ラクロス部

2017.09.10

第30回関東学生リーグ戦 9月8日 東京・大井第二球技場

圧倒できずも、次戦へつながる内容に

前半 後半
早大
法大
▽得点者
原3、中川2、大山2、平野、岩田

 関東学生リーグ戦(リーグ戦)第3戦の相手は法大。ことしのファイナル4は得失点差で決まる可能性があるため「20点を取るのが目標」(MF原ひかり、人4=東京・成蹊)というように大量得点を挙げての勝利が求められた。前半早大は3点を先制するも中盤にかけ法大オフェンスに苦しめられる時間帯が続き、4-3で折り返す。それでも後半、早大オフェンス陣も必死の攻めを見せ、9-5で勝利。相手を圧倒することはできなかったものの、順当に白星を飾った。

 前半、試合開始のドローを早大は奪うと速攻で原が得点。その後もAT中川真菜副将(スポ4=大阪・茨木)が2得点を追加するなど、大量得点での勝利に向け順調な滑り出しを見せた。しかし、前半18分に相手にディフェンスの間を抜かれ得点を許すと、直後のドローを早大は奪い切れずオフェンスに持ち込めない。また、グラウンドボールを取ることのできない場面も多く見受けられた。終了間際にもフリーシュートで得点を決められるなど、前半を4-3とリードしながらも少し物足りない内容で折り返した。

先制点を含む3得点を決めた原

 オフェンス、ディフェンス共に仕切り直して挑んだ後半。同3分にAT山田美帆副将(社3=米国・サウスブランズウィック)のパスを受け原がショットを決める。また5分にはMF岩田菜央美(スポ4=神奈川大付)が俊足を生かして自陣から走り抜けショットを決めるなど徐々に攻撃の体制を整えていく。その後もAT大山咲里桜(人4=東京・国学院)が相手ディフェンスに巧みに切り込み得点を決めるなど、あらゆる攻撃パターンで得点を重ねる。試合終了間際まで早大は攻め続け、挙げた得点は9点。目標としていた点数には届かなかったものの、リーグ戦第3戦で勝利を収めた。

リーグ戦全試合で得点を奪う活躍を見せている中川

 「もう少し点を取りたかったというのが本音」(DF細見千明主将、文構4=千葉・昭和学院秀英)。前節の東海大戦では引き分け(△7-7)に終わったため、ファイナル4に進むためにもできるだけ多く点を奪って勝利を飾りたかった早大。その上で、「体勢や展開が悪いときにゴールに向かってしまった」と原が振り返るように、得点への執念が強いあまり攻め急いでしまう場面も見受けられた。今後はどんな状況でも冷静に判断し、ゴールへ向かうことが必要である。また「ワセダは足の速い選手が多い」(原)というように早大ならではの特長を生かした攻撃で相手を圧倒していきたい。次戦の相手は東農大。今回の試合の反省を踏まえ、次戦こそは大量得点で勝利をつかみ取る。

(記事、写真 岡田静穂)

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コメント

DF細見千明主将(文構4=千葉・昭和学院秀英)

――9-5で試合を終えた今の率直な気持ちを聞かせてください

得失点の関係でもう少し点を取りたかったというのが本音です。

――前半法大のオフェンスに苦しむ場面もありました

ディフェンスとしてはプレッシャーもかけられてボールも落とせていたんですけど、その後のグラボ(グラウンドボール)の処理が法大の方が良くてディフェンスの時間が長くなり、得点にもつながらなかったのかなと思います。

――前半を4-3で折り返し、後半に向けて何か話したことはありますか

ディフェンスはプレッシャーをかけられているので、それは継続していこうと。またグラボをもう一頑張りするというのと、クリアで相手に合わせてしまう部分があったので、それは逆サイドに展開していこうと話しました。アタックに関してはボールを運べていたんですけど、攻め急いでボールを失ってしまう場面があったので、そこは一本回してから点を取ろうという話をしました。

――リーグ戦3試合を終えて今のチームの状態はいかがですか

もう少し得点を重ねて勝ちたいんですけど、そこはなかなか上手く行かないですね。相手の攻撃を抑えて、得点力のあるチームにしたいというのと、あとは全部勝てば問題ないので、勝ち切れるチームにしていきたいです。

――もう少し点を取るために何が必要だと考えていらっしゃいますか

攻め方や戦略は全然間違っていないと思うので、プレーをする中で簡単なパスキャッチのミスを減らしていくこと、そしてディフェンス面では戦術は悪くないと思うので、その後のグラボ、クリア、パスキャッチの基礎的な部分の精度を上げていきたいです。

――最後に今後に向けて一言お願いします

絶対にやっていることは間違っていないので、精度を上げてあと2戦どちらも勝って終われるようにしたいと思います。

MF原ひかり(人4=東京・成蹊)

――きょうの試合全体を振り返っていかがですか

きょうは20点を取るというのを目標にしていて。もちろん勝つという意味ではいつも通りやろうと思っていたんですけど、20点を取れなかったのは自分としてもふがいない試合になってしまったと思います。

――ご自身の2得点目を決められた場面を振り返っていかがですか

きょうは全体を通して点を取らなければいけないということで、チャンスは絶対決めないといけないと思っていたので、その点ではいつもよりゴールに向かえていて良かったと思います。

――前半守備の時間が長くなる時間帯もありました

守備の時間が長くなってしまった点に関して、クリアでのミスが多くて。そこにアタックが絡めず、ミディーとディフェンスに試合展開を任せてしまったのは疲労が溜まる分、ミスが増えてしまうので、反省点です。アタックがその負担もできたら良かったなと思います。

――本日3得点決められたと思います。ご自身のコンディションはいかがですか

リーグ戦3戦目になって、ことしはケガをした分、早慶戦も出れていなくて。試合というものに慣れていなかったんですけど、3試合通して自分の中で、できることを見つけられ始めているので、これは継続していきたいと思います。

――きょうのオフェンス陣の動きをどう評価されますか

点を取らなくてはいけなかったんですけど、無理に体勢が悪いときや、展開が悪いときにゴールに向かいミスをしてしまったので、その点は自分たちで判断して、優位な状態でもう少し点を取りに行けたのではないかなと思います。

――リーグ戦も残り2試合となりました。今後重視していきたいプレーなどはありますか

もう少し強化していきたいのは、クリアからのブレイクです。やはりワセダは足の速い選手が多いのでもう少し上手くクリアをしてブレイクにつなげていければ点を重ねられると思っています。そこをみんなで強化していきたいです。

――最後に今後への意気込みをお願いします

3試合振り返って課題だらけだったんですけど、その課題を克服してファイナル4、そして日本一まで突っ走っていきます。