水泳部

2017.09.17

第93回⽇本選⼿権最終予選会 9⽉17⽇ 千葉国際⽔泳場

⽇本選⼿権出場に向けて、⼀歩前進

TEAM 1P 2P 3P 4P
早⼤
筑波⼤ 10
▽得点者
池⽔2、⽥中1、⼟橋1
TEAM 1P 2P 3P 4P
早⼤ 16
UACスリーリバ ース
▽得点者
池⽔4、眞板4、⼭⽥(太)3、寳⽥1、中安1、吉村1、⽥中1、⼟橋1

 ⽇本学⽣選⼿権を3位で終えた早⼤が次に挑むのは、⽇本選⼿権最終予選会。初戦の相⼿はリーグ戦で敗退している筑波⼤。リーグ戦からどれほど成⻑したか、早⼤の真価が問われる⼀戦だったが、序盤から相⼿の堅い守備を前に攻め切ることができない。善戦していたものの、後半から徐々に点差をつけられてしまった。最終ピリオドに得点を重ねるも、早⼤は4-10で筑波⼤に敗戦した。第2試合は社会⼈チームのUACスリーリバースが相⼿だ。今季初めて対戦するため、実⼒のほどは未知数だったが、早⼤は相⼿を圧倒する。5点差をつけて迎えた後半戦、連続得点で点差をさらに開くと、16-5でUACスリーリバースに快勝した。

 筑波⼤は関東学⽣リーグ戦において僅差で敗戦している。きょうの試合では勝利して、⽇本選⼿権代表へと少しでも近づきたいところ。序盤は互いに⼀歩も譲らぬ攻防が続いたものの、徐々に実⼒の差が明らかとなった。相⼿に先制点を許すと連続失点し、前半を1-6で折り返す。点差を縮めたい後半戦だったが、得点の機会で決め切ることができない。「相⼿のディフェンスに苦戦したというよりも、少⼈数で攻めていたので得点につながらなかったのだと思います。相⼿のオフェンスを疲れさせることができませんでした」と⼟橋⽞(教1=埼⽟・秀明英光)は苦戦した原因を分析した。早⼤に流れた不穏な空気を振り払ったのは池⽔勇太(スポ4=⿅児島南)主将が放った鋭いシュートだった。このシュートを⽪切りに、流れは⼀気に早⼤へ。最終ピリオドで3連続得点を挙げるも、前半の失点が響き、筑波⼤に4-10で敗退した。

流れを引き寄せた池⽔のシュート

 ⽇本選⼿権の代表に残るためには勝たなければならない重要な第2試合の相⼿は社会⼈チームのUACスリーリバースだ。⼭⽥太⼀(スポ3=埼⽟・秀明英光)が先制点を決め、早⼤は試合の流れを掴んだ。池⽔がカウンターで得点を挙げると、眞板晃⽣(スポ2=東京・明⼤中野)もキーパーとの読み合いを制してゴール。早⼤は失点を最⼩限に抑え、前半を6-1で折り返した。勢いを維持したい後半戦。開始直後、守備の戻りが間に合わず、相⼿に付け⼊る隙を与えてしまう。2失点したものの、早⼤は攻撃の⼿を緩めなかった。UACの選⼿よりも⾼い位置からボールをゴールに叩き込んだり、相⼿選⼿のディフェンスを振り払ったりと、⼒強いプレーが⽬⽴っていた。早⼤は終盤に怒涛の連続得点を決め、16-5と⼤差をつけて快勝。⽇本選⼿権出場はあすの試合での勝利にかかっている。

好セーブを⾒せた海⽥陸(国教4=⽶国・Worthington Kilbourne High School)

 初戦は負けてしまったが、試合を通して早⼤らしいプレーが⾒られるようになってきた。あすにはきょう以上の強豪との対戦が控えており、持ち味である泳⼒や、チーム⼒が試されることとなるだろう。きょうの試合で課題となった決定⼒不⾜をどのように改善していくのか――。あすの試合も勢いそのままに勝ち進んでほしい。

(記事 上野真望、写真 井嶋梨砂⼦)

コメント

土橋玄(教1=埼玉・秀明英光)

――日本学生選手権(インカレ)が終わってからの2週間、チームではどのような調整を行いましたか

試合を想定した形のゲーム練習がほとんどでした。

――チームの雰囲気はいかがでしたか

インカレの結果は3位ということで満足している部分もあったんですが、最終予選会の組み合わせが出てから、しっかりと選手権を目指して気を引き締めていこうという感じになりました。

――1戦目の相手は筑波大でしたが、何か対策はありましたか

練習試合もやっていたチームで、フローターが強いので、そこをしっかりと全員で守って、そこから攻めていくということを意識していました。

――前半、なかなか得点につながらなかった要因は何でしょうか

相手のディフェンスに苦戦したというよりも、自分たちが全員で攻められておらず、少人数で攻めていたので得点につながらなかったのだと思います。後半はバックの人が前までフローターを連れていくというかたちになったので、得点に結びつきました。

――カウンターを防ぐために残るのとは別で、全員で攻めるという戦略にはどのような意図があるのですか

少人数で攻めていくと、こっちに残っている分相手のオフェンスが楽をして、またすぐに攻められてしまいます。それを防ぐために、相手を連れていくことで疲れさせて、そこから戻ってディフェンスを行うということです。

――第4ピリオドで勢いづいたのも、そういった戦略によるのでしょうか

ハーフタイムで、ダメだったところを話し合って修正していき、ワセダらしい水球をできるように、もう一度仕切り直すことができたのが良かったのだと思います。

――2戦目のUACとの試合では失点を抑えていましたが、上手くいった点はどこですか

相手があまり泳いでこないチームだったので、高いところは下がってきて、相手1人につきこっちが2人つくようなことができました。それで失点を抑えられたのではないかと思います。

――チームのシュート決定率についてはどうお考えですか

2戦目は悪かったですね。それはみんなわかっていると思うので、あすの試合で改善すべきだと思います。

――あすの試合に向けて、意気込みをお願いします

あした当たるチームは母校なんですが、まずは本戦に出るということが一番の目標なので、どんなかたちでも勝ちたいと思います。