バレーボール部

2017.06.23

東日本大学選手権 6月22日 東京・葛飾区水元総合スポーツセンター

悔しい初戦敗退…秋に向けて気を引き締める

 東日本大学選手権(東日本インカレ)が今年も開幕した。早大の初戦の相手は1部リーグ所属の宇都宮大だ。先日1部昇格を果たした早大にとって、1部校と対戦できるのは現段階での自分たちの力を測るいい機会であった。しかし第1セット中盤に連続失点で流れを渡すと、そのままペースを取り戻せず、第2、3セットも立て続けに落としてしまい、セットカウント3-0(22-25、17-25、23-25)で敗れる。悔しいストレート負けで今大会を初戦敗退で終えた。

 試合は早大ペースでスタートした。序盤は中川知香副将(スポ4=神奈川・川崎橘)のサイドアタックが冴えリードを奪う。しかし徐々にプレーに粘り強さを欠き、キャッチにミスが続出。6連続失点を許し、一転して追う試合展開に。1部校特有の速く重いスパイクにブロック、レシーブが対応できず、点差が縮まらない。結局最後までリードを許したままこのセットを落とすこととなった。続くセットでは開始早々数本のブロックアウトを取られ、突き放される。芹澤友希主将(スポ4=茨城・土浦日大)が「2部では決まっていた」と残したように、スパイクで点を取るのにも苦労し、そのまま終始先行される形で第2セットも奪われてしまった。

 序盤のリードに貢献した中川

 もう後のない第3セット。早大は相手のサービスエースなどで先制されるも森佳央理(スポ3=群馬・高崎女)の移動攻撃などで猛追をかける。レシーブも慣れからか機能を取り戻し、粘り強く追いすがる。しかしやはり1部校のレベルは高かった。同点には並べても、追い抜かせてはくれない。最後は相手のスパイクを止められず、早大は敗北。東日本インカレの舞台を初戦敗退で去ることとなった。

森を筆頭に猛追するも逆転とまでは至らなかった

 試合終了後、選手たちは口々に2部の試合とは違ったとコメントした。この大会で勝ち上がれなかったことには悔いが残るが、1部校と対戦し力の差を知れたことについて、森は「1部でもしっかり戦えるような練習とか取組みを夏は全員でしていかなくてはいけない」と気を引き締めた。秋にリベンジを果たすべく、早大選手たちはより一層の成長を志す。

(記事 坂巻晃乃介、写真 川浪康太郎)

セットカウント
早大 22-25
17-25
23-25

宇都宮大
スタメン
レフト 中川知香(スポ4=神奈川・川崎橘)
レフト 富澤結花(スポ2=東京・文京学院大女)
センター 浅野泉里(文4=岐阜)
センター 森佳央理(スポ3=群馬・高崎女)
ライト 井上裕利恵(スポ1=岡山・就実)
セッター 芹澤友希(スポ4=茨城・土浦日大)
リベロ 飯田友美(商2=長野・諏訪清陵)
リベロ 河治えみり(社1=北海道・旭川実)
コメント

芹澤友希主将(スポ4=茨城・土浦日大)

――初戦敗退となりましたが、率直な感想は

前々日くらいまでケガ人も出ていてなかなかうまくいかなかったのですが、それを言い訳にするのではなくて、せっかく1部のチームと当たるこの大会なのに、2部から這い上がった勢いや挑戦する気持ちが全然足りなかったです。

――宇都宮大も過去も対戦がありますが、対策はしていましたか

1部の映像をいただいて、宇都宮のデータから見えることをミーティングしたのですが、相手のメンバーが代わっていてそこに対応できなくて、あと自分たちのミスで負けてしまいました。

――立ち上がりはよかったように見えましたが

最初の1セット目の出だしはなにも考えずに思い切りやっていたのが点数にもつながっていたし、最初は粘れていたのですが、段々粘りがなくなってきて自分たちのよさが出ずに終わってしまいました。

――具体的なチームの課題はなんですか

ずっと課題なのですが、ブロックの出し方であったり、あとレシーブのチームなので、レシーブで粘っていかなければいけないのですが、そこができなくて粘り負けしてしまったことが課題かなと思います。

――1部校と対戦したことで得た収穫はありましたか

1部は2部と比べてスピードであったりスパイクの重さやうまさもあるので、2部では決まっていたボールも1部はつながれたりしていて、そこが1部と2部の差かなと思いました。

――この夏強化したいことを教えてください

やっぱりスパイクで点数を取るということも大事なのですが、一番大事なことはレシーブで粘ることなので、もう一度練習の時から厳しくして、1本に対する気持ちとか最後まで諦めないということを思い出して、その粘りが発揮できるように頑張りたいです。

森佳央理(スポ3=群馬・高崎女)

――きょうの試合を振り返って

きょうの試合は1部の相手ということで、自分たちは昇格して秋リーグ(秋季関東大学リーグ戦)で戦う相手なので。そこに勝てなくちゃ秋も勝てないので、そういう気持ちで挑んだんですけどやっぱり出だし相手にちょっと圧倒されてじゃないんですが、こっちが攻めきれない雰囲気がそのまま3セット続いてしまったかなというのがきょうの感想です。

――宇都宮大に対してはどういった対策をしていましたか

1番と3番が結構がっつり打ってくるチームで。みんながみんな止めることは出来ないから絞ってしっかりブロックでタッチ取って、サーブで攻めてやっていこうということにはしてたんですけど。やっぱり攻められてなかったかなと。コースは狙うんですけど、エーキャッチ取られてしまうことが多かったです。やっぱり2部と違ってキャッチが安定してるなと思いました。

――ブロックのタイミングのずれに関しては

1部って(球が)早くて重いんですよ。で、間が空いてるってわかったらそこにピンポイントで打ってくるし、そういう細かいところが上手で。やっぱりエーキャッチ入るとコンビ組まれて、ついて行けなくて拾えなくて、っていうサイクルがどんどん続いてしまったなという感じです。

――第1セット序盤ではリードしていましたが逆転されてしまったことにはどういう原因があるとお思いですか

中盤ですよね。キャッチで少し崩れてしまって、攻められなくて。そのまま相手に切り返されるという場面が6ローテ目かな?最後のローテで多かったのでそれが原因かと思います。

――この対戦で得たものはありますか

ストレートで負けてしまったんですけど、逆に秋リーグ戦う前に1部のチームと戦えたというのは、自分たちがどれだけ力不足かということを痛感出来ました。多分ここで宇都宮大と当たってなかったら自分たちも「これでいいんだ」って感じになあなあにしてやっていたと思うので、ここでもう一回しっかり1部でもしっかり戦えるような練習とか取組みを夏は全員でしていかなくてはいけないなと思いました。