バレーボール部

2017.06.28

東日本大学選手権 6月26日 東京・墨田区総合体育館

喜びと悔しさ混じる3位、今後に向け大きな糧に

 4日間に渡って行われた東日本大学選手権(東日本インカレ)の最終日。前日中大に敗れ決勝への切符を逃した早大は、東海大との3位決定戦に挑んだ。1セット目を先制され不安がよぎる中、結束の声を上げたのは4年生。もう一度気持ちを入れ直し、サーブで攻め、レシーブで粘り、気持ちを込めたスパイクを叩き込む。3セット連取でセットカウント1-3(20-25、25-19、25-18、25-22)で逆転勝利。主力選手を欠きながらも総力戦で戦い抜いた今回の東日本インカレは3位という結果で幕を閉じた。

 1セット目は立ち上がりからサーブミスが目立った。早大の武器であるサーブが機能しないことでリードを奪えず一進一退の攻防が続く。中盤にサーブレシーブが崩されると粘りきれず、このセットを奪われた。前日の専大、中大戦に続き第1セットを先制される展開に悪い予感が頭をよぎる。しかし、「どうしても負けられない」(加賀優太、商4=東京・早実)。堀江友裕(スポ2=和歌山・開智)がいない中でリベロとしてチームを後方から支える村本涼平(法2=京都・洛南)。小林光輝(スポ3=長野・創造学園)のケガというアクシデントによってこの大舞台で突然の起用となりながら懸命に戦う中村俊介(スポ1=大阪・大塚)。下級生のプレッシャーを少しでも軽減しようと上級生が奮起。下級生は4年生にとって最後の東日本インカレを少しでもいいかたちで終わらせられるように。残り一つのメダルをかけてもう一度全員が士気を高めた。

ブロックをものともせず得点を決めた加賀

 第2セットは序盤、喜入祥充主将(スポ4=大阪・大塚)のサーブで一気にブレイク。6連続得点で10-6まで引き離すと点差をつけたままこのセットを奪い試合を振り出しに戻した。続く第3セット、セッターの中村が速攻やバックアタックへの配球を増やし、サイドの決定率を上げることに成功。また、武藤鉄也(スポ2=東京・東亜学園)のサーブから2度の連続得点を奪うと25-18と大差でこのセットもものにした。第4セットでも加賀が躍動する。「困ったらもってこい」という言葉通り、二段トスや三枚ブロックをものともせず打ち抜き、得点後は笑顔でチームを鼓舞する頼れる4年生。「とても上げやすかった」と語った中村の加賀への信頼はこの日、49本というチーム最多の打数によく表れている。ブロックとレシーブの関係も良く要所で村本がスパイクレシーブを見せ得点の機転をつくった。東海大も粘るが主導権を握るのは終始早大。最後は喜入主将がブロックアウトを取り25-22。1セット奪われたところから逆転勝利をあげた。

サーブで確実に相手を崩す武藤

 「もう3位はいいな」(喜入主将)。試合後の選手たちは銅メダルを手に喜びとともに悔しさを口にした。去年の全日本大学選手権、ことしの春季関東大学リーグ戦での「3位」に続く今回の結果。決してマイナスな意味ではない。本当に優勝を目指しているから、そしてその実力を持っていると自分たちが分かっているから――。立てなかったセンターコート、届かなかった優勝に悔しさがつのる。今大会でアクシデントに見舞われながら下級生やリザーブの活躍で総力の高さを示した。一方で、身長が低く、スパイクの決定率の低さが課題として顕著になった。秋季関東大学リーグ戦まで約2カ月。見つかった課題と収穫をどう克服していくかが今後のカギとなる。今大会での悔しさが「悲願の日本一奪還」への思いに火を点けたに違いない。

(記事 藤原映乃、写真 越智万里子)

 

★溢れた涙につまった思い

 早大の勝利が決まり、挨拶に向かう選手たち。その中で、中村俊介(スポ1=大阪・大塚)の肩を強く抱き、頭を撫で、健闘をたたえながら涙を流す小林光輝(スポ3=長野・創造学園)の姿があった。「言葉は何もないです」(中村)。ベンチサイドから笑顔でチームを鼓舞し続けた小林の、言葉にならない様々な思いが溢れ出した瞬間だった。

 6月24日、準々決勝の専大戦、第4セット、試合も終盤を迎えたところだった。相手のBクイックに飛び、着地した小林の左足に激痛が走った。そのままコートに倒れこむと起き上がることができない。「勝っていった先でミドルを使えるように」。前日そう語っていた小林。常に決勝を意識してきた。しかし、準決勝にすら立てない現実。悔しくないはずがない。そして、4年生への申し訳なさ。二つの思いが押し寄せる。しかし、それを表情に出したのはほんの一時。選手たちからは見えない観客席で試合を見ている時だけだった。「僕が落ち込んでもしょうがない」。気持ちは笑顔の裏に隠した。「思いっきり楽しんでやれよ!」「(小林がケガしたことが)チャンスだぞ!」。小林は中村を常に気にかけた。試合前、試合中、タイムアウトの時と覚えていないくらい声をかけたという。レシーバー、アタッカーとのコンビネーションがものを言うセッターというポジション。突然チームに投入された中村の緊張とプレッシャーがわかるからこその思いやりだった。

 「最高の後輩に恵まれた」。中村は最初こそ戸惑いながらも、3位決定戦の終盤では相手のブロッカーを翻弄(ほんろう)して見せた。堂々と3位という結果に貢献した後輩。そして、小林のぶん、中村のぶんまで気持ちを出して戦った同期や先輩たち。「感動しました」。試合終了とともにあふれ出した涙には、悔しさや申し訳なさ以上に言葉にならない感謝と感動がつまっていた。大会を通し、より強まった早大セッターの絆。早大の心臓は強い。ケガを治し、コートに戻り、チームを光り輝かすため再び二人で切磋琢磨(せっさたくま)してほしい。

メダルを手に肩を組む小林と中村

(記事 藤原映乃、写真 越智万里子)

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セットカウント
早大 20-25
25-19
25-18
25-22​
東海大
スタメン
レフト 加賀優太(商4=東京・早実)
レフト 藤中優斗(スポ2=山口・宇部商)
センター 山﨑貴矢(スポ3=愛知・星城)
センター 武藤鉄也(スポ2=東京・東亜学園)
ライト 喜入祥充(スポ4=大阪・大塚)
セッター 中村俊介(スポ1=大阪・大塚)
リベロ 村本涼平(法2=京都・洛南)
個人賞

ベストスコアラー賞  加賀優太(商4=東京・早実)

サーブ賞       武藤鉄也(スポ2=東京・東亜学園)

レシーブ賞      喜入祥充主将(スポ4=大阪・大塚)

喜入祥充主将(スポ4=大阪・大塚)

――3位となりました。今のお気持ちをお願いします

もう3位はいいなという感じです。

――きょうの試合を振り返って

4年生が数値を残すことができていなかったので、まだまだ僕ら4年生がやるべきことがあるなと感じました。

――ブロックに関してはどのような指示がありましたか

相手の打ってくるコースがデータとして出ていたので、そこを抑えようということでやっていました。

――実際に試合ではいかがでしたか

ブロックポイントはあまりなかったのですが、しっかりワンタッチを取れていたのでそれをなんとか後ろがしっかり走って拾うことができたらなと思います。

――サーブレシーブでは村本選手と交錯する場面がありました

村本もできる選手ではあるのですが、しっかりフォローしなくてはというところもあって、今大会からリベロとして入ったので、まだまだコンビネーションができていない部分がありました。

――相手の高いブロックに苦しんだ印象もありましたがスパイクに関してはいかがでしたか

僕らは高くないので、スパイカー自身の問題もあるのですが、決められずに止められてしまっても周りがフォローするということをこれから徹底してやっていきたいです。

――きょうは終盤で相手を振り切ることができました

サーブが走っていたので、押せ押せで優位に進めることができたのだと思います。

――今大会の総括をお願いします

メンバーが抜けているチームが多い中で、センターコートに立つことができなかったのは、自分らの力を出し切れていない部分があったと思います。4年生に求められるものは数値や結果だと思うので日頃の練習から気を引き締めてやっていきたいです。

――秋に向けて

僕たちが軸を持って、しっかりとやり切ることで下もしっかり付いてきてくれると思います。秋に向けて夏場の練習ではその辺りを意識していきたいです。

山﨑貴矢副将(スポ4=愛知・星城)

――3位入賞おめでとうございます。率直な感想をお願いします

3位という結果からみたら良いようで良くないと思うんですけど、とりあえず3位だったということで、勝って終われたということはすごく大きいと思うので良かったと思います。

――きのうはセッターの小林選手が怪我をするアクシデントもありましたが影響はありましたか

代わりに入った1年生の中村(俊介、スポ1=大阪・大塚)が頑張ってくれたので全然支障なくできたんですけど、4年生が頼りなかったというのが感想ですね。

――4年生が頼りないというのは

きょうは喜入(祥充主将、スポ4=大阪・大塚)とかが頑張っていたんですけど、自分はきょうは最後試合に出ていなかったんですけどそういうところも頼りなかったところかなと思うので、また次に向けて頑張りたいと思います。

――若い選手が多く出ている中で、声をかけられている場面も印象的でしたが

特に意識はしていないですね

――ご自身のプレーはいかがでしたか

全然だめだったと思いますね。替えられる場面ではないのに、最後また出たとはいえ、途中で替えられてしまったということは自分より1年生の村山(豪、スポ1=東京・駿台学園)の方が良かったのかなと思うので全然だめだったかなと思います。

――どのあたりが良くなかったのでしょうか

やはりスパイクですかね。1年生の中村がトスを上げているのに対して自分はやはり決めてあげられないというのが替えられた原因だったのかなと思います。

――この大会を通して収穫や課題があれば教えてください

今回は技術よりもメンタルのことが主にあると思うんですけど、やはり4年生として自覚を持ってチームを引っ張っていくということをもう一度確認し直しました。

――秋リーグに向けて意気込みをお願いします

秋リーグはやはり負けられないと思うので優勝を狙っていきたいと思います。

加賀優太(スポ4=東京・早実)

――3位入賞おめでとうございます。率直な感想をお願いします

昨日負けてすごく精神的に辛かったんですけど、なんとか勝ちきれて結果的には良かったかなと思っています。

――ご自身のプレーに関してたくさんスパイク決まっていたのではないでしょうか

そうですね、まだまだ決めきれる部分はあったんですけど、そこで決めきれなくてもう少し楽に勝てた展開だったと思うので、まだ満足のいく結果は残せていないです。

――サーブは良かったのでは

サーブは1セット目序盤に打っているメンバーがミスっていて自分は入れていったサーブが多かったので、そんなに攻めきったサーブは打っていなかったですし、攻めた時もあまり入っていなかったので、自分としてはそんなに調子は良くなかったかなと思います。

――レシーブはいかがでしたか

きょうレシーブは結構あがっていて、ブロックで少しチームに迷惑をかけてしまった分、下がったときはレシーブの部分でチームに貢献できて良かったです。

――全体的にレシーブで粘っているプレーがたくさんみられましたがその辺りは気持ちが出ていたのでしょうか

食らいつく場面は多かったですし、今ジュニアで抜けている堀江(友裕、スポ2=和歌山・開智)に代わって出ていた村本(涼平、法2=京都・洛南)もだいぶレシーブで粘ってくれていたので、後輩だったんですけど自分としては頼もしかったですね。

――1セット目は取られてしまったものの、その後は点差を保ちながら進められました。流れのふりかえりをお願いします

きのうの専大戦から3試合続けて1セット目を取られていて、なかなか自分たちのリズムで試合に入っていけていない部分があったので、きょうもそのまま行ってしまうんじゃないかなと一瞬思いました。ですが、どうしても負けられない試合だったので、そこを4年生だけじゃなく、後輩もチーム全員含めて必死に食らいついていけたので良かったかなと思います。

――最後の東日本インカレでしたが、4年生からみたチーム、いかがでしたか

まだ4年生が情けない部分が多くて、どちらかというと後輩に助けられていたシーンが多かっと思います。なかなか先輩として威厳だったり意地だったりが見せられていないので、これから秋リーグと全日本と大きな大会2つしかないんですけど、自分たちは最後ですし、悔いのないように全力で取り組んでその結果4年生として覚悟だったり意地を後輩に見せられれば自ずと結果はついてくるのではないかと思います。

――秋リーグに向けて意気込みをお願いします

意外と時間はあるようでないです。春リーグの終盤から東日本にかけて自分たちのチームの課題が明確に見えてきたのでそこを修正しきって秋リーグ迎えられれば、実力はあると思うので、今年こそ日本一をつかめるチームに持っていけるんじゃないかというのは感じています。

――特に改善したいところは

1本目2本目が結構強いチームなので3本目、身長が低いチームなので3本目の厳しい部分をサイドのスパイクでどう持っていくかというのが、自分がスパイカーだからかもしれないですけどそこが課題だなと感じています。そこを詰めていけば日本一つかめるんじゃないかなと思っています。

藤中優斗(スポ3=山口・宇部商)

――東日本、3位という結果になりました。率直な感想をお願いします

一言で言うと、優勝を目指していたので悔しいです。

――ご自身のプレーに関して、レシーブはいかがでしたか

サーブレシーブとディグに関しては僕自身全然まだまだなので、東日本終わってから秋リーグまで、一からやり直して行きたいと思います。

――具体的にはどう改善していきたいですか

サーブレシーブに関しては僕自身、横のボールが苦手なので、横に来たボールをしっかり取りたいです。Bパスも多いのでAパスにしっかりできるように、練習中からミスばかりしているのでそこは厳しさを持ってやっていきたいです。

――特に前半、村本選手と被ってしまう場面がありました

一本目は村本がリベロとして行かないといけないんですけど僕が邪魔したっていう部分もありますし、僕の方が後ろにいたのでしっかり村本に声出して動かしてあげることが必要だったので、あの一点に関しては僕の責任です。今後そういう無駄なプレーがないように、僕自身、コミュニケーションとったり確認したりしていける力をしっかりつけていきたいです。

――スパイクたくさん決まってましたね

僕自身全然納得いく内容ではないです。僕の一番苦手なプレーでもあるので、それはここから秋リーグ、全カレとありますけど、僕がしっかり点を取っていけると、もっとチームも上がってくると思うので、そこは練習中からもう一回頑張っていけたらなと思います。

――サーブもよかったのでは

春リーグ終わって、2週間後に早慶戦があって、そのまた2週間後に東日本があったのですが、その4週間の間にサーブは一番強化してきた部分です。全体としてサーブのチームでもあるので、結果として少しは出せたのかなと思います。

――東日本で得られた収穫を教えて下さい

一本目のレシーブはもちろんですけど、三本目のスパイカーがしっかり決めきらないといけないと明確になった試合でした。ブロックとレシーブの関係は、僕らがこれからも強化していくので、その二点に関してはこれからももっと詰めていかなければならないということが明確になりました。

――秋に向けて一言、お願いします

東日本は優勝を目指して3位という結果でした。秋リーグは全カレの前の大事なリーグになってきます。春リーグは負けてはいけない試合を落としていたので、秋リーグはそういう試合のないように、しっかり全勝できるように、オフ明けてからまたしっかり練習したいと思います。

小林光輝(スポ3=長野・創造学園)

――笑顔も見られましたが今のお気持ちは

正直…つらいというか、申し訳ないじゃないですけど…。4年生にとって最後の東日本インカレで勝ちに行ってたんですけど、結局僕が途中で抜けてしまって。4年生には本当に申し訳ないです。

――きのうのケガの時の様子を教えてください

ケガした時は相手のBクイックに対してのブロックで僕がヘルプに行って、ミドルの武藤と飛んで、着地の時に足を踏んでグリっといってしまいました。捻挫した時は本当に痛かったです。

――試合を上から見ていていかがでしたか

僕のためにというよりは新しく入った(中村)俊介をみんなでなんとかカバーしようという感じだったと思います。もともと入っていたベテランの選手が新しく入った俊介たちのぶんまでやってやるという気持ちの方が表れていたと思います。それが結果的に3位という結果につながって、感動しました。

――複雑な気持ちがあったと思いますがきょうは笑顔で選手を送り出していました

僕的には正直きのうやった時点ではあしたはいけるだろうと思っていたので、出るって決めていたんですけど…。ちょっと症状が厳しいということでプレーはできないということになりました。それで僕が落ち込んでもしょうがないのでとりあえず笑顔でみんなに頑張ってもらえたらなと思って、(笑顔に)徹しました。

――代わりに入った中村選手にはどのような声をかけましたか

声掛け過ぎてもうあんまり覚えてないんです(笑)。一番はやっぱり楽しんでやることですね。普段は(中村選手は)ベンチで、僕が出させてもらっているので逆に僕がケガしたことがチャンスだぞって言って、楽しんでこいと言いました。一番最初に言ったのは楽しむということでした。

――終わった後はすぐに中村選手の元にいかれました

本当に初めてだったので。初めてスタメンで出て一番緊張してパニクってたと思うんですけどその中でも一生懸命頑張っていて。プレッシャーの中でも頑張って勝ってくれました。同じポジションで最高の後輩に恵まれたなと思います。本当にうれしかったです。

――試合後は少し涙もありました

少しどころじゃなかったです。久々に泣きました。

――もちろんこんなことなければ良かったのですが今回のことでより総力を見せつけられました

3位決定戦では1年生が2人入ったり、村本が入ったりと総合力でチームとして勝てたっていうのは早大としても層が厚くなって秋以降につなげられるいい収穫になったんじゃないかと思います。リザーブに関しても良かったと思います。

――小林選手にとって今大会はどのようなものでしたか

ケガした時点でプレイヤー失格じゃないですけど、ダメじゃないですか。決勝を意識して1試合目からゲームをつくっていたので、決勝をかけた試合にも出れないっていう状況になって本当に情けない大会だったなと正直なところ思っています。でも外からチームを客観的に見てみて逆にいろんなものが見えたので収穫もあったんじゃないかと思います。

――今後に向けて

とりあえず前半戦が終わったということでここが区切りだと思うので、前半戦は何が良くて何がダメかといういいところと悪いところをしっかり見極めて、チームとしては東日本インカレが完成度50パーセントなのでとりあえず半分まではきました。今は土台というものをつくったので、ここからチームの武器というものを磨いて秋リーグとインカレは勝ちにいきます。

武藤鉄也(スポ2=東京・東亜学園)

――お疲れさまでした 3位おめでとうございます。今のお気持ちをお願いします

今回は優勝を目指していたので、最後に勝てて終わることができてよかったですけど、優勝したかったという気持ちがあります。

――きょうはどのような気持ちで試合に入られましたか

きのう負けてしまいましたが、切り替えて、きょうはきょうでしっかりバレーをやろうと思っていました。

――何度もサービスエースをとれていたがサーブを振り返って

きょうもきのうに引き続き気持ちがしっかり入っていたのでとてもよかったです。

――トスが苦しい状況で何本もあがっていたが、器用に得点を決めていました

光輝さん(小林選手)がセッターではなかったので、自分がカバーしなければと思っていました。俊介(中村選手)も本当によく頑張ってくれて、自分が責任を持って打ち切ろうという気持ちでいました。

――サーブでしっかりと攻めていたため、ブロックがしやすかったと思います

相手のセッターによって配球が大分違っていたのですが、クイックの対応も思ったよりできたので、最終的にブロックもうまくいったと思います。

――試合終盤では得点を重ねるたびにチームを盛り上げていました

よく声を出すことができて、よかったと思います。

――今大会を通して、早稲田は総力戦でここまで戦い抜くことができたのが大きな収穫になったのでは

今まで出ていなかった選手が出場して活躍したことが本当に良かったと思いますが、チーム力としてはまだ足りないところがあるので、夏にしっかり鍛えて秋リーグに臨みたいと思います。

――あらためて春リーグから東日本インカレまでの前半戦を振り返っていかがですか

ことしからスタメンで出場させてもらって、リーグで見つかったいい部分を伸ばして、悪い部分は逆にいい部分になるように頑張っていきたいです。

――今後に向けての意気込みを

全日本インカレでの優勝が一番の目標です。それにつながるように秋リーグに向けて課題を克服し、もっといいチームをつくっていきたい。

村本涼平(法2=京都・洛南)

――東日本インカレ3位となりました。今のお気持ちをお願いします

優勝を目指して日々練習に励んできたので、結果としては良いかたちですが、悔しさが残ります。

――きょうの試合を振り返っていかがですか

1セット目はチーム状態が悪く、セットポイントを取られてしまいましたが、2セット目以降は気持ちを切り替え臨むことができ、勝ちきれた点がよかったと思います。

――気持ちを切り替えるためにチームとして取り組んだことは何かありますか

4年生を中心とし結束を高める声があがり、自分たち下級生もそれについていこうというとすることで、チームの士気が変わりました。

――試合中レシーブが交錯する場面も見られましたが、その場面を振り返って頂けますか

リベロとして声を出し、自分が取るという気持ちで臨んでいますが、うまく連携がとれなかったこともあったので、そこを今回の反省点として、練習に励みたいです。

東海大の高さあるスパイクに対して意識した点はありますか

相手の到達点がどれだけ高くても、ブロックにより打ってくるコースは限られてくるので、そのコースを読み間違えないようにすることを意識しました。

――スパイクレシーブを振り返っていかがですか

今大会の中だったら良いスパイクレシーブでした。

――今大会の総括をお願いします

春からポジションが変わり、不安、緊張がある中で、試合を通して経験を積み、プレーが徐々によくなっていくのを実感できました。また、先輩が自分に声をかけてくださり、プレーしやすい環境の中で試合ができたことはありがたかったです。中央大学に負けてしまい、悔しさは残りますが、最後に勝てたのはよかったです。

――東日本インカレが終わり、秋リーグに向けて強化していきたい点などはありますか

チームが今後自分に課すポジションはわからないですが、チームに与えられたポジションをまっとうし、チームに貢献するための準備をすることが自分の役割だと思います。

村山豪(スポ1=東京・駿台学園)

――今大会はサーブから試合に出場することが多かったですが、どのような意識で試合に臨んでいましたか

リザーブから入るので、チームの雰囲気を良くしようと心がけて臨んでいました。

――春に比べてミスが減ったように見えました

春リーグの反省で、自分自身サーブミスが多いということがありました。ミスを少なく、かつコースを狙って打つことができたので、そこは練習の成果が出たなと思います。

――2セット目からの出場となりましたが、きょうの試合を振り返って

2セット目から入るということだったので、1セット目に出ていた人よりも気持ちの面でしっかりしないといけないと思ったので、2セット目を1セット目だと思って臨みました。

――実際にご自身のスパイクを振り返って

まだ合ってないトスをカバーし切ることができなかったり、ブロックに引っかかる場面もあったので、そこがこれから全カレに向けての課題だと思います。

――ブロックではよくワンタッチが取れていました

きょうはワンタッチはよく取れていたと思います。レシーバーの邪魔にならないことを心がけていました。

――今大会で得た課題と収穫はどのようなことですか

ブロックの横のスピードがまだ追いついていないと思います。そこを秋までに修正していけたらなと思います。

――3位という結果に対して

センターコートでやりたかったのですごく悔しいです。この悔しさを忘れずに、秋と全カレで優勝できるように自分自身しっかりと課題を克服していきたいです。

中村俊介(スポ1=大阪・大塚)

――3位入賞おめでとうございます。率直な感想をお願いします

光輝さん(小林、スポ3=長野・創造学園)が怪我をして代わりで(トスを)上げて3位という結果は素直に嬉しいです。

――きょうはどのような気持ちで試合に入られましたか

やはり絶対に負けたくなかったので、3位と4位では今後も全然違うので、勝ちたいという気持ちがすごく強かったです。

――レシーブが崩される中でもセンターやバックも使ってらっしゃいましたが、どのようなトスワークを考えてらっしゃいましたか

クイックを使ってサイドに振ることによってサイドの選手が気持ちよく打てて、決定率も上がったと思うので、センターをもっと使うことを意識してきょうはやりました。

――トスが合わなくなったときでももう一度同じところを使って不安要素を消しているようにも感じられましたが、その辺りは意識されましたか

ミスをしたら相手もそこはないと思ってサイドに行くので、もう一度あげたら決まるかなと思って上げました。

――ご自身のプレーには満足していますか

いや、全然ですね。トスの精度がまだまだなのでもっと上げられるように頑張ります。

――先輩たちからはどのような言葉をかけられていましたか

何も考えずに思い切って楽しめと言ってもらって、気持ちよくやらせてもらいました。

――タイムアウトの時には小林選手とたくさんコミュニーケーションを取られてましたね

楽しんでやれというのと、どこに上げたら決まるということですね。

――声を出して走り回ってチームを鼓舞するところも印象的でした

1年生というのもありますし、僕のプレースタイルというのもあるんですけど、走り回ってチームを盛り上げていければいいかなと思ったので意識していました。

――最後は相手をかき乱すこともできていたのではないでしょうか

まだまだなんですけど、多少は1枚にできたりノーマークにできたんですけど、それがもっとできればいいかなと思います。

――先輩たちの頼もしさのようなものは感じられましたか

そうですね、困ったらもってこいとか言ってくれたのでとても上げやすかったですね。

――試合の最後は小林選手と抱き合って少し涙も見られました

光輝さんが泣いていたのでつられて泣いてしまいましたね

――その時は言葉は何かありましたか

いや、何もないです。

――今大会ふりかえっていかがでしたか

急にぱっと出て、ミスも多かったんですけど3位という結果で終われたことは僕の中では自信になったかなと思います。

――今後に向けて意気込みをお願いします

光輝さんに負けないように、トスの精度を上げて周りを見れるように頑張っていきたいと思います。