競走部

2017.07.24

第13回トワイライト・ゲームス 7月23日 東京・代々木公園競技場織田フィールド

新装競技場で好記録続々!仲野、谷原が自己ベスト更新

 昨年から改装工事が行われついにリニューアルを迎えた織田フィールドで、第13回トワイライト・ゲームスが開催された。今大会の出場者は関東学生対校選手権の入賞者、また実業団選手からの完全招待制で、各種目レベルの高い戦いが繰り広げられた。男子400メートル障害には今夏の世界選手権出場が確定している石田裕介主将(スポ4=千葉・市船橋)が49秒92と、安定した走りを見せ優勝。また女子走高跳ではことしの日本女王・仲野春花(スポ3=福岡・中村学園女)が自己ベストを2センチ更新する1メートル83で見事頂点に輝く。普段とは一味違った雰囲気の大会であったが、そんな中でも早大勢は実力をいかんなく発揮してみせた。

★堅実なレース。石田裕はロンドンに向け貫禄の走り

石田は安定の49秒台。2週間後に世界選手権が待っている

 早大勢初めの種目は女子400メートル障害。スタート直後から日本選手権覇者の青木沙弥佳(東邦銀行)が飛び出す展開となった。きのうに続き連戦となった小山佳奈(スポ1=神奈川・橘)だが冷静にレースを進める。バックストレートは向かい風が吹いていたものの「向かい風だということは頭に入れていた」(小山)と歩数を調整しうまく対応。ホームストレートに入ってもスピードは落ちず、59秒88の3着でフィニッシュした。一方、兒玉彩希(スポ2=大分雄城台)はバックストレートからスピードが上がらず後方に。7着でのゴールとなった。その後行われた男子400メートル障害には、日本選手権2位、南部忠平記念大会で自己ベストをマークし、世界選手権の出場権を獲得している石田裕介主将(スポ4=千葉・市船橋)が出場した。前半から飛ばしトップにたつと、ミスのないハードリングを見せそのまま1着でフィニッシュ。49秒92の好タイムをマークし、2週間後に控える世界選手権に向けて、弾みをつけるレースとなった。しかし石田は「後半がしっかりまとまりきれなかった」と気を抜かない。彼が見据えるのは世界。早大の主将の意地をロンドンの地でも見せつけられるか。決戦の日は近づいている。

(記事 宅森咲子、写真 岡部稜)

★今後に向けた課題を発見したレースに

前半スピードに乗れた分、後半で競り負けたのが悔やまれる

 男女400メートルには伊東利来也(スポ1=千葉・成田)、小山佳奈(スポ1=神奈川・橘)の2名が出場。「全カレ(日本学生対校選手権)の標準記録を切るのが一番の目標だった」と話す伊東は、リオ五輪代表のウォルシュ・ジュリアン(東洋大)が前半レースを引っ張るなか、周りの選手に食らいつく。しかし中盤以降、徐々に上位の選手から離される苦しい展開に。その後も粘り、自己記録で上回る選手に競り勝つ健闘ぶりを見せたが、47秒52と全カレの標準記録を上回る記録をマークすることはできず、心残りで悔しいレースとなってしまった。

練習の一環として出場した小山は前半から他選手に後れを取る展開に。後半も伸びを欠き自己記録より2秒近く遅れるタイムでゴールした。しかし、連戦のうえに400メートル障害から30分後のスタートという短いインターバルのなか、短時間の中でどこまで回復できるかを確かめることができた。
 両選手ともに苦しいレースになったかもしれない。しかし伊東は後半の走り、小山は体力面での課題を明白にしている。夏の集中練習でその課題を克服し、全カレで活躍する姿を見られるだろうか。

(記事 岡部稜、写真 宅森咲子)

★野本、古谷、それぞれに収穫を得てシーズン前半を終える

連戦の中、好タイムをマークした野本

 男子110メートル障害には、野本周成(スポ4=愛媛・八幡浜)と古谷拓夢(スポ3=神奈川・相洋)の2名が出走した。きのうから2日連続の試合出場となった野本。スタートは少し出遅れてしまうものの、後半は巻き返して13秒76の2位でフィニッシュした。「ハードルを跳んで降りてからの足を速く回すように意識した」と、きのううまくいかなかったハードリングの改善に成功。第29回夏季ユニバーシアード台北大会(ユニバーシアード)前最後の大会を、安定した成績とタイムで終えた。一方の古谷。今シーズンはスタートダッシュの歩数の調節に取り組んでおり、その練習のかいもあって上々のスタートを切る。現在歩数は8歩でやっているという古谷だが、「今後7歩にするか8歩にするかというのはまだしっかり決めていない」。その影響もあってか後半はハードルを2台倒してしまい、7位でゴール。夏に向け課題の残る結果となった。

 ハードルブロック全体として次に挑むのは、日本学生対校選手権(全カレ)となる。ユニバーシアードという大舞台を経験した野本、鍛錬を積んだ古谷、復活を狙う金井直(スポ2=神奈川・橘)。3人で切磋琢磨(せっさたくま)し、『日本一のハードルブロック』へ。挑戦の夏が始まる。

(記事 藤岡小雪、写真 茂呂紗英香)

★仲野が1メートル83を跳び優勝!

国内敵なしの仲野の快進撃はまだまだ続く

 関東学生対校選手権、日本選手権を制し、今季国内では負けなしの仲野春花(スポ3=福岡・中村学園女)。試技数が6本と限られた今大会でも『勝負強さ』を見せつけた。この日仲野は1メートル68の高さからスタート。1メートル74までの高さを悠々とクリアする。1メートル77の1回目は失敗してしまったものの、2回目で飛び越えた。優勝争いは日本選手権のジャンプオフでも勝負をした福本幸(甲南学園AC)の2人に絞られた。続く1メートル80の高さを仲野は試技数の関係からパス。福本は失敗するもののこの高さでの試技をパスし、勝負の行方は1メートル83に託された。「1メートル77の時から踏み切りの感覚がよくて、自信を持って臨めました」(仲野)。1回で成功しなければいけない場面であったが、「踏み切った時の感覚が、『あっ、跳べた!』という感覚でした」と振り返るビックジャンプを決めた。その後福本はバーを飛び越えることができず。仲野が考えていたプラン通りの試合を展開し、自己ベストとなる学生歴代10位の記録で、見事優勝を勝ち取った。残る試合は日本学生対校選手権。持ち前の『勝負強さ』で1メートル85を成功させたいところだ。

(記事 杉野利恵、写真 朝賀祐菜)

★全カレへ向け弾みをつける!谷原が自己ベスト更新

中距離ブロック長の谷原はうれしい自己ベスト更新となった

 女子800メートルには一週間前に自己ベストを一秒以上更新した竹内まり(教2=愛媛・松山西中等)が登場。12選手が一斉に走るという、いつもよりも位置取りが重要となるレースとなった。そこで竹内は集団の中腹に付き、全体6番でレースを進める。結局、7着でのフィニッシュとなったが、タイムは今季で二番目に良い2分12秒27。今シーズン本格的に始めた800メートルが波に乗ってきたようだ。

 そして男子800メートルには2選手が出場した。ハイペースでのスタートとなったB組で走ったのは谷原知己(スポ3=神奈川・希望ヶ丘)。序盤から集団は縦長となったが、谷原は落ち着いて集団の一番後ろで契機を待った。そして集団に動きがないまま入った2周目。谷原は最後300メートルからスピードを上げ、1人ひとり抜かしホームストレートで先頭に立つ。最後は東海大の竹林守と競る形になったが、見事勝ち抜き一着でゴールした。さらには自己ベストタイムとなる1分49秒75で、日本選手権の標準突破も果たした。また、西久保達也(スポ2=埼玉・聖望学園)は強い選手が集まったA組で出走。集団の中で2番手に付き、ラスト200メートルからスパートをかけた。しかし、他の選手を引き離せず、最後は混戦。競り負けて2着となった。

 ここ1か月で好記録が続出している中距離ブロック。「日本学生対校選手権に向けて強い選手が集まるこの大会で弾みをつけることを目標としていた。」と谷原が語るように、今シーズンの勝負所は残されている。波に乗り始めた中距離陣の更なる良い結果に期待したい。

(記事 朝賀祐菜、写真 今山和々子)

★スタートは上々。後半の失速が課題か

全カレは万全の状態で勝負をしたい

 女子4×400メートルリレー(マイル)、1走の竹内まり(教2=愛媛・松山西中等)は外側のレーンを走る中大を抜く順調な滑り出し。2走の兒玉彩希(スポ2=大分雄城台)は5位でバトンを受け取ると、オープンレーンになると同時に追い上げを見せ、中盤では3位に。しかし後半失速し、5位で3走の中村巴南(スポ2=三重・桑名)につなぐ。中村は第2コーナー付近で2位まで浮上するが、後半で抜かされてしまう。混戦の中バトンを受け取った小山佳奈(スポ1=神奈川・橘)は序盤から徐々に順位をのばし、4位まで追い上げた。しかし、終盤3位との距離は縮まらず。結果は3分45秒25で4位となった。実力者である南野智美(スポ3=山口・西京)のいない試合であったが、竹内と中村が粘りをみせた。4走の小山はケガに苦しんでいたのもあるが、この試合の前に400メートル障害、400メートルの2種目に出ており、体力的な面が後半の失速に影響したのではないかと考える。2走の兒玉はケガで調子に乗れず後半失速したものの、前半のスピードは見事であった。全体的に課題は残るが、上手く改善できればタイム向上の兆しが見える試合であった。全カレ(全日本学生対校選手権)では、全員が万全の調子で挑んでほしい。

(記事 今山和々子、写真 藤岡小雪)

★首位奪還は全カレへ持ち越しに

全カレでお家芸復活となるか

 関東学生対校選手権では悔しくも5位に終わってしまった4×400メートルリレー。今大会ではその悔しさを受けてレベルアップした姿を見せたいところだった。1走の伊東利来也(スポ1=千葉・成田)は「最初の600メートルでうまく流れを作ったチームが上位争いできる」と、レースを有利に進めるため後続との差を詰められまいと奮闘する。ラスト100メートルで大東大や東洋大に追いつかれそうになるも辛うじて2位でバトンパス。2走の村木渉真(スポ1=愛知・千種)はバトンパス直後に大東大に抜かれるも追い上げを見せ、中盤でトップまでに順位を上げる。だがストレートに差しかかるあたりで各校が追い上げを見せ、接戦を繰り広げる中、3走の西久保達也(スポ2=埼玉・聖望学園)へとバトンを渡した。混戦の3走を任されたのは西久保は、前半でスピードに乗ることができずに苦しむ。第3コーナー付近で追いつき追いつかれのデッドヒートを繰り広げた後に4走の徳山黎(スポ4=神奈川・橘)にレースを託した。徳山は最初からペースを上げ、スタートから100メートル地点で前に出る。そしてそのままトップで逃げ切れると思われたが、最後の直線で東洋大が一気に追い上げ、早大は2位でフィニッシュ。1位は全カレへとお預けになってしまった。おのおのの課題を克服し、「リレーのワセダ」の名に懸けて全カレで再び王座に帰り咲いて見せる。

(記事 茂呂紗英香、写真 藤岡小雪)

結果

▽男子400メートル障害(タイムレース)

石田裕介  49秒92(A決勝1着、総合1位)

▽男子400メートル(タイムレース)

伊東利来也 47秒52(A決勝4位、総合8位)

▽男子110メートル障害(タイムレース)

野本周成 13秒76(+1.3)(A決勝2着、総合2位)

古谷拓夢 13秒97(+1.3)(A決勝7着、総合7位)

▽男子800メートル(タイムレース)

西久保達也 1分50秒29(A決勝2着、総合4位)

谷原知己  1分49秒75(B決勝1位、総合1位)自己新記録

▽男子4×400メートルリレー決勝

早大(伊東-村木-西久保-徳山) 3分09秒00(2位)

▽女子400メートル障害(タイムレース)

小山佳奈 59秒88(A決勝3着、総合5位)

兒玉彩希 62秒41(A決勝7着、総合13位)

▽女子400メートル(タイムレース)

小山佳奈 56秒70(A決勝6着、総合10位)

▽女子800メートル決勝

竹内まり 2分12秒27(7位)

▽女子走高跳決勝

仲野春花 1メートル83(1位) 早大新記録

▽女子4×400メートルリレー決勝

早大(竹内-兒玉-中村-小山) 3分45秒25(4位)

コメント

石田裕介主将(スポ4=千葉・市船橋)

――石田選手はこのあとに世界選手権を控えていますが、今大会に出場された意図というのは

ちょうどきょうが世界陸上(世界選手権)の2週間前ということで、ポイントというか練習の一環という面の試合だったと思います。

――場内のアナウンスで何度も世界選手権のことを放送されていましたが

正直言われるとは思っていたので、気にせず自分のやるべきことをしっかりやろうと思っていたので、特別意識などはしませんでした。

――今回は練習の一環ということで、狙ったタイムは49秒台だったのでしょうか

そうですね、49(秒台)は最低目標でもあったので、そこはしっかり出そうと思っていました。レースプランとして、いつもは後半巻き上げということですが、今回は前半からしっかり上げていこうと。ただ風の関係もあって思うような動きができなかったのですが、その中でしっかりと走れてはいました。問題とする後半がしっかりまとまり切れなかったので、そこはもう一度調整しなおさなくてはいけないと思います。

――後半に課題を感じたということですが

そこでしっかり上げられなかったから、接戦になってしまったのかなと思います。あそこでひとつ抜け出せないとやはり先が見えないので。言い方は悪いですが、周りに速い選手がいない状態で好タイムを狙うというのが次のステップだと思うので、そこがまだまだかなと思います。

――では、世界選手権の参加標準記録を切られたときのお気持ちは

速報が『(49秒)36』と出てしまっていて、気持ちとしては「ここまで厳しいものか」という感じでした。でも電光掲示板を見て『(49秒)35』と出たときは素直にうれしかったです。その1日はしっかり喜んでいたと思います。

――世界選手権は石田選手として初めての規模の大会となると思いますが、具体的な目標は

初出場ということですので思い切ったレースをやるというのと、あとは準決勝進出を狙っていきたいです。準決勝に進んだときは、そこから先はタイムを狙っていくのかなと思います。一試合一試合しっかりと走りたいと思います。

野本周成(スポ4=愛媛・八幡浜)

――きのうも試合がありましたが、きょうのお身体の調子や疲労の具合はどうですか

疲労はあまりなかったです。

――きのうは自己ベストタイ記録を出していましたが、きょうのタイムの目標はありましたか

今までずっと試合が続いていて練習が積めていない中の試合だったので、僕の中でタイムを出せる要因というものがなく、自信はありませんでした。きのうはタイムは良かったものの、大学生2人に負けてしまいました。きょうに関しては、きのうやり切った感がでてしまって(笑)、走れるのかなあと思っていたのですが、13秒76というそこそこのタイムで走れたので、これからユニバ(第29回夏季ユニバーシアード台北大会)に向けて期待が出来るかなと思います。

――きのうの試合からきょうの試合で改善した点はありましたか

きのうはとてもコンディションが良く、風も追い風で、ハードルとの距離が近くなってしまい越えられないということがあったので、きのうときょうはまたコンディションは違ったのですが、ハードルを跳んで降りてからの足を速く回すように意識しました。

――きょうの試合で良かった点と悪かった点を教えてください

良かった点はハードルにぶつけなかったところですかね。ハードルがきのうと比べて硬くて重いものだったので、ぶつけたら駄目だなぁと思って…。ただ、ぶつけないように上に上に跳んでしまったら駄目なので、前に前に意識を持っていたのがぶつけなかった要因だったのかもしれません。 悪かった点はスタートが出遅れたことです。

――ユニバーシアードの前最後の試合だったと思うのですが、きょうの試合はどのように活かしていきたいですか

ことし日本選手権で自己ベストを出して、きのうもベストタイを出せたんですけど、やはりそれ以上が出なかったというのが今の僕の限界というか…ピークだったので、このピークをしっかりと上げていけるよう、基本的にはスピードを上げて走れるように、スプリント力をつけていきたいです

――最後に、ユニバーシアードに向けて一言、お願いします

国際試合というのは今回が初めてなんですが、僕にとっては大学での最後の大きな舞台になると思うので、3位以内という目標を達成出来るように頑張りたいと思います。

――谷原知己(スポ3=神奈川・希望ヶ丘)

――今大会の位置付けは

今回で日本選手権の参加標準記録である1分50秒05を切ることと、9月の全カレ(日本学生対校選手権)に向けて強い選手が集まるこの大会で勝って弾みをつけることを目標としていました。

――最近1カ月の練習については

解散期間もあって個人的には練習を積むというよりは、(今大会は)全カレまでの間の試合なので少し気持ちを緩めつつ、練習はやっていくというかたちで進めていました。特にケガをしないということを心がけていました。

――レースプランは

元々(他の選手に)付く予定で、後ろから攻めて最後で抜かして1着になると考えていました。それが体現できて良かったです。

――では、ラスト300メートルからペースを上げて集団の1番後ろから抜かしていくというレースは想定内だったのか

はい、そうですね。最後の300メートルでペースを上げた時に早めに行きすぎたかと思ったんですけど、調子が良かったみたいで最後まで走ることが出来ました。結果的に良いタイムにつながったのかと思います。

――この組はスタートから集団が縦長になっていましたが、いかがでしたか

スローペースになるのが1番怖かったのですが、先頭の駿河台大の選手が1周目53秒後半くらいという結構良いタイムで回ってくれたので、それは良かったです。縦長になってくれて良かったです。

――全体1位ということに対して

それはただ運が良かったとしか言いようがないです。B組よりA組の方が強い選手が多くて、事前にはA組が1周目52秒で入るとも聞いていたので、全体で1位になることは厳しいかと思っていました。でも今回は運良く1位で。今回は順位も良くて良かったです。

――では反省点はありますか

ラスト300メートルからスパートをかけた時の動きは良かったんですけど、残り100メートルになって前に選手がいたので50メートルを過ぎたあたりから少し勝ちにこだわり過ぎて、前の選手を追い過ぎた結果、少し腰が落ちて力だけで走ってしまった気がします。少し自分が目指す骨格を意識した走りというか、伸び伸びとした走りが出来ずに力で押したところがあったので、もう少し最後まで力まずに動きを保ちたかったです。でも全体的には良かった方が大きいです。

――次大会と目標は

次は全カレで、関カレ(関東学生対校選手権)の決勝では良いレースが出来なかったので、次は決勝に残ってしっかり戦って表彰台を目指して行けたらと思います。

古谷拓夢(スポ3=神奈川・相洋)

――今大会はどのような目標を持って臨まれましたか

全カレ(日本学生対校選手権)前の大会という位置付けでした。結果としてはあまり良くはなかったので、しっかりこの結果を受け止めてもう1度全カレに向けて練習をしていかなければいけないな、と感じました。

――日本選手権で歩数を戻したとお話しされていましたが、現在は

今は8歩でやっています。7歩の時と比べてスタートに関してはそんなに遅れはしなくなったのですが、後半5台目以降があまり走れていないなあときょうの自分を振り返って思いました。今後7歩にするか8歩にするかというのはまだしっかり決めていないので、全カレでどうしていくかはこれから練習して決めていきたいです。それでも、もう少し練習量であったりとか技術面であったりを見直していかないと、今のままでは全カレを戦っていけないと感じました。

――ケガの調子は

ケガに関してはもう治っているので、それで別にどうこうということはないです。やはり今の実力でこのタイムであるということなので、しっかり受け止めて次の全カレに向けてどう作っていくかだと思います。

――野本周成(スポ4=愛媛・八幡浜)さんが今シーズンご活躍なさっていますが、チームメイトとしてどう感じていらっしゃいますか

先輩である野本さんの活躍というのはすごく刺激を受けていますし、部内で勝つことが重要だと思います。レベルが高いところで練習できているというのは事実なので、全カレでは金井(直、スポ2=神奈川・橘)を含め3人で上位入賞をして関カレ(関東学生対校選手権)での借りを返したいです。

――では最後に、夏に向けての意気込みをお願いします

量ももちろん重要ですが、もう一度初心の部分から見直して練習を組み立てていかなければならないと思うので、質も高くすることを目指して練習をしていきたいと思います。

仲野春花(スポ3=福岡・中村学園女)

――今回の大会にはどのような目標で臨みましたか

自己ベスト更新を目標にしていました。

――今回の試合でのプランなどはありましたか

6回という限られた試技の中で、どうやって試合をしていこうかなと考えていて、練習跳躍はあまり良くなかったので、競ったのために最後に跳躍を取っておこうと考えていました。

――1メートル83を跳んだ時はどんな気持ちでしたか

踏み切った時の感覚が「あっ、跳べた!」という感じで。1メートル77から感覚がとても良かったので1メートル80はパスしたんですけど、自信を持って臨めました。

――アジア選手権から今大会にはどのように合わせてきました

部の解散期間も終わったのですが、左膝を少しケガしてしまってアジア選手権も全然良くなかったんですけど、トワイライトまではしっかり休んでコンディションを良くして臨もうと考えていました。

――トワイライトでも最後に競ったのは日本選手権と同じ福本幸選手(AC)でしたね

ずっとトップでおられる福本さんがいてくださるおかげで私も高みを目指さられているのかなとは考えていて、さっき福本さんにも「刺激になってくれてありがとう」と言ってくださってすごくうれしかったです。

――きょうこの試合で一番良かった部分はどのような所でしょうか

回数が限られていたのでここで決めるぞ、というところで決められたところが良かったと思います。

――全日本学生選手権で目標とする記録を教えてください

1メートル85以上をずっと言っているので、そろそろ跳びたいです。

西久保達也(スポ2=埼玉・聖望学園)

――ホクレン・ディスタンスチャレンジ(ホクレン)で自己ベストを大幅に更新されたわけですが、いかがでしょうか

1年ぶりのベストということで、去年もホクレンでベストを出してからなかなかベストが出なかったんですけど今回ホクレンでしっかりベストを出せたということで良かったのかなと思います。ですがやっとスタートラインにもう一回立てたという感じだと思います。

――日本学生個人選手権では転倒で予選敗退となってしまいましたが、あの時からどのようにコンディションを立て直したのでしょうか

そこの転倒というのは僕も未熟だったというのが一番の原因なので、あそこから気持ち自体は切り替えはついていました。ですがあそこで少し足を痛めたというのもありまして、なかなか日本選手権は上手いこといかなかったのでホクレン自体もそんなにタイムが出るとは思っていませんでした。その分そこでいい感じに力が抜けてホクレンではしっかり走れたのかなと思っています。

――800メートルではラスト200メートルのところでスピードを上げましたが、本日のレースプランはどのようなものだったのでしょうか

1周目は52秒で入ると聞いていたのでそれにしっかり合わせていけたらと思っていました。バックの段階で前の人のペースが落ちたなと感じたので200メートル少し手前くらいで(スピードを)出して、ラスト200メートルでしっかり出していければ良かったんですけど最後競り合いになったときに負けてしまったのがまだまだ弱いな、この前ベストを出した流れに乗れていないなと感じています。

――やはりべストを出した勢いにこれからも乗りたいということでしょうか

そうですね。ベストを更新してやっともう一度スタートラインに立てたので残りの試合で心機一転というか、去年はいまいちだったところをことしは記録を伸ばしていきたいなと思っています。きょうのレースはタイムを狙おうとしてペースを上げようとしたところは良かったんですけどやはり最後がちょっと甘かったなと思っています。

――4×400メートルリレー(マイル)にも出場されましたがそちらはどのような意気込みで臨まれましたか

(800メートルとマイルの)間の時間も短くて結構回復まで時間がない中で臨んだのですが、前半に良い位置でとってきてくれた分を維持できなかったのが残念だったと思います。意気込みとしてはきつい中だったのですがそこでやっぱり良いパフォーマンスができるようにと、できればまたステージが上がるようにと思っていたんですけど上手くいかなかったというのが印象です。

――3走は各大学がひしめく混戦でした。バトンを受け取る際にも競っていましたがそこからレースをどのように展開しようと思っていらっしゃいましたか

バトンの受け取り自体は一応中位でしたが前半で上手く上げられず、後ろから来た人に抜かされてしまったのでしっかり落ち着いてついていく意識で走っていました。

――ラスト100メートルで大東大や東洋大と競っていましたがどのように振り返られますか

前半で1人で逃げ切りができていればそこまでの混戦になることはなかったと思うので僕個人としての力がまだまだだったと思っています。でも混戦の中でもできるだけ4走に渡そうとして、最後はできるだけ力を振り絞って走ってはみてますけどなかなか上手くいかないと感じています。

――本日の収穫は

走りの中でのレースの流れとしてはそんなに悪いものではなかったのかなと思っています。ただやはりラストで力を出すところであったりとか、最初のところでスピードに乗せる場面ですとか、そういうところがまだまだ甘いなと感じはしたのでそこで勝てるように練習をしっかり積んで全カレに向けてやっていきたいと思います。

――関カレ、そして今回と2位が続きましたが全カレでは狙うのは1位といったところでしょうか

今回も組の中で同期の花村くん(花村拓人、関学大)に負けてしまっていたり、ことしは順天堂にいる村島さん(村島匠、順大)に勝ち星を上げられていなかったりするので全カレではそこをしっかり払拭して1位になりたいなと思っています。

小山佳奈(スポ1=神奈川・橘)

――きのうもレースがあり連戦となりましたが、体の調子はいかがですか

きのうのレースでは、ヨンパー(400メートル障害)で61秒かかってしまって、今シーズンワースト2位に入るタイムを出してしまいました。今日のレースは、きのう行われたレースを振り返って全カレ(日本学生対校選手権)につながる走りが出来たらいいなと思っていました。タイムは60秒は切れたのですが、ちょっとまだ連戦が続いていて体の調子が戻っていないということもあってタイムにまだ満足していないので、ここからまた後期戦に向けての課題というのがこの試合で生まれたなと感じました。

――400メートル障害について、バックストレートでは向かい風だったと思うのですが走りづらさなどはありましたか

バックストレートに入って、いつもなら4台目までは15歩を使っているのですが、今日はバックストレートが向かい風だったので3台目までになってしまいました。足の切り替えをそこで始めて、結構焦ってしまったのですが、もともとバックストレートが向かい風だということは頭に入れていたので切り替えもいつもよりは上手くいきました。その点に関しては把握内だったかなと感じています。

――きのうに比べて後半の切り替えもよかったと思いますが

自分的にもきのうの試合は4台目で止まってしまって、なかなかそこから後半に上げていくということが出来なかったのですが、今回は切り替えの部分に関してもきのうの試合を振り返ってきょうこそは失敗しないようにと、そこに一番注意していかないといけないと思っていたので今回は上手くいったのかなと思います。

――その後400メートルとマイル(4×400メートルリレー)も走られました

練習の一貫ということもあったのですが、一応これは試合なので、試合として短時間の中でどこまで回復できるのかというのも確かめられたと思います。400(メートル)に関しては56秒70でタイム的には悪いのですが、ヨンパーとの短いあいだの中で少し上げられたというのは自分の中でもこれからの連戦につながるいい刺激になったかなと感じました。

――最後に、今後に向けて改善点や目標などがあったら教えてください

改善点に関しては、まずハードリングがまだまだ下手くそな部分があるのでその部分と、きょう3本走って思ったことは、ヨンパーのあとの400が結構辛かったので体力面ということも今後の課題にしていかないといけないと感じました。後半戦に入って、8月に入ったらまた合宿があるので今後は全カレに向けてもう一回しっかりと体作りをしていきたいと思っています。

伊東利来也(スポ1=千葉・成田)

――きょうのレースの位置付けは

関カレ(関東学生対校選手権)や全カレ(日本学生対校選手権)に比べたら規模は小さいのですが、全カレの標準記録を切れていなかったので、それを今回切るのが一番の目標だったんですけれども、それを達成できなかったのが心残りで悔しいです。

――きょうのレースについては

僕が意識していたのは外側の東海大の小渕(瑞樹)さんでした。前半は結構周りのペースに乗せてもらっていい感じに入れたと思うんですけれども、250メートルあたりから上位3名の選手とは違いが出てしまって、置いて行かれてしまったのが今回力の差を感じて、弱いということを痛感しました。

――こちらからは粘れていたように見えましたが

やはり今よりもう一段階上のレベルでこれから勝負していかないといけないので、きょうは下位の選手とはうまく粘れていたと思いますが、これからはそれではいけないと思うので、夏以降、全カレのマイル(4×400メートルリレー)でそこではレベルアップした自分の走りをしていきたいです。

――きょうの記録については

悪くはないのですけれども、やはりいまひとつ足りないと思います。

――マイルリレーでの1走の役割や展開はどういうものでしたか

2走にうまくつなげるために走りました。大学では今は1走にエースを置くチームも少なくなく、1、2走の最初の600メートルでうまく流れを作ったチームが上位争いできると思うので、1走でいい流れで来るのが重要なポジションであります。

――その走りは

400を走り終えてから休みが短かったのですが、その中で前半の200までに怖がってスピードを出せなかったのが、良くないタイムで来てしまった原因だと思います。短い時間の中でも回復できる力や、そのような状況でも動じず自分の走りをするというのが今後必要だと思いました。

――今後集中練習や全カレがありますが、それに向けて意気込みをお願いします

いまのままだと修也さん(加藤、スポ4=浜名・静岡)だったり、チームが欠けている状態なので、1年である僕や村木(渉真、スポ1=愛知・千種)が夏の期間で力をつけて、マイルリレーで優勝して早稲田の得点に貢献するのが目標です。