ラグビー部

2017.08.25

夏季ジュニアオープン戦 対東海大B 8月24日 長野・早大菅平グラウンド

セットプレーが安定し、東海大Bに逆転勝利!!

 菅平合宿での成果を試す最後の試合の相手は東海大Bだった。5月の対戦では7ー55で完敗しており、早大のプライドを取り戻すために絶対に負けられない相手だ。試合は一進一退の白熱した試合展開となった。点の取り合いとなり、一時はリードを奪われる。しかし、FWが随所で活躍すると、試合終盤に逆転に成功し、見事5月の対戦の雪辱を果たした。

 試合開始直後、早大Bは敵陣でのペナルティーを獲得。ラインアウトからモールを組むと、FWでフェーズを重ねて左中間にトライを奪い、幸先よく先制点を挙げる。さらに1トライを挙げると、17分には自陣のスクラムからNO・8丸尾崇真(文構1=東京・早実)が持ち出し、パスをつなぐと右大外に展開。最後は、WTB中野厳(社4=東京・早大学院)がグランディングし、15-0とした。しかし、ここから東海大Bの反撃が始まる。前半32分、モールを押し込まれインゴールを割られると、その後も東海大Bにスクラムトライを献上し、15ー14で前半を終えた。

ハットトリックの活躍を見せた中野厳

 後半最初の得点を挙げたのは早大Bだった。敵陣奥深くまで攻め込むと、FB伊藤大貴(スポ3=愛知・春日丘)のゴロパントにCTB平井亮佑(スポ1=福岡・修猷館)が反応し、インゴールに飛び込んでボールを押さえた。さらに、キックカウンターからも得点を重ね、東海大Bを突き放す。このまま早大Bペースで進むと思われたが、再び東海大Bが反撃。立て続けに2トライを奪われて逆転され、この試合初めてリードを許してしまう。しかし、きょうの早大Bは粘り強かった。相手ボールスクラムでペナルティーを誘うと、敵陣ゴール前でのラインアウトからモールを形成。すると、相手がたまらずコラプシングの反則を犯し、逆転のペナルティートライを奪う。早大自慢のFWの力を見せつけた。その後、東海大Bはキックカウンターから猛攻撃を仕掛けるが、早大Bはその攻撃をなんとか耐え切り、34-28で勝利を収めた。

攻守にわたり存在感を示した平井

 きょうの早大Bはディフェンスでの2人目の寄りが早く、大きくゲインされる場面が少なかった。「(ディフェンスでは)前に出るところは前に出られて、良い倒し方をしたらそのまま越えていくというところができたので、そこから流れがつかめた」(丸尾崇)と言うように、逆転された場面でもディフェンスからボールを取り返すことができたことが勝因だろう。しかし、一方で「モールディフェンスでやられた部分があった」(丸尾崇)と振り返る通り、セットプレーからの失点が多いことから、セットピースのディフェンスが今後の課題として浮かび上がった。課題を修正しつつもこの試合の結果に自信を持ち、秋シーズンでの早大Bひいては早大全体の活躍に期待したい。

(記事 小田真史、写真 本田理奈、橋本望)

ジュニア夏季オープン戦
早大B スコア 東海大B
前半 後半 得点 前半 後半
15 19 14 14
34 合計 28
【得点】▽トライ 宮里、中野厳3、平井、認定トライ   ▽ゴール 武田誠(1G)
※得点者は早大のみ記載
                  

早大登録メンバー
背番号 名前 学部学年 出身校
千野 健斗 人3 東京・成蹊
後半0分交代→16井上
宮里 侑樹 スポ3 沖縄・名護商工
土田 彬洋 スポ1 茨城・茗渓学園
後半0分交代→18入谷
中山 匠 教2 東京・成城学園
中野 幸英 文構2 東京・本郷
西田 強平 スポ3 神奈川・桐蔭学園
後半0分交代→23佐藤健
幸重 天 文構2 大分舞鶴
丸尾 崇真 文構1 東京・早実
◎吉岡 航太郎 スポ4 国学院栃木
10 武田 誠太郎 社2 島根・石見智翠館
11 加藤 皓己 創理2 北海道・函館ラサール
後半35分交代→26桑山聖
12 吉田 重治 スポ3 富山・高岡第一
後半31分交代→27平田
13 平井 亮佑 スポ1 福岡・修猷館
14 中野 厳 社4 東京・早大学院
15 伊藤 大貴 スポ3 愛知・春日丘
リザーブ
16 井上 大二郎 スポ3 愛知・千種
17 森島 大智 教2 東京・早実
18 入谷 怜 スポ3 愛知・南山学園
19 中尾 悟 スポ2 神奈川・桐蔭学園
20 星谷 俊輔 スポ1 東京・国学院久我山
21 埜田 啓太 基理4 東京・早実
22 増原 龍之介 教2 広島・崇徳
23 佐藤 健 商3 東京・早大学院
24 貝塚 陸 スポ3 東京・本郷
25 高木 樹 法1 大阪・早稲田摂陵
26 桑山 聖生 スポ3 鹿児島実
27 平田 瑞貴 教1 大阪・早稲田摂陵
28 小谷 海知 スポ4 東京・国学院久我山
29 桑山 淳生 スポ2 鹿児島実
30 作田 蓮太郎 スポ4 東京・早実
※◎はゲームキャプテン、監督は山下大悟(平15人卒=神奈川・桐蔭学園)
コメント

NO・8丸尾崇真(文構1=東京・早実)

――東海大Bに勝利を収めました。率直な感想をお聞かせください

勝ち切れたことは嬉しいと思います。

―勝因はどこの部分にあったと感じていますか

僕は走れなかったのですが、みんなが相手よりも走り勝ったところだと思います。あと、ブレイクダウンの部分で差し込み続けられたところもあると思います。

――ブレイクダウンの話が出ましたが、ダブルタックルにしっかり入った場面もあったと思います。チーム全体のディフェンスを振り返っていかがでしょうか

前に出るところは前に出られて、倒して良い倒し方をしたらそのまま越えていくというところができたので、そこから流れがつかめたのかなと思います。

――モールでトライを取り切ったり、スクラムでも優勢でしたが振り返っていかがでしょうか

スクラムに関してはかなり良かったと思います。モールは認定トライという形でのトライだったんですけど、その前に何回もチャンスはあったので、そこでのトライ率を上げたかったですね。あとはモールディフェンスでやられた部分があったので、そこは修正したいと思います。

――網走合宿でもモールを取り組んできたと伺いましたが、モールを組む上で意識していることはありますか

シンプルなんですけど、いい形で取って組んで押す。それに尽きると思うので、最後の認定トライのときも、「いつもより低く、低く。80分で一番いいのを今から組もう」って言ってやった結果だと思います。

――網走、菅平合宿を振り返っていかがでしたでしょうか

網走合宿の期間できついことをしてきて、それを出せたところと出せなかったところがあって、僕自身帝京大戦でミスしてしまって、きょうBに落ちてしまったんですけど、何をやればいいというのは明確なので、それをひたすらやっていきたいと思います。

――具体的には何でしょうか

僕の場合は走り続けて、タックルし続ける、というところですね。リロードしてタックルするというところです。

――逆に収穫はどこでしょうか

個人的な収穫・・・まだまだ課題ばかりです。

――今後シーズンが始まっていきますが、どのように開幕を迎えたいですか

まずは僕自身がAチームに入って、責任を持ってプレーし、結果としてチームが勝ち続けて、日本一になれるように頑張りたいと思うので、日々自分自身に勝っていきたいと思います。

CTB吉田重治(スポ3=富山・高岡第一)

――東海大Bに勝ちました。今の気持ちをお聞かせください

合宿最後の試合で勝ち切れて、いい形で終わることができたので良かったと思います。

――ディフェンスはどのようなところを意識して臨みましたか

ハードワークというキーワードが出ていたので、一人一人がリロードを早くする、セットする速さを早くすることで運動量を増やすことを意識していました。

――BKとしてキックはどのように使うと決めていたのですか

相手にモール組ませないために自分達からキックを外に出さないようにしていました。自陣からハーフウェイまでの間なら蹴りださないという指示がありました。

――個人としての合宿ではどこに焦点を当てて臨みましたか

自分は12番だったのでディフェンスとボールキャリーの部分に焦点を当てていました。

――これからのシーズンに向けての意気込みをお願いします

帝京大Cの試合の後も言われたのですがハードワークの部分は今まで通り続けていきながらストレングスの部分、体の強さをもっと強化していきたいです。