体操部

2017.05.31

第50回東日本学生選手権 5月27・28日 秋田県立体育館

団体5位!インカレへ向け好発進

 全日本学生選手権(インカレ)の前哨戦となる東日本学生選手権(東インカレ)で、今シーズン初の団体戦に挑んだ。団体戦では6人のメンバーがそれぞれ6種目を演技し、その合計点で順位が決まる。1部校であるためすでにインカレへの出場権を獲得しているものの、インカレへ向けての課題を確認するためにも重要な大会だ。早大は、序盤に得た流れを止めることなく、団体5位を獲得した。

 跳馬からのスタートとなった早大は上々の滑り出しを見せる。6人それぞれのEスコア(出来栄え点)が10点中8.4以上と質の高い演技を披露。その中でもEスコア9.25をたたき出した高橋一矢(スポ3=岐阜・中京)は、ガッツポーズが飛び出る会心の演技で会場をどよめかせた。続く平行棒、鉄棒は馬場亮輔監督(平18年人卒=埼玉栄)が「鬼門」としていた種目。平行棒を得意種目とする南亜蘭(スポ2=大阪・太成学院大高)が好演技を見せたが、最終演技者の高橋が序盤に落下し、危惧していた結果となってしまった。「鬼門」が続くだけに、このまま悪い流れになるかと思われたが、鉄棒のトップバッター、佐藤崇太(スポ3=福井・鯖江)が落ち着いた演技でまとめると、全員が一歩も動かない見事な着地を決めていく。山田元大(スポ1=千葉・市船橋)が種目別の6位に入る好演技を披露し、前半種目を終えた。

落下してしまった高橋の平行棒

 4種目目のゆかでは、柏木寅治(スポ2=千葉・市船橋)が着地で失敗しマットの外に出てしまうミスはあったものの、種目別で8位に入った高橋をはじめ、他には大きなミスなく終えた。しかしここで、早大にとっての最大の鬼門、あん馬を迎える。昨年の東インカレでは3名が落下し、他校に後れを取ったこの種目。ここまでいい演技が続いているだけに、落下は避けたいところだ。一番手の佐藤が危ないところをなんとか耐えると、ミスは出しながらも、全員が落下せず通し切ることに成功。Dスコア(技術点)を抑えた構成で臨んだというが、粘り強く耐え切る強さを感じさせた。最終種目はつり輪。疲れのせいか細かいミスが出た選手もいたが、つり輪でNHK杯にも出場した高橋が、種目別で堂々の2位を獲得する演技で締めくくった。

ノーミスで安定した演技を披露した近藤

 竹中貴一主将(スポ4=福井・鯖江)が欠場となった今大会だが、メンバー唯一の4年生となった近藤を中心に、雰囲気よく盛り上げていったという。「非常に楽しい試合が出来た」と笑顔を見せた近藤は、ことしが大学最後の年となるだけに、試合に懸ける思いも人一倍だろう。夏が来れば、いよいよインカレを迎える。西日本の強豪も加え、『黄金世代』の戦いはさらに厳しくなるだろう。一人一人が出来ることをやり切り、チームの力で6位以内、そして悲願の3位へ。

(記事、写真 村田華乃)

☆女子がインカレ出場を決める!

 団体戦の前日には個人総合が行われていた。男子は昨年の結果により、すでに個人総合枠を手にしているが、女子は今大会で自力で出場権をつかまなくてはならない。インカレをかけて、東日本学生グループ選手権を通過した長沼園佳女子主将(スポ4=群馬・中央中教校)と、内山由綺(スポ1=東京・帝京)が出場した。
 最初にして最大の難関・平均台。長沼は、「絶対に落ちたくない」という強い気持ちでノーミスの演技を披露する。その後の跳馬で着地に大きな乱れが出てしまったが、段違い平行棒はしっかりと通し切り、インカレ出場の切符を手に入れた。一方の内山は、ユニバーシアードの代表入りを決めたNHK杯から2週連続の試合となった。その後も状態が万全ではなかったために難度を全体的に抑え、確実性を重視した構成をこなす。それでも本来の実施ができなかったことに対して、「インカレ出場権を取りにいくだけの試合になってしまった」(内山)とうつむいた。次戦は全日本種目別選手権。世界選手権代表の最終選考も兼ねている大会だ。内山が選出されるには、平均台と段違い平行棒それぞれで1位を取る必要がある。まずは、環境の変化や連戦で疲弊した体をリフレッシュさせ、本来の調子を取り戻してほしい。
 一方男子個人総合には、八木暁己(政経4=京都・洛南)、中村唯都(スポ1=愛知・名城大付)が出場。八木は1種目目の鉄棒、3種目目のあん馬でそれぞれ2回落下してしまい、気持ち的にも厳しい中折り返すことに。それでも後半3種目はまとめ切ったが、「インカレに出られるレベルではない」と肩を落とした。大学デビュー戦となった中村は、あん馬でガッツポーズが出るなど前半3種目は好演技が続く。しかし4種目目のつり輪で、疲れが出たのか倒立が戻ってしまう痛恨のミス。「いつもは出ない失敗」(中村)に、大学生の試合ならではの緊張感を感じたことだろう。今回は個人総合での出場となった2名だが、得た課題を糧に練習を積み、インカレでの団体戦メンバー入りを目指す。

(記事 大浦帆乃佳、村田華乃)

結果
男子団体総合
選手名 ゆか あん馬 つり輪 跳馬 平行棒 鉄棒 合計点 順位
近藤宏紀(スポ4) 13.250 13.350 12.650 13.550 13.450 13.250 79.500 29位
佐藤崇太(スポ3) 13.200 12.100 11.650 13.200 12.850 13.050 76.050 51位
高橋一矢(スポ3) 14.150 12.850 14.050 14.450 12.000 12.900 80.450 19位
柏木寅治(スポ2) 11.700 13.150 12.300 14.200 12.300 13.100 76.750 46位
南亜蘭(スポ2) 13.750 12.250 13.550 13.950 13.850 12.900 80.250 22位
山田元大(スポ1) 13.100 12.850 13.350 13.000 13.900 13.900 80.100 24位
チーム得点 67.450 64.450 65.900 69.350 66.350 66.250 399.750 5位
男子個人総合
選手名 ゆか あん馬 つり輪 跳馬 平行棒 鉄棒 合計点 順位
八木暁己(スポ4) 12.550 10.300 12.450 12.350 13.450 11.050 72.150 80位
中村唯都(スポ1) 12.550 13.100 10.000 13.150 12.950 12.800 74.550 60位
女子個人総合
選手名 跳馬 段違い 平均台 ゆか 合計点 順位
内山由綺(スポ1) 13.500 12.350 10.500 11.650 48.000 1位
長沼園佳(スポ4) 10.950 11.000 11.000 9.950 42.900 5位
コメント

馬場亮輔(平18年人卒=埼玉栄)

――きょうの団体戦を振り返っていかがですか

順位だとかはあんまり気にしないので、自分たちが作り上げてきた演技を出すことに集中しようっていうテーマで、順位だとか他校に勝っただとかは後からついてくるものじゃないですか、そういったものはコントロールできないし、その中で自分たちの出来ることをちゃんと集中してやりましょうっていうことで臨んだんですけど、跳馬の出だしがすごい良くって、練習の段階から平行棒、鉄棒が結構鬼門だったので、平行棒でエースの高橋が失敗したんですけど、(種目別で早大が)ベスト5をちゃんと取れていたので、最悪の状況は回避できたし、鉄棒に関しても小さいミスはぽろぽろあったんですけど、その2つはしっかり我慢できたし、インカレに向けてすごくよかったですね。もう1つの鬼門はあん馬で、毎年あん馬に泣かされてるんですけど、ことしはDスコアをあまり高望みしないで、自分たちの出来る7割くらいの構成で臨んで、それなりに失敗は出ましたけど、ここも最悪の状況じゃなかったので、5番という後からついてくる順位をもらえたと思います。

――団体メンバーの構成の意図は何でしょうか

竹中貴一が高橋とうちの二枚のエースなんですけど、就職活動で出られないということで、じゃあ4年生誰が入るかっていったら近藤だったんですね。近藤はきょねんのインカレで相当悔しい思いをして、この冬頑張ったので、今回もノーミスで良い演技をして、そこはすごく成長したところだし、僕もそこは認めてるし、今後に期待してる選手の一人です。竹中がいないっていうことで、近藤は4年生で一人だけチームにいるので、それなりの責任は感じてたと思うし、そういうところで彼自身も成長できたのが、その理由かなと思いますね。あと、竹中がいない代わりに本来七番手の選手が六番手として今回試合やったんですけど、それぞれがやはりエースがいないということで、自分たちでちゃんとやらなきゃいけないっていう気持ちで試合に臨んでくれたと思うので、それはよかったかなと思います。インカレに向けて竹中が帰ってきて、誰が団体に入るかっていうのがまたこれからし烈な争いになるので、そういったことでお互いが刺激し合いながら強くなっていくっていうのを僕は臨んでます。

――監督から見てチームの雰囲気はいかがでしょうか

チームの雰囲気良かったですね。僕もことしは感じを変えて、今までだと失敗が出ると叱ったり気合いを入れたりしたんですけど、今回は逆で、終わったことはしょうがない、忘れて次の種目頑張ろうなっていう、柔らかい指導スタイルに変えて。あまり力まずに、失敗しちゃいけないって思うほど力んじゃうんで、失敗してもいいぞっていうくらいで。

――インカレまでに修正するところは

大きなミスは少なかったんですけど、小さいミスがいっぱいあったので、そこをもうちょっと拾って、0.1でも0.3でも直せるところをしっかり直して、まだ時間あるので。それで、ベストは36演技ノーミスっていうのをやる、それが出来たら8番でも9番でも僕はいいと思います。

近藤宏紀(スポ4=福井・鯖江)

――演技振り返っていかがですか

きょうは良い演技が出来たんじゃないかなと思います。

――竹中主将が不在ということで、団体で4年生は一人でしたが

それは前から思っていて、普段の練習から後輩に進んで声をかけるようにして、雰囲気を盛り上げられるように練習から意識していたんですけど、試合でもそれが出来たんじゃないかなと思って。非常に楽しい試合が出来たので、それは練習通り出来たことだし、なかなか試合を楽しんでやるっていうのが今まで出来てなかったので、4年間で一番良い団体戦が自分の中では出来たと思ってます。

――試合中もみんなが声を出して、ベンチがすごくいい雰囲気のように見えました

本当にみんないい後輩で、言うこともちゃんと聞いてくれるし。僕より上手い子ばかりなので、後輩がのびのび演技できるようにサポートしつつ、それは演技の面でもなんですけど、今回はそれが出来たのでよかったと思います。

――インカレへの意気込みをお願いします

体操人生で最後の試合になるかもしれないし、全種目やるのは間違いなく最後の試合になるので、今までずっと体操やってきて、試合があるっていうことに思い入れとかなかったんですけど、やっぱり最後の試合なので、得点がどうこうよりも、自分が満足できる演技が出来たらいいなと思います。

佐藤崇太(スポ3=福井・鯖江)

――演技全体振り返っていかがですか

全体的にあまり良くなかったなと思います。

――竹中主将が不在でしたが、上級生として意識したことはありましたか

4年生が宏紀さんだけで、あと一矢と僕で、上級生っていう立場として、普段の練習から声を出して雰囲気よく盛り上げてやろうっていうのは意識していました。

――得意種目の平行棒でミスが出ましたが原因は

前日の練習から、混んでたのもあるんですけど、上手いこと器具に合わせられなくて、それがきょうの演技にも出てしまったのかなという感じです。

――インカレへの意気込みをお願いします

準備をしてきたつもりだったんですけど、ピークをうまく合わせられなかったので、インカレでは今回の経験を生かして、試合にいい具合にピークを合わせて良い演技が出来るように頑張りたいと思います。

高橋一矢(スポ3=岐阜・中京)

――演技全体を振り返っていかがですか

1種目目の跳馬でかなりいいスタート切れたと思うんですけど、平行棒、鉄棒とあまり良くない演技が出ちゃって。何とかしなきゃと思ってゆかはまあいい感じでまとめられたんですけど、結局あん馬でも点を取りそびれてっていう感じで…。あんまり出来は良くないですね、全体的に。

――NHK杯のときに「チームのエースとして引っ張りたい」とおっしゃっていましたが今回はいかがでしたか

むしろ足を引っ張っちゃったくらいの勢いで、チームのみんなには申し訳ないなと思ってます。

――竹中主将が不在でしたが

チーム力が多少下がるところはあるかもしれないんですけど、点数的にはそれほど、みんなでちゃんとやれば十分補えるっていうチームだったので、そこら辺はそこまで影響はなかったんじゃないかなと思います。

――インカレへ向け意気込みをお願いします

きょう出た失敗をとりあえず無くしていきたいっていうのと、チームで絶対6番に入らなきゃいけない、最終班に上げなきゃいけないっていうのが最低の目標で、その上でやっぱり3番を目指していかなければいけないと思います。

八木暁己(政経4=京都・洛南)

――演技全体を振り返っていかがですか

ちょっと情けない試合をしてしまったと思います。

――鉄棒で、トカチェフで落下した後コールマンは成功させましたが、上手く気持ちを切り替えられたのでしょうか

振り返ってみると切り替えられてなかったと思いますね。いっぱいいっぱいで頭真っ白で…。鉄棒に関してはちょっと考え直さないといけないですね。

――あん馬は2回落下してしまいましたが

前日の練習ではあん馬は上手く出来ていたので、力むといつも良くないのでリラックスしてやろうと思ったんですけど、それが逆にあんまり良くなくて、全体的に動きが鈍くなってしまって…。

――1年の中村選手と同じグループでしたが、いかがでしたか

ほとんど僕が唯都の前に演技したので、いい流れで繋げてあげたかったんですけど、僕が失敗ばかりしてしまって迷惑をかけてしまって。その中でもしっかり唯都はやってたので、これから楽しみだなと思います。

――ことしがラストイヤーですが、目標は

インカレでしっかりメンバーに入って団体の目標に貢献したいなと思うんですけど、今日の試合が良くなかったので、もう一回いろいろ考え直さないといけないなと思います。

――団体の目標の順位は

きょねん7位だったので、とりあえず6位以内を目指してます。

――インカレへの意気込みをお願いします

今日の試合内容だったらインカレに出られるレベルではないので、この試合の反省をしっかり生かして、インカレでは自分らしい演技が出来るように頑張っていきたいと思います。

中村唯都(スポ1=愛知・名城大付)

――今回初めて早大としての出場でしたが、いかがでしたか

大学生になって初めての試合だったんですけど、雰囲気とか周りで演技してる人のレベルも高校と違って、ちょっと緊張したんですけど、ミスが出たのが残念です。

――先輩の八木選手と同じグループでしたが

同じ大学の先輩がいるということでとても心強くて、安心して演技できました。

――演技全体を振り返っていかがですか

前日の会場練習はそんなに調子が良くなくて、不安が残ってたんですけど、きょうの1時間アップでちゃんと不安なところを確認して、調子も上がってたんですけど、それでもミスが出てしまったのは、自分の弱いところだと思うので、これからしっかり強くしていきたいです。

――鉄棒とあん馬では直前の演技者の八木選手が落下してしまいましたが、やりづらさはありましたか

いや、自分の演技をしっかりやろうと思って、思いきってやりました。

――あん馬ではガッツポーズが出ましたね

あん馬は自分の中で結構良い出来だったと思います。

――つり輪の倒立で戻ってしまいましたが

良いのを出そうとして欲出したっていうのもあるんですけど、いつもは出ない失敗なんですけど…。

――インカレへ向けて意気込みをお願いします

まずはメンバーに入れるように選考会へ向けて練習して、インカレだけじゃなくて4年間のことも考えて練習に取り組んでいきたいと思います。

長沼園佳女子主将(スポ4=群馬・中央中教校)

――この大会の目標は

インカレ(全日本学生選手権)の出場権を取ろうと思って。それだけを目標にしてやってきました。

――試合を振り返っていかがですか

平均台とゆかは練習通りにできたと思うんですけど、まさか跳馬であんなことが起きるなんて・・・(笑)。

――跳馬の転倒は勢い余って、というところでしょうか

どうなんですかね。着地が分からなくて。こっちの会場に来てから合わないことが多くて。わたし、基本的に着地とるのが下手なので、それが出ちゃったかなっていう感じですね。

――平均台はいきなりの見せ場だったと思います

グループ(東日本学生グループ選手権)で失敗しているので、あれから通し(練習)をたくさんして、不安のないようにしなきゃと思って。「東インカレ(東日本学生選手権)では絶対に落ちたくない!」と思っていたのでよかったです。演技前はブルブルしてました(笑)。足が震えちゃって・・・でも頑張りました。緊張しすぎて記憶がないです(笑)。

――続くゆかはいかがでしたか

本当はシリーズ(技を連続してつなげる)も入れたかったし、この試合からダブルも入れなきゃいけなかったんですけど・・・。結果、グループよりも難度が下がっちゃったんですけど、安全にいこうと思ったらあんまり点数が出なくて。

――跳馬でのミスの後、段違い平行棒までの間に何を考えていましたか

「なんでいつも自分を追い込んじゃうんだろう」って(笑)。ここまでトントンと来てその調子でいけば楽に行けたのになっていう。でも、ここで「段違い平行棒で失敗したら」って考えちゃうと、そういう(プレッシャーに)弱いので。「何回も落ちることはないだろう」って思って、一回(跳馬のことは)忘れました。

――演技後の笑顔は

ほっとしましたね。グループから、1つC難度の技を増やしたので不安もあったし、開脚イェーガーで落ちると減点が大きいので。

――インカレまでに高めていきたいところは

平均台は最低限きょうくらいの出来が出ればいいなと思います。あと、平均台とゆかで技をもう少し増やせればなと。平均台に関して言えば、演技できる時間が20秒くらい余っているので。ゆかも、できる技を全部入れてインカレに臨めるように準備していきたいです。

内山由綺(スポ1=東京・帝京)

――NHK杯からの連戦でした

調整は見ての通りうまくできなかったんですけど、とりあえずインカレに出れるような点数を取りにいきました。平均台の後、足の調子が良くなくて、全体的に技を落としていったんですけど、平均台以外はなんとかまとめられてよかったです。

――足はいつから痛めてしまったのでしょうか

試合直前の練習ですね。力が入らなくなっちゃって。NHK杯の直前にも同じようなことがあったんですよね。その時は治療してもらえたんですけど、今回は秋田での開催だったのでそれができなくて。なんでこうなったかは分からないんですけど。

――きょうの試合を全体的に振り返っていかがですか

インカレの出場権をただ取りにいった、っていう試合になっちゃいました。

――平均台の演技後には長沼選手や内山玲子コーチに何か声は掛けられましたか

コーチからは何も声を掛けられなくて。なのでちょっと怖かったんですけど(笑)、園佳さんは「ドンマイ」って言ってくれて。(気持ちを)切り替えようと思えました。

――うまく切り替えられましたか

そうですね。ゆかのアップの時に調子が上がってこなかったので心配だったんですけど、コーチに「何でもいいから通そう」と言われて。うまくまとめられました。

――段違い平行棒もかなり難度を抑えての実施でした

失敗するなと言われていたので、確実なものだけを実施しました。構成を変えるというより、技を抜いたので気持ちは楽でした。

――次の試合は全日本種目別選手権ですが、目指していくところは

段違い平行棒と平均台で(代表入りを)狙っていきたいので、そこでしっかり演技したいです。1位にならないと世界選手権の代表には選ばれないので、1位を狙っていきたいです。