バレーボール部

2017.09.20

秋季関東大学リーグ戦 9月18日 千葉・キッコーマンアリーナ

早大らしさを見せつけ、開幕5連勝!慶大を破る

 開幕5連勝のかかった、慶大との対戦。試合全体を通して早大らしさを発揮し、結果的にセットカウント3−1(23−25、25−15、25−21、25−20)で勝利を収めた。

 「もったいなかった」。試合後、加賀優太(商4=東京・早実)と武藤鉄也(スポ2=東京・東亜学園)が口を揃えて振り返った第1セット。序盤はリードしていたにもかかわらず、中盤でミスによる連続失点を喫し、慶大に逆転を許す。この点差が最後まで響き、第1セットを落としてしまう。

 しかし、第2セットではしっかりと立て直しを図り、早大が強さを見せつける。サーブで相手を崩したところから、圧巻のプレーを次々と決めていく。特に中盤の連続得点で勢いは完全に早大のものとなった。1年生の宮浦健人(スポ1=熊本・鎮西)が豪快なスパイクを決めた後、セッターの小林光輝(スポ3=長野・創造学園)がブロックを決め、ガッツポーズ。直後、加賀優太(商4=東京・早実)がフェイントで相手を惑わしたと思えば、見事なスパイクを打ち込み、得点を重ねる。続く藤中優斗(スポ3=山口・宇部商)もバックアタックを綺麗に決め、5連続得点。早大の多彩なプレーで第2セットを取り返した。

バックアタックを放つ加賀。冷静に得点する場面が目立った

 第3セット。「序盤からしっかり点数を取っていこう」と意識して練習してきたと話す藤中。慶大に流れを渡すことなく、序盤から順調に点数を重ねていく。中盤にかけて目立ったミスもなく、確実に第3セットをものにした。続く第4セット。加賀が夏合宿で取り組んだと話す、サーブで崩し相手の攻撃を絞って、ワンタッチを取り、レシーブから切り返すプレーができていた。特に中盤の6連続得点は早大らしさが発揮されていた。加賀、宮浦、武藤が次々とスパイクを決め、小林もサービスエースを取る。慶大と7点差をつけ、勢いの止まらない早大。終盤に1年生のセッター中村駿介(スポ1=大阪・大塚)を投入するも、圧倒的強さを見せつけ、そのまま25点を先取し勝利を決めた。

試合を通して効果的なサーブを打ち込んだ小林

 第1セットは苦しい展開となったものの、第2セット以降きちんと早大らしいプレーで勝利を収めた慶大戦。来週は駒大、筑波大との対戦だ。これからの秋季リーグ戦後半上位チームとの対戦も多くなるため、開幕5連勝といえども、気を抜くことは許されない。選手たちが目指す「自分たちのバレー」、すなわち早大らしいバレーに期待したい。

(記事 平川茜音、写真 藤原映乃)

セットカウント
早大 23-25
25-15
25-21
25-20

1 慶大
スタメン
レフト 加賀優太(商4=東京・早実)
レフト 藤中優斗(スポ3=山口・宇部商)
センター 武藤鉄也(スポ2=東京・東亜学園)
センター 山﨑貴矢(スポ4=愛知・星城)
ライト  宮浦健人(スポ1=熊本・鎮西)
セッター 小林光輝(スポ3=長野・創造学園)
リベロ 堀江友裕(スポ2=和歌山・開智)
コメント

加賀優太(商4=東京・早実)

 

――きょうの試合を振り返って

1セット目リードしていた展開からサイドアウトが取れず連続失点してしまい、落としてしまいました。1セット目の中盤がもったいなかったと思います。相手のライトのエースに対して最後まで対応しきれなかったのが良くなかったと思います。

――試合の入りをポイントにしていましたが、1セット目を落とし嫌なムードはありませんでしたか

自分たちの中で苦しいなと思う部分はあったのですが、1セット目も中盤以外は特に問題なく試合を運べていたので、そこまで嫌な感じはありませんでした。

――サーブレシーブに関して

サーブレシーブで狙われることは覚悟しているのですが、きょうは相手のサーブに対して僕が崩れてしまいました。藤中(優斗、スポ3=山口・宇部商)と堀江(友裕、スポ2=和歌山・開智)の2枚キャッチに変えてもらいなんとか立て直すことはできましたが、2人に負担をかけてしまったと思います。

――スパイカー陣がブロックにつかれてもフェイントやコースを狙って打つなど工夫が見られました

冷静に対応できていました。トスと合っていない部分が多かったこともありますが、そこもスパイカー陣が落ちついてフェイントなどで対応できていたと思います。いつもより飛べていなかったぶんそういうプレーで決めていこうという思いがあったのかもしれないです。

――バックアタックに関しては

OBの方からも指摘されたのですが、セッターが動いた展開からのバックアタックの精度が悪かったです。もう少しそこを光輝(小林、スポ3=長野・創造学園)とコミュニケーションを取って決め切れれば楽になると思うので、あと一週間で詰めていきたいです。

――ブロックやスパイクレシーブを振り返って

スパイカーが打ってくるところは分かっていたので、レフトとクイックに対してはうまく機能できていました。相手のライトは最後まで気持ちよさそうに打ち続けていたので、上から打たれる分は仕方ないですが、僕がもう少し基準をしっかりしてワンタッチを取れればよかったかなと思います。

――おとといやきのうに比べ早大らしい攻撃ができていました

自分たちが夏合宿で取り組んできた、サーブで崩して相手の攻撃を絞って、ワンタッチを取り、レシーブから切り返すというプレーがきのうよりもうまくできていました。そこが決まると余裕ができるのかなと思います。

――次週は駒大筑波大と対戦します

駒大は今の時点で2勝していて、エースを中心に勢いがあるチームなので、下位とかに関係なく序盤から自分たちのバレーを展開していけたらいいです。筑波大から上位陣との対戦になるので、今までのような甘いプレーをしていると、その1点が命取りになります。この一週間でもう少し緊張感をもって取り組んでいきたいです。

藤中優斗(スポ3=山口・宇部商)

――きょうも1セット奪われるかたちでのスタートとなりました

序盤からしっかり点数取っていこうというのを練習から意識しているんですけど試合になるとあまりうまくいきません。僕らの取り柄としてはサーブでしっかり攻めて、ブロックとレシーブでというかたちです。なので、相手にリードされるとサーブで攻めきれない部分が出てきます。2セット目以降は徐々に対応できてきましたが、1セット目を振り返ってみると序盤の入りが難しかったです。相手がもっと強くなると一気に行かれてしまうのでそこは反省点かと思います。

――ご自身のプレーを振り返って

リーグ通して納得のいくプレーはあまりできていないんですけど、3年生と上級生になったことで自分の仕事はしっかりしていかないといけないなと思っています。納得いくプレーはできていませんが、キャッチをしっかり返すことだったり自分の役割はしっかりしていきたいなと思います。

――サーブレシーブを振り返って

僕はジャンプフローターを受けるというよりはジャンプサーブを受ける方が苦手です。相手がしっかり打ち込んできたボールを受け身になってしまったり、しっかりAパスに返すことができなかったのでこれからどんどんもっと強いサーブ打たれてくると思うので、そこは練習して調整していきたいなと思います。

――スパイクレシーブとブロックを振り返って

試合には勝てましたけど1セット目かれ4セット目まで相手の左利きのライトの選手に対して一つも対応できていませんでした。それ以外は対応できていましたが、そこに関して最初から最後まで対応できなかったです。相手チームが強くなればなるほどもっと早く対応していかなければいけないと思うので、ライトに対して対応できなかったことが課題かなと思います。

――試合中の雰囲気も大切になってくると思うのですが、上級生として何か意識されてることはありますか

僕はスパイクガンガン打ち込んで、ガンガンチームを引っ張っていくタイプではないんですが、常に安定したプレーを心がけてしっかり決めるところはしっかり決めて、自分のやるべきことをやった上で声で引っ張っていくというよりはついてきてもらうという感じです。下級生がミスったりしたらしっかりちゃんと声をかけてあげようと思いますし、プレー面でも引っ張っていこうとは思うんですけどなかなかできていないので今後僕が頑張っていかないとと思います。

――この3試合を振り返って

正直言って格下のチームなので(セットカウント)3-0で勝たなきゃいけないという面に関しては合格点は与えられないんですけど、今リーグ戦通していろんなメンバー使いながらしっかり試合に勝てているということは大きな収穫だと思います。勝った上で、見つかった課題というのに平日の練習で取り組んでいって、来週からの試合も頑張っていけたらと思います。

――次戦に向けて

勢いのあるチームですが、僕たちが自分のサーブでしっかり攻めて、ブロックとレシーブというかたちをしっかりやれば負ける相手ではないと思います。相手の分析はしますが、自分たちのプレーをやるということを心がけて、疲労もたまってきていますが頑張っていきたいと思います。

武藤鉄也(スポ2=東京・東亜学園)

――きょうの試合を振り返っていかがですか

きょうは1セット目でリードしていたにも関わらず、終盤でミスが出て、ひっくり返されてしまったのがもったいなかったです。しかし、その後しっかりと立て直して3セット取れたので良かったです。

――1セット目では、思うように早大の強さが出せていなかったように思うのですが、どのように2セット目に挑みましたか

まず、序盤でしっかりとリードするということ、そして中盤にかけてミスを出さないということ。あとは、相手のマークの確認であったり、コースをどっちに攻めるかであったり、ここはレシーブであげるであったり、そういう話をしてから挑みました。

――きょうの試合で良かったところはどこですか

2セット目以降は、サーブで少し崩すことができて、相手の攻撃が単調になったところを僕らがブロックとレシーブでしっかり点数に繋げられたかなと思います。

――きょうの試合の反省点がありますか

ライトの左利きの選手に対応できていなかったということと、少しコンビの精度が良くなくて、攻撃が詰まったりしてしまったこと。あとはサーブについて、少しは効果的ではあったのですが、相手もレセプションが良い訳ではないので、もう少し効果的なサーブが出せると良いと思いました。

――きょうのブロックを振り返っていかがですか

位置取りが少しずれていたり、またタイミングが早かったりして、ブロックでのミスがあったりしたので、それを来週の練習の中で少しでも改善して詰めていけるようにしたいです。

――秋季リーグ戦が中盤にさしかかってきて、今季今までのプレーを振り返っていかがですか

前半戦これで5試合終わって、これから上位チームとやっていく中で、今のままだとおそらく勝てないと思うので、もう少し個々のプレーもそうですけど、チームとしてのプレーであったり、雰囲気であったりを練習の中でしっかりと見つめ直して、課題を克服して、優勝できるように頑張りたいと思います。

――次戦は駒大とですが、意気込みをお願いします

来週は駒大と、そしてそのあと筑波大との試合なので、いよいよ上位チームとやるという自分たちの中での意識があるので、あと3日間しかありませんが、練習で修正して、また来週さらに良いチームとして試合に挑みたいと思います。