バスケットボール部

2017.06.26

第75回早慶定期戦 6月24日 東京・代々木第二体育館

気迫のプレーの連続で4年ぶりの優勝をつかむ!!

 長い伝統を誇る早慶戦。その中でもことしの第75回戦は例年以上の意味を持つ試合となった。通算成績は37勝37敗。勝った方が勝ち越しとなる。そして、選手とともに歴史を彩った代々木第二体育館での最後のゲームだからだ。そんな中始まった試合の序盤、早大は劣勢を強いられる。第2クオーター(Q)途中で14点差をつけられるなど苦しんだものの、その後気持ちのこもったプレーを連発。自分たちで流れを取り戻し第3Qに同点に追いつくとその後は宿敵慶大を圧倒。最終スコア88-70で悲願の勝利を手にした。

 第1Q、最初の得点はこので試合両校通じて唯一1年生ながらコートに立ったC小室悠太郎(社1=石川・北陸学院)。落ち着いてインサイドでファウルを誘うときっちりフリースローを2本沈めた。しばらくこう着した展開が続いたが、次第に慶大が主導権を握る。外からのショットを次々と沈め、どんどん点差を広げる。第2Qも慶大の勢いは止まらず14点のビハインドを負った早大。しかしそこから逆襲が始まった。G森井健太主将(スポ4=京都・洛南)のドライブやF濱田健太(社3=福岡第一)のスリーポイントなどそれぞれが持ち味を発揮し点差を縮めていく。前半終了間際にはC富田頼(スポ3=京都・洛南)のタップシュートで4点差として良い流れで後半に入った。

チームを勢いに乗せた長谷川

 後半もお互い譲らない展開を迎えたが、G石原卓(社4=東京・京北)のバスケットカウントから流れが傾きだす。早大の伝家の宝刀、オールコートプレスを仕掛けると面白いようにターンオーバーを誘う。するとついに第3ピリオド残り3分、この試合が復帰戦となったF新川敬大(スポ4=東京・京北)のスリーポイントで同点に追いつく。その後魅せたのはG長谷川暢(スポ3=秋田・能代工)。キレのあるドライブで果敢にリングにアタックしてチームを鼓舞。何と追いついて以降のみで14得点を挙げるパフォーマンスを見せた。最終Qに点差を大きく放した早大は、最後はコートに4年生全員を登場させる。この時点でベンチで涙を浮かべる選手たちもすでに多く見られた。結局4年生は見事全員が得点を挙げ、最後の早慶戦に花を添えた。終わってみれば88-70。完全勝利に早大関係者の全てが歓声をあげた。

最後の早慶戦で躍動した新川

 まさに意地とプライドのぶつかり合いのような1戦となったこの試合、両チームともに熱く、観客を揺さぶるようなプレーの連続となった。3連敗中だった早大の面々は全員が早慶戦勝利を味わうのが初めての経験。試合終了のブザーと同時に見せた選手たちの表情は、実に晴れ晴れとしていた。見事な試合で前期を折り返した早大。秋には関東大学リーグ戦が待ち構える。その舞台に向け勢いのつく試合ともなっただろう。今後も目が離せない。

勝利の後の選手たち

(記事 秋間勇人、写真 加藤佑紀乃、下長根沙羅、秋間勇人)

第75回早慶定期戦
   1Q 2Q 3Q 4Q 合計

早大

17 15 22 34 88
慶大 24 12 15 19 70
◇早大スターティングメンバー◇
G#18 森井健太主将(スポ4=京都・洛南)
G#7 石原卓(社4=東京・京北)
C#26 富田頼(スポ3=京都・洛南)
F#27 濱田健太(社3=福岡第一)
C#41 小室悠太郎(社1=石川・北陸学院)