水泳部

2017.09.05

第93回日本学生選手権 9月3日 大阪・東和薬品ラクタブドーム

男子が準優勝!悔しさを来年にぶつける

 第93回日本学生選手権(インカレ)は最終日。200メートル平泳ぎに出場した渡部香生子(スポ3=東京・武蔵野)と、渡辺一平(スポ3=大分・佐伯鶴城)がそれぞれ優勝し、そろって平泳ぎで二冠を達成。また、男子400メートル個人メドレーでは、ルーキーの竹内智哉(スポ1=神奈川・湘南工大付)が2位につけるなど、下級生もチームに貢献すべく結果を残した。女子は点数を伸ばしきれず、総合9位。シード権を逃す結果に終わる。一方、4×200メートルフリーリレー決勝に臨んだ男子部。この大会で5種目10レースに出場してきた坂井聖人(スポ4=福岡・柳川)や渡辺の疲労はピークに達していた。そのため、惜しくも4位に終わったものの男子はチームの目標である総合3位以内の達成となる総合2位。それでも、選手が口にしたのは「悔しい」だった。ことしの悔しさを来年のインカレで爆発させてくれるに違いない。

★男女とも圧巻のV!渡部は完全復活へ再始動!

圧巻の2冠を果たした渡辺

  女子200メートル平泳ぎ決勝は、渡部が制し、100メートルに続いて個人2冠となった。「思いきったレースをしたかった」と渡部。前半100メートルを1位で折り返すと、その後はピッチを上げ、後続の選手たちをどんどんと引き離していく。2分24秒22という好タイムでのフィニッシュとなり、「1年生以来の2冠なのでうれしい」と笑顔を見せていた。7月に行われた世界選手権出場は叶わなかったが、先日行われたユニバーシアードでは平泳ぎ個人2冠を達成した。15年世界選手権金メダリストの元世界女王が、王座奪還へと再スタートを切った。

 一方、男子200メートル平泳ぎ決勝には、世界記録保持者の渡辺が出場。2分9秒26で優勝し、100メートルと合わせて、2年連続となる平泳ぎ2冠を達成した。「勝利にこだわった」というこのレース。150メートルまではほぼ横並びだったが、ラスト50メートルでスパートをかけ、一気にトップに躍り出た。この後に控える男子800メートルフリーリレーに備え、体力を温存した渡辺だったが、それでも圧巻の優勝。格の違いを見せつける結果となった。

(記事 大島悠輔、写真 尾崎彩)

★竹内が表彰台へ、山口女子主将は最後のインカレで入賞!

2日続けて表彰台に上った竹内

  『シード権死守』を掲げる女子チームでは山口真旺女子主将(スポ4=兵庫・須磨学園)が最後のインカレにして100m背泳ぎで初めてA決勝に残った。そのレースでは「前半からいこうと思っていた」と予選からタイムを上げて50mを折り返すが、最後の伸びを欠き、1分03秒06の7位でゴール。試合後には、「先輩のために頑張りますと言ってくれて、本当に良いチーム」と少数精鋭で健闘した女子チームについて振り返った。男子でも大芦知央(スポ2=大阪・関大北陽)がB決勝に進出する。大学の得点としてもかなり競っている中、「自分の点数が大事だとチームのみんなから言われていたという期待に応え予選よりも順位を上げ4位に。地元大阪で大学に入ってから久々に56秒台を1日に2回出すなど手応えを感じたようだ。

 1年生ながら200m個人メドレーで表彰台に登る活躍を見せている竹内は順当に400m個人メドレーの決勝に出場。決勝では隣のレーンを泳ぐ同学年の伊藤晃平(日大)を意識しながらのレースとなった。伊藤とは背泳ぎで離されてしまうも、平泳ぎで一気に距離を縮めこの時点で2位まで浮上する。しかし最後の自由形で逃げる伊藤との距離は縮められず2位に。自己ベストは更新となったが悔しい結果に。伊藤とのライバル対決はまだまだ続く。

(記事 杉野利恵、写真 石田耕大)

★目標達成ならず…来年こそ奪取へ

 「シード権死守」とはならなかった。女子4×200メートルフリーリレーは予選9位と、決勝まであと1歩及ばず、B決勝に駒を進めた。B決勝では、第1泳者の伊藤愛実(社3=東京・早実)が4位で第2泳者の渡部へ引き継ぐと、直前に女子200メートル平泳ぎの決勝を泳いだばかりの渡部の泳ぎからは疲れが見られた。前半は順位を上げることができずに折り返すが、後半に最後の力を振り絞り、驚異の追い上げでトップに。水から上がると、そのままプールサイドに座り込んでしまうほど、体力的にもぎりぎりだった。第3泳者の川畑志保(教2=東京・早実)は、渡部の作ったリードを守り1位をキープ。最終泳者・志賀珠理奈(スポ3=埼玉・武南)へ。自由形が専門種目ではない中、仲間の想いを背に泳いだ。一度は3位まで落ちてしまったものの、ラストの50メートルで粘りを見せ、2位でフィニッシュ。予選から1つ順位を落とす結果となった。女子800メートルフリーリレーの前に、対抗得点でシード権獲得の可能性が無くなり、女子部の目標であった『シード死守』は叶わなくなってしまった。しかし、今回の女子4×200メートルフリーリレーのメンバーは、3年生3人と2年生1人。きっとこの悔しさを忘れることなく、来年こそ『シード奪取』を叶えてくれるだろう。

(記事 大谷望桜)

★悔しい結果も、得点対抗で2位に

表彰台には届かなかった

 「悔いの残るインカレ(日本学生選手権)になった」(坂井)。「聖人さん(坂井、スポ4=福岡・柳川)を表彰台に上げたかった」(渡辺)。チームを引退する4年生にとっても、下級生にとっても、悔しいレースになってしまった。予選を2位で通過した男子4×200メートルフリーリレーでは、予選で3泳を泳いだ阿久津直樹主将(スポ4=埼玉栄)に代わり、決勝では竹内がメンバーに加わった。メンバーに入れなかった4年生の思いを背負い、そして下級生は坂井とリレーを組むのも最後だという強い思いで挑んだ決勝。第1泳者の井上が4位でタッチすると、竹内もその順位をキープ。第3泳者の渡辺と、アンカーの坂井で順位を上げると思ったが、2人にとってこのリレーはこの3日間で10レース目。渡辺は初日の男子4×100メートルフリーリレーで、慣れない自由形で股関節に違和感を覚え、坂井も足がパンパンで動かなかった。渡辺も坂井も、順位を上げることができず、4位という結果に終わった。メンバーは口々に「悔しい」と話したが、リレー前に対抗得点で4位だった男子部は、このリレーの結果を受けて2位に。昨年4位という順位で、ことしは「得点対抗で3位以内」という目標を立て、それは達成することができた。しかし、誰一人満足はしていない。来年こそは笑顔で終われるように――。新たな道は、今、開けたばかりだ。

(記事 大谷望桜、写真 石田耕大)

結果

◇決勝

男子400メートル個人メドレー

竹内 4分17秒10【2位】

女子100メートル背泳ぎ

山口 1分3秒06【7位】

女子200メートル平泳ぎ

渡部 2分24秒22【1位】

男子200メートル平泳ぎ

渡辺 2分9秒26【1位】

男子800メートルフリーリレー

井上、竹内、渡辺、坂井 7分18秒75【4位】

◇B決勝

男子100メートル背泳ぎ

大芦 56秒98【4位】

女子800メートルフリーリレー

伊藤、渡部、川畑、志賀 8分19秒73【2位】

◇予選

男子400メートル個人メドレー

竹内 4分19秒21【2位】

福岡清流(スポ1=大阪・桃山学院) 4分30秒41【33位】

女子100メートル背泳ぎ

山口 1分2秒64【7位】

男子100メートル背泳ぎ

大芦 56秒93【15位】

丸山優稀(法1=埼玉・大宮) 57秒24【21位】

女子200メートル平泳ぎ

渡部 2分27秒35【2位】

男子200メートル平泳ぎ

渡辺 2分11秒62【2位】

今井流星(スポ1=愛知・豊川) 2分16秒69【31位】

女子800メートルフリーリレー

伊藤愛実(社3=東京・早実)、渡部、川畑志保(教2=東京・早実)、志賀珠理奈(スポ3=埼玉・武南) 8分20秒15【9位】

男子800メートルフリーリレー

井上奨真(スポ3=県岐阜商)、坂井聖人(スポ4=福岡・柳川)、阿久津直樹(スポ4=埼玉栄)、渡辺 7分21秒25【2位】

コメント

奥野景介総監督(昭64教卒=広島・瀬戸内)※囲み取材より抜粋

――ここまでのワセダの活躍についてはいかがですか

今男子は総合で2番手争いをしているので、チームで戦うという面ではかなり善戦していると思います。日本代表クラスの選手が確実に優勝しているということとレースで課題を持って臨むという、そこがすごく充実したレースが多くて、私は満足しています。

――渡辺選手(一平、スポ3=大分・佐伯鶴城)についてはいかがでしょうか

一平はですね100メートルは自己ベスト更新できませんでしたけど、今の200メートルは800メートルフリーリレーが5分後にあって勝ちを意識して、そういう戦略で臨んでいますので、記録はちょっとしょうがないかなと思っています。

――渡部選手(香生子、スポ3=東京・武蔵野)はどうでしょうか

渡部香生子はユニバーシアードから帰ってきて少し疲れが残っているのですが、レース数も多い中で大会日程が1日目2日目3日目と進むなかですごく泳ぎが良くなってきてて、きょうも200メートルはユニバーシアードにちょっと届かなかったんですけどすごく強い泳ぎの感覚が戻ってきたなと感じているので、本人の実感も満足感が相当ある試合なので、タイムは変わらないけど渡部香生子に関しては相当充実感のあるレースが多かったんじゃないかなと思います。

――渡部選手も泳ぐことが楽しいと言っていますが

もうちょっとコメントで具体的に何が楽しいというのを言わないと、もうちょっとレベル的に上げないといけないなという感じですけど、課題を設定してそれをクリアするとかチャレンジしてどこまでできて、次どうしたら私は強くなる速くなるというのがすごく今自分の中でわかりやすくチャレンジできてということが楽しいという。翻訳しときます。

――坂井選手(聖人、スポ4=福岡・柳川)についてはいかがでしょうか

若干重いんですけど、坂井が1番ですねバタフライとフリーリレーとメドレーリレーのバックを泳いで、1番疲れがたまるんですね。いろいろな泳ぎをやるというのはいろいろな筋肉を使いますので。そういう重さあるなかで初日も優勝しましたし、100メートルバタフライはちょっと残念なのですが、200メートルバタフライに関しては世界水泳より記録を上げてこれたというのは評価できますし、メドレーリレーの背泳ぎでベストを出しているので、あとはきょう800メートルフリーリレーでアンカーに据えてますのでまた変わらずチームに貢献するというのをやってくれるという風に信じています。

――幌村選手(スポ1=兵庫・西脇工)についてはどうでしょうか

幌村くん初日の200メートルバタフライは2位に終わったのですが、チーム的には1、2でどちらが1位でどちらが2位でというのは得点としては同じなんですけど、その悔しさが良い形でレースに出て良かったんじゃないかなと思います。予選の動きを見て少し頭が立って足が沈んで体全体のうねりが大きかったので、スピードを出したければもう少し抵抗の少ない姿勢をすると。それは具体的に頭を入れる、足を打ったら水平に戻すというバタフライの基本をですね、決勝レースで行うようにと言ったらそのままやってきて、しかも自己ベストを更新できたのでそれは良かったんですが、ハンガリーに若い選手がどんどん来ていますから、52秒0だとまだ及ばないなという気がしますのでもう少し100メートルは上を目指していかないとですね、自己ベストはいいんですけど来年に向けてはまだまだ満足できるレベルじゃないかなと思います。

決勝進出者

坂井聖人(スポ4=福岡・柳川)※囲み取材より抜粋

――泳ぎ終えた今の気持ちはいかがですか

僕が最後抜き切れなかったのでそれが原因となって表彰台もからめず、後輩たちに迷惑掛けちゃったなというのがちょっと反省点です。

――最後のレース、どんなところにご自身は気をつけて泳がれたのですか

泳ぎどうこうより、とりあえず気持ちで勝とうと思って泳いでいたので、泳ぎとかとりあえず意識せずに気持ちをぶつけたんですけど、まぁ最後の最後であまりいい形で終わらなくて悔いが残るインカレになったかなと思います。

――個人の種目でも表彰台に立ちましたし、実りのある大会になったのかなと思いますが

個人の結果としてはあまり良い結果とは言えないんですけど、このインカレはリレーが大切なのでメドレーリレーで優勝できたことは本当に誇りに思いますし、今回も4位ですし僕らのすべての力を出し切ったので、多少悔いはありますけどらいねんのインカレで後輩たちがしっかりと頑張ってくれたら良いなと思います。

――これから後輩にどんなワセダを引き継いでいってもらいたいですか

僕がはたして後輩たちに勇気付けられる、頼られる先輩だったかどうかはわからないですけど、今後後輩たちもインカレとか戦っていくのでしっかりチームで団結してインカレは個人ではないので団体でしっかりと協力して戦っていってくれたら良いなと思います。

山口真旺女子主将(スポ4=兵庫・須磨学園)

――これがインカレ最後のレースだと思いますが振り返っていかがですか

決勝でタイム上げたかったんですけど、落としちゃって、順位はキープできたけど、最後の締めくくりとしては残念だったなという気持ちがあります。

――予選に比べて前半から突っ込んだようにみえたのですが、どうだったのでしょうか

とりあえず前半から行こうとは思っていて、ちょっと力み過ぎた部分があったのかなと思いました。

――試合前にチームメイトの方から声とか掛けられたりしましたか

すごくみんな声を掛けに来てくれて、応援に応えられなかったのがちょっと残念だなと思います。

――この1年間ワセダのチームスローガンは「破天荒」だったと思います

この1年不調ではありましたけど、自分らしく挑戦していって、特に男子は1年生が優勝しているので、目標通り『破天荒』にはなっているんじゃないかなと思います。

――この1年間チームをまとめられてきて、どういうチームでしたか

3年生に支えられている部分が大きいチームだったんですけど、しっかりと最後はちゃんとついてきてくれて、先輩のために頑張りますとすごく言ってくれたので、本当に良いチームだったなと思っています。

――最後に何か後輩に伝えたいことがあればお願いします

とりあえずまずは8継(4×200メートルフリーリレー)でB決勝1番になってもらって、ワセダはこれからさらに強くなっていくと思うので、男子に負けず女子もどんどん上を目指していって、男女共に強いワセダと言われるように頑張っていって欲しいなと思います、

渡辺一平(スポ3=大分・佐伯鶴城)※囲み取材より抜粋

――2ブレの方はどのような計画で

大久保くん(麟太郎、筑波大)が調子いいのも分かっていましたし、(男子)800メートル(フリーリレー)の予選・決勝もありましたし、勝負にこだわって、チームのためにやりました。

――後半勝負だってはじめから考えていたのですか

そうですね。一番疲れない方法で、っていう形で、大久保くんが絶対2分9秒台くらいで来るんだろうなっていうのが分かっていたので。

――あえて100メートルで先に行かせたって感じですか

いや、そういうわけではないんですけど、ずっとマークしつつってかたちで、逃がさないようにして。

――最後のテンポを上げるというのはこだわらなかったのですか

150(メートル)のターンからはしっかり上げられたと思うので、175メートルで勝利を確信したので、少し余力を持ちながらって感じなんですけど、

――最後のテンポアップの手応えは

テンポアップをしっかりすることができましたし、空回りしてる感じもなかったので、良かったと思います。

――最後の男子800メートルフリーリレーの時、体力はどうでしたか

この3日間で10レース目だったので、もちろん体力的に疲れもありましたし、聖人さん(坂井、スポ4=福岡・柳川)を表彰台に上げてあげたかったっていうのもありますし、僕が出るところは4年生の先輩のところだったので、それを差し置いて僕が出ているからには絶対結果を出すって気持ちがあったんですけど、すごく悔しいです。

――奥野景介監督(昭63教卒=広島・瀬戸内)が、股関節を痛めてるとおっしゃってましたが、その影響は

初日の(男子)400メートルフリーリレーだと思うんですけど、普段使わないフリーの筋肉をすごい使って、筋肉痛というかちょっと痛みがあるので、そういう感じだったんですけど、粘り強くできたと思っているんですけど、その(聖人さんを)表彰台に上げたかったって気持ちがあります。

――個人の種目、男子200メートル平泳ぎを振り返っていかがだったでしょうか

朝、すごい体が重くて、タイムと泳ぎは一致していたんですけど、大久保くんがすごい調子がいいんだなっていうのは分かってましたし、決勝は勝負にこだわって、勝ちだけをってかたちで。

――レース後の心境は

僕個人で2冠できたというのは嬉しいですし、去年は(男子)800メートルフリーリレーもなかったので、全力で行ってたんですけど、今回はリレーもあるということで、余力を残しながらも、タイム的には満足できるタイムだったので、良かったんじゃないかなと思っています。

――男子800メートルフリーリレーの方の感想は

悔しさしかないですけど、坂井さんとリレーを組むというのも最後でしたし、僕の泳ぐところは4年生のキャプテンが泳ぐ場所だったんですけど、僕の方が調子がいいということで、僕が出てるんですけど、そういう4年生の方々にも、表彰台に絶対立ちたかったって気持ちはありますし…。すごく悔しいです。

――今回の3日間のインカレはどのようなものになりましたか

世界水泳が終わって約1ヶ月くらいなんですけど、この1ヶ月、夏合宿などにも参加して、チームとしてずっと行動したりだとか、いい練習がずっと積めていたので、それがこういう結果に繋がっているんじゃないかなって思いますし、嬉しさももちろんあるんですけど、悔しさの方が今回は大きいかなと思っているので、(男子)100メートル平泳ぎで大会新を塗り替えられなかったりだとか、(男子)400メートルフリーリレーでB決勝だったりとか、今回の(男子)800メートルフリーリレーで4位で、先輩を表彰台に上げさせてあげられなかったっていうのが、悔しいです。

――来年、最上級生になると思いますが、どんなものを築いていきたいですか

ことしの4年生っていうのは、坂井さんをはじめ、すごい競技力の高い先輩ばかりで、僕たちが最上級生っていうのをできるのかまだ不安なんですけど、来年、ことしの4年生にこんなに大きくなったんだって姿を見せられたらいいなと思います。

渡部香生子(スポ3=東京・武蔵野)*囲み取材より抜粋

――リレーを振り返っていかがですか

もうなんか身体がきつすぎて、何が何だか分からないんですけど、無事3日間10レースという1年の一大イベントが終わったのでホッとしています。

――このインカレはどんな大会でしたか

ユニバーシアード後、すぐのインカレだったんですけど、印象としては初日からだんだんと泳ぎが良くなってきて大会を終えられたのは良かったと思います。

――平泳ぎ2冠というのはどのように感じていますか

こういう結果自体がすごく久しぶりで、やっぱりどん底になってからこうやって這い上がってこれたというのは自分一人の力じゃできなかったことだと思うので、周りの人たちにもすごい感謝したいなと思っています。

――ワセダのチームで戦うということは、渡部さんにとってどんな意味を持っていますか

大学に入るまではチームで戦うとかはしていなくて一人で練習していたので、ワセダに入ってこうやってインカレで戦って、チームが大切だということを、この3年間ですごく感じました。

――今水泳を楽しめている理由はどこにあると思いますか

これまでの楽しいというのは、タイムが出たとか優勝できたとかそれだけだったんですけど、結果が出ることだけが楽しいんじゃないんだよということがちょっと分かった気がします。

――今年に関して言うと、トップチームから離れてしまっていましたが、どんな夏になりましたか

シンプルに言うと、一生忘れないんだろうなっていう夏で、こういうどん底の経験をしたからこそ分かることや、強くなれることがたくさんあると思うので、この一年の経験を必ず来年以降につなげて、もっともっと速くなりたいなって思っています。

――ユニバーシアードまではどのように練習をしてきましたか

レースで疲れていたのもあったので、疲労を取りつつ、無くなってしまったエネルギーとかも補わなければいけないなと思っていました。泳ぎの調子というよりは、体調を崩しやすいので、体調を優先してやってきたとは思います。

竹内智哉(スポ1=神奈川・湘南工大付)

――400メートル個人メドレーを振り返ってみていかがですか

ベストは出たんですけど、隣の伊藤君(日大)に負けてしまって悔しいです。

――伊藤選手とは高校生の時からのライバルということですが、意識はしていましたか

そうですね。彼は背泳ぎが速くて、そこでいつも前に出られることが多かったりしたので、付いて行こうとしたんですけど、離されてしまいました。

――スピードを落とさずに頑張りたいという話がありましたが、スピードという点ではどうでしたか

昨日と今日では体調も若干違ったので、スピードをそのままというよりかは、別の種目ということで気持ちをしっかり切り替えて臨みました。

――決勝から800メートルリレーに出場されましたが、どんな気持ちだったのでしょうか

主将の直希(阿久津、スポ4=埼玉栄)さんに表彰台にのってほしかったんですけど、僕が代わりに出て、その中で4位で表彰台に届かなかったのは申し訳ない気持ちでいっぱいです。

――このインカレを通して課題などは見つかりましたか

400メートル個人メドレーの後に8継を泳ぐのはインカレが初めてだったので、そういう面で体力面の強化がまだまだ必要だなと感じました。

B決勝進出者

大芦知央(スポ2=大阪・関大北陽)

――今のレースを振り返って

大学入って久々に56秒台が出て、まあ全然ベストではないんですけど、2回出せたっていうことがいいんですけど、まあA決勝狙っていたので、B決勝の中でも、トップで帰りたいって思いはあったので、ちょっと悔しいです。

――後半に3人抜かしましたね

そうですね。今チームが総合得点で結構競ってて、自分の点数が大事だと言うことは、チームのみんなから言われていたので、少しでも多く点を取れるように、みんなの声援を受けて、必死に泳ぎました。

――今回のインカレで収穫はありましたか

全国の舞台で2種目2回泳げたというのは、僕自身あんまりない経験で。B決勝という、まだ僕の本来戦いたいと思っている舞台ではなかったんですが、2回泳げたっていうのは大きかったと思います。

――このインカレで4年生が引退して、上級生になってくるのですが、チーム内でどんな存在になりたいですか

メドレーリレーでは、去年、ことしと優勝してて、来年は僕が1年生の丸山かどっちかが、泳がないといけないという状況にあって、来年しっかり泳げるようにトレーニングしたいなと思います。

――今後の目標は

まずはA決勝で戦えるように、強い選手になることと、リレーでもいっぱい泳いで、チームのためにもっと強い選手になりたいなって思います。

伊藤愛実(社3=東京・早実)、川畑志保(教2=東京・早実)、志賀珠理奈(スポ3=埼玉・武南)

――今のレースを振り返って

伊藤 1泳なので、なるべくみんなが気持ちよく泳げるようにと思って、あと予選よりタイムを上げられるように意識して泳ぎました。

川畑 2泳の香生子さんが、絶対巻き返してきてくれると思ってたので、それを引き継いで、そのままの順位で珠理奈さんに引き継ぐことを意識して、それが達成できたので、いいと思います。

志賀 ことしのインカレで最後の種目だったので、 気持ちよく終わりたかったんですけど、タイムとかも、すごく課題が見つかる試合でした。

――このインカレで4年生が引退し、みなさん上級生になりますが、どんな存在になりたいですか

伊藤 みんなからついていきたいいきたいって思われるように、精一杯これから精進することと、コミュニケーション豊かな、みんなで頑張っていこうと思えるような、最上級生として、そういう学年にしていきたいです。

川畑 態度とか生活面でももちろんですけど、やっぱり一番は競技で引っ張れるような上級生になりたいなって思います。

志賀 最上級生になるので、試合の結果とかで、後輩たちがついてきてくれるような存在になりたいです。

――今回のインカレを総括して

伊藤 ワセダの女子は今回、「シード死守」というのを目標にしていたんですけど、この結果だと、シードは守れなかったので、各自それぞれ、自分のレースを振り返って、来年こそシード奪還できるように頑張っていきたいと思います。

川畑 ことし1年、思うようなタイムが出ず、苦しかったんですけど、また来年、努力しなおして、来年のこの舞台で笑顔で終われるようになりたいなって思いました。

志賀 ことし3年目で、ことしこそは個人で結果を残して、女子の点数に貢献したかったんですけど、3日間を通して、少しも貢献できなかったので、来年は最上級生になるので、やっぱり個人でも得点して、チームを引っ張っていけるように、頑張りたいです。

予選後

坂井聖人(スポ4=福岡・柳川)※囲み取材より抜粋

――泳いでみていかがですか

一平(渡辺、スポ3=大分・佐伯鶴城)が2種目泳ぐことになっているので、ちょっとでも楽させてあげようかなと思ったんですけど、個人的な事情であんまり体が動かなくて、あんまり楽させてあげられなかったんですけど、多分予選は無事通過できていると思うので、決勝では、(他大でも)2種目出る選手とかもいっぱい出てくると思うので、弱ったところを刺すっていうのもちょっとあれなんですけど、僕はもう1本しかないので、しっかり全力でやっていきたいなと思ってます。

――いろんな泳法で泳ぐ大会になっていますが、体の感じなどは

自分の種目じゃない泳ぎをする分、また違った疲労も溜まってきますし、昨日のバックでもう足が完全に動かなくなっているんで、もうちょっとケアをしてもらって、決勝は臨まないといけないなって、予選泳いでみて分かりました。

丸山優稀(法1=埼玉・大宮)

――今のレースを振り返って

思ったより動かなかったので、ちょっと残念です。

――今大会の調子の方は

悪くないと思っていたんですけど、あまり動かなかったので、なんというか、悔しいですね。

――インカレに向けての調整はどうでしたか

うまくいっていたと思っていたんですけど、合わせられたと思っていたんですけど、体がうまく合っていないように感じられたので、ほんと悔しいですね。

――初めてのインカレですが、雰囲気などはいかがですか

チーム一丸となってやる姿が非常に楽しいですし、自分も貢献したかったんですけど、ことしは貢献できなかったので、残念です。

――今後に向けて目標などあれば

とりあえず今後は日本選手権が大きな大会になると思うので、そこに向けてB決勝などに残れるように頑張っていきたいです。

今井流星(スポ1=愛知・豊川)

――今大会での目標は何でしたか

2回泳ぐことを目標に、B決勝にでも残ろうと思って泳ぎました。自己ベストくらい泳げればよかったんですけど、今シーズンあまりいいタイムではなかったんで、前半に攻めて、耐えるところまで耐えようと思っていました。前半は自己ベストよりちょっと遅いくらいでいけたんですけど、今シーズンの悪い部分がちょっと出ちゃったかなという感じですね。

――レースプランとしては、前半からいこうと思っていたのでしょうか

そうですね。監督からは、落ち着いてってことを言われて、焦ってガチガチにならないように、気持ちはしっかり持って臨みました。

――タイム的にはどうですか。

自己ベストには全然およんでないんですけど、今シーズンの日本選手権とか、ジャパンオープンとか、そういう大会の結果を見ると、(タイムを)上げることができてよかったとは思います。

――具体的にこのインカレに向けて取り組んだことはありますか

最初悪かったんで、渡辺一平選手とか身近にいますし、練習中に水中に潜って、水中でどうやっているかとかを見ました。奥野監督にもいろいろ指導してもらって、だいぶよくなってきているとは思います。

――初めてのインカレですが、他の大会と比べて雰囲気はいかがですか

やっぱり全然違いますね。一発勝負で結果を出すことの難しさみたいなものを感じました。

――何かこの大会で課題などは見つかりました

まずは体力の向上とか、泳ぎの改良もそうですし、全然まだまだ未熟なんで、一平さんとかああいった選手に少しでも追いつけるよう、まあオフを挟むんですけど、10月から一年かけて、来年は強くなってA決勝とか残って、ワセダに点を与えられるように頑張りたいです。

福岡清流(スポ1=大阪・桃山学院)

――今回初めてのインカレ(日本学生選手権)だと思いますが、楽しんでいますか

きのうまでは楽しんでいたんですけど、今のレースが遅かったんで今は悔しくて。

――緊張はされましたか

緊張はすごいしたんですけど、みんな召集所に応援しにきたりしてくれたので緊張もほぐれて頑張ろうと思っていたので期待に応えられなくて悔しいです。

――組の中では終始先頭を譲らないレースでしたが、レースを振り返っていただいていかがでしたか

200メートルまではすごく良かったんですけど、後半泳げなくてそこが反省点です。

――福岡選手は4泳法の中で得意な種目だとか特に力を入れている種目だとかはありますか

特にないんですけど、自分の中では平泳ぎが泳げる方だと思うので、平泳ぎを自分の中では頑張ろうと思っています。

――インカレ後も試合は続くと思いますが、何か目標があれば教えてください。

ジャパンオープンの標準記録を切れるように頑張ります。