ゴルフ部

2017.08.26

日本学生選手権 8月22~25日 三重・四日市カンツリー倶楽部

難コースでもエースの地力を発揮

 伊勢の地に全国から精鋭たちが集った。日本学生選手権(日本女子学生)には、男子部からは長谷川和市主将(スポ4=兵庫・滝川二)、女子部からは清水日奈(スポ2=栃木・宇都宮文星女子)の2名が出場した。主将の長谷川は2日目のカットライン上位50位入りを逃し、清水のみが最終ラウンドへ進出。持ち前のリカバリー力で初日の出遅れを挽回し、16位タイで大会を終えた。

 全国の大学生ゴルファーの頂点を決める今大会。コースのセッティングは難しく、一度ミスをすればリカバリーは困難だ。一打一打の正確性が問われるこの難コースで、清水は「何をしているのかわからないくらい調子が悪」かったと、初日はトップと9打差の25位と出遅れてしまう。女子のカットラインは、2日目終了時点で25位タイ。今大会進出のためのカットラインに苦しめられた、関東女子学生選手権が清水の脳裏をよぎった。

前大会から修正されたドライバーショット

 ここで清水はまたしても後半に強い地力を発揮する。2日目は2オンを狙える9番ホールでしっかりとバーディーを奪い、周りの選手がスコアを落とす中で4オーバーを守り16位タイまで浮上。「踏ん張れたのはいつも通りのプレーで自分らしさを発揮できた」と振り返った。最終日前半で4つのボギーを叩きスコアを崩すものの、後半は相性の良いOUTコースを1アンダーで回りきる好プレー。清水の初めての日本女子学生は、16位タイで幕を閉じた。

最終日1アンダーでまとめた後半

 関東女子学生での17位タイ、そして今回の16位タイ。数字だけ見ればわずかな変化かもしれないが、関東から全国へ、大会のレベルを考慮すれば飛躍的な向上と言えるであろう。早慶戦も含め1週間に1度試合があるというハードスケジュールの中で、関東女子学生より確実にプレーを向上させてきた清水の成長は著しい。次に目指すは関東女子大学秋季Aブロック対抗戦での団体優勝、個人MVPだ。全国の舞台で磨きのかかったプレーが、早大ゴルフ部を大きく底上げしてくれることに期待したい。

(記事、写真 石塚ひなの)

結果

▽個人成績(男子)

選手名 学部・学年 1日目 2日目 3日目・4日目 総合成績 総合スコア 総合順位
長谷川和市 スポ4 79 74 記録なし 153 +9 83位T
※1ラウンド・パー72打、2日目終了後上位50位タイまでが最終ラウンドへ進出

▽個人成績(女子)

選手名 学部・学年 1日目 2日目 3日目 総合成績 総合スコア 総合順位
清水日奈 スポ2 76 72 75 223 +7 16位T
※1ラウンド・パー72打、2日目終了後上位25位タイまでが最終ラウンドへ進出
コメント

清水日奈(スポ2=栃木・宇都宮文星女子)

――この大会にはどのような目標を持って臨まれましたか

関東女子学生選手権(関東予選)でたくさんアンダーを出さないと戦えなかったので、その結果を踏まえてアンダーで3日間回りたいなと思っていました。

――初日からの振り返りをお願いします

この大会に臨むに当たって調子がすごく良かったので、練習ラウンドとかでも良い感じかなと思ってはいたんですけど、初日の午前中に何をしているのかわからないくらい調子が悪くて、初日の出遅れが大きく響いてしまったと思います。2日目は、やっぱりいつもカットラインぎりぎりのところでプレーしているので、そこで踏ん張れたのはいつも通りのプレーで自分らしさを発揮できたと思います。3日目は午前中に大きくスコアを崩してしまって、OUTコースの方が自分の相性が良い方だったので何とかアンダーで取り返したいと思って、できました。

――このコースとの相性はいかがでしたか

いつものセッティングとはかなり違って、全国レベルだとラフが足首まであったりしてすごく難しかったです。

――印象に残ったホールはありますか

9番ホールが2オンできるホールなので、そこでいかにスコアを縮められるかというところが印象的でした。

――大会の雰囲気はいかがでしたか

高校からゴルフをやっていて友達が大会にすごく多いというのと、きょねんは関東予選で落ちてしまったので、この場所に来られてよかったなと思います。

――この大会で得られたもの、課題があれば教えてください

ドライバーはすごく飛んでいたんですけど曲がって深いラフに入ってしまったりして、そこからうまくグリーンを捉えられなかったりして、グリーン周りもラフが深いので深いラフからのアプローチというところが課題かなと思います。

――前回の関東予選の際もドライバーの曲げをアプローチでリカバリーしたとおっしゃっていましたが

関東予選の時はドライバーが結構曲がっていたんですけど、今回はそこまで曲がり幅はなかったですね。

――関東女子大学秋季Aブロック対抗戦を見据えて今後の意気込みをお願いします

(会場の)こだまカントリークラブは、自分がこの大会に来ている間に部員は合宿をやっていてそれで情報を得たんですけど、コースが結構簡単な感じというのを聞いたのでスコアが出るのかなという予想が立てられています。なので、自分がチームをスコアで引っ張るためにもMVPを目指してやりたいと思います。