに話されたことはありますか

前半ドローが取れなかったので、しっかり取っていこうということと、クリアはワセダが8割超えていたので、継続してやっていこうという話をしました。

――後半に入ってからはグラウンドボールも確実に取れるようになりました

勢いに乗っていたので、流れの部分が大きかったのではないかと思います。

――試合を通してワセダのリズムを作ることができた試合だったと思います。その中でも課題というのは出てきましたか

先ほどにも重なるんですけど、どうしても入りの部分で前半3-3で折り返して二桁得点をつけても慶大戦では間に合わないと思うので、入りから相手を抑えながら点を重ねていきたいです。

――次戦の慶大戦はリーグ戦最終戦となります

勝てばファイナル4、負ければなしというはっきりした展開なので、しっかり課題をつぶして、早慶戦の借りもあるので勝って返せるようにしたいです。

AT中川真菜副将(スポ4=大阪・茨木)

――きょうの試合の目標は何でしたか

早慶戦前、最後の一戦だったので、もう自分たちのプレーをすることを目標にそして、大量得点を目標にやってきました。

――相手に先制点を決められた後、フリーシュートを決められましたが、そのときを振り返っていかがですか

あの時は1点取られていたので、そこで決めるかどうかで点差も変わりますし、ムードも変わってくるなと思ったので、絶対決めようと思って狙いました。

――前半は、3-3で折り返したように、相手に攻められる時間も多かったと思うのですが、そこを振り返って何かありますか

今までの試合を通しても、立ち上がりがあまり良くないチームなので、そこは本当に課題だなと思っています。今後の試合では、立ち上がりがああいう始まりだとすごく苦しい展開になると思うので、そこは改善していきたいと思います。

――後半は全部で9得点、オフェンスが流れに乗れて良い展開でしたが、そこについてお願いします

やっとボールが回るようになってきて、自分たちのペースに持っていけたことが1番の要因かなと思います。

――今までのリーグ戦で毎試合得点されていますが、それについてコメントをお願いします

あんまり意識してないんですけど、多分ポジション的に私はゴール前にいることが多いので、点数取れることが多いと思うんですけど、やっぱりアタックは点を取るポジションだと思っているので、そこはこれからもこだわって点を取っていきたいと思います。

――最後に、次が慶大戦で勝ったらファイナル4に進めますが、意気込みをお願いします

わたしたちは5月に早慶戦で負けているので、絶対にその借りを返すという強い思いを持って、必ず勝ち切りたいと思います。

MF岩田菜央美(スポ4=神奈川大付)

――きょうの試合に臨むにあたってどのようなゲームプランを話し合われていましたか

慶大戦にも向けてあと2戦なのでとりあえず全力で、自分たちの力を全て出し切ろうと話していました。

――試合全体を振り返っていかがですか

入りが同点でスロースタートだったことが課題だと思います。

――前半同点で折り返しましたが前半振り返っていかがですか

ディフェンスが効いていなかったというのがあって、ゾーンディフェンスだったのをマンツーマンディフェンスに変えたらペースが戻ったという部分は良かったと思います。ゾーンディフェンスが課題という感じです。

――後半はチーム全体で9得点と大差をつけました

各々が決めるという気持ちが通用したのかなと思います。

――2得点やアシストと得点に多く絡んでいましたがご自身のプレーを振り返っていかがですか

前半は納得いかないところが多かったので次の慶大戦にぶつけたいと思います。

――次戦慶大戦への意気込みをお願いします

自分たちは勝ったら1位通過決定というのが、今日の東海大対慶大戦で分かっているので、もう勝つのみです。

MF永廣めぐみ(スポ3=米国・ラファイエット)

――チームとしてはきょうの試合をどのように戦おうと話し合われていたのですか

自分たちのプレーをいつも通りやろうと。前回の試合での反省点がクリアができていないことだったので、それをしっかりとできるようにすることと、次の慶大戦に向けて自分たちらしいプレーをしようと話していました。

――前節の課題として挙がったクリアは、きょうの試合ではいかがでしたか

スタッフがハーフタイムに出してくれたパーセンテージが85パーセントくらいで。数字にも表われるくらいいいクリアができていたので、良かったかなと思っています。

――前半は3ー3の同点でしたが、前半の内容を振り返っていかがですか

試合の入りでディフェンスになってそのまま相手にショットを入れられてしまい、ワセダの流れに持って行けなかったことは反省点だと思います。

――ハーフタイムでは後半の戦い方について何か話されましたか

気を緩めずにしっかり勝ち切ろうというような話がありました。

――後半は大量得点を奪い大差をつけての勝利となりました。後半を振り返っていかがですか

気持ちを切り替えて臨めましたと思います。決めるべきところでみんなが点を決められましたし、相手のキーマンに対してのプレッシャーもかなり行けていたので、ワセダの流れがつくれていたのかなと思っています。

――後半は理想に近い戦い方ができていたのでしょうか

そうですね。前半の反省点として、ラスト1分でどうやって攻めるという終わり方とか、マイボールになってもワセダらしく攻められていない場面があったことが挙げられるんですけど、後半は自分たちのやりたいプレーをしっかりできていたと思います。

――きょうは3得点の活躍でしたが、ご自身のプレーを振り返っていかがですか

前半はボロボロで。自分としてもチームとしてもダメなプレーが多かったんですけど、後半はチャレンジの意味も込めて、振り返らずに後ろ向きでショットを打ったり、いつもやらないようなプレーを今回やってみて成功しました。今後はそういうプレーも取り入れたり、自分のプレーの幅を広げたいという気持ちでプレーしていて、それがうまくいった試合だったかなと思います。

――最後に次戦の慶大戦に向けての意気込みをお願いします

東海大と慶大の試合が引き分けということで、(慶大戦は)本当に負けられないなと思っています。早慶戦(早慶定期戦)でも負けているので、借りを返すつもりで絶対に勝ちたいですし、(関東)ファイナル4に行くためにも絶対に慶大を倒さなければいけないので、最初から最後までワセダらしいプレーをできるように、慶大戦までに合宿もあるのでそこでいろいろと詰めて、最高のかたちで試合に臨めたらいいと思います。

AT吉田なつ湖(スポ3=東京・明星学園)

――リーグ戦初出場でしたが、どのような気持ちで試合に臨まれましたか

合宿でケガをしてしまって、それがリーグ戦の少し前で、1週間前くらいにやっとチームに復帰できました。約1ヶ月離脱していたので不安もあったんですけど、Aチームのみんなも自分の復帰をずっと待っていてくれましたし、(ケガをしている間も)ずっとチームを見ていて、直前に合流してもこの1週間でやることが分かっていたので、久しぶりだったけど久しぶりではないように思いながらここまでナチュラルな感じでプレーができていました。絶対にこの試合に出ると思いながらこの1週間やってきましたし、きょうは大量得点を目指していたので自分の出番があるかなと思って、試合に出るのをイメージしながら準備して試合に臨みました。

――初得点も決められましたが、ご自身のプレーを振り返っていかがですか

ピッチに入ってから残り1分くらいまでずっと点を決めると思い続けていたので、その結果が出たかなとは思います。ゴール裏からのプレーは自分の得意なかたちでもありますし、(得点シーンは)時間もなかったので絶対に決めようと思って、練習していたフェイクとかを使ってショットを決められたので良かったです。

――今後どのようなところでチームに貢献していきたいと考えていらっしゃいますか

きょう実際に久しぶりに試合に出て、点は決められたんですけど、まだ1点決めただけなので、まだまだチームには貢献できていないと思います。自分は3年生ですし、これからもっと声を出してチームを盛り上げつつ、自分のプレーで下級生を引っ張っていけるように頑張っていきたいと思います。

――最後に、次戦の慶大戦に向けての意気込みをお願いします

復帰したばかりでまだ全然一緒にプレーできていない先輩たちともっと長くプレーしていたいので、絶対に負けられないです。もっともっと先輩と『日本一』に向けてプレーしたいですし、下のチームの子たちも自分たちが勝てば勝つほど出るチャンスが増えるので、そういう面でも次も絶対に勝ってチーム全体で『日本一』を目指したいと思います。