米式蹴球部

2017.06.27

新人戦 6月25日 早大東伏見グラウンド

新人中大に快勝!パスの完成度高まる

TEAM 1Q 2Q 3Q 4Q TOTAL
早大 BIG BEARS 16 16 44
中大 RACCOONS 16

 春のシーズンの締めくくりとなったBIG BEARS新人戦。パスプレーを中心とした試合運びで、終始早大がリードする展開に。前半からパスとランをうまく使い分け、無失点でハーフタイムを迎えた。後半では、ディフェンスのミスや反則により失点を許したが、前半からの攻撃力は健在。中大に44ー16で勝利した。

 自陣30ヤードから始まった第1クオーター(Q)。序盤から早大が強さを見せる。RB/DB鏡桜之介(教1=東京・城北)がグラウンド中央から一気に走り抜けTD。続く第2Qでも早大の攻めの姿勢は健在。何度もパスを成功させ順調に残り10ヤードまで攻め上がり、最後はRB/DL小山倫太郎(法1=東京・東京都市大付)がボールをねじ込んだ。その後、QB/WR宅和真人(政経1=東京・早大学院)からWR/DB奥井慎太郎(文構1=大阪・生野)のパスで3度目のTDに成功。着実に点数を重ねていく。ディフェンスでは、OL/LB竹舞哉(社学1=東京・早大学院)がファンブルリカバーやインターセプトの活躍で試合を掌握し、22ー0で前半を終えた。

高い精度でパスを決めたQB宅和

 後半の立ち上がりはよくなかった。前半からディフェンスメンバーが代わりタックルミスや反則が目立つ中、中大に一気に攻め込まれ失点を許す。それでも、オフェンスが安定の活躍を見せ、第3Qには宅和からWR/K吉澤僚馬(文構1=東京・早実)のパスが成功しTD。第4Qでも、QB/LB吉村優(基理1=東京・早実)からWR/RB小貫哲(教1=東京・戸山)へのパスがつながりTDを挙げるなど、着実に中大との点差を広げる。だがその後、相手RBのクイックネスに付いていけずタックルミスを連発し、勢いを止められないまま失点を許した。それでも、最後にRB/DB藤崎利応(社1=東京・早実)がTDを決め、44ー16で快勝した。

すでに上級生の試合にも出場するWR河波

 パスが中心となった試合運びで、終始が早大がリードする展開となった。多くの選手がそれぞれの場面で活躍を見せた、今新人戦。ディフェンスにおける課題を残しつつも、大きな可能性の見える試合となった。将来のBIG BEARSを担う一年生のこれからの成長が楽しみである。

(記事 平川茜音、写真 涌井統矢)

コメント

WR/RB河波正樹(スポ1=カナダ・シークアムセカンダリースクール)

――前回の試合は雨ということもありパスが少なかったですが、今回はパスが多めの試合展開となりましたが、レシーバー全体としてはいかがでしたか

前回なかなかパスが通らなかったのが悔しくて、でもそれは仕方ないこととして気持ちを切り替えて、きょうは雨の予報でだったんですけど、雨も降らず、レシーバーがしっかりみんな捕って活躍してくれたのでよかったと思います。

――ご自身としてもTDパスをキャッチされていましたが、いかがでしたか

レシーバーが活躍するということが試合に勝てる要因の1つだと思うので、TDパスを捕れたというのはすごくよかったと思います。

――一度、パスをドロップされた際に、ベンチから河波選手へのやじが飛んだりして、チームの雰囲気としてはとても良かったと思うのですが

そうですね。他の1年生よりも前から練習に入っていて、先輩方とも一緒にプレーしていたので。 ドロップしたこと自体は良くないんですけど、それでもチームの雰囲気が下がらずに、その後しっかりとドライブし続けられたのはよかったと思います。

――短い練習期間で2人のQBとの合わせはいかがでしたか

宅和君(宅和真人、政経1=東京・早大学院)は左利き、吉村君(吉村優、基理1=東京・早実)は右利きでスパイラルも違ったり、吉村君は早実の野球部から入ってきたのですごく良い球を投げてくれますし、2人ともきょうはいい活躍をしてくれたと思います。

――これから、夏合宿、そして秋のシーズンへと入っていきますが、今後に向けた抱負や目標がありましたら教えてください

上級生のJV戦だったりにも出ていたりしているので、目標はしっかりと先輩達を見据えて、JV戦ではなく1軍戦に潜り込めるようしっかりと活躍をして、合宿を乗り越えて、秋に1軍戦に入れたらなと思います。

OL/LB竹舞哉(社1=東京・早大学院)

――先週の試合を踏まえて、どのような意気込みで試合に臨みましたか

先週の試合ではディフェンスに関しては自分的にはあまりチームに貢献することができなかったので、そういう面を意識して、練習してきょうの試合に臨みました。

――前半にインターセプトがありましたが振り返っていかがですか。

他のDLやDBも自分の役割をちゃんと果たしていて、その結果インターセプトという形になったのでよかったです。

――これで新人戦は終了ですが、ここまでの新人戦2試合振り返っていかかですか

チームとしても1年生としてもまとまってきて、いい雰囲気になってきているので、どんどんいいところはいいところで高め合っていきたいです。個人で課題もいろいろ出ていると思うのでそこはこれからの練習で潰していければな、と思います。

――前半は無失点に抑えるなど守備は安定していたと思いますが

前半ディフェンスは結構強かったので、経験者も未経験者も含めて強く守れたので、そこはよかったかなと思います。

――夏に向けての目標や課題は

今、自分はあまりフィジカルがないので、そこをアップしてどんどん上級生の練習に食い込んでいけたらな、と思います。

QB/WR宅和真人(政経1=東京・早大学院)

――きょうの試合を振り返っていかがですか

この前の試合よりも落ち着いてパスを投げれて、個人的にはいい試合だったと思います。

――パスの精度はいかがでしたか

晴れていた方が投げやすいですし、よく見えるし落ち着けると思うのですが、天候に左右されている様ではいけないと思うので、改善点として頑張っていきたいと思います。

――スキル陣とのタイミングはいかがでしたか

この1週間で先輩方からパスコースをしぼって教えていただいて、こういうディフェンスだったらここに投げるといったように、呼吸を合わせるようにしたので、パスの成功率が高くなったと思います。

――新人戦で得た収穫はありましたか

高校のアメフトが終わってから、大学のアメフトを始めるまでブランクが空いてしまって、試合勘があまりなかったのですが、新人戦を終えて、試合の感覚を取り戻すことが出来たので、これからいい緊張感で練習できるかなと思います。

――夏への意気込みをお願いします。

自分の課題として、体を大きくしなければならないと思っていて、夏の期間でどれだけ体を大きくできるかということと、点差が広がってまわってきたチャンスなどを生かせるように、夏は頑張りたいと思います。

RB/WR永田宙(国教1=東京・早大学院)

――きょうの試合では、永田選手の勢いのあるランニングプレーが目立っていましたが、どのような意気込みで臨みましたか

前回、それほどランニングでヤードを稼ぐことができなかったので、今回はその反省を活かしました。陸上をやっていたので、自分の持ち味であるスピードを生かしてランしようと思いました。

――先週の新人生のプレーを受けて、きょうの試合で気をつけた修正点などがありましたら、教えてください

空いた穴があったら、すぐにそこに入っていけるように心がけました。視野を広くして、スピードを意識して走りました。

――永田選手はアメフト未経験者ながら、素晴らしい活躍を見せていますが、以前やっていた陸上のどのような点をアメフトに生かしていきたいと思っていますか

陸上をしている時、自分はスピードが得意だったので、いかに初速を速くできるかというところを生かしていきたいです。

――最後になりますが、夏に向けての意気込みを教えてください

もっと体を大きくして、ファーストタックルで倒れないような体を作っていきたいです。