庭球部

2017.08.12

全日本学生選手権 8月11日 岐阜メモリアルセンター

有力ペアが敗北も、ベスト8に6人残る

 全日本学生選手権(インカレ)もいよいよ終盤戦に突入。この日はシングルスで10人、ダブルスで4組が共にベスト8を決める一戦に挑んだ。シングルスでは同校対決を制した3選手を含め、6選手が翌日の準々決勝に駒を進めた。一方のダブルスは、齋藤聖真(スポ3=神奈川・湘南工大付)・髙村佑樹(スポ2=千葉・東京学館浦安)組が敗退。悲願のタイトル獲得を狙っていたペアは脱落したが、2組が勝ち残った。

 シングルスではベスト16に実に10選手が残った早大勢。お互いを知り尽くしているからこそ、早大勢同士の戦いは白熱したものになる。前回王者・小林雅哉(スポ2=千葉・東京学館浦安)は、三好健太副将(スポ4=埼玉・秀明英光)との一戦に臨んだ。三好には「今まで勝ったことがない」という小林雅だったが、序盤は小林が主導権を握る。勢いそのままにマッチポイントをつかむが、勝利を目前に焦ってしまった小林雅。このポイントをものにできず最終セットに突入すると、最後は足をつってしまい、体力負け。連覇への道はついえてしまった。試合後、「もう少し冷静にポイントに臨めればよかった」と唇をかんだが、この悔しさは小林雅をまた一つ成長させるだろう。古田伊蕗(スポ3=静岡・浜松市立)、坂井勇仁(スポ3=大阪・清風)の同級生対決は手に汗握る接戦だった。サーブとフォアハンドのストロークを強みとする坂井と、粘り強いプレーでミスを誘う古田。持ち味を出し合う二人の長いラリー戦が続く中、勝負を分けたのは坂井のフォアハンドだった。タイブレークにもつれ込んだ第1セットをものにした坂井は、さらに調子を上げ、ストロークを打ち込む。マッチポイントもフォアハンドでウィナーを奪い、勝利をつかんだ。さらにはダブルスでペアを組む齋藤と髙村の一戦も行われた。「負けたくないという意地があった」(齋藤)。強い気持ちを持って臨んだ齋藤は、積極的に攻めるテニスを展開し第1セットを先取。しかし、第2セットの序盤でジュースを重ねたゲームを落とすと、一転して髙村に流れが移る。「髙村の粘り強さに負けた」と齋藤が振り返ったように、競りながらも徐々に差を広げられ、フルセットの末に敗北を喫した。他大の選手と対戦した早大勢では、2日前に第1シードを撃破した町田亮(スポ3=福岡・柳川)が敗れたが、残る3人は危なげなく勝利。6人がベスト8に進み、またも早大の層の厚さを実感する結果となった。

古田との同士打ちを制した坂井はあす千頭との対戦に臨む

 シングルスで熱戦を繰り広げた約2時間後、齋藤・髙村組はダブルスの試合に臨んだ。関東学生トーナメント(春関)で勝利を収めている慶大ペアを相手に出だしから試合前にイメージした通りのプレーを披露するが、なかなか点数差をつけられない。しぶとく応戦してくる相手が上回り、第1セットを落とした。ここで突如二人を襲ったのは大粒の雨。1時間近くの中断とインドアコートへの変更を余儀なくされる。中断中も話し合いを重ねた二人ではあったが、コートチェンジを機に攻撃パターンを変えてきた相手にうまく対応し切れず、2-6で敗北した。また古賀大貴(スポ2=大分舞鶴)・安上昴志(スポ2=福岡・柳川)組は春関でも対戦した第1シードの慶大ペアに敗戦。雪辱は果たせなかった。一方で小林雅・島袋組はスーパータイブレークまで及ぶ接戦を制したほか、河野優平副将(スポ4=福岡・柳川)・坂井組は安定した強さを発揮し、ストレート勝ち。ダブルスでも早大の強さを見せつけるべく奮闘している。

ベスト16で大会を去る齋藤(右)・髙村組

 全国から精鋭が集まる大舞台、インカレ。その終盤戦にこれだけの人数が名を連ねるということは、まさに層の厚さを示しているといえる。強い仲間と切磋琢磨(せっさたくま)することで得る手応えや課題、喜びや悔しさを胸に、早大庭球部はさらなる成長を遂げていくことを感じた一日となった。インカレも残すところあとわずか。いよいよ近づいてきた『優勝』の二文字に向けて、早大勢の戦いは続く。

(記事 吉田優、写真 田中佑茉)

結果

▽男子

シングルス4回戦

○三好健太2-6、7-6(4)、6-2小林雅哉

○坂井勇仁7-6(6)、6-3古田伊蕗

●町田亮4-6、6(8)-7加藤隆聖(関大)

○島袋将6-4、6-1正林知大(中大)

○髙村佑樹3-6、6-3、6-3齋藤聖真

○田中優之介6-2、6-1大和田秀俊(中大)

○千頭昇平6-2、6-0田中凛(中大)

ダブルス3回戦

○河野優平・坂井勇仁6-4、6-3豊嶋一樹・恒松優也(近大)

●齋藤聖真・髙村佑樹5-7、2-6福田真大・今村昌倫(慶大)

●古賀大貴・安上昂志4-6、2-6逸崎凱人・畠山成冴(慶大)

○小林雅哉・島袋将1-6、6-3、10-7太田悠介・前崎直哉(法大)

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コメント

齋藤聖真(スポ3=神奈川・湘南工大付)

――暑い中、連日の試合でしたが、本日はどのような気持ちで挑みましたか

シングルスは(ダブルスの)ペアとの対決で、正直シードは僕の方が下なのですが、負けたくないという意地があって。ファーストセットの入り方はすごく良かったのですが、最後までそれを続けることができなくて。そういう意味では相手の髙村(佑樹、スポ2=千葉・東京学館浦安)の方が、最初から最後まで変わらず粘り強くプレーをしていたということは、しっかり相手のプレーを認めて、次に生かしていかないといけないと感じた1日だなと。それはダブルスの面でも同じで、アドバイスをもらった中でもこの後夏関(関東学生選手権)、リーグ(関東大学リーグ)、王座(全日本大学対抗王座決定試合)と、この1カ月半から2カ月の間で続く大会に向けて、すごく課題が出た試合だと思ったので、特に慶大に負けたという点では。結構きょう1日、シングルスでもダブルスでもあと残り続く大会に向けてやらなければいけないことが明確になった試合だったので、そういう意味では、負けたのですがポジティブに考えていかないと、今後につながらないので。そういう1日でした。

――きのうもファイナルセットまで続いた長い試合でしたが、疲れなどは

疲れてはいたのですが、試合が始まってしまえばそんなに気にすることではなかったので。ただ、シングルスが終わってダブルスにいくまで大体2時間くらいレストがあったのですが、その間の方が疲れていたと感じていて、ご飯を食べたりだとか、水分をとったりしなければいけなかったりとか。正直、そのシングルスが終わってからダブルスにいくまでにやることが多かったので、そこで疲れてしまったというのはありました。

――今日のシングルスから振り返りたいと思います。同校対決ということで、どのような対策を練って挑みましたか

相手のいいところは、長いラリーから隙をみてボレーに出たりだとかサーブアンドボレーだったりとか、ストロークでいえばバックだったりとかが粘り強かったり、発進が良かったり、いろいろ打てるタイプだったので。それに対して僕は、ストロークで早い展開ででガンガン攻めて、ボレーに出たりというゲームをしていたので、対策というよりは僕がやりたいプレーをして、それができた結果相手にやりたいプレーをさせないという僕の中のプランでした。それができたのがファーストセットで、それ以降もできていたゲームもあったのですが、セットを通じてはできなかったので、正直もう少し作戦とかを試合中に変えながらやった方がよかったのかなと思いました。

――立ち上がりは好調だった、ということでしょうか

相手のミスが早かったというのはあって、僕がすごく良く見えていたのですが、僕が無理をしなければいけないところまでいくポイントがありませんでした。僕がナイスショットを打ったら相手がミスして、ナイスショットを打ったらチャンスボールが返ってきて決めるというかたちだったので、相手のプレーが変わったのに対して、僕はやっていることを変えていなくて、正直ファーストセットが良かったという意識はないです。

――セカンドセットでは髙村選手のペースが上がってきたという印象でしたが

僕がオーバーコールをかけられて、その後に向こうのサーブから40-15になって、その後ジュースまでもっていったのですが、そこで長いジュースをものにできなかったというのは・・・。僕は結構長いジュースをなかなか取り切れなくて、取られて、そこで少し流れが変わってしまうということが多くて。セカンドの出だしで髙村の粘り強さに負けたという感じで、そこで逆に髙村のペースになってしまったというのがあって。僕が崩れたというよりは、向こうが上げてきたという方が正しいかなと思います。

――ファイナルセットは競る展開でしたが

ファイナルセットはサーブの差が出たかなと。僕のサーブの確率が悪くなって、相手に慣れられてしまって、リターンをうまく返されてしまって。それで僕もサーブアンドボレーを混ぜながらだったのですが、序盤よりは後になるにつれて、サーブアンドボレーも攻略されてきてしまったのかなという感じです。正直、もっと僕のサーブの入りと、スピードだったり球種だったりがあったら、ファイナルもブレークされることなくキープだったり、もしかしたら先にブレークできたので、結果、サーブの差というのが結構あったかなと思います。ファーストサーブもそうですが、セカンドサーブも相手の方が打たれにくいセカンドサーブを打っていたので。

――ベスト16での敗退という結果になりましたが、その結果について、いかがお考えですか

単複(ベスト)16というのは納得できなさすぎて残念です。正直、来年は就職活動だったりで今よりレベルアップを臨めるかと言われたら、自信持って「はい」と言えるわけではないので、そういう意味では今年結構頑張ろうと思ったのですが・・・。もうちょっと頑張りたかったです。

――本日、午後にはダブルスもありました。ダブルスへの気持ちの切り替えはどのように行いましたか

正直、シングルスで負けた直後は、もしトスで勝ったら僕からサーブだったのですけど、一発目髙村の頭に当ててやろうかくらい思ったのですが(笑)。まあ時間が経つにつれて、そんなことしてないでしっかり勝とうという気持ちになって。髙村に負けてすごく悔しかったのですが、ダブルスで発散して、元気に変えていければいいかなと思っていました。

――ダブルスの試合、相手の印象はどうでしたか

春関(関東学生トーナメント)でも戦っていて。その時にはファイナルスーパータイブレークで勝ったのですけど、相手がどういうプレーをしてくるのかというのは分かっていて、その上で僕たちがどういうプレーをするのかというのは、僕たちは結構話し合って決めるので、いろいろ話し合っていたのですが・・・。シングルスでお互い最後削り合った中でやるというのは、ベストを出し切れなかったというよりは、その中で出し切るのがベストなので、それができないというのは、リーグ戦や団体戦でやらなければいけないという立場にもなってきているので、そういう意味では、やはりもう少しフィジカルや体力をつけなればいけないなと思いました。

――ダブルスの試合の、ファーストセットについてお聞かせください

僕たちのやりたい取り方ができたのですが、やはり相手がそれに対して食らい付いてきたと終わってみて感じて。こっちが気持ちよくポイントを取ったけどなかなか離せないというのは、相手も、僕たちがいいプレーをする中でしっかり食らい付いてきているということだったので、そこに気づけなかったということは、しぶとくやってきた向こうにファーストセットが取られたのかなということで。僕たちがダブルスらしいダブルスをやりすぎた、と感じていて、もっと泥臭く、大事なことに試合中に気づけなかったということは、少し悔いが残っています。

――ファーストセット後、髙村選手とどのようなことを話されましたか

雨が降る前に、トイレットブレークをとって、更衣室で着替えて。その時に春関の時の、相手のプレーと、きょうファーストでやったプレーを振り返って、こうしよう、こここうしよう、というのが大きく3つくらいあったのですが、雨で、1時間弱くらい中断して。一応そこでも話はしたのですが、間が空いた分だけ、取られてはしまいましたが僕らのファーストセットの勢いがリセットされてしまって。そういう意味では、話し合ってすぐにセカンドに入りたかったです。

――再開後は向こうのペースで苦しい展開が続きましたが、これは雨の中断の影響でしょうか

コートが変わって、セカンドセットに入ってからサーブを打って3球目をボレーで決めるというかたちがすごく少なくて。これも終わってから気づいたのですが。相手がリターンを結構思い切り打ってきたりだとか、ロブをしっかりカットしてきたりだとか、変えてきている部分があったので、考えさせたり、プレーを変えるという意味では、向こうの方がうまく時間を使っていたのかなと思います。

――それでもセカンドセットの終盤では粘り強いテニスができていたという印象でした

普段のプレーが僕たちはあれなので、欲しいところであれをやるのではなくて、全てのポイントでああいうポイントを取るというのが本来の僕たちなので。そういう意味では、先ほど言ったダブルスっぽいポイントの取り方をしてしまったというところで。僕たちのプレーを最初から最後までやるべきだったと感じています。

――最後に夏関への意気込みや今後の目標、インカレで得たものを教えてください

まだ夏関の二次予選が終わっていなくて。千頭(昇平、スポ1=愛知・誉)がまだシングルスが終わっていないので、終わってから練習をして、ダブルスでまず予選を上がりたいです。シングルスは、去年(ベスト)8に入っていて、関東大会で8以上に入っていないので、ベスト8以上を狙いたいです。

古田伊蕗(スポ3=静岡・浜松市立)

――きのうに引き続き同士打ちとなりました。まずはきのうの試合から振り返っていただいてもよろしいですか

きのうは河野さん(優平副将、スポ4=福岡・柳川))とやったんですけど、河野さんはスライスとかボレー、サーブがいいので僕の嫌がるようなプレーをしてきました。でもその中でも自分でしっかりそれを崩せるようなプレーができたのではないかなというのが6-3、6-4というスコアにつながったかなと思います。

――どのような狙いを持って攻めていきましたか

スライスとかドロップとかを多くしてくるだろうから、スライスとかを打ちにくいようにちょっと弾道を上げたボールを打ったりだとか、あとはスライスは決められることはないので、こちらが攻め過ぎないでラリーを長くしながらいかに攻めるかというのを考えてやっていました。

――きょうは同級生の坂井勇仁選手(スポ3=大阪・清風)との一戦でした。どのような対策をして臨みましたか

坂井はサーブもフォア(のストローク)もすごく良くて、ただその代わりにミスも多いのでミスをうまく誘いながらも自分で攻めるところを攻めていけたらいいなと思っていました。

――大会前の対談時にはサーブを効果的に使いたいとおっしゃっていましたが、その点についてはいかがでしたか

ファーストセットは比較的良かったと思うのですが、やはりもう少し何かが欲しかったというか。(球の)速さではないのですが、もう少し坂井の嫌がるような配球だったりコースや回転量だったりを考えられたかなとは思いますね。

――セカンドセットは終盤ゲームを連取されてしまいましたが、あの時の心境はいかがでしたか

坂井が1セット取った状況だったので、1セット取っている分気持ちよくプレーしてきたのかなというのがあります。そこでしっかり坂井がフォアを振り切ってきたのに対して僕は返すことしかできなかったので、自分から攻めることができなかったですね。坂井のボールがすごく良くて拾うこともできない球も多かったので、そこは向こうが一枚上手だったかなとは思います。

――全国規模の学生大会では初めて勝利を収めました。今大会全体を振り返っていかがでしたか

全体を振り返ったら悪くはない大会だったとは思います。でも今回残っているのはほとんど早大の選手で、関東学生トーナメント(春関)でやった田中(優之介、スポ1=埼玉・秀明英光)や髙村(佑樹、スポ2=千葉・東京学館浦安)が(ベスト)8に入っているのを見て、少し悔しいなというのとやっぱり後輩は強いなっていうのがあります。初めて勝てたのは良かったんですけど、悔しい気持ちが残る大会でした。

――技術面で得た収穫や手応えはありますか

課題と言っていたボレーとかは意外にポイントが取れたなと。あとスマッシュとかでポイントも取れたりしたので、そういうところは去年から成長できたと思います。

――今後も夏関、リーグと試合が続いていきますが、目標や意気込みを教えてください

目標は毎回(ベスト)16止まりで大学入ってから賞状がもらえてないので、とりあえず(ベスト)8、最終的には優勝を目指して頑張りたいと思います。

町田亮(スポ3=福岡・柳川)

――きょうの試合をそれぞれのセットで振り返っていただけますか

最初は疲れもあったのか足が動かなくて、無理してしまう場面が多くて。ファーストはそれでダメで、セカンドセットでは最初リードできたのですが、そこからもう一つギアを上げられずに相手にすぐ追いつかれてしまって。全体的に足が止まってしまっていて、そのままきのうとかと同じようにやってしまったのでタイミングが少しずれて、それを修正できないまま最後まで終わってしまったなという感じでした。

――今大会の結果は自信につながっていますか、それとも悔しい気持ちの方が大きいですか

そうですね・・・自信にもつながりますけど、最後きょう負けてしまった試合は体力的にきつくなってしまって負けて、トーナメントを勝ち上がるというのはフィジカルとかがすごく大事だなと思って。そういう意味では悔しいのですが、しっかり生かせていけたらなと思います。

――インカレが終われば夏関、リーグと続いていきます

今回望月くん(勇希、中大)に勝てて、それがたまたまではなかったということを示さなければいけないと思うので、リーグは出られるかは分かりませんが、まず夏関をしっかり勝ち上がれるようにしっかりやっていきます。

古賀大貴(スポ2=大分舞鶴)

――きょうは関東学生トーナメント(春関)の再戦となりましたが、どのような準備をして臨みましたか

逸崎凱人・畠山成冴組(経大)はワセダ全体として分析している相手で、昨日僕と安上(昂志、スポ2=福岡・柳川)で試合を見て相手の弱点とかも探していたので、結構研究していきました。ただなかなかそれがうまくいかなくてという感じでした。

――勝負を分けたポイントはどこだったと思いますか

(ファーストセットの)4-3で僕らがブレークした時に安上のサービスゲームをキープできなかったのがあの試合を分けてしまったかなと思いますね。

――シングルスではラッキールーザーで出場し1勝しましたが、こちらは振り返っていかがですか

(インカレ)予選の決勝で負けてすごく悔しい思いをしたんですけど、いろいろと試合の中で見えてくるものもあってそれをすぐに実践できる場が運良く与えられて、それを生かすことができたのでそこはすごく良かったと思います。でもやっぱりもっとベスト16、8と狙っていかないと(ワセダには)これだけ強いメンバーがいるので僕ももっと上にいけるようになりたいと思いました。

――インカレ本戦は初めてだったと思いますが、全体を通じてどのような大会でしたか

もうちょっと上までいけたなとは思うんですけど、やっぱりもう一つ上にいくにはまだまだ足りないものがあると思っていて、上にいくための課題がはっきりと見えた大会でした。この後すぐ夏関がありますが、修正できるところは修正して、また来年この大会で単複でベスト4にいけるくらい頑張りたいなとすごい思わされました。

――特にどのあたりを強化したいと思っていらっしゃいますか

ストロークの精度、質の高さですかね。いいボールを打ち続ける力が他の選手と比べたらまだまだ足りていないので、そこを重点的に練習していきたいと思います。

――最後に夏関、リーグと試合が続きますが意気込みをお願いします

夏関は今回インカレで上にいけなかった分1つでも上にいくこと、あとはとにかくシード選手を倒すことを目標にしたいと思います。リーグはまだまだ出るチャンスがあると思っているので、強いメンバーですけど僕もメンバー争いに食い込んでいけるように頑張りたいです。

小林雅哉(スポ2=千葉・東京学館浦安)

――まずきのうの太田悠介選手(法大)との試合は長引きましたね

ファーストセットはタイブレークで取れたのですが、自分のサービスゲームをしっかりキープできなかったので、もっとしっかりキープできていればもう少し簡単に取れていたと思うし、ファイナルまでもつれることはなかったのかなと思っています。

――きょうは三好健太副将(スポ4=埼玉・秀明英光)との試合でした

僕は今まで勝ったことがなかったので、本当にチャレンジャーで楽しむということでやっていて。6-2、3-0まで自分の思ったようなプレーができていたので正直自分でも驚いていたところがあって、5-3でマッチポイントが2本あったのですが、そういう時にもう少し冷静にポイントに臨めれば良かったのかなというのが今思っていることですね。何であんなに焦って打ち過ぎたのかなとか、こんなチャンスこないのに、何であんなに打っていたのかなとか、終わった後ずっと思っていて。最終的には体力負けで足をつってしまってああいうかたちで終わってしまったのですが、負けは負けなので・・・。ダブルスに照準を合わせていければいいかなと思っています。

――公式戦では全日本学生室内選手権(インカレインドア)でも対戦していましたが、その時と比べていかがですか

インカレインドアから目標としていた攻めのテニスというのが少しずつ良くはなってきているのかなと思っています。結果は出せなかったのですが、テニス自体は良くなっているのかなと。

――きょうのダブルスを振り返っていただけますか

ファーストセットは何もできない状態というか、相手の勢いがすごくて止められなかったというのが正直な感想ですね。セカンドセットから切り替えてサービスキープは絶対、どうやってリターンをするかを二人でずっと考えていました。太田さんのサーブがすごくいいので何とか工夫して取りたいねという話をしていて、セカンドセットで工夫して返せて自分たちのプレーができたので良かったかなと。ファイナルのスーパータイブレークでは雨で中断になってコートを移動したのですが、そんなこと気にせずに出だしから一気にいくということをコーチ陣にも言われていたし、自分たちでも「いつもこういう場面で出だしが悪いから出だしはしっかりといこう」と話していたことができたので、良かったかなと思います。

――足はあす以降ケアなどをしていければ大丈夫そうでしょうか

そうですね・・・。つってしまった部分はまだ筋肉がかたいと思うので、あすに向けてケアなどしていければなと。