バレーボール部

2017.06.14

早慶定期戦 6月11日 神奈川・慶大日吉記念館

全員の力で慶大に快勝!

 春季関東大学リーグ戦の閉幕からおよそ3週間。ことしで81回目となる伝統の一戦が開催された。改修工事が行われるため、日吉記念館でのラストマッチとなった今大会。下級生も活躍しセットカウント3−0(25—17、25−21、25—22)で女子に続きストレート勝ちを収めた。

 開会式で喜入祥充主将(スポ4=大阪・大塚)が選手宣誓をし、幕を開けたことしの早慶定期戦。まずは女子戦が行われ、チアリーダーズや早大男子チアリーディングチーム・SHOCKERSのパフォーマンスを挟み、興奮冷めやらぬままに男子戦が行われた。会場には立ち見が出るほど多くの観客が詰めかけ、両校の応援団を中心に大きな声援を送り、「コートの中で自分たちの声が通らないほど」(喜入)の盛り上がりを見せていた。早大は村山豪(スポ1=東京・駿台学園)、宮浦健人(スポ1=熊本・鎮西)の1年生2人をスタメンとして起用。若いチームで試合に臨んだ。第1セット、試合の入りこそ競り合う展開となるが中盤に村山・宮浦が圧巻のプレーを見せる。13—9の場面から村山が速攻で豪快に相手コートの真ん中にスパイクを叩き込むと、今度は宮浦が高い打点から角度のあるスパイクで得点。続く場面では宮浦がサーブで相手のレシーブを崩すと、ダイレクトで返って来たボールを村山が決め切った。この3連続得点でさらに差を広げると、最後は村本涼平(法2=京都・洛南)のサーブから、宮浦が1枚ブロックで相手スパイクをシャットアウト。1セットを先取した。

圧巻のプレーを見せた宮浦

 2セット目。いきなりブロックポイントを奪われるが、負けじと早大も加賀優太(商4=東京・早実)が1枚でブロックポイントを奪い返す。一時は慶大に先行を許す展開となるが、タイムアウトから追いつくと、相手の高さを生かした攻撃に対し、早大もセンターを生かした攻撃を展開。相手を引き離したいところではあったが要所でのスパイクミスにより、なかなかリードを奪うことができず終盤を迎えるが、最後は宮浦のこの日15点目となる得点でセットを連取した。3セット目は喜入主将、山﨑貴矢(スポ4=愛知・星城)がコートに入り、4年生中心のメンバーに。競り合いを制し、ストレート勝ちをあげた。

 

記念館への感謝を込めた集合写真

 慶大が昇格を果たし、秋季関東大学リーグ戦から同じ1部リーグで戦う両校。今大会は普段は試合に出ないメンバーが活躍し、最後は4年生が試合を締めるという理想的な展開となった。月末には東日本大学選手権が控えている。去年は惜しくも優勝を逃しており「悔しさを晴らすためには優勝しかない」(加賀)とかける思いも強い。早大男子バレーボール部の頂点を目指しての戦いに注目だ。

(記事 杉山睦美、写真 吉澤奈生、藤原映乃、越智万里子)

セットカウント
早大 25-17
25-21
25-22

慶大
スタメン
レフト 加賀優太(商4=東京・早実)
レフト 藤中優斗(スポ3=山口・宇部商)
センター 武藤鉄也(スポ2=東京・東亜学園)
センター 村山豪(スポ1=東京・駿台学園)
ライト  宮浦健人(スポ1=熊本・鎮西)
セッター 小林光輝(スポ3=長野・創造学園)
リベロ 堀江友裕(スポ2=和歌山・開智)
コメント

喜入祥充主将(スポ4=大阪・大塚)

――最後の早慶戦ということでしたが、試合はいかがでしたか

自分なりに楽しめました

――2階席まで埋まるほど多くの観客が声援を送っていました

コートの中で自分たちの声が通らないほどの大きな声援をもらい頑張ることができました

――慶大とは秋から同じ1部リーグで戦うことになりますが試合を振り返って

関東の1部の中でも大きい方のチームです。僕たちは小柄なチームなのでそういう大きいチームにこそ負けないようにしっかりやっていきたいと思います。

――ブロックポイントが出る一方で、マークしきれない場面もありました

ある程度絞ってやっていたので、仕方がない部分もありますが、だんだんそういう場面も減らしていけることが望ましいと思うので、これから練習していきたいです。

――ご自身のプレーを振り返って

久々にボールを触って試合をしたのですが、思ったよりできて、いいプレーもちょこちょこ出たので良かったかなと思います。

――1、2セット目は1年生が大活躍していました

少し見ない間に急成長してくれたなと思います。宮浦も村山も上で経験を積んできたメンバーで、持ってるものはいいものなので早大として自分たちのいいところを出していけたらいいです。

――東日本大学選手権(東日本インカレ)での目標をお願いします

残りのタイトルは全部取りに行くつもりなので、しっかり優勝を目指して頑張りたいです。

加賀優太(商4=東京・早実)

――優勝おめでとうございます、今のお気持ちは

プレッシャー感じる中でちゃんと(セットカウント)3ー0で勝ち切れたのですごくうれしいです。

――早慶戦は他の大会とはまた違う意気込みがありますか

私自身1年生の時にフルセットで慶大に負けているので早慶戦は絶対に負けられない戦いという意識はあります。

――慶大と東日本大学選手権やリーグ戦でも戦うことになりますが何か意識されましたか

こっち(早大)のメンバーが教育実習で抜けていたりして、4年生がいない中での戦いとなり、残っている4年生としてプレッシャーは感じていていました。普段サーブレシーブしないんですがきょうはやることになりました。急遽決まったことなのでそこでのプレッシャーは感じていたんですが東日本(大学選手権)であるとか考えていなかったです。

――サーブレシーブでの負担とは

サーブレシーブをいつもは喜入と堀江(友裕、スポ2=和歌山・開智)と藤中(優斗、スポ3=山口・宇部商)で3人でやっています。でも、喜入が入れないということで僕がやることになって普段やらないぶんの負担があったので疲れました。

――4年生が少ない中でどのようにチームをまとめましたか

この期間は3年生を中心にやってくれていたので4年生としてはそのサポートというかたちで負担は少なかったです。でも、就活があったりして普段の試合みたいにバレーだけに集中するということはなかなかできませんでした。そういう部分で自分の気持ちのつくりかたは難しかったのですが、そこで3年生がちゃんとチームをまとめてくれていたので私自身そこまでチームのことを考えずに自分のプレーに集中できたのでそれはすごいありがたかったです。

――きょうの試合を振り返って

試合が始まる前まではすごいプレッシャーを感じていてどうなるかなと思っていたんですけど、1年生で入ってくれた選手だったりが活躍してくれました。全体としては3-0で勝てて、普段出ない選手が活躍できてすごいよかったんじゃないかと思います。

――やはりサーブで攻めてる場面では早大の良さが出ていました

序盤なかなかサーブが入らずに思うようなゲーム運びができなかったんですけど要所で3セット目の要所で出た喜入のサービスエースだったり、そういう部分でワセダの武器はサーブだなという感じでした。

――ブロックがよかった

僕自身結構ブロックは苦手としているのですが、珍しく1試合に2本出ました。相手のエースを仕留めてそこからちょっとずつ相手のオポジットのエースへの配球が少なくなってきていたのでだいぶ自分のブロックが効いたのかなと思います。

――東日本大学選手権に向けて

ようやくチーム全員、メンバーがそろったのでやっとチームとして動き出せます。春リーグの反省として誰が軸となるのかということが課題として出ました。そこは4年生が軸となって最後の厳しい局面で決め切るということが今後チームが勝っていく上で重要なことだと思います。東日本大学選手権は全日本大学選手権の前哨戦というかトーナメント戦ということで負けられない戦いが続いて、厳しい場面もあると思います。そこで4年生が3人入っているので、ちゃんと決め切れるようなチームをつくっていきたいと思います。

――改めて東日本大学選手権の目標は

おととし勝って優勝して、きょねん決勝で負けて悔しい思いをしているので、ことしは悔しい思いを晴らすためには優勝しかないのかなと。優勝したいと思います。

宮浦健人(スポ1=熊本・鎮西)

――華々しい早慶戦デビューとなりました。感想お願いします

独特の雰囲気で少し緊張したんですけど、思い切りやれたので良かったかなと思います。

――緊張しましたか

応援とかが多いので、緊張しました。

――鋭いスパイクで点を量産しましたがいかがでしたか

とりあえず思い切りやれたので良かったかなと思います。

――調子は良かったですか

そうですね、スパイクも大事なところで決められたので良かったかなと。

――たくさんガッツポーズも出ましたね

やはり雰囲気作りも大切なので、自分は1年生なのでそういうところからやっていこうかなと思いました。

――サーブも攻めていけたのではないでしょうか

攻めるところは攻めて入れるところは入れにいくと割り切ってやれたので良かったかなと思います。

――見つかった課題などはありますか

もっとコートの中で先輩とかに声かけをしてもらって支えてもらっている感じなのでもっと自分からトスを要求したり、レギュラーになって引っ張っていけるようになりたいです。