水泳部

2017.06.15

関東学生リーグ戦 6月11日 埼玉・早大所沢アクアアリーナ

順位決定戦初戦は大差をつけて明大に快勝!

TEAM 1P 2P 3P 4P
早大 16
明大
▽得点者
吉村4、山田(太)3、眞板3、池水2、海田1、寶田1、中安1、土橋1

 関東学生リーグ戦(リーグ戦)もいよいよ大詰めだ。山田太一(スポ3=埼玉・秀明英光)は試合前の意気込みを「チームの目標は日本学生選手権(インカレ)優勝なので、いかに余裕のある試合をして、今後に繋げるかを意識して臨んだ」と語った。格下相手に第1ピリオド無失点と立ち上がりに成功して試合の主導権を握った早大が、常に先手を取るカウンター主体のプレーを見せ、16-6と大差をつけて明大に勝利した。

 リーグ戦を通じて課題とされてきた立ち上がり。早大はボールキープ率が高く、相手選手をゴールに寄せ付けなかった。池水勇太男子主将(スポ4=鹿児島南)のゴールで先制した早大は、その後も3連続で得点を挙げ、4-0と無失点で第2ピリオドを迎えた。気を引き締めた第1ピリオドから一変、開始1分で明大にボールを奪われた早大は守備が間に合わず失点。さらにターンオーバーから速攻を決められて連続失点してしまう。7-3とリードをして前半を終えたが、第2ピリオドの得点だけでは明大に負けてしまった。「失点は抑えられても得点を決めないと締まりのない試合になってしまうので、攻撃を改善していきたい」と眞板晃生(スポ2=東京・明大中野)は振り返った。

4得点を挙げる活躍をみせた吉村

 始まった後半戦、早大は吉村崇(スポ3=大分商)が相手からボールを奪い起点を作ると、ゴール正面まで一気に攻めあげてシュートを決めた。第3ピリオドはカウンターを主体とした早大のプレーが冴えて得点ラッシュ。このピリオドだけで5得点と明大と点差を広げて迎えた最終ピリオド、田中要(スポ1=埼玉・秀明英光)がセンターボールを取ると、パスを受けた中安正己(スポ3=静岡・磐田南)がゴール。焦る明大のペナルティを誘い、早大に与えられたフリースローを寶田晧貴(人3=東京・城北)がしっかりと決めた。その後も2得点追加した早大は、16-6で明大に快勝した。

早大の攻撃が冴えわたった

 試合のイメージをしっかり持ち、攻めの姿勢で臨んだことが守備の余裕につながった。しかし個人単位のスキルアップが強豪を相手とする試合では必要になってくる。試合後に吉村は「失点は6点と多いので、これまでよりは良いディフェンスはできたと思うが、連携を取れたディフェンスとか個人的な守れるディフェンスなど改善点は多い」と課題を口にした。早大は少人数なため日常的に対戦形式の練習はできないが、スイムなどの基礎的な練習をして、個人のレベルアップを図ってきた。リーグ戦を通じて課題と向き合ってきた早大の確かな成長を実感する。次戦は今季2回目となる中大戦。きょうのように余裕を持った試合をして勝ち星を挙げるに違いない。

安定したプレーでチームを支える中安

(記事 上野真望、写真 井嶋梨砂子、杉野利恵)

※掲載が遅れてしまい、申し訳ありません。

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コメント

山田太一(スポ3=埼玉・秀明英光)

――試合に臨む前のミーティングではどのようなお話があったのでしょうか

学生リーグで下位リーグに入ることは決定してしまったことは一回置いといて、チームの目標はインカレ優勝なので、このリーグ戦は通過点と捉えて、いかに余裕のある試合をするか、次につなげられる試合をしようという話がありました。

――本日の試合ではカウンターがかなり決まっていたと思います。攻撃面を振り返っていかがでしょうか

早大のチームカラーがカウンターチームで取り組んできているので、カウンターを主体で攻めていって、それがうまくいかなかったらセットオフェンスに切り替えています。今日は早大らしい水球ができたと思います。

――立ち上がり無失点でしたね、先週の明大戦と比べて変化が見られたと思います

そうですね、前回の明大戦では第1ピリオドに1-5と点差を開かれてしまったので、気を引き締めて臨んだピリオドでした。

――守備の面では退水者も少なく、余裕が見られました

カウンター主体で攻めたので、試合を通じて先手先手を取って相手よりも優位に立てていたのが大きいですね。後手後手になってしまうとターンオーバーであったり、退水であったり、失点したりが多くなってくるので、攻めの姿勢が守備の余裕につながったと思います。

――個人で3得点挙げられていますが、自身のプレーはどのように評価されますか

自分が得点を決めるとか、だれが得点を決めるというよりも、チーム全体でどれだけ点が取れるか、どれだけシュートを外さずに打てたかというほうが大事になってくると思うので、自分のプレーや誰が得点を決めたかは関係ないと思っています。

――今後の試合に向けて、チームが強化していくべき点はどこでしょうか

前回日体大とやったときは、どこが劣っているというよりも全体的に相手が一枚上手でした。なのでスイムのような基礎的な練習から、根本の部分から変えていかないとインカレまで残り2か月ちょっとなので、チームで底上げしていければと考えています。

吉村崇(スポ3=大分商)

――きょうの試合では16ー6という結果でしたが、得点についてはいかがですか

これまで第1ピリオドが悪い、出だしが悪いと言われてきたので、点数的に見たら出だしは良かったなと思います。第2ピリオドだけの得点では負けて、第3、4と勝ってきたのですが、チームで1ピリオド2失点以内、先取点を取るという目標を立てていたのですが、まだ甘い部分がありますし、改善点があるかなと思います。明大とは今季2回目の試合になるのですが、前回は接戦だったので、きょうは監督陣や池水主将から気を引き締めていこうといった話があったので、監督と主将の課題はクリアできたかなと思います。

――前回と比べて退水者が少ない部分は評価できる点ではないかと思うのですが、いかがでしょうか

良いと言いましたけど、失点は6点と多いので、これまでよりは良いディフェンスはできたかなと思いますけど、連携を取れたディフェンスとか個人的な守れるディフェンスなど改善点は多くて、もっと強いチームとインカレでは戦うことになるので、まだまだ意識が低いかなと思います。

――今回立ち上がりが良かった要因はどんなところにあると思いますか

いつも立ち上がりが悪いのは準備があまりできていないのが原因で僕らの甘さが出ていると思います。今回はアップ中にコーチ陣が「試合のイメージを持ってしっかりとやろう」と声を掛けてくれて、試合前も主将から声掛けがあったので、そこが要因だと思います。

――試合中に吉村選手が後輩に「当たれ」と指示している場面がありました、どういう時に指示を出されているのでしょうか

流れもあるのですが、縦長のオフェンスになって相手が3人で攻めてきたりするときは上から仲間が帰ってきて人数の多いディフェンスをする。逆にお互いに人数がそろっている場合は、プレスをかけて中からやられないようなディフェンス、またパスをつなげられないようにプレスする、また投げられたときに下がる、その連携を取るために僕は声を掛けています。まだまだ顔を上げて守っていない人や、足の位置が悪い人、次のオフェンスにつながらない人もいて甘い部分がありますね。少人数というのもあってあまり練習ができない部分もあるのですが、一人一人意識してやれば高められるところだと思うので、僕の指示ではなく、もっと個人的なスキルアップがチームとして必要なのかなとも思います。そのなかで僕が声を掛けていけば、ディフェンスもオフェンスも良くなっていくと思います。

――攻撃面では4得点あげられましたが、シュートシーンを振り返っていかがですか

個人的な部分としては結果的な4得点ですけどシュートミスも2本あって、決定的な場面で外していて、あれがインカレの大舞台だとすれば僕のせいで負けているかもしれませんし、そこをすべて得点するというのは難しいことだと思いますが、それを決めなければいけない選手だと思っているので、決めるところを決めて早大の流れに持っていけるように主軸としてチームに貢献していきたいです。

――次は現在行われている慶大戦と中大戦の勝者(中大)となりますが、来週に向けての意気込みをお願いします

どちらと当たるにせよ勝たなくてはいけない試合ですし、ケガ人も多い早大ではあるのですが、チーム力を発揮して戦えば絶対に負けない相手であるので、勝つための準備をチーム一丸となってやっていきたいと思います。来週の試合が残りわずかな公式戦なのでいいかたちで終わって、早慶戦、インカレとつなげていきたいですね。僕自身池水主将と一緒にチームを引っ張っていけたらなと思います。

眞板晃生(スポ2=東京・明大中野)

――きょうから順位決定戦となりましたが、試合前のミーティングではどのようなお話がありましたか

格下相手ではあるんですが前回競っているチームなので、油断せずにいつも通りやってこいという話がありました。コールドゲームを目指して臨んだ試合でした。

――退水者を出さずに進んだ試合でしたが、ディフェンス面はいかがでしたか

全体的にディフェンスでの目立ったミスも無かったんですが、個人的には少し上手くいかなかった部分もありました。試合が終わった後にキャプテンから、ディフェンスは比較的できていたという話もあったので、チームとしては良かったと思います。

――課題となっていた立ち上がりの部分はいかがでしたか

第1ピリオドが4-0でまあまあという感じはしますが、7-0ぐらいでいきたかったかなとは思いました。でも、第1ピリオドでの失点が無かったので、これまでの試合のようなミスは防げていたのではないかと思います。

――ご自身のプレーを振り返っていかがですか

きょうは特に目立つようなプレーは無かったんですが、決めるべきところは決められたので良かったです。

――日本代表の練習にも参加されていますが

やはり、代表選手の実力の高さを感じますね。代表の練習で得たものをワセダに持ち帰って、これからの試合にしっかりと生かしていきたいと思います。

――これからチームで強化していきたいところはありますか

早大は、セットプレーで止まってしまった時にあまり動けていなくて、何がしたいのかわからないことがあるので、もう少し動きながらドライブなどを組み込んで攻めていけるようになると良いと思います。きのうの慶大戦でもそうだったんですが、失点は抑えられてもこっちが決められないとダラダラした試合になってしまうので、そういう部分を改善していきたいです。