漕艇部

2017.09.02

全日本大学選手権 8月31日~9月3日 埼玉・戸田ボートコース

明暗くっきり 男子は1艇、女子は3艇が決勝進出!

 男女ではっきりと明暗が分かれた1日であった。全日本学生選手権大会(インカレ)も3日目を迎えたこの日、早大からは男子7艇、女子4艇が出場。女子部は舵手なしペアを除いたシングルスカル、ダブルスカル、クォドルプルの3艇すべてが安定した漕ぎを見せ、2位と大差をつけて決勝の舞台に駒を進めたのに対し、男子部は舵手なしフォアが決勝進出を果たすのみに留まり、多くのクルーが次の日の順位決定戦に回ることとなった。

 女子部の一番槍は、前日の予選で本調子が出せず、敗者復活戦に回った田口えり花(商4=埼玉・浦和一女)と青木華弥(教3=東京・本所)の舵手なしペアだ。一時は優勝候補とうたわれたペアであったが、レース序盤から慶大に後れを取ると、差は開く一方だった。終盤に高レートでの追い上げで慶大を捉えるも、0.7秒差で逃げ切られる。予期せぬ予選敗退となった。一方でシングルスカル、ダブルスカル、クォドルプルの3艇は、スタートから先行し、終始リードを守り抜く、まさに大学漕艇界の『女王』の名にふさわしい攻撃的なレースを展開。3艇すべてが2位と5秒以上の差を付け、1着で決勝進出を決めた。シングルスカルで出場した安井咲智(スポ1=東京・小松川)は、自身初のインカレ出場と決勝進出について、「すごく光栄」と顔をほころばせた。あすの決勝では安井にとって憧れの選手である栗山咲樹(富山国際大)と高島美晴(明大)と対決する。女子部の目標である総合優勝のために、乗り越えなくてはならないこの両名を相手にどのようなレースを見せてくれるのか、期待がかかる。

全艇トップクラスのタイムで決勝へ進んだ安井

 一方の男子部は、前日の敗者復活戦で見事準決勝の舞台に這い上がった舵手なしフォアが意地を見せた。前半はうまくスタートスパートを切った中大に置き去りにされるも、焦らず4人の漕ぎを一つに合わせることで艇の伸びを衰えさせずに2位をキープ。後半で後続の法大を突き放し、中大には大きく離されて2位でフィニッシュしたが、決勝戦に進むことに成功した。しかし、これ以外の艇はことごとく序盤から先行できず、次の日は順位決定戦に回ることに。唯一エイトはスタートで日大と仙台大の強敵相手に先行するが、長くは続かず。第1クオーターで日大に、第3クオーターでは仙台大に抜かれ、3位でゴール。選手たちは無念のうちに一斉にうつむいた。

逆転を許し、一歩及ばなかった男子エイト

 女子は舵手なしペアの敗北を除けば、実力を存分に発揮し、順当に決勝への切符を勝ち取った。一方で、男子は1艇のみが決勝進出、それ以外のクルーは順位決定戦に回ることとなった。しかし男女間で明暗は分かれたものの、全員がきょうのレースでの勝利を望んでいることは疑いようもない。それぞれが迎えるインカレ最終日。勝利に向かって漕ぎ切るしかない。

★新人クルー、敗者復活戦をパスし準決勝へ進む

未経験選手を含むフレッシュなクルーで臨む

(記事 坂巻晃乃介、写真 石塚ひなの、久野映)

 全日本大学選手権インカレと同時開催で行われたオックスフォード盾レガッタ。未経験者の1年生を含んだフレッシュなクルーは、最上級生の富田剣志(スポ4=愛媛・今治西)を中心にボートの基本から練習に取り組んできた。序盤でリードし流れに乗るという、スタンダードなレースプランで予選に挑んだ9人であったが、仙台大に大きく差を付けられ2着でフィニッシュ。午後の敗者復活戦では予選の反省を生かした漕ぎをしたいところであったが、「相手のタイムが分かっているので、それで気を抜いてしまった」(富田)。慢心からか、積極的に勝負を仕掛けることなくレースを展開してしまう。順位こそ1着で準決勝進出を決めたが、内容には課題が残る結果となった。あすの準決勝では、攻めの漕ぎで少しでも上位に食い込みたい。

(記事 鎌田理沙、写真 加藤佑紀乃)

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結果

【敗者復活戦】

▽女子部

【舵手なしペア】

S:田口えり花(商4=埼玉・浦和一女)

B:青木華弥(教3=東京・本所)

7分48秒28 【2着 順位決定戦へ】

【準決勝】

▽男子部

【エイト】

C:佐藤修平(文4=秋田)

S:内田達大主将(スポ4=山梨・吉田)

7:伊藤大生(スポ3=埼玉・南稜)

6:石田良知副将(スポ4=滋賀・彦根東)

5:堀内一輝(スポ2=山梨・富士河口湖)

4:鈴木大雅(スポ3=埼玉・県浦和)

3:石橋広陸(スポ4=愛知・豊田北)

2:東駿佑副将(政経4=東京・早大学院)

B:得居亮太(法4=東京・早大学院)

6分03秒26 【3着 順位決定戦へ】

【舵手付きフォア】

C:徐銘辰(政経2=カナダ・St.Andrew‘s highschool)

S:坂本英晧(スポ2=静岡・浜松北)

3:高山格(スポ2=神奈川・横浜商)

2:菅原諒馬(商2=東京・早大学院)

B:有田雄太郎(法4=東京・早大学院)

6分52秒26 【2着 順位決定戦へ】

【舵手なしフォア】

S:中川大誠(スポ1=東京・小松川)

3:川田翔悟(基理2=東京・早大学院)

2:藤井拓弥(スポ2=山梨・吉田)

B:尾崎光(スポ3=愛媛・今治西)

6分42秒28 【2着 決勝進出】

【舵手付きペア】

C:菱谷泰志(スポ1=鳥取・米子東)

S:金子怜生(社3=東京・早大学院)

B:土屋夏彦(スポ2=山梨・吉田)

7分48秒48 【4着 順位決定戦へ】

【舵手なしペア】

S:飯尾健太郎(教3=愛媛・今治西)

B:田中海靖(スポ1=愛媛・今治西)

7分29秒26 【3着】

【シングルスカル】

鈴木利駆(スポ1=静岡・浜松西)

7分43秒53 【3着】

▽女子部

【舵手付きクォドルプル】

C:澤田夏実(スポ3=東京・小松川)

S:木野田沙帆子女子主将(スポ4=青森)

3:石上璃奈(スポ4=長野・下諏訪向陽)

2:三浦彩朱佳(文1=青森)

B:木下美奈女子副将(スポ4=山梨・富士河口湖)

7分23秒23 【1着 決勝進出】

【ダブルスカル】

S:米川志保(スポ3=愛知・旭丘)

B:北村綾香(スポ3=滋賀・膳所)

7分30秒20 【1着 決勝進出】

【シングルスカル】

安井咲智(スポ1=東京・小松川)

8分04秒40 【1着 決勝進出】

▼オックスフォード盾レガッタ

【男子エイト】

【予選】

C:山田候太(商1=東京・早大学院)

S:富田剣志(スポ4=愛媛・今治西)

7:川田諒(社2=愛媛・松山東)

6:瀧川尚歩(法1=香川・高松)

5:山中裕一朗(スポ2=埼玉・本庄第一)

4:伊藤光(文構3=東京・神代)

3:新井裕也(社1=早大本庄)

2:舩越湧一郎(社1=滋賀・膳所)

B:大野一成(法1=東京・早大学院)

6分28秒57 【2着 敗者復活戦へ】

【敗者復活戦】

6分49秒30 【1着 準決勝へ】

コメント

【男子舵手なしフォア】

S:中川大誠(スポ1=東京・小松川)

――きょうのレースを振り返っていかがでしたか

予選、敗者復活戦、準決勝と3レース目ではあったんですけど、ウォーミングアップのときからいまいちまとまっていないというか、レースに対して少し不安の残るウォーミングアップから入ってしまったところがあったので、そこでうまくレースで立て直していかなければならない感じではいました。前半思ったより中大に行かせてしまって(中大が)見えなくなってしまったので、完全に他の3艇でのレースになってしまったところはあります。内容は悪くはなかったかなと。漕ぎ自体は今まで課題としていた部分が結構出てしまったかなという感じです。

――課題というのは具体的に

4人のユニホーミティーを高めることであったりとか、水中入れたところから艇を動かしていくというところが甘かったかなと思います。そこで艇が進みきらずに行ってしまって、苦しい感じになってしまったのかなと思います。

――良かった点を挙げるとすれば

今までやってきた中で、悪くなってしまったときに切り替えていくところがうまくはまらなかったんですけど、尾崎さん(光、スポ3=愛媛・今治西)を中心に、何かあったことに対してしっかりクルーでレスポンスしてボートの動きを切り替えていくことができたのはきのうやおとといできていなかったことなので、そこは評価していいかなと思います。

――中大に先行されたと思いますが、焦りは感じましたか

2組しか準決勝から上がれなくて、最終的にはAファイナル(決勝)で戦うことが目標なので、準決勝でいいスピードを出していい上がり方をするのは重要ではあるんですけど、あくまでAファイナルにフォーカスを当てていきました。ある程度(中大が)速いというのは前日に話し合って、おそらく(先に)行ってしまうだろうとそこは想定内でした。焦らずに自分たちのリズムにうまく持ち込んでいけば2位は固く取れるだろうということだったので焦りは感じなかったです。

――後半で突き放しての2位でしたが、理由はありますか

今までコンディションがあまり良くなかったところで前半で個々で漕いでしまっていて、本当は4人で漕がなければいけないんですけど、1人1人がそれぞれ自分の頑張りたいように頑張ったという意味で1000メートルの時点で全員が疲れてしまって4人で漕ぐということに意識を合わせなかったところがありました。きょうは思ったより風が吹いていなくて、1000メートルを過ぎてからもまとまって漕げていたのが理由ですかね。あと、前半が良くなかったので、後半が良く見えてしまうところはあります。後半が良かったかというとそこまでではないです。

――あしたはどのようなレースにしたいですか

あしたのレースは自分たちのやりたいように、描いている通りに、自分が(主導権を)握っていってスタートで出て、楽な展開には絶対ならないと思うんですけど、競っていく中でしっかり逃げずに粘り強く勝利に対してどん欲にレースできればいいかなと思います。

――最後に意気込みを改めてお願いします

ここまで来たら優勝というところしか見えていないところがあるので、このクルーとして最後にふさわしいレースがしたいです。あとは、よく見て頂いてお世話になった担当の國宗コーチ(洋、平22政経卒=東京・早大学院)がこれで最後ということなので、最後に1番いいメダルを取って、コーチをはじめ支えて下さった皆さんに恩返しをできたらいいのかなと思います。

【男子舵手付きペア】

C:菱谷泰志(スポ1=鳥取・米子東)

――きょうのレースを振り返っていかがですか

きょうは今までとレースプランを今までと変更したことが大きなポイントになったなと思いました。

――感触としてはいかがですか

(内容は言えないが)それがうまくいかなかったかなというところですね。

――きのうは高レートの質が良くないということを課題に挙げていました。それについてきょうはいかがでしたか

やっぱり意識はしたんですけど、なかなかそれが改善できませんでした。回転数だけ上がって一本の出力が足りなかったかなと思います。

――スタートで出遅れてしまいました

トップに出切るということができなくなってしまって、ずるずると徐々に徐々に出られてしまうかたちになりましたね。

――切り替えのコールなどはどのように入れましたか

入れはしたんですけど、差が少し詰まってもそこから並ぶということまではできませんでしたね。

――他艇を見た印象はいかがでしたか

大きい選手で、僕らよりもレートが低めで、少し漕ぎが荒々しくても力強く一本一本で進めていくということをこの大会通して感じていますね。

――あしたのレースはどんなかたちが目標ですか

昨日の敗者復活で負けた立大であったり、準決勝で負けた東大であったりもいるので、そこをしっかり押さえて、まだ1位のレースがないので、しっかり1位を取って、全体5位で終わりたいなと思います。

――何か変えることはありますか

まだ夜にクルーやコーチとミーティングをするんですけど、きのう、きょうのレースを掛け合わせて、良いレースプランやイメージを持っていきたいなと思います。

――あしたの意気込みを一言お願いします

絶対に1位を取って、総合5位を狙って、実現していきたいなと思います。

【男子シングルスカル】

鈴木利駆(スポ1=静岡・浜松西)

――本日の試合にはどのような意気込みで臨みましたか

目標としては最終日に残るということで、予選のタイム的にはAファイナルも狙えるところだったので、狙いつつも最終日に残るということを意識しながら臨みました。

――自信はありましたか

まあいけるんじゃないか、と思っていたところはありました。

――事前に立てていたレースプランなどはありましたか

はい。スタートが得意な方なので、スタートで出るか並んで、キープしてラストに相手より出ようと意識して臨みました。

――では実際のレースを振り返っていかがですか

スタートで出られてしまって、焦ってしまったのがありました。やっぱりスタートで出たいというのがあったのにうまくいかなくて、それが大きかったです。

――中盤以降は激しい競り合いになりました

スタートで出遅れてしまって、自分のプランから外れた展開になってしまいました。でも離されると相手の艇が見えなくなってしまうので、臨機応変に何本か強く漕ぐというのをいれたので、予選のレースほどラストに余力が残っていませんでした。

――予選より早いタイムでしたが、スタート以外で予選の漕ぎと違いはありましたか

予選の時は逆流だったので1本を大きく強くっていうのを意識していて、きょうは結構流れが順流だったのでキャッチでしっかり水をかけてというのを漕ぎ分けていました。

――目標は最終日に残ることだったとのことですが、このインカレ全体を振り返っていかがでしょうか

予選でまあまあのタイムが出てAファイナルを狙えるかと思ったのに、きょう予選で勝っていた相手にも負けてしまって最終日に残れないのもあって、インカレは甘くないなと痛感しました。やっぱり予選で勝った相手に負けたり、タイム的にも勝ってた相手が残っている中で残れなかったので、ツメが甘かったと思うこともありますし、悔しい気持ちが大きいです。

――レースの前後にチームメートからの声掛けなどはありましたか

レース前には結構同期のみんなに声を掛けてもらって、すごいリラックスした状態で出艇はできました。

――初めてのインカレでしたが、緊張などはありましたか

そうですね、自分で思っていたよりも緊張はしました。まあレースが始まってしまえばそこに集中するのでいいんですけれど、それまでは結構緊張していましたね。

――このインカレでの経験を今後どのように生かしていきたいですか

そうですね、4月から大会がいろいろあった中で、今回の大会では自分の成長を感じられた部分もあったので、しっかりこの成長を維持してらいねんのインカレではもっといい艇に乗ってAファイナルが目指せるようになりたいと思います。

【女子舵手付きクォドルプル】

B:木下美奈女子副将(スポ4=山梨・富士河口湖)

――きょうのレースをまず振り返っていかがですか

予選の時に課題としていたことが中盤をきっちり漕いであまり落としすぎずということだったのですが、きょうはそこを予選よりもさらに一つ上のところに行けたかなと思います。まだコンスタントが課題になっているので、明日につなげたいと思います。

――タイムが予選よりも上がっていますが、その調整の成果でしょうか

そうですね。まずスタートスパートが決まってスッと出られたというところと、コンスタントに関しても、レートを予選の時は下がってしまったのですが、そこを逆風の中でもキープするというのがタイムに出たかなと思います。

――あえて挙げるとしたら課題は

コンスタントになりますね。今のところスタートとスパートに関してはキレ良く、そこが持ち味だなと思っています。コンスタントでやはりきょう仙台大と並んだ時にそこで付いて来られるのではなく、もっと突き放すというところです。終わった後にもちょっと軽く乗って確認したんですけども、一本で伸ばすことを明日表現できたらいいかなと思っています。

――レースの最後に若干キャッチがバラついた印象を受けました

後半はスパートを入れたというのもあり、そこももう少し精度を上げられるかなと思いますが、中盤から後半が課題になるかなと思います。

――女子部からは3艇は決勝に進みましたが、女子部全体の結果を見ていかがですか

私たちが目標としているところは女子総合優勝で、3艇上がっているのですが他大学の状況を見ましても富山国際大や立命館大あたりも3艇決勝に進んでいるところなので、そこから明日いかに上に上にいけるかですね。もちろん決勝に残ったところは優勝を目指しますし、順位決定戦に回ったところも1位で上がって全日本(全日本選手権)につなげていきたいと思っています。

――明日はご自身にとっては大学生活最後の全日本大学選手権であり、かつ優勝も意識されるところがあるかと思います。意気込みをお願いします

私たちは毎年ジャパンの選手が乗っていたりするのですが、今私たちが組んでいるクルーにはジャパンの選手もいないですし、そういった中でワセジョの意地じゃないですけど、いろんなところから刺激を受けてここに来て育ってきたというのを表現して、ワセジョの底力を見せつけたいと思います。

【女子ダブルスカル】

B:北村綾香(スポ3=滋賀・膳所)

――きょうのレースを振り返っていかがですか

きょうは予選で少し波とか風に煽られてしまって思うような漕ぎが少しできなかったので、そこで出た課題をしっかり踏まえて、見直して、いい漕ぎができたかなと思いました。レースイメージ的にも2人でしっかり統一して全体的にいいレースができたかなと思います。

――レースイメージは具体的にはどのようなイメージでしたか

予選のときに風で少しオールが波に取られることが多くて、それでタイムロスが多かったので、波などのコンディションに対応した漕ぎのイメージや、トップで入らずに戻ってしまうところがあったんですけれども、2人とも身長が高いので、その長さをしっかり生かすイメージを持ってきょうは漕ぎました。

――予選と比較してきょうの漕ぎの内容はいかがでしたか

きのうと比べてコンディションが少しよかったというのもあるんですけど、今まで練習で課題としていたトップの部分であったり、立ち上げの部分などでいいところが出たのでよかったかなと思います。

――あしたのレースに向けて何か変えようと思っていることはありますか

きょうはスタートですぐ出て、相手を見ながら漕ぐことができたんですけれどもそこからあまり差を広げることができずにそのままゴールという形になってしまったので、あしたは強敵はいるのでスタートでしっかり攻めることも大事なんですけれども、しっかり第2クオーターや第3クオーターでもしっかり攻める漕ぎをしていきたいと思います。

――優勝が現実味を帯びてきましたが、どのような心構えで臨みますか

女子の総合優勝のためには絶対に優勝するしかないと思っているので2人でしっかり気合を入れてガンガン攻めていきたいなと思っています。

――明日の意気込みをお願いします

もともと目標が2人とも(身体が)大きいので大きさを生かすというのもあるんですけれども、他の人が見て「すごいな」と思うような圧巻のレースをすることを目指してきたので、そういう漕ぎができるように最後、いいレースをしてきたいなと思います。

【女子シングルスカル】

安井咲智(スポ1=東京・小松川)

――きょうの試合を振り返っていかがでしたか

スタートで出られれば、そのまま自分のペースをつくって1位でゴールできるかなという自分の中での予想があったので、まずスタートで出るということを意識しました。それができたので、自分の思った通りのレースができたかなというように思います。

――おとといの予選と比べてきょうの漕ぎはいかがでしたか

2着だった四方(美咲、鹿屋体大)ちゃんという子が予選でも一緒だったんですが、予選の時は500メートルまでずっと負けてしまっていて、きょうの準決勝ではスタートの2本くらいから1位で行けたので、そこは全然違ったのかなと思います。

――ガッツポーズをする姿も見られましたが、レース直後の気持ちはどうでしたか

女子のなしペアがゴールするところを見て、頑張ろうという気持ちはあったんですが、さらに自分が頑張ることで他人に大きな影響を与えられるのかなとレース前に考えて。予選の時よりも自分のためでなくみんなの為ということを意識していたので、それがしっかりと結果に現れたことがすごく嬉しくて、決勝の舞台に行けた嬉しさでガッツポーズが出ました(笑)。

――あすの決勝は強敵ぞろいですが気になる選手などはいますか

全員と言ってしまえば全員なんですが、まず高校の時に同期で一緒にボートを漕いでいた法大の石垣(優香、法大)選手には負けられないなと。ライバルとしてずっとやってきたのでそこは抑えていきたいのと、目標としている選手が栗山(咲樹、富山国際大)さんと高島(美晴、明大)さんで、憧れとしていたお二人とまさか同じ舞台であしたレースができるとは思っていなかったので。恐縮なんですけど、それでも食らいついて頑張りたいなと。まぁ全員なんですけど、特に意識しているのは栗山さんと高島さんです。

――決勝に向けての意気込みをお願いします

初めてのインカレで、初めての決勝に行けたことがすごく光栄なのですが、そこで満足しないで、きょうまで練習してきたことを出して自分が楽しかったと思えるようなレースに、そして周りの人たちにもいいレースだったと思ってもらえるようなレース展開をできるように自分自身が一番楽しんでいるということを思いながら頑張りたいと思います。

【オックスフォード盾レガッタ男子エイト】

富田剣志(スポ4=愛媛・今治西)

――今回のクルーはいつごろ組まれましたか

はっきりとは覚えていないのですが、7月頭だったと思います。

――1年生のボート初心者もクルーにいましたが、練習はどのように進められましたか

まず練習するにあたって時間がないので、ケガをしないことを第一に言っていたのですが、実際ケガはあったので、そこは僕の指導不足だったり、おのおのの意識の低さだったのではないかと思います。初心者だったり、来年以降のインカレ、早慶戦(早慶レガッタ)を狙うメンバーでもあったので、まずどのようにボートを進めるのか、スカル種目からスイープ種目になりオールが2本から1本になるので、それをどのようにやっていくのかという基本をしっかりしました。最終的にらいねん以降につながるように、基本を大事にしました。オッ盾の目的がそういうことも含まれていて、僕も一昨年このクルーに乗ったことがあったので。

――では、レース前のみなさんの雰囲気はいかがでしたか

レース1週間前までは「大丈夫かな」というところはありましたが、そこからだんだん合ってきて、そこから雰囲気よく「これならいけるぞ」というところまでできました。未経験組もいますし、完ぺきではなかったのですが、重ねるべき点は積み上げてこれたのではと思います。

――今回の目標は『学生トップ』ということでした

『学生トップ』を狙おうとずっとやってきたのですが、なかなか相手も相手で難しかったのですが、もう一度あしたの準決勝では自分たちの漕ぎを戻して、狙うべき課題を全員で狙って、その結果勝てればいいなと思います。まずは準決勝でいいレースがしたいです。

――本日の予選のレースプランと、本番を振り返ってみていかがでしょうか

予選はレースプランから全体的に低いレベルになってしまいました。レースプラン通りではあったのですが、そこからワンランク上げたかったと思います。ボートは後ろ向きに進むので、まずは頭に出て、ロスなくスピードをキープして進めるのが基本的なプランでした。

――そのあとの敗者復活戦のレースプランも、基本をなぞらえたプランでしたか

そうですね。ただ相手のタイムが分かっているので、勝てるだろうと思っていたのですが、それで気を抜いてしまったというか、慢心につながってしまったのかなと思います。やろうと言っていたのですが、攻めの漕ぎができず守ってしまって、積極的にいけませんでした。午前の反省を午後に全くいかせなかった状況です。

――では、あしたの具体的な目標はありますか

準決勝は企業もいますし、なかなか1位というのは難しいのかなと思いますが、絶対2位は狙います。かといって最初から2位狙いでいくのではなくて、自分たちのレースをして2位に入るのを目標にしたいです。