ハンドボール部

2017.06.25

第10回早関定期戦 6月24日 早大東伏見スポーツホール

安定した試合運びで主導権を渡さず、昨年の雪辱を果たす!

 ことしで記念すべき10回目を迎えた早関定期戦(早関戦)。守備の要である橋本澪(スポ4=東京・佼成学園女)がケガからの復帰戦でもあったこの試合、早大は前半から主導権を握る。一時は逆転を許すも速攻を武器に得点を重ね前半戦を4点リードで折り返す。後半戦は攻め込まれる苦しい場面もあったが、最後まで主導権を渡さず快勝。初黒星を喫した昨年の雪辱を果たす結果となった。

 前半開始早々、エースの芳村優花副将(教4=愛知・星城)が立て続けに2得点を決める幸先の良いスタートを切る。立ち上がりに成功したかと思われたが、相手の4連続得点により逆転を許す。ここで流れを引き戻したのは主将の安藤万衣子(教4=東京・文化学園大杉並)だった。華麗なパス回しと速攻からのミドルシュートを2本叩き込み同点に追いつく。相手はすかさずタイムアウトをとるが勢いは止まらず、その後も早大は橋本澪を軸とした守りからの速攻を中心に攻め立て関学大を突き放し、4点をリードしたところで前半の30分を終えた。

チーム最多7得点をあげ、復活を見せつけた芳村

 後半も早大のペースで始まった。芳村が強烈なロングシュートを含む3得点を挙げるなどでリードを広げる。しかし疲れが見え始めた後半14分過ぎから、逆に攻め込まれる苦しい展開となる。立て直しを図りたい早大は復帰した橋本澪を中心としたディフェンスと、GK大沢アビ直美(スポ2=東京・佼成学園女)のファインセーブも光りゲームの主導権を渡さない。その後も点を取り合う拮抗(きっこう)した展開が続いたが、リードを守りきり、最後は途中出場の杉山瑞樹(社2=神奈川・横浜創英)の華麗なループシュートでダメ押し。最終スコア27-22で快勝を収めた。

約1年ぶりの復帰を果たし、攻守で活躍した橋本澪(写真右)

 昨年の早関戦のリベンジを果たした早大。最多7得点を挙げたエースの芳村を中心とするオフェンスは、個人面においてもチームとしても成熟度が高かった。また「ディフェンスや速攻において改めて澪の力を感じた」(芳村)と言うように橋本澪の復帰はチームにとって明るい材料だ。しかし「ミスが目立ったり、体力が持たなかったりなど、課題も多い」と芳村は語る。この勝利を糧とし、秋に向けさらなるチームの強化を図っていく。

(記事 林大貴、写真 趙庸珪、脇屋樹生)


第10回早関定期戦
早大 27 14−10
13−12
22 関学大
GK 大沢アビ直美(スポ2=東京・佼成学園女)
LW 内海菜保(スポ4=香川・高松商)
LB 芳村優花(教4=愛知・星城)
CB 安藤万衣子(教4=東京・文化学園大杉並)
PV 楯如美(スポ2=岐阜・飛騨高山)
RB 伊地知華子(社3=宮崎学園)
RW 久保涼子(スポ3=群馬・富岡東)
コメント

LB芳村優花副将(教4=愛知・星城)

――きょうの試合振り返っていかがですか

去年負けていて、(ことしは)絶対に負けたくなかったので、リーグと同じか、もしくはそれ以上にみんなのやる気はありました。その結果が最初の4連取ですね。でもそこから追い付かれてしまったので、そこは修正しなければいけない点だと思います。

――関西の大学は普段やっている関東のチームとは違いましたか

違います。空間を使うのがうまかったりしますね。関東は結構フィジカル使って攻め込むんですけど、関西はポストを使うのがうまかったり、速攻が早かったりというのがあるので、戻りは意識していました。逆にフィジカルは弱いので、捕まえちゃえば動けなくてフリースローになったりもあったので、そこは予想通りでした。

――前半からロングシュートが決まっていましたが、オフェンスを振り返っていかがですか

さっきOBの方から、力が抜けていたというか、力んでなかったねと言われました。リーグの時は復帰して、やりたいことが多すぎてちょっと空回りしていた部分があったので、力まず力が抜けてシュートが打てたから、決まったかなと思います。なのでこれを意識的にしたいと思いました。

――いままでケガをしていた選手が復帰した試合ともなりましたが、チームの雰囲気はいかがですか

すごくいいと思います。澪(橋本、スポ4=東京・佼成学園女)が帰ってきたことで、ディフェンスの安定感だったり、ディフェンスからの速攻のスピードが上がったので、改めて澪の力を感じました(笑)。いままでずっと隣でディフェンスをやってきてやりやすいっていうのもあるし、サイズ感的にも安心できるし。あとは体力が問題だと思います。

――夏に向けて、どこを強化していきたいですか

ミスですね。ポロポロするミスが多すぎましたね。いままでもあったんですけど、それをやっていたら勝てないので、そういうところですね。あとは体力だったり。単純な体力もそうだし、ゲームの中での集中力というか、ゲーム体力みたいなものもまだまだだと思います。きょうの試合はどっちもバテていたので、万衣子(安藤主将、教4=東京・文化学園大杉並)がいい感じに動いてくれて、最後相手が止まっていて全然動いてないというのもあったので、そういうところももうちょっと合わせていきたいです。

LB橋本澪(スポ4=東京・佼成学園女)

――きょうの試合を振り返っていかがでしたか

復帰戦ということで緊張したんですけど、試合が始まってからは楽しむことができたので良かったです。楽しい試合でした!

――ディフェンス中心の出場となりましたがきょうのディフェンスはいかがでしたか

吉田(瑞萌、スポ1=東京・佼成学園女)が日本代表でいなくて、私と芳村(優花、教4=愛知・星城)しかいなかったので、リードしてやらなきゃいけないなとずっと思っていて、その中で声出したり、周りに助けてもらいながらできたので良かったなと思います。

――復帰して1点目の得点シーンを振り返っていかがでしたか

清々しかったですね(笑)。めっちゃいいノーマークシュートを打てたので良かったと思います。

――ロングシュートでの得点もありましたね

そうですね。本当は私は速攻まで行く予定じゃなかったんですけど、でも行けちゃったんで、打って入っちゃって良かったです。

――ケガの状態はいかがですか

そうですね、もう大丈夫です。

――関東学生秋季リーグ(秋季リーグ)に向けての抱負をお願いします

秋のリーグもインカレ(全日本学生選手権)も全部最後になるので、一戦一戦悔いのないように頑張ります。