軟式庭球部

2017.06.27

春季早慶定期戦 6月24日 埼玉・早大所沢テニスコート

伝統ある早慶戦で男女ともに勝利を挙げる

 早慶定期戦が所沢テニスコートで開催された。梅雨の時期であるにも関わらず雲ひとつない快晴となり、 青空の下ワセダの選手が活躍を見せる。男女ともに実力を発揮し、早慶戦で優勝を果たした。

 男子部2番に登場したのは人見亮太(基理1=埼玉・松山)・小西健人(商4=東京・早実)組だ。「ワセダに1勝を届けることが出場する選手の使命だと思った」という小西。積極的にポーチボレーに出て、ゲームカウント3−1と順調に試合を運んでいく。しかし、勝ちを意識し2人とも徐々にミスが出始め、勝敗はファイナルに持ち込まれた。「追いつかれて割り切ることができた」という言葉通り、人見のストロークの威力が増し、相手後衛を苦しめる。小西のボレーで相手を崩し、人見がクロスを打ち込むなど2人で1点を取る場面もよく見られた。最後は小西がポーチボレーを決め、ワセダに1勝を届けた。3番の福井達輝(先理1=香川・丸亀)・大津悠平(スポ3=宮城・東北)組もファイナル勝負となったが大津がしっかりと前で相手の攻撃を塞ぎ、次のペアへとつなげる。6番の後藤佳佑(社1=東京・早実)・岩本修汰(社2=大阪・上宮)組は後藤の攻撃的なストロークと岩本のボレーが合わさりゲームカウント5−1と圧倒。最後に登場した安藤優作(社3=岐阜・中京)・井山裕太郎(基理4=埼玉・松山)組は相手に1ゲームも譲らず勝利した。慶大に完全勝利を果たし、連勝の記録を32連勝に更新することができた。

攻めの姿勢でワセダに貢献した小西

 女子部では、東京六大学春季リーグ戦で新たな戦力としての活躍を見せた村上紗莉奈(社3=愛媛・済美)・長内夏海(社3=北海度・札幌龍谷)組が1番に登場。「あまり経験がないのもあって受け身で入ってしまった」と長内。なかなか決めきることができずにゲームカウント1−2と追いかける形となってしまう。試合中、話し合う姿が印象的な2人。自分たちの間を大切にし、相手の特徴を2人で整理した。その成果は4ゲーム目から現れる。村上が粘り強くボールを拾い、長内が要所でしっかりとボレーを決めていった。その後は終始主導権を握りながら試合を進めゲームカウント5−2と1勝を挙げ、前回の試合から確実に成長した姿を見せた。2番に登場した木村理沙(スポ4=徳島・脇町)・平久保安純(社4=和歌山信愛)組や3番に登城した杉脇麻侑子(スポ4=東京・文化学園大杉並)・佐々木聖花(スポ4=東京・文化学園大杉並)組は安定した強さを発揮し、全組勝利で早慶定期戦の優勝を決めた。

相手の攻撃を粘り強くしのいだ村上

  新戦力の活躍が目立った今回の早慶戦。またもワセダの層の厚さを実感することができた。次なる舞台は東日本大学対抗競技大会 (東インカレ)。この大会で優勝を果たし、盤石の態勢で全日本大学対抗選手権(インカレ)に臨む。

(記事 栗林桜子、写真 吉田安祐香)

結果

▽男子部

○早大 7-0 慶大

○内本・星野 5-0 伊藤・野口

〇人見・小西 5-4 新保・芳村

〇福井・大津 5-4 青山(竜)・竹本

○船水・上松 5-0 尾崎・松本

○高倉・白井 5-0 小田島・須藤

〇後藤・岩本 5-1 青山(歩)・松野

〇安藤・井山 5-0 武本・二木

▽女子部

○早大 3-0 慶大

○村上・長内 5-2 荒木・秋本

〇木村(理)・平久保 5-3 大久保・花岡

○杉脇・佐々木 5-1 勝又・川口

コメント

人見亮太(基理1=埼玉・松山)・小西健人(商4=東京・早実)組

――人見選手は初の公式戦でしたが、いかがでしたか

人見初めてだったのでとても緊張したのですが、小西さんが引っ張ってくれたのでとても助かりました。

――小西選手は人見選手と組んでいかがでしたか

小西 久し振りの団体戦でした。人見が結構緊張してそうだったので、僕はなるべく緊張を見せないように気をつけました。まぁ緊張しながらでもワセダに1勝を届けるのが出る選手の使命だと思っているのでそこは貢献できてよかったと思っています。

――前半は勢いもあり、小西さんが得点を決めていた印象がありました

小西 僕は最初から向かっていく側の人間なので。最初は飛ばして、後半失速してしまうのが今後の課題です。

――後半追いつかれてしまいましたが、何か原因はあるのですか

人見完全に僕が原因ですね。勝ってる時ほど、緊張して小さくなってしまうのが僕の課題です。勝ってるならどんどん向かっていけばいいのに、昔から勝っているとビビってしまいます。

小西あとは簡単なミスが僕も増えていたんで、簡単に点を取られて追いつかれてしまいました。追いつかれそうになって、また焦ってミスをして、という悪循環が生まれてしまいました。

――ファイナルでは圧倒しました

人見逆にファイナルでは開き直れました。僕いつもそうなんですけど、ピンチの時の方が調子良くて。なので追いつかれて開き直れたというのが勝因だと思います。

小西ファイナルに行ったらもう負けたらしょうがないくらいの気持ちでした。人見が打ってくれたので、自分は決めるだけの仕事をちゃんとできたかなと思います。

――次の東日本大学対抗競技大会(東インカレ)に向けてチームの一員として意気込みをお願いします

小西選手はやはりたくさんいるので出る機会はないと思うのですが出る選手を信頼して全力で応援なり仕事なりしていきたいです。

人見ワセダは層が厚いので僕自身出れるかはわからないですが僕自身もワセダとしての1勝に仕事と応援で貢献できたらなと思います。

村上紗莉奈(社3=愛媛・済美)・長内夏海(社3=北海度・札幌龍谷)組

――試合を振り返っていかがですか

長内団体戦に出るのは2回目なのですが、あまり経験がないのもあって受け身で入ってしまいました。自分からボールに触りにいくことがなかなかできなかったので苦しいゲーム展開だったかなと思います。

村上やはりいつも出ないので緊張してしまって、お互いに自分のテニスができませんでしたが、後半は思い切ってできたかなと思います。

――団体戦に出場されるのは東京六大学春季リーグ戦(春の六大学リーグ)以来ですが、何か修正した点はありますか

長内きちんと準備してきました。この間は突然出るように言われたのですが、今回は事前に言われていました。普段からできていないといけないですが、自分が出場することを意識して練習に臨むことができたので、そこは前回と違う点かなと思います。

村上前回は負けたそのまま流れで試合を続けてしまっていたので、今回は2人で話し合ってゲームを改善していくように努めました。

――試合中お2人で話し合われている場面が印象的でした

長内試合展開とか、自分が分かってきた相手の特徴とかを確認しながらゲームを進めていました。

村上特に内容は無いのですがとにかく間を空けたかったのが大きいです。自分たちのリズムで始めたかったので…(笑)。

長内緊張してしまうので…(笑)。

――前半は長内選手が決めかねるシーンがありましたが、後半は調子を上げられましたね

長内前半は相手が何をしてくるかや特徴が分からなくて、どこを抑えたらいいのか迷っていました。3ゲーム目くらいになってくると相手の特徴を自分の中で整理することができました。そのあとは「ここは取るから」などコミュニケーションを取って、実際それが当たったりもしたので上手くいったかなと思います。

――村上選手はラリーが長く続く場面がありましたが、振り返っていかがですか

村上ここを取らないと相手に流れがいってしまう場面が多かったので、(長内選手が)決められるように自分は粘らなくてはと思って頑張りました。

――次戦への意気込みをお願いします

長内次は東日本学生選手権大会になるんですが、きょうもそうでしたが前回の春の六大学リーグの時も入りが良くなくて、先制されてしまって追いついても苦しい試合展開になってしまいました。ゲームの入りから自分から取りにいくことを意識して、攻めの気持ちで向かっていきたいと思います。

村上あまり学生の大会で勝ってきていないので、挑戦者の気持ちでやりきって、少しでも多く勝てるように頑張りたいです。