漕艇部

2017.08.30

第44回全日本大学選手権 8月31日~9月3日

インカレ展望

 全日本大学選手権(インカレ)。『学生日本一』の称号を得るべく、早大漕艇部にとって重要な一戦が幕を開ける。下級生の台頭が著しい男子部は、2年ぶりの優勝を狙うエイトに加え、いくつもの有力なクルーが表彰台を狙う。目下総合8連覇中の女子部は、ことしも選りすぐりのメンバーで、『女王』の座を死守したいところだ。

★2年ぶりの制覇狙うエイトを筆頭に、メダル獲得に期待かかる(男子部)

 昨年の同大会で表彰台に上がったのは1艇のみと悔しい結果に終わった男子部は、インカレ初出場の選手が8人とフレッシュな顔ぶれが並ぶ。ことしも対校艇となるエイトは、劇的勝利を飾った早慶レガッタからポジションを一新。ストロークに内田達大主将(スポ4=山梨・吉田)、7番にパワーのある伊藤大生(スポ3=埼玉・南陵)を起用した。内田大介監督は「長い漕ぎで、爆発的に速くパワフルなローイングをしたい」とコメントし、インカレに向けた念入りな準備をうかがわせた。予選から力のある日大、中大と同組と厳しい組み合わせとなったが、頂点を狙う者として、初戦からトップ通過を狙いたい。その他にも、毎年1位を争う舵手付きペアには、春の早慶レガッタで第二エイトの優勝に貢献した金子怜生(社3=東京・早大学院)、土屋夏彦(スポ2=山梨・吉田)の二人が乗るなど、今大会でも優勝を視野に入れたクルーが続々と登場する。

エイトでは内田主将、伊藤大のストロークペア(ストロークと7番)がリズムをつくる

★全種目優勝なるか、女王の風格見せたい(女子部)

 この大会で圧巻の強さを見せてきた女子部は、2年ぶりの全種目優勝を狙う。舵手なしクォドルプルには、木野田沙帆子女子主将(スポ4=青森)をはじめ、実績を残してきた4年生3人が乗る。今年も女王を目指す身として、この種目を譲るわけにはいかない。舵手なしペアには、2年連続で同種目を制した田口えり花(商3=埼玉・浦和一女)、スイープオールの技術が評価される青木華弥(教3=東京・本所)が乗り、安定感のある漕ぎで1位を狙う。ダブルスカルは、共にケガを抱える米川志保(スポ3=愛知・旭丘)と北村綾香(スポ3=滋賀・膳所)のクルーだが、両名ともに1年時からインカレ優勝経験を持つなど、実力は折り紙付き。特に米川はことしの日本代表に選出されるなど、女子部でもピカ一の実力を持つ。全種目優勝のカギとなるシングルスカルには、全日本軽量級選手権で学生1位に輝いた安井咲智(スポ1=東京・小松川)がエントリー。他大のエース級も登場する同種目だが、持ち前のスタミナを生かし、粘り強い漕ぎで勝利を手中にしたい。

内田監督も「(女子部)全体のキーマン」と期待を寄せる木野田女子主将

(記事 喜田村廉人、写真 加藤佑紀乃)

♦早大各クルー出漕メンバー

▽男子部

【対校エイト】

C:佐藤修平(文4=秋田)

S:内田達大主将(スポ4=山梨・吉田)

7:伊藤大生(スポ3=埼玉・南稜)

6:石田良知副将(スポ4=滋賀・彦根東)

5:堀内一輝(スポ2=山梨・富士河口湖)

4:鈴木大雅(スポ3=埼玉・県浦和)

3:石橋広陸(スポ4=愛知・豊田北)

2:東駿佑副将(政経4=東京・早大学院)

B:得居亮太(法4=東京・早大学院)

【舵手付きフォア】

C:徐銘辰(政経2=カナダ・St.Andrew‘s highschool)

S:高山格(スポ2=神奈川・横浜商)

3:坂本英晧(スポ2=静岡・浜松北)

2:菅原諒馬(商2=東京・早大学院)

B:有田雄太郎(法4=東京・早大学院)

【舵手なしフォア】

S:中川大誠(スポ1=東京・小松川)

3:川田翔悟(基理2=東京・早大学院)

2:藤井拓弥(スポ2=山梨・吉田)

B:尾崎光(スポ3=愛媛・今治西)

【舵手付きペア】

C:菱谷泰志(スポ1=鳥取・米子東)

S:金子怜生(社3=東京・早大学院)

B:土屋夏彦(スポ2=山梨・吉田)

【舵手なしペア】

S:飯尾健太郎(教3=愛媛・今治西)

B:田中海靖(スポ1=愛媛・今治西)

【シングルスカル】

鈴木利駆(スポ1=静岡・浜松西)

▽女子部

【舵手付きクォドルプル】

C:澤田夏実(スポ3=東京・小松川)

S:木野田沙帆子女子主将(スポ4=青森)

3:石上璃奈(スポ4=長野・下諏訪向陽)

2:三浦彩朱佳(文1=青森)

B:木下美奈女子副将(スポ4=山梨・富士河口湖)

【ダブルスカル】

S:米川志保(スポ3=愛知・旭丘)

B:北村綾香(スポ3=滋賀・膳所)

【舵手なしペア】

S:田口えり花(商4=埼玉・浦和一女)

B:青木華弥(教3=東京・本所)

【シングルスカル】

安井咲智(スポ1=東京・小松川)