水泳部

2017.09.02

第93回日本学生選手権 9月1日 神奈川・横浜国際プール

インカレ開幕!男子は快勝スタート

TEAM 1P 2P 3P 4P
中大 14
早大 22
▽得点者
田中7、中安3、山田(太)3、土橋3、池水2、吉村2、眞板2、

 いよいよ学生日本一を決める大舞台、日本学生選手権が横浜で開幕した。初戦の相手は、関東学生リーグ戦で二度対戦している中大。その二度の対戦では早大が接戦を制していた。この日もそのような緊迫した試合展開になるかと思われたが、序盤から積極的な攻撃を展開し、大量得点を奪う。一時2点差に詰め寄られる場面もあったが、落ち着いて立て直した早大が22-14で快勝した。

 最高のスタートだった。最初のオフェンスこそ得点できなかったが、直後のディフェンスをしっかり守り切ると、ゴール前でボールを受けた山田太一(スポ3=埼玉・秀明英光)がバックシュートで先制点を挙げる。そこから攻守がかみ合った早大は6連続得点。「完ぺきだったと思います」と試合の入りを振り返った田中要(スポ1=埼玉・秀明英光)は第1ピリオドだけで4得点を挙げた。第2ピリオドも早大は中安正己(スポ3=静岡・磐田南)を中心に着実に得点を重ねていく。少しずつ勢いを取り戻してきた中大に中央から攻められる場面もあったが、早大の得点力がそれを上回り、前半だけで7点のリードを奪って試合を折り返した。

早大の得点源・田中

 しかし後半、早大はこの試合最大のピンチを迎える。積極的なディフェンスを展開し始めた中大に対して、早大は徐々に攻め手を失っていき、相手カウンターで失点を重ねていく。序盤は守れていた中央へのパスを次々と通され、流れは完全に中大へと移ってしまう。気付けば、14-12と2点差まで詰め寄られていた。そんな悪い雰囲気を断ち切ったのは、エース池水勇太男子主将(スポ4=鹿児島南)だった。タイムアウトを取って一呼吸置いた直後、池水主将の豪快なシュートがゴールに突き刺さる。ここから落ち着きを取り戻した早大は、相手のシュートミスにも助けられてなんとかリードを守り切って第3ピリオドを終えると、第4ピリオドには吉村崇(スポ3=大分商)や眞板晃生(スポ2=東京・明大中野)らが確実にシュートチャンスをものにして、再び中大を突き放す。悪い流れをしっかり立て直すことができた早大が、初戦突破を果たした。

流れを取り戻した池水のシュート

 『日本一』を目指す大舞台。その初戦に最高の立ち上がりを見せた、早大の戦士たちのメンタルの強さがうかがえた、そんな試合であった。また今季の二度の中大との対戦では10得点での勝利だったが、この試合ではオフェンス陣が奮起し、22点と大量得点を奪った。勢いに乗って最高のスタートを切ったワセダ。早大水球部の『日本一』に向けた熱い戦いを期待したい。

(記事 佐藤慎太郎、写真 宇根加菜葉)

コメント

  

池水勇太(スポ4=鹿児島南)

――きょうの試合前の意気込みをお願いします

インカレを目標にしてきたので、リーグ戦でもやってきた相手で、しっかりやれば勝てる相手だったので、いつも言っていることなんですけど、声を出してしっかり泳いでやろうということを言ってきました。

――リーグ戦から夏にかけて何をやってきましたか

チームの統一といいますか、息を合わせるようなことを夏場やってきました。

――第3ピリオドでは中大に攻め込まれる展開になりました。そんな中、池水選手のゴールで流れが再び早大に有利なものになりましたが、それについてどうお考えですか

多分2ピリ目終わって結構点差が離れていたので、集中力もみんな切れちゃったのかな、というのがあって、そこがひとつ課題となったんですけど、今後そういう試合をしてたら勝てないので、もう一回集中していこうっていうので、僕自身も切り替えて、チーム全員も切り替えてできたのが、4ピリ目はまた良くなったのかなと。

――あしたの試合に向けての意気込みをお願いします

――やったことない相手で、高校の時しっかりやってきている人が多いチームで、一人ひとりの力はあると思うので、しっかり一対一でも負けないようにして、チームとしての総合力で勝てるように頑張ります。

田中要(スポ1=埼玉・秀明英光)

――この試合の意気込みを教えてください

緊張とかはなかったので、いつも通りという感じです。優勝するぞという気持ちで、試合に臨みました。

――夏はどのようなことを強化してきましたか

早慶戦の時にあまりコンビネーションがうまくいかない時があったので、練習試合などを多めに重ねて、チームでの連係プレーを確認してきました。

――序盤流れ良く得点を重ねましたが、試合の入りはいかがでしたか

試合の入りはほとんど完璧だったと思います。失点も少なく、得点もちゃんと取ってという感じで。良かったと思います。

――前半は中央へのパスが通っていたように見えました

真ん中のフローターにボールを集められました。そこに集めるとちゃんと攻められるんですけど、ディフェンスもしっかりしてくるので。でもきょうは真ん中に落とそうという作戦でした。

――ディフェンスを振り返っていかがですか

第3ピリオドで相手に流れを持っていかれちゃって、攻めてカウンターを食らってという流れがずっとありました。そこをいかに断ち切れるかなので、1試合目でこれを経験できたのは大きいと思います。/p>

――流れが悪かった第3ピリオドのタイムアウトでは、どんな話をしましたか

失点が多くなっていたので、攻めの方も緩い攻めになっちゃって、相手も体力が残っていてガツンとやられるので、これからは攻めすぎず守りすぎずという風に話しました。

――その後の立て直しについてはどう評価していますか

相手の強いオフェンスもしっかりシャットアウトできたので、それが大きかったと思います。

――チーム最多得点を叩き出しました。自身のプレーに何点つけますか

70点くらいですかね。流れが悪い時にシュートを決められなかったので。流れがいい時にシュートを決めるのは簡単なので、流れが悪い時にいかにシュート決定率を上げられるかだと思います。次の試合では流れが悪くてもシュート決定率を上げられるようにしたいです。

――次戦に向けて一言お願いします

第3ピリオドみたいに、流れが悪くなって失点することがないようにしたいですね。失点し始めたらチーム内で落ち着こうと言って、相手の流れをせき止めて自分たちの流れに持ってこれるようにしたいです。