ラクロス部

2017.09.05

第30回関東学生リーグ戦 9月5日 東京・駒沢第一球技場

終わってみれば14得点!リーグ戦3連勝を飾る

1Q 2Q 3Q 4Q
早大 14
法大
▽得点者 菊地4、秋山2、道本2、鈴木潤2、森松、田口、後藤、嶋田

 リーグ戦(関東学生リーグ戦)でここまで連勝と勢いに乗る早大の今節の相手は法大。春先に行われた東京六大学交流戦(六大戦)では12点差をつけて圧倒した相手であり、この日も内容の伴った勝利が求められた。しかし、第1クオーター(Q)にいきなり2点を先取され追い掛ける展開に。それでも早大は試合が進むにつれ徐々に落ち着きを取り戻すと、第2Q9分には逆転に成功。後半に入っても早大は順調に得点を重ね、終わってみれば14得点。前節、成蹊大戦(○7-5)での反省を生かし切った早大は見事リーグ戦3連勝を飾った。

 序盤から相手を圧倒していきたい早大。しかし、その思いとは裏腹に「入りの悪さが出てしまった」とAT秋山拓哉主将(スポ4=兵庫・豊岡)が振り返るように、早大は試合開始直後一度もボールを奪うことなく先制点を許してしまう。またグラウンドボールにも苦しみ、なかなかオフェンスに持ち込めない。すると第1Q8分悪い流れを断ち切れずにさらに1点を追加されてしまう。それでも選手たちは落ち着いていた。2分後に秋山がショットを決めるとその後も1点を返す。そして第2Q8分秋山からパスを受けたAT菊地智貴(政経3=東京・早大学院)が正面からショットを決める。また、直後にも菊地は得点を奪い、ついに逆転。その後もAT道本愛一郎(文構4=神奈川・逗子開成)のアンダーショットや秋山の相手のディフェンスの動きを見抜いた冷静なショットなどで得点を重ねる。スロースタートになったものの早大は前半を3点リードで折り返した。

4得点を決めた菊地は調子も上向いてきている

 後半に入っても早大は細かくパスをつなぐと順調に得点を奪っていく。第3Qには4得点を入れると、序盤は苦戦したグラウンドボールも確実に取り、攻撃のリズムを確立した。第4Qに入っても早大の勢いは止まらない。フェイスオフを取られてもボールダウンさせ相手に攻撃を許さない。また、その奪ったボールをショットまでつなげるなど攻撃陣が躍動。試合序盤は苦しい場面が見受けられたものの最終的には二桁得点を挙げ、日本一に向けてまた大きく一歩前進した。

2得点を決めた道本

 今回の試合では相手の動きを見極めた巧みなショットが数多く見られた。これらは前回の成蹊大戦からオフェンス陣の攻撃に対する姿勢を今一度見直した成果であるといえるだろう。前節から約1週間あまりでチームの弱みを改善できるというのは、それだけ一人一人が意識を高く保っているということである。それでも「フルフィールドでのオフェンスがまだ不十分」と秋山が語るように選手たちの向上心はとどまることはない。次戦の武蔵大戦でもきょうのような試合展開が予想される。今回の試合で出てきた課題やミスを最小限に抑えることを意識しながら次戦も『攻撃的なラクロス』で快勝に期待したい。

(記事 岡田静穂、写真 松本一葉)

関連記事

開幕2連勝も、不完全燃焼の勝利に/関東学生リーグ戦(8/27)

流れを引き寄せ慶大に圧勝/関東学生リーグ戦(8/16)

コメント

AT秋山拓哉主将(スポ4=兵庫・豊岡)

――試合全体を振り返っていかがですか

5月の早慶戦(早慶定期戦)8月の開幕戦(慶大戦)は入りが良かったんですけど、うちの悪い特徴の入りの悪さが成蹊大戦とこの試合で出てしまったので、反省しています。

――おっしゃっていたように、立ち上がり法大に2点の先制を許しました

このチームの課題であるディフェンスのロングの一対一を克服しようとは練習しているんですけど、まだまだ足りないと感じました。

――序盤はグラウンドボールで苦戦する場面があったと思います

全体を通してグラウンドボールを取る技術もそうなんですけど、それ以前にプレーを予測する部分ができていなかったので、状況判断が悪かったと思います。

――その後チームは落ち着きを取り戻したと思います

特に何か言ったわけではないんですけど、日頃からどんな相手でもきちんと試合をして勝つということや、思いも寄らない展開になっても落ち着いて試合を進めるこなどをコーチから言われていて。僕はそれを思い出したのとみんなもそれが頭にあったからこそ落ち着いてできたのだと思います。

――第2Q以降はオフェンス陣も調子を取り戻しました

成蹊大戦が終わってからコーチの方に僕たちはいつも受け身になっていて、指示を仰ぐかたちになっていたんですけど、今回自分たちで相手のディフェンスの弱いところを探して攻め方を考えるのを意識してやっていたので、少しはその成果が出たのかなと思います。コーチからの指示もあったんですけど、どこで攻めるというのを自分たちで話して共有できたので、流れが変わったのかなと思います。

――きょうの試合で出てきた課題を教えていただけますか

フルフィールドでのオフェンスがまだまだというか。ことしはそれが強みで本当はもっとできるんですけど、それが試合で出てこないのは練習がまだ足りないのかなと思います。

――次戦武蔵大戦に向けて意気込みをお願いします

次も『全日本選手権優勝』、『日本一』を目指すにふさわしいチームの雰囲気や試合の運び方を応援する部員も含めてやっていきたいと思います。

AT菊地智貴(政経3=東京・早大学院)

――14-6での勝利となりましたが、試合全体振り返っていかがですか

前半はそんなに流れが良くなかったんですけど、後半はやろうとしていたことが徐々にでき始めて、完璧にはできなかったんですけど、最低限の試合展開はできたと思います。

――おっしゃっていたように前半はスロースタートとなりました

成蹊大戦と同じ展開だったので、少しまずいと思ったんですけど、自分たちのやりたいことができて点が取れたので良かったです。

――きょうの試合でご自身3点目(同点ゴール)、4点目(逆転ゴール)を決められたと思います

あれはチームで取った点みたいなものなので。3点目は秋山さん(AT秋山拓哉主将、スポ4=兵庫・豊岡)のパスが良かったですし、4点目は道本さん(AT道本愛一郎、文構4=神奈川・逗子開成)のパスが良かった感じですね。

――本日4得点決められたと思います。ご自身のコンディションはいかがですか

まだまだ全然良くないですけど、これからファイナル4、ファイナルと試合を重ねるにつれ点を取れるようにアタックとして頑張っていきたいです。

――きょうのオフェンス陣の活躍ぶりをどう評価されますか

シーズン当初から15点取ることを目標にしていて、それに1点届かなかったのは良くなかったと思いますが、成蹊大戦のように競る展開にならなかったのは、良かったと思います。

――一番最初にやりたかったことが完璧にはできなかったとおっしゃっていたと思います。足りなかった部分を教えてください

やはりミスが多かったので、そのミスをゼロに近付けるがこのスポーツでは大事で、そのミスをゼロに近付け切れなかったのが完璧ではなかったと思います。

――そのミスというのはグラボ(グラウンドボール)やパスキャッチといった基礎的な部分なのでしょうか

そうですね、初めて使うグラウンドだったので、ボールの跳ね方も違いましたし、パスも周りの壁が白っぽいので、回しづらかったりだとかはありました。このグラウンドはまたファイナル4で使うので、それまでには調整していきたいです。

――最後に武蔵大戦に向けて一言お願いします

次の試合もこういう展開が予想されると思うので、僕らアタック陣は点に絡むことを目標にして、今後は日本一に向けて勝利やいい展開で試合を進めていきたいと思います。