水泳部

2017.05.29

関東学生リーグ戦 5月27日 神奈川・専大生田プール

手の届かなかった1勝――。序盤で出遅れ筑波大に敗北

TEAM 1P 2P 3P 4P
筑波大
早大
▽得点者
山田太4、池水2、田中

 関東学生リーグ戦(リーグ戦)の3試合目となったこの日、ワセダは筑波大と対戦した。日本代表選手をメンバーに含む実力校が相手ではあったが、総当たり戦の後に行われるトーナメント戦で上位グループに入るためにも、勝利が欲しい一戦だ。試合は序盤から筑波大のペースで進んでいき、第1ピリオドで0-5と厳しいスコアをつけられる。しかし、第2ピリオドではワセダのディフェンスが機能し、相手に得点を与えないまま試合を運んだ。点差を縮めたい後半だったが、相手に連続得点を許す場面も見られ、なかなか追いつくまでには至らない。終盤に追い上げたものの、7-9で試合終了。途中、流れをつかんだかと思われた場面もあっただけに、第1ピリオドでの出遅れが悔やまれる敗戦となった。

 第1ピリオドでは筑波大が先制点を奪うと、カウンターから強力なフローターを生かしたシュートなどで点差を広げていく。一方、ワセダは得点のチャンスをものにすることができず、0-5と苦しいスタートをきった。しかし、第2ピリオドではプレスを意識したディフェンスを行い、相手のシュート数も第1ピリオドに比べ大幅に減少。筑波大のリード拡大を許さずに試合を進めていく。中盤には待望の1点目を獲得し、1-5で試合を折り返した。

ゴールを狙う眞板晃生(スポ2=東京・明大中野)

 得点を伸ばしたい後半。「第1ピリオドは全くパスが回っていなかったので、とりあえずパスを回してチャンスを生み出そうと話し合った」(池水勇太主将、スポ4=鹿児島南)。すばやいパス回しから得点機をうかがうと、池水や田中要(スポ1=埼玉・秀明英光)がゴールを決め、4-6まで追い上げを見せる。しかし、終盤には筑波大もワセダの退水(※)の場面などで得点し、点差を4点に戻されてしまった。最終ピリオドでは、ワセダがカウンターからの得点を狙っていく。相手と揉み合いながらも、フローターポジションから山田太一(スポ3=埼玉・秀明英光)が3連続得点。終盤で反撃に転じたが、筑波大に追いつくことはできず、7-9で試合終了となった。「点数だけ見ると惜しいと思うが、立ち上がりの0-5やパスミス、シュートミスを総合的にみるとまだまだだと感じる」(吉村崇、スポ3=大分商)。筑波大に善戦を見せる部分もあったが、ワセダのチャンスを生かしきれない点が勝敗に大きく響く結果となった。

攻守で活躍をみせた吉村

 リーグ戦開幕からの3試合を2敗1分けで終えたワセダ。今のチームについて吉村は、「勝てる試合を落としてきたという感じもあって、点差の小さい試合で勝てないのが僕たちの実力だと思う」と厳しい表情で語った。上位トーナメント進出に黄信号が灯った今、ワセダはこれまでの試合に見られたようなミスを含め、取りこぼしが許されない状況にある。これからの試合へのプレッシャーは計り知れないが、それを勝利への執念に変えて、進んでいってほしい。

※重大なファウルを犯した選手は、20秒間ディフェンスに参加できない。

   

(記事 井嶋梨砂子、写真 上野真望)

コメント

  

池水勇太主将(スポ4=鹿児島南)

――本日の試合にはどのような意気込みで臨まれましたか

コートが通常よりも狭く、筑波大はパス回しが早くて守備の中が強いチームなので、勝つためには中に入った時にしっかりと返せるような、意思疎通をすることを意識して臨んだ試合でした。

――第1ピリオドの5失点が結果に響いたという印象を受けたのですが、ディフェンス面の課題は何でしょうか

そうですね、ディフェンス面も課題はあるのですが、自分たちのチャンスで得点を決めきれないことが自分たちを苦しめていました。これは先週の試合でも同じく苦戦した原因でした。

――第2ピリオドからは失点を比較的抑えていたようですが、チームの立て直しにつながったのはどのような部分でしょうか

第1ピリオドは全くパスが回っていなかったので、とりあえずパスを回してチャンスを生み出そうと話し合いました。

――後半は1年生も積極的に試合に投入されていましたが、新人のチーム内での活躍ぶりはいかがですか

とても強くてしっかりしているので頼りになりますね。

山田太一(スポ3=埼玉・秀明英光)

――本日の試合前の意気込みを教えてください

関東学生リーグ戦では1部の8チームで競っていて、総当たり戦をした後には上位リーグのトーナメントがあるので、それを考えるときょうの試合は負けられないと考えていました。

――第1ピリオドの5失点が試合結果に響いていた印象を受けましたが、ディフェンス面での課題をお聞かせください

その通りですね。もう少し選手間でコミュニケーションが取れるようになれば変化があると思います。

――第2ピリオドからは失点を抑えられていましたが、チーム内で練られた作戦はありましたか

基本的に変わった作戦はしていませんでした。第1ピリオドで5失点したという事実は変わらないので、そこは受け止めて、第2ピリオド以降は気持ちをしっかりと切り替えて臨めていたと思います。

――第4ピリオドでの山田選手のゴールラッシュなど、フローターを生かしたプレーも見られましたが、振り返っていかがですか

第4ピリオドだけ活躍できていたのですが、それまではうまく得点につながるプレーができていなかったので、まだまだですね。

――筑波大に9失点という結果についてはいかがですか

チームで1試合8失点以内に抑えるということを目標にしているので、9失点はちょっと目標をオーバーしてしまっているのですが、勝てないことはない試合でした。もう少し点が取れるチームになっていけばいいと考えています。

――あす行われる日体大戦の目標をお願いします

日体大が強いチームであることは確かですが、何とかしたいです。頑張ります。

吉村崇(スポ3=大分商)

――筑波大との対戦となりましたが、何か対策はありましたか

基本的にチームのセオリーとして、先制点を取るのと各ピリオドの失点を2点以内にするというのがあって、先週の2試合は立ち上がりが悪いということと、パスミスやシュートミスからのカウンターで失点することが多かったので、そこを意識してディフェンスとオフェンスをやるという話がありました。相手の中と4番が強いということもわかっていたので、そこをカバーしながら、できる限り退水にならないように、仲間で挟んで反対につなげるというのが対策でした。

――課題となっていた立ち上がりの部分はいかがでしたか

立ち上がりは0-5という点数に表れているように良くはなかったですよね。でも、シュートで終われていたのは良かった部分だと思います。ディフェンスもセットよりもカウンターでやられていたという感じです。

――第2ピリオドは無失点となりましたが

相手のエースが2退水になっていなくなったというのもありますが、うちのディフェンスもプレスと下がりが上手く機能してそこからカウンターという形で試合が進んだのが良かったと思います。でも、得点が1点というのはまだまだ足りない部分だとは思います。

――後半の切り替えで意識したことはありますか

後半で特に意識したわけではありませんが、前半に比べてプレスが強くなって、相手に泳ぎ負けることなく試合を進めた結果、(第3ピリオドでの得点が)3-1というところまでいきました。でも、そこからうちの弱さでもあるんですが、連続失点して相手に試合を戻されてしまい3-3になってしまったので、そこがまだまだ弱い部分だなと思います。

――筑波大に7-9という結果はどう捉えますか

まあ点数だけ見ると惜しいと思うんですが、立ち上がりの0-5やパスミス、シュートミスを総合的にみるとまだまだだと感じます。これまでの2試合を含めて勝てる試合を落としてきたという感じもあって、点差の小さい試合で勝てないあたりが僕たちの実力なので、あしたの日体大戦では少ないチャンスをどれだけ自分たちがものにできるかが重要だなと思います。

――あすの日体大戦で特に意識したい点はありますか

日本一のチームとやるということで、去年の実力もありますし、相手のメンバーには日本代表が揃っているので、だからこそチーム全体で強気になって勝負に挑みたいと思います。決して勝てないチームだとは思っていないので、しっかりと全員で作戦を練って試合をすれば勝てると思います。