スケート部

2017.09.08

関東大学リーグ戦 9月9日~11月26日 東京・ダイドードリンコアイスアリーナ

関東大学リーグ戦展望

 あす、ついに開幕する関東大学リーグ戦(リーグ戦)。早大は昨季、4位こそ死守したが5勝7敗2分とまさかの負け越しを喫した。特に中大、明大、東洋大の上位三校には5敗1分と歯が立たず。苦しいシーズンだった。メンバーが大きく入れ替わった今季、スタートはつまずいたが、徐々にチームのかたちができあがりつつある。ここまでのデータと直近の大学交流戦苫小牧大会(サマーカップ)での戦い方をもとに、早大の現状を探った。

 この夏はパワープレー(PP)(※1)での強さが目立ったFW陣。サマーカップでは13得点中8得点がPPの時間内でのゴールだった。「(夏合宿で)かなり密に話し合って何度も練習してきた」(FW鈴木ロイ副将、教3=北海道・苫小牧東)というPPでの攻め方が、リーグ戦でもカギを握ることとなるだろう。また、夏合宿を通して精度を上げてきたのが第2セットの5人。FW矢島雄吾(スポ3=北海道・駒大苫小牧)とDFハリデー慈英(スポ3=埼玉栄)が的確な動きとパスで1年生FWのテクニックを生かし、サマーカップではこのセットで8得点を挙げた。一方、上位校打破のためには第1セットの奮起も必須。ここまで今季チーム最多の公式戦14ゴールを挙げている鈴木を中心に、相手DF陣を脅かしたい。惜しいシュートの続いている下位セットからもゴールが生まれれば、昨季の強力FW陣にも引けを取らない攻撃力を得られるはずだ。

サマーカップでは4ゴール3アシストと大暴れのFW生江太樹(スポ1=北海道・釧路江南)。リーグ戦でも得点量産なるか

 DF陣は、終盤の守りが課題だ。今季の公式戦では、第1ピリオド(P)、第2Pがそれぞれ8失点なのに対し、第3Pは13失点とその傾向が顕著に現れている。サマーカップの東洋大戦では2点リードの第3P、もう一つの課題であるキルプレー(PK)(※2)での失点は防いだが、PK直後に得点を許し追いつかれた。課題克服のためには体力面の強化が欠かせない。DF新井遥平主将(スポ4=北海道・駒大苫小牧)、サマーカップは不在だったDF坂本之麿(社3=青森・八戸工大一)ら経験豊富なDF陣を中心に、各校の強力FW陣を抑え込む。そして守備の要である正GKは依然固定されていない。そんな中、GK谷口嘉鷹(社2=東京・早実)は日体大戦のゲームウィニングショットで3本のシュート全てを止め、大きな印象を残した。一方中大戦では5失点と洗礼を浴びており、今後もGK草島邦彦(社4=東京・早実)との定位置争いは続きそうだ。

酸いも甘いも経験し一回り成長した谷口

 「1試合1試合ごとに修正できたことがチームとしても成長したこと」(新井)。主将がこう振り返ったように、夏合宿を通して確実に成長を遂げた早大。リーグ戦ではいきなり大事な連戦を迎える。関東大学選手権でベスト4入りし、実力を伸ばしてきている日体大、法大に土を付けられれば、そのまま勢いに乗ることができるだろう。目指すのはもちろん優勝。『一』つになった早大の逆襲が始まろうとしている。

※1 ペナルティーによる退場で相手チームより人数が多く、数的有利な状態をパワープレーと呼ぶ。

※2 ペナルティーによる退場で相手チームより人数が少なく、数的不利な状態をキルプレーと呼ぶ

(記事 川浪康太郎、写真 見延可菜、冨田千瑛)

関東大学リーグ戦ディビジョンⅠグループA日程
日付 時間 対戦相手
9/9(土) 19:30~ 日体大
9/10(日) 17:30~ 法大
9/16(土) 19:30~ 日大
9/18(月・祝) 17:30~ 慶大
10/1(日) 15:00~ 中大
10/8(日) 10:00~ 明大
10/15(日) 12:30~ 東洋大
10/22(日) 15:00~ 日体大
10/28(土) 14:30~ 法大
11/3(金・祝) 12:30~ 日大
11/5(日) 12:30~ 慶大
11/12(日) 17:30~ 中大
11/23(木・祝) 15:00~ 明大
11/26(日) 15:00~ 東洋大
※会場は全て東京・ダイドードリンコアイスアリーナ