競走部

2017.05.29

関東学生対校選手権 5月27、28日 神奈川・日産スタジアム(関カレ3、4日目)

得意種目で追い上げるも及ばず、トラックの部5位に甘んじる(関カレ3、4日目)

 関東学生対校選手権(関カレ)後半戦。3日目は1万メートル競歩の高橋和生(社3=岩手・花巻北)、3000メートル障害の大木皓太(スポ2=千葉・成田)が入賞し、また4日目は男子ハーフマラソンの石田康幸(商4=静岡・浜松日体)と安井雄一(スポ4=千葉・市船橋)の4年生がダブル入賞を飾るなど、だんだんと軌道に乗ってきた早大。しかし各校の実力者が集う5000メートルでは惨敗。そして欠場者が多くチーム編成に苦戦した4×400メートルリレーでも、先頭に躍り出ることなく5位でフィニッシュ。要所を抑えることができなかった早大は、前半戦の出遅れもありトラックの部5位に沈み、連覇を果たすことはかなわなかった。

(記事 鎌田理沙)

★新たなステージで見せた堅実な走り。北本がエンジデビュー

女子部長距離ブロックの新戦力・北本に注目だ

 2日目に同種目1部女子決勝と同時に行われた2部女子決勝には北本可奈子(早大院1=愛知・千種)が出場。名城大時代に全国屈指の実績を築いた実力者が、早大院進学後初めて臨んだレースとなった。序盤こそリズムに乗りきれていない印象があったものの、1000メートルを3分32秒で入るとそこから徐々に落ち着きを取り戻していく。ハードルや水郷へのアプローチもスムーズになっていき、淡々と前からこぼれてきた選手を拾っていった。2000メートルは7分17秒で通過。この間の1000メートルも3分台でまとめ、位置は6番手まで浮上する。残り1周までにもう1つ順位を上げ全体で5番目を走っていたが、次第に顔は苦しさにゆがんでいく。ラスト200メートルで2人に抜かれ、11分3秒33の7着でゴールした。早大院で新たな競技人生をスタートさせた北本。これからの走りに注目していきたい。

(記事 太田萌枝、写真 平松史帆)

★長距離ブロック一番乗り!高橋和が4位入賞

確実に前から落ちてくる選手を拾い、順位を上げていった高橋和

 3日目最初の決勝種目、男子1万メートル競歩には高橋和生(社3=岩手・花巻北)、高橋雄太(スポ3=千葉・佐原)が出場。資格記録で上位の4名が引っ張り、スタート直後から集団は縦に長く伸びた。早大の両選手は集団中腹からスタートすると、高橋和は徐々にその位置を上げていく。4000メートル過ぎに6位集団を形成し、しばらく様子をうかがった。レース中盤、高橋和が強さを発揮し始める。一人ペースを上げ集団から抜け出すと、単独6位に浮上。そこからは、後半3000メートルから勝負をかけるという自身のプラン通りのレースを展開していく。給水も利用しながら前を追っていき、8000メートル手前で1人とらえ5位に順位を上げた。残り1000メートル、4位を歩く野田明宏(明大)との距離は次第に詰まっていく。ラスト2周でその背中をついに射程に入れた高橋和は、もう一段階ギアを入れ替えペースを上げると、迷うことなく一気に抜き去った。そのまま4位を守り切り、41分51秒23でフィニッシュ。見事長距離ブロック初の対校得点を獲得した。しかし、「表彰台を狙っていただけに4位という結果は悔しい」と語ったようにその結果に決して満足はしていない。学生競歩界のエースへ。高橋和の成長はまだまだ止まらない。

(記事 太田萌枝、写真 朝賀祐菜)

★スパート合戦を制し、大木が意地の8位入賞!

今大会も大木の終盤での勝負強さが光った

 男子3000メートル障害には大木皓太(スポ2=千葉・成田)、渕田拓臣(スポ1=京都・桂)、吉田匠(スポ1=京都・洛南)の3名が出場。2日目に行われた予選は、着順で通過した選手が全員8分台というハイレベルな戦いとなった。初めての大舞台となったルーキー2名は、思うようなレースができず9分のカベを超えられない。無念の予選落ちとなった。一方昨年5位入賞を果たしている大木は、ケガ明けながら8分58秒23をマーク。タイムで拾われ、見事翌日の決勝に駒を進めた。3日目に行われた決勝。自身の力をすべて出し切るべく、序盤から果敢に攻める。レースが中盤に差し掛かると時折苦しそうな表情も浮かべたが、ずるずると後退することはなく、7番手もしくは8番手で粘り続ける。ラスト1周の鐘が鳴ると、後続の選手がスパートをかけ大木の前に飛び出した。最後の水郷を超えた時点での順位は9位。あともう一歩、最後の一歩を後押しするかのように、スタンドからは大木の名前を叫ぶ大きな声が聞こえる。「何としても8位には入る」(大木)。ホームストレートに入り、その決意を体現するような猛烈なスパートをかけた。歯を食いしばり、腕を懸命に振る。ゴールまであと20メートル、野田一輝(順大)を寸前でかわし、8位でフィニッシュ。大木の気持ちが、仲間の応援が、相手を上回った瞬間だった。決勝のレースを、「いまできる最高のレースができた」と満足げに振り返った大木。これから吉田や渕田らと切磋琢磨(せっさたくま)しながら、ますます強くなっていくだろう。2年目の活躍も楽しみだ。

(記事 太田萌枝、写真 大庭開)

★4年目で花開く。石田康、安井がW入賞!

同タイムでゴールし、握手ををかわす石田康(左)と安井

 関東学生対校選手権最終日、最初の決勝種目となった男子ハーフマラソンには安井雄一駅伝主将(スポ4=千葉・市船橋)、石田康幸(商4=静岡・浜松日体)、清水歓太(スポ3=群馬・中央中教校)の3名が出場した。駅伝シーズンに活躍を見せる実力者たちが集い、注目度、レベルともに高いこの種目。着順が大きな意味を持つ対校戦ならではの特徴だろうか、より勝負にこだわる選手たちは早々にライバルたちを振り落とすべく、けん制しあうことはなかった。周回コースに差し掛かる前には集団がばらけ始める。自身の動きの良さを感じたという安井は、思い切って前方に位置取ると山梨学院大のドミニク・ニャイロらとともに4人で先頭集団を形成した。一方石田康は昨年の経験を生かし、落ち着いてレースに入る。自身のプラン通り、第2集団で力を温存し前を追った。9キロ過ぎ、先頭のペースにつくことが苦しくなった安井が先頭集団を離脱し、石田康らが編成していた集団に合流する。徐々に集団の人数は絞られていき、15キロを過ぎて生き残ったのは5人。この集団から零れ落ちないこと、それが入賞の絶対条件となる。「ここで離れたら後がない」(安井)。一瞬たりとも気が抜けないこの状況で力となったのは、仲間からの声援、そして何よりも互いの存在だった。「一緒にちゃんと上がっていけば問題ない」(石田康)と、落ち着きを失わなかった両選手。他大の選手を振り切り入賞を確実にすると、最後の直線ではスパート合戦を繰り広げた。石田康がそのつば競り合いを制し5位、続けて安井が6位でフィニッシュ。ともに4年間で初めての入賞を果たした。ここまで思うような結果を出せず苦しんだことも多かった2人。最終学年としての責任感と意地に背中を押され、ついに輝きだした。4年生が強いチームは強い――。長距離ブロックに追い風が吹き始めた。

(記事 太田萌枝、写真 鎌田理沙)

★男子のダブル入賞。収穫あるレースに

2年連続表彰台に上った西久保

 女子800メートルに出場したのは南野智美(スポ3=山口・西京)と竹内まり(教2=松山西)。南野は組の中で5位、ベストタイムから2秒ほど下回る記録で予選敗退となった。その一方で竹内は予選、自身初となる2分13秒台によって準決勝に進出。決勝には進むことは出来なかったが、自己ベストを出すことで大きな収穫を得た。

男子800メートルでは谷原知己(スポ3=神奈川・希望ヶ丘)、西久保達也(スポ2=埼玉・聖望学園)が決勝まで駒を進めた。谷原、西久保ともに予選は着順で通過。準決勝では、今年度ブロック長を務める谷原が序盤にレースを引っ張るが、ラスト200メートルからの混戦を強いられた。「もう無理なんだろうなと思っていた」(谷原)。結果として組の中では決勝に進むには厳しい5位でゴールしたが、最後の粘りが功を奏し、全体のタイム順で決勝でも走れることとなった。一方、前回大会覇者の西久保も準決勝は順当に着順で通過する。そして迎えた決勝。レースは終始、村島匠(順大)が先頭を走る形で進められる。西久保は3番手、谷原は後ろで集団を走り、様子をうかがった。レースが動いたのはラスト300メートル。村島を筆頭にペースが上がり、徐々に集団は縦長になった。それに谷原は対応できずに7位。西久保は残り100メートルで追いついたかのように見えたが、ホームストレートの短い距離での勝負に勝てずに連覇は果たせなかった。「(村島さんがスパートをかけた時に)反応できる位置にいなかった」(西久保)。自身が仕掛けるというレースプランを実行できず、試合の流れに反応することもできなかったという課題を残した。しかし反省点が収穫だと振り返るように、それを活かせるシーズンの大会はまだまだこれから。今回は出場できなかった他の主力も含めた中距離陣の今後の活躍に期待したい。

(記事 朝賀祐菜、写真 小川由梨香)

★ルーキー小山が優勝を飾る

巧みなハードリングでライバルたちに差をつけた小山

 小山佳奈(スポ1=神奈川・橘)、南野智美(スポ3=山口・西京)、兒玉彩希(スポ2=大分雄城台)の3人が出場した女子400メートル障害。この3人は出場選手のランキングリストでそれぞれ1位、3位、5位に入っており、複数入賞が期待された。しかし、南野はコンディション不良から本来の走りができず予選で敗退。兒玉は予選を通過したものの、準決勝で組7着となり決勝には進めなかった。南野、兒玉の2人が本来の力を出せず敗退してしまった中で、輝きを見せたのがルーキーの小山だった。予選、準決勝と危なげないレース運びを展開し、ともに1着でフィニッシュ。実力を遺憾なく発揮し決勝進出を決める。決勝では落ち着いてスタートを切り、バックストレートでスピードに乗り順位を上げる。第2局走路からトップに躍り出ると、ライバルたちの追随を振り切り見事に優勝を成し遂げた。

1年生ながら、大舞台に物怖じすることなく確かな実力を示した小山。しかし、「タイムはまだまだで私が目指すのはまだまだここではない」と現状には満足しておらず、さらに先を見据えている。飽くなき向上心を胸に抱いた大型ルーキーのさらなる飛躍に注目だ。

(記事 大庭開、写真 吉村早莉)

★3位入賞も課題が残る

3位でフィニッシュした石田裕

 男子400メートル障害には石田裕介主将(スポ4=千葉・市船橋)が出場。予選では後続をよせつけることなく1着でゴールするとともに50秒37と自己ベストに迫るタイムを記録し、コンディションの良さを感じさせた。しかし、続く準決勝ではスタート時のミスで出遅れてしまう。なんとか巻き返し3着で決勝進出を決めたものの、良い流れをつくることができず、決勝のレーンも外側の第9レーンとなってしまった。若干の不安要素を残しつつ迎えた決勝、石田は「後ろも分からない状態で行くしかないということで前半から行くかたちを取った」と前半から仕掛けるレースプランを選択。スタートをしっかりと修正しスムーズに加速すると、序盤から積極的な走りを展開しレースを先行した。だが、前半で力を使った影響から第3コーナーを過ぎて徐々にスピードが落ち始める。ハードリングでのミスも響き順位は3位まで後退。ホームストレートに入り懸命に前を追う石田だったが、上位2人との差を詰めることはできず、そのまま3着でのゴールとなった。
表彰台には上ったものの、「修正のしどころはたくさんある」と多くの課題を実感した今大会。これらの課題を今一度見つめ直し、次戦の学生個人では目標とする49秒台到達、そしてユニバーシアード出場権獲得を果たしたい。

(記事 大庭開、写真 朝賀祐菜)

★ハーフマラソンからの流れをつなげられず。力不足が明白に

光延は前を追う場面もあったが、その後見せ場を作ることはできなかった

 長距離の最終種目である5000メートル決勝には光延誠(スポ4=佐賀・鳥栖工)、新迫志希(スポ2=広島・世羅)、宍倉健浩(スポ1=東京・早実)の3人が出走。この日の午前に行われたハーフマラソンで長距離ブロックが活躍し、5000メートルにも期待がかかった。外国人選手のパトリック・ワンブィ(日大)や、先日行われた1万メートルで3位の塩尻和也(順大)らが先頭に立ち、最初の1キロが2分44秒というハイペースでレースは進む。1600メートルあたりで集団が2つに分かれると、光延は積極的な走りで先頭集団に食らいついた。しかし先頭がペースを緩めることはなく、先頭集団はさらに2つに。「落とし合いが始まったときに我慢する力が足りなかった」(光延)と振り返るように、第2集団に付いた光延だったが、3000メートル以降は足が止まり徐々に後退してしまう。結果は14分27秒33で15位。入賞には遠く及ばなかった。新迫と宍倉は先頭集団が2つに分かれると、第3集団でレースを進める。新迫は序盤からなかなかペースが上がらず苦しい走りに。宍倉は前を追おうとする場面も見られたが、思うように体は動かず、後続の選手に次々と抜かれてしまった。「いまのワセダはあまり良い雰囲気ではない」(光延)。長距離ブロックは今シーズン、ケガに悩まされ練習を積めない選手も多く見られた。この悪い流れをなんとか断ち切り、チームを立て直していく必要がある。

(記事 吉村早莉、写真 朝賀祐菜)

★ルーキー小山が猛追見せるも、7位でフィニッシュ

3走中村からアンカー小山へのバトンパス

 女子4×400メートルリレー(マイル)では、3分47秒16で予選を突破した早大。決勝は3走を南野智美(スポ3=山口・西京)から中村巴南(スポ2=三重・桑名)に変更して臨んだ。流れをつくりたい1走の竹内まり(教2=愛媛・松山西中等)だったが、なかなか上位に食らいつけずに8位でバトンパス。2走の兒玉彩希(スポ2=大分雄城台)は中盤で前の都留文科大と並ぶが、終盤で差をつけられて順位は変わらず。続く中村は懸命に前を追うが、なかなか差を詰められないままアンカーへつないだ。1つでも順位を押し上げたい早大は、ここで小山佳奈(スポ1=神奈川・橘)が追い上げを見せる。前半から攻めの走りで徐々に前との距離を縮め、第3コーナーすぎで都留文科大を捉えると、最終コーナーで7位に浮上。順位をキープしたままホームストレートを駆け抜けた。主力メンバーである南野の欠場も響き、終始後方でのレース展開となった早大。ルーキー小山が快走を見せただけに、序盤の出遅れが悔やまれる。いかにいい位置、いい順位でアンカーまでつなぐことができるかが今後の課題となってくるだろう。今レースを足掛かりに、チームとしての完成度をさらに高めていってほしい。

(記事 小川由梨香、写真 大庭開)

★アクシデントに見舞われ、関カレ連覇ならず

最後のスパートで5位まで順位を押し上げた石田裕

 同大会連覇を目指した4×400メートルリレーチーム。しかし、加藤修也(スポ4=静岡・浜名)、徳山黎(スポ4=神奈川・相洋)と主力4年生2人を欠くというアクシデントに見舞われる事態に。早大は予選、決勝共に伊東利来也(スポ1=千葉・成田)、村木渉真(スポ1=愛知・千種)、西久保達也(スポ2=埼玉・聖望学園)、石田裕介主将(スポ4=千葉・市船橋)という急造チームで出場し、予選を僅差の組2位で突破した。決勝では伊東が2位争いに絡むなど、上々のスタートを切る。しかし村木へのバトンパスがかみ合わずにタイムロス。さらに村木はハイペースな他校の選手にのまれ、徐々に順位を落とし8位で3走につないだ。西久保は中盤以降で徐々に前との距離を詰めていき、6位争いをしながら石田裕へ。バトンを受けたアンカーの石田裕は、なかなか6位争いから抜け出せないまま必死に前を追う。意地の走りで最終コーナーすぎに7位から6位に順位を上げると、ホームストレートでも1つ順位を上げて5位でフィニッシュ。急きょ組んだメンバーでの出走ではあったものの、「ふがいないレースをしてしまった」と石田裕は振り返る。ルーキー2人が初の大舞台で経験を積んだことは収穫だが、同時に今回欠場した主力の4年生の穴の大きさを痛感することとなった。不完全燃焼に終わった今レースを糧に、全カレ(日本学生対校選手権)では頂点を勝ち取ってくれるはずだ。

(記事 小川由梨香、写真 大庭開)

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戦力整わず勢いに欠ける。女子部は躍進(関カレ1、2日目)/第96回関東学生対校選手権(5/26)

結果

3日目

▽男子1万メートル競歩決勝

高橋和生(社3=岩手・花巻北) 41分51秒23(4位)

高橋雄太(スポ3=千葉・佐原) 45分41秒40(22位)

▽男子800メートル予選

谷原知己(スポ3=神奈川・希望ヶ丘) 1分51秒59(1組2着)

西久保達也(スポ2=埼玉・聖望学園)   1分51秒33(3組1着)

徳永翼(スポ2=岡山操山)   1分53秒45(5組6着)

▽男子400メートル障害予選

石田裕介(スポ4=千葉・市船橋)50秒37(2組1着)

▽男子200メートル予選

折田歩夢(スポ1=鹿児島・甲南)22秒06(1組8着)

▽男子800メートル準決勝

谷原   1分52秒50(1組5着)

西久保  1分52秒52(2組3着)

▽男子3000メートル障害決勝

大木皓太(スポ2=千葉・成田) 9分05秒40(8位)

▽男子4×400メートルリレー予選

早大(伊東―村木―西久保―石田裕) 3分08秒79(2組2着)

▽女子800メートル予選

竹内まり(教2=愛媛・松山西中等)1分13秒33(1組4着)

南野智美(スポ3=山口・西京)  1分14秒75(4組5着)

▽女子400メートル障害予選

兒玉彩希(スポ2=大分雄城台)1分01秒85(2組2着)

小山佳奈(スポ1=千葉・市船橋)1分00秒08(4組5着)

南野              1分02秒16(5組4着)

 

▽女子800メートル準決勝

竹内 1分17秒16(2組7着)

▽女子4×400メートルリレー予選

早大(竹内―兒玉―南野―小山) 3分47秒16(2組2着)

4日目

▽男子ハーフマラソン決勝

石田康幸(商4=静岡・浜松日体)  1時間4分49(5位)

安井雄一(スポ4=千葉・市船橋)  1時間4分49(6位)

清水歓太(スポ3=群馬・中央中教校)1時間7分23(20位)

▽男子400メートル障害準決勝

石田裕 50秒69(2組3着)

▽男子800メートル決勝

西久保 1分50秒98(2位)

谷原  1分52秒33(7位)

▽男子400メートル障害決勝

石田 50秒93 (3位)

▽男子5000メートル決勝

光延誠(スポ4=佐賀・鳥栖工) 14分27秒33(15位)

新迫志希(スポ2=広島・世羅) 14分40秒52(21位)

宍倉建浩(スポ1=東京・早実) 14分51秒93(27位)

▽男子4×400メートルリレー決勝

早大(伊東―村木―西久保―石田裕) 3分08秒81(5位)

▽女子400メートル障害準決勝

兒玉 1分02秒11(1組7着)

小山 59秒77(2組1着)

▽女子400メートル障害決勝

小山 59秒16(1位)

▽女子4×400メートルリレー決勝

早大(竹内―兒玉―中村―小山) 3分48秒53(7位)

▽男子1部対校得点

1位 日大    153点

2位 東海大   120.5点

3位 順大    117点

7位 早大    43点

▽男子1部トラック競技得点

1位 東洋大   70点

2位 東海大   70点

3位 順大    65点

5位 早大    43点

▽女子1部対校得点

1位 日体大   111.5点

2位 筑波大   111・5点

3位 中大    100点

9位 早大    32点

▽女子2部対校得点

1位 横国大院   13点

2位 筑波大院    8点

3位 作新学院大院  6点

6位 早稲田院    3点

コメント

石田裕介主将(スポ4=千葉・市船橋)

――400メートル障害について、ご自身で予選を振り返ってみていかがでしょうか

予選はタイムを狙って走らせてもらいました。自分が思った以上のタイムが出たということで。このシーズンは始まったばかりですが、パッとしたタイムが出なくて埋もれていた部分もあったので、予選としてはいい流れできていたと思います。

――準決勝はスタートでトラブルもありました。ご自身のスタートはいかがでしたか

スタートのトラブルはなんの言い訳にもならないので。スタートがもともと速くはないのでそんなに意識はしていませんでした。でも流れを作る上で大事なことなので、失敗してしまって、それで結局他大学の選手に追いつかれてしまう場面を作ってしまいました。結局決勝に進むのも3着で進んだので、そこでひとつ勝負が決まってしまったのかなと思います。

――では決勝もその流れで迎えてしまったのでしょうか

決勝は9レーンと決まったとき、自分としては「行くしかない」と思いました。後ろも分からない状態で行くしかないということで前半から行くかたちを取ったのですが、6台目で飛び上がってしまって、そこがかなり失敗だったのかなと思います。切り返しが3レース目は上手くいかなかったので、修正のしどころはたくさんあると思います。

――決勝の後半あたりから減速されたように見えました

そうですね、減速に関しては前半飛ばしたから後半持たなかったというのが一番の原因だったと思うので、選手を見ない状態でも自分のペースで走るということができていませんでした。そこはまだこの先の大会で生かして行こうと思います。

――マイルに関しまして、ケガで大幅なメンバーの入れ替えがあったと思います。いつくらいの変更だったのでしょうか

メンバーが決まったのがきのうのことで。周りの状態を見る限り、予選も決勝のメンバーで行かなければいけないというのがすぐ分かりました。きのうはきのうでどこまで行けるのかと挑みました。でも決勝は全体的に見てもいまいちで、『リレーのワセダ』と言われている以上はもっとしっかりしたレースをしなければいけないところを、不甲斐ないレースをしてしまいました。この先リレーとしては全カレと(日本学生対校選手権)と日本選手権リレーが残っていますので、メンバーの復帰もそうですし、きょう出たメンバーも個々の実力や自信だったりを向上させないとと思います。

――今回のリレーは1年生2人が大学に入って初めての大舞台でした

今回予選に関しては本当に2人共良くやってくれたのかなと思います。でも決勝はまだ1年生ですので、雰囲気に呑まれたというか。砕けたことができなかったのだと思います。自信の面であったり、この大学にいるプレッシャーとかもあるとは思うのですが、もっと思い切ったレースをもっとしてくれたら良かったと思います。かといって1年生2人が全部悪いというわけではないですし、後半の2人もタイムはさほど良くなかったので、そこはもう一つ上を目指さないといけないと思います。

――では、1、2日目についておうかがいします。種目の配分もあったとは思いますが、早大の勢いがかなり削がれるかたちとなりました

今回全体を通してもメンバーが完全ではない状態で挑んだので、1、2日目で思う以上の結果が出なかったというのはあると思います。一番ポイントにしていたトッパー(110メートル障害)でも、3、4番には入りましたが、もう1人入って決勝にいけてたらと思います。あと長距離もメンバーとしてまだ欠けていたので、全体的に1、2日目はもう少し戦えたのかなとは思います。

――中でも4年生のケガが多かった印象です

チームを引っ張る4年生にケガがこうも多く、下には本当に申し訳ないです。でもいるメンバーで戦うしかないので、残った4年生が力を尽くした結果がこうなんだと思います。終わったことをとやかく言っても仕方ないので、僕としては今後生かしていければなと思います。

――では9月の全カレに向けて

全日本を迎える前に個人個人、来月の学生個人(日本学生個人選手権)や日本選手権だったりがありますので、まずはその期間の間にどれだけワセダから世界に行ける選手がいるのかということがあります。その上で合宿などもありますので、そこでもう一度ピックアップしていく部分と、この4日間でどんな課題を持ったかというのを再確認して、練習を積んで全カレに挑んで欲しいです。僕個人としてもそうですし、今回出られなかった4年生も復帰して、万全に近づけるチームで戦っていきたいです。

――石田選手個人の次の目標も、日本学生個人ということでしょうか

そうですね。やはりユニバーシアードがかかっているので。今回も49秒台が出なかったので、本当に出せるとしたら予選なのかなと思います。しっかり狙える予選で出すのと、グラウンドのコンディションも良く見て、どのタイミングで出すのかということも考えてやっていきます。前年度も、さほど強い選手は出なかったのですが、優勝していますし、もう一度優勝するのと、先ほどの日本選手権につながるようなレースをしたいと思います。

安井雄一駅伝主将(スポ4=千葉・市船橋)

――1万メートルとハーフマラソンの2種目に出場することはいつ決まったのでしょうか

正式に決まったのはエントリーの日なのですが、どっちも行くつもりで今まで練習してきました。

――永山博基選手(スポ3=鹿児島実)の故障も理由の1つですか

そうですね。本当は僕じゃなくて永山が1万を走る予定では来ていたのですが、ちょっと間に合わないということで。僕も1万を走りたいという気持ちはありましたし。ハーフマラソンはずっと得意種目としてきたので、どっちもいけるだろうということで決まりました。

――1万メートルのレースは振り返っていかがでしたか

1万メートルは正直入賞するには全然実力が伴っていませんでした。自己ベスト以上、120〜30%くらいの走りをしないと入賞できなかったということに関してはすごく力不足だなというのは感じたのですが、最近のレースの中では最低限の走りはできたと思いますし、ハーフマラソンも控えていたのでそこに繋がるレースはできたのかなと思っています。

――1万メートルを終えて相楽豊駅伝監督(平15人卒=福島・安積)と何かお話はされましたか

キツイところで離れてしまったり、ペースが速いと思って後ろに下がってしまったのですが、「そういうところで気持ちの弱さが出たんじゃないのか、ハーフでは絶対強い気持ちを持っていけ」ということを言われました。

――1万メートルからハーフマラソンまでにご自身で何か意識したことはありましたか

意識したことは特にないというか。1万で悔しい気持ちもあったのですが、ひたすら疲れを抜いてしっかり気持ちを切り替えてやろう、という2日間でした。

――きょうはOBの方々もいらっしゃっていましたが、何かアドバイスなどはありましたか

そうですね。井戸さん(浩貴、平29商卒=兵庫・竜野)等がいらっしゃっていたので、アドバイスやパワーをもらいました。

――ハーフマラソンでは序盤先頭集団でレースを進められていましたが、レースプラン通りだったのでしょうか

そうですね。結構体が動いていたので、最初からいこうと思っていました。最初は4人の集団について行っていたのですが、ちょっと速いなと思って離れてしまいました。後ろの集団でしっかり上手く我慢してついていけたのがよかったかなと思います。

――集団に吸収されてからはどのようなことを考えていましたか

吸収されたときは、(集団が)僕よりも速いペースで来ていたのでつくのがすごくきつかったのですが、ここで離れたら後がないと思いました。やっぱり関カレ(関東学生対校選手権)はもう最後なので、ここだけは絶対に離れないという強い気持ちでついて行きました。その結果最後結構余裕が出てきましたね。

――同じ集団には石田康幸選手(商4=静岡・浜松日体)がいらっしゃいましたが、何か示し合わせたりというのはありましたか

特に話はしていないのですが、お互い意識はしていて。康幸はすごく良い動きで走っていたので、康幸の後ろについて普段の練習のような感覚で、いつも通り走りました。

――たくさんの方の応援を受けたと思いますが、いかがでしたか

ハーフマラソンは応援が近いですし、本当に応援の力がこの結果に結びついたというか。最後まで粘ることができたのは本当にみんなの応援のお陰だと思っています。

――6位入賞の率直な感想を教えてください

正直6位というのはそこまで良い順位ではないのですが、これまで4年間対校戦をやってきて初めて結果を残すことができたので、僕自身満足はしていないですがやり切ったというか。自分だけは自分を褒めたいなと思っています。

――石田選手との5、6位ダブル入賞という結果については

僕が5位だと思っていて、5位でゴールするつもりだったのですが横から康幸がヒュッて出てきて(笑)。そこはちょっと悔しいですが、同じチームメートなので素直に喜びたいと思います。

――まだ5000メートルを残していますが、関カレを通して長距離ブロックとしてはいかがでしょうか

1万メートルで入賞できないというのが、ここ最近の関カレでずっと続いているので、そこは課題というか。1万メートルで結果を残さないと駅伝では戦えないと言われているので、正直そこは課題だと思います。でもその他の3000メートル障害、ウォーク(1万メートル競歩)、ハーフと入賞者を出しているので、最後5000メートルでも光延(誠、スポ4=佐賀・鳥栖工)を筆頭に入賞してくれれば、長距離ブロックとしては満点はあげられないですが70点くらいの成績なのかなと思います。

――きょう4年生が結果を出したことで、チームも勢い付いていくのではないでしょうか

そうですね。きょうのレースを見て、みんな感動したなどと言ってくれているので、この後の種目もそうですし、これからの記録会やレース等々に向けても良い刺激になったのではないかなと思います。

――では最後に次戦の予定とそのに向けての意気込みをお願いします

教育実習に行くので、次はもうホクレン(ホクレン・ディスタンスチャレンジ)ですかね。今回の関カレで31キロくらい走っているので、1ヶ月の間に上手く疲労を抜きながらまたホクレンに向けて調整していきたいと思います。

石田康幸(商4=静岡・浜松日体)

――きょうのレースプランは

去年も走っていて人数がある程度いるので、後ろの方から落ち着いて行ってしっかり5キロまでに先頭付近にいようと思っていました。そこから後は楽に楽に行ってラスト2周、1周まで我慢してということで考えていました。

――実際のレース展開は

落ち着いて入れて、後ろの方から行っても2、3キロぐらいには先頭に出て。留学生の集団が3人前にいたんですけど、でもそこは仕方ないんで、しっかり後ろの集団で勝ち切って来ようということでそこで力を貯めて後半まで行って。ほんとレースプラン通りに走れたと思います。

――レース前に安井選手(雄一、スポ4=千葉・市船橋)や清水選手(歓太、スポ3=群馬・中央中教校)とは何かお話しされましたか

3人で絶対優勝しようと気合い入れて行きました。

――安井選手が前から落ちてきたときはどのようなことを考えていらっしゃいましたか

前からたれてきたんですけど、そんなにきつそうとかではなくて。まだ余裕がありそうだったんで集団に吸収されてから一緒にちゃんと上がっていけば問題ないなと思っていました。なので僕は安井が落ちてきてもそんなに心配とかはしないで行けました。

――去年は同種目で入賞には届きませんでしたが、去年と比べて何か変わったところはありますか

去年は結構緊張とかがあったんですけど今年は走る前あんまり緊張とかもなくて。すごい落ち着いていられたっていうのが一番です。なおかつ気温も去年ほど高くなかったので、めちゃくちゃ暑いと感じなかったことも一つ良かったと思います。後は給水をこまめに取ることを去年できなくて反省としてあったので、そこも上手く改善できて良かったです。

――4年生2人で入賞したことについていかがですか

いや、もうほんとうに嬉しいですね。最後やっぱ安井に勝てたっていうのも自分の中ではうれしいです。得点はたぶん僕が抜いても抜かなくても変わらなかったんですけど、勝てたんで嬉しかったです。

――安井選手はやはり同じ学年ということで仲間であると同時にライバルでもありますか

そうですね。安井はずっと1年生の頃から学年を引っ張っててくれて、すごい勝ちたい勝ちたいっていう思いでやってきました。なかなか勝てないことが多かったんですけど、今回、安井は1万も走ってからのハーフだったんでそういうのを考えると、やっぱ最後負けられないなと思ったんでなんとか抜こうと思って走りました。

――応援に来られていた井戸さん(浩貴、平29商卒=兵庫・竜野)からレースの前に何か声は掛けていただきましたか

井戸さんから「7周目まではとりあえず粘れ。粘れなかったら許さないからな」っていうふうに言われたんで、とにかく7周目まで行って。7周目でもまだ余裕があったんで、今回結構いけるんじゃないかなと思いました。

――最後に、次のレースの予定と目標を教えてください

6月のレースはどうなるか分からないんですけどやっぱり1番はホクレン(ホクレン・ディスタンスチャレンジ)の1万メートルを狙って行きたいです。チームでいま28分台が永山だけっていうことでみんな28分台を狙いに行くので、僕もこの入賞をきっかけにこの流れにのって大幅な自己新を出したいと思います。

光延誠(スポ4=佐賀・鳥栖工)

――今回がご自身にとって最後の関東学生対校選手権(関カレ)でした。今大会での目標は何かありましたか

去年の関カレは8位で、1年の時の全カレ(日本学生対校選手権)は7位と、入賞の中でも下の方だったことがすごく悔しくて、最後の関カレということである今回は絶対に表彰台に登ってやるという思いでこの1カ月弱練習を積んできました。

――実際にレースを終えてみていかがですか

序盤はいいかたちで入れたんですけど、残り3000メートルくらいからは足が完全に止まってしまいレースというレースが全然できなかったので、すごく悔しいの一言ですね。

――中盤以降で後退してしまった原因は

立川ハーフ(日本学生ハーフマラソン選手権)が終わってからはケガであまり走れず、この間の日体大記録会(日本体育大学長距離競技会)が復帰戦ということであまり練習が詰めなかった中でも自信を持って臨んだ結果が今回の結果でした。まだ全カレもありますので、直せるところはしっかり直して、マイナスなことは考えずにプラスに考えてやっていきたいと思います。

――想定していたレースプランと比較してきょうのレースを振り返るといかがですか

スタートリストを見たら持ちタイムが結構早い選手がいたので、これはかなり早い展開になるということはレース前から想定して練習していました。でも自分が思っていた以上に体が動かなかったのでそこはしっかり反省して、次の記録会などで同じミスがないようにしていきたいです。

――午前中のハーフマラソンで安井雄一駅伝主将(スポ4=千葉・市船橋)と石田康幸選手(商4=静岡・浜松日体)が入賞を果たしました。同じ4年生の活躍に刺激を受けた部分はありましたか

そうですね。二人共調子がいいことは前々から感じていたので、やってくれるんじゃないかなという思いはありました。二人が入賞して、自分も頑張らないといけないと思いましたし、いい流れで走らないといけないというプレッシャーもあったんですけど、そのプレッシャーに負けてしまったことが悔しいというか。チームとしても相楽さん(相楽豊駅伝監督、平15人卒=福島・安積)から6人以上入賞するように前々から言われていて、それが達成できなかったのは上級生の僕の責任でもありますし、そこはしっかり受け止めて前を向いてやっていきたいと思います。

――改めてきょうのレースで感じた課題を教えていただけますか

序盤はしっかりついて行けたんですけど、レースで落とし合いが始まった時に我慢できる力が足りませんでした。駅伝シーズンも見据えて落とし合いで我慢できるような選手になって、むしろ自分が振り落とせる選手になれるように練習を積んで、自信を持てるようにやっていきたいと思います。

――今後の目標や意気込みを聞かせていただけますか

最上級ということで出場する1試合1試合が最後で、『W』のユニフォームもあと少しで着られなくなってしまうので、その思いを大切にしていきたいです。今のワセダはあまりいい雰囲気ではないので、自分がその雰囲気を断ち切れるように、上級生らしく下の学年も見ながら自分も競技力をアップできるように頑張っていきたいと思います。

谷原知己(スポ3=神奈川・希望ヶ丘)

――準決勝は何かレースプランはありましたか

あのレースは想定外のレースでした。もともと引っ張る予定ではなかったのですが、オープンになった時に自分が前の方に行っていて。まわりが相当ペースを遅くするような動きだったので、無理やりスピードを落とすよりはそのまま行った方がいいかなと思ってそのまま引っ張っていきました。

――タイムで拾われ決勝進出を決めました。決勝が決まった時のお気持ちは

失敗したレースをしてしまったので、「もう無理なんだろうな」と思っていたのですが、結果として決勝進出が決まったときは嬉しかったです。

――西久保達也選手(スポ2=埼玉・聖望学園)と2人での決勝となりましたが、レース前に何かお話はされましたか

スローになることはわかっていたので、その中で自分たちがどの位置でレースを進めるかであったり、どこから出て行くか等は少し話をしました。

――決勝のレースは振り返っていかがでしたか

純粋に力不足を感じました。特にスローの展開で入ったレースだったので、最後のスプリントだけが結果を左右する感じだったのですが、そのスプリントで負けてしまったので。位置取り等は悪くはなかったのですが、力不足だなというのは感じました。

――では今回の入賞は悔しさの方が大きいですか

そうですね。決勝に行けたこと自体は自分の中では良かったと思っているのですが、その決勝の舞台で自分らしく戦えなかったという点に関しては今後反省して、全カレ(日本学生対校選手権)等につなげていく必要があるなと思いました。

――中距離ブロックとして今大会を振り返ると

直前にケガ人が多くて、本来出るはずだった齋藤(雅英、スポ2=埼玉・早実)と飯島(陸斗、スポ2=茨城・緑岡)が出られなくなってしまって。その影響もあって僕と西久保が最低限決勝に残ることが目標でした。最低限の目標は達成できたと思うのですが、チーム全体の流れが悪かったということもありましたし、中距離ブロックがもっとケガ人のいない状態で臨めればサポートできた面も多くありました。それができていれば結果的に早大の目標であったトラック優勝につながるはずだったんだろうなと思いました。

――今後のトラックシーズンでブロックとして、個人として強化していきたいことは何でしょうか

ブロックとしては本当に当たり前のことなのですが、まずはケガ人を減らすこと。いまケガをしているそういった選手も足並みを揃えて、9月にある全カレに向かって夏の集中期間を過ごすことが一番行なっていきたいことです。僕個人としては、今大会で運が良かったということもあって決勝に行き、得点できたことが非常に自信になりましたので、このままで終わるのではなくてこの後の全カレや来年の関カレ(関東学生対校選手権)、また日本選手権に向けてまだまだ個人として成長していかなければいけないと感じました。

――では最後に次レースの予定と、そこへの意気込みをお願いします

もう少しで学生個人選手権(日本学生個人選手権)があって、全国区のレベルの選手が集まります。そこでまず決勝にしっかり残った上で、今回できなかった自分の力で戦うというところをしっかり達成したいと思います。

西久保達也(スポ2=埼玉・聖望学園)

――今大会の目標は

昨年度優勝したので、連覇は1つの目標としていました。タイムに関してはユニバーシアードの標準記録もあったんですけれど、やっぱり関カレ(関東学生対校選手権)は対校得点もあるので、タイムというよりは試合の中でどれだけの順位ができるのかというところを意識してやっていました。

――前日までの状態は

シーズンの立ち上がりは徐々に上がってきたという感じで、だんだん調子が上がってきたという感じでした。なので特に体調面での不安はありませんでした。

――3つのレースにおいて全て、レースの前半に集団の2、3番手についていた意図は

予選、準決勝に関しては、その後にマイル(4×400メートルリレー)を走ることも考えて体力の温存ができればと思っていました。準決勝は最後、少し力を使ってしまったんですけど、全体としては様子見で。決勝に関しても、そんなに自分からというわけではなく、状況を見た上で順位を狙っていくということを意識してレースを組み立てました。

――以前はご自身でレースを引っ張っていたと思いますが

前で走る分、風とかも1番受けますし、自分のペースでいける部分もあるんですけど、やっぱりその分、力を使ってしまうので。(集団の)後ろからいった方が力を温存できると試合で学んだことが多かったので、自分で引っ張るというよりは周りの力を利用してと考えながら走るようになりました。

――マイルを走った影響はありましたか

(悪い影響というよりは)むしろ刺激になりました。いつも800メートルで(トラックを)2周走っているので、1周で良いんだという気持ちになりましたし、体の疲労もありませんでした。

――決勝を振り返っていかがでしょうか

課題は位置どりのところでミスをしてしまったところです。村島さん(匠、順大)がスパートをかける前にスパートをかけようと考えいたんですけど、そこで上手くかけられなくて(村島さんがスパートをかけた時に)反応できる位置にいなかったというのは、まだまだレースの組み立て方が下手だったと思います。あと、スパートをもっと磨いていかないといけないとも思います。

――収穫はありましたか

800メートルに関してはやっぱり組み立てが良くなかったかなという反省点が逆に収穫で。マイルでいえば、ラップタイムが良かったのでスピードについて自信がついたと思います。

――マイル出場について心持ちはいかがでしたか

先輩方に不調が相次いで、自分がいかなければいけないと思っていて、800メートル自体もそれを考えてのレースが出来ましたし、良い経験になったと思います。

――ちなみに2回のラップはどのくらいでしたか

1回目のラップしか分からないんですけど、1回目は46秒57です。前回マイルを走ったのが日本選手権リレーで、そのときより少し速くなっているので、良かったのかと思います。

――これからの予定と目標を教えてください

今シーズンは個人選手権(日本学生個人選手権)と日本選手権に出る予定です。まだユニバーシアードも狙えるところにあるとは思うのですが、1番は日本選手権で順位をしっかり狙っていくことを目標にやっていきたいと思います。

小山佳奈(スポ1=神奈川・橘)

――400メートル障害で優勝を果たしましたが、今のお気持ちをお願いします

タイム的には納得いってなくて、順位を取るというところでは納得いって。こういう大きい大会で優勝するのは初めてなので嬉しいですけど、タイムはまだまだで私が目指すのはまだまだここではないので、また目標設定をしっかりして今後に目を向けていこうと思っています。

――静岡国際では歩数に悩んでいるとおっしゃっていましたが、今回のレースでは歩数調整はうまくいきましたか

静岡国際ではバックストレートで向かい風があって気持ちとかの面でも無理かなとか思っていたんですけど、今回は風のことは気にせずに前半から突っ込んでいこうと思っていて、そこでしっかりと15歩でいくことができて後半にもつなげることができたので、歩数に関しては問題なかったかなと思っています。

――2位となった400メートルについてはどのように評価していますか

400メートルでは優勝できたかもしれないんですけど、タイムはベストを出すことができたのでそこは自分にとって良かったかなと思っています。

――決勝のレースプランはどのようなものでしたか

前に速い人が揃っていて、そこについていくというレース展開をして最後の100メートルでどれだけ競れるかというところだったので、そこを考えて前半から突っ込んでいきました。

――決勝では自己ベストを更新しましたが、何か要因はありますか

走力とスピード練習というのを冬に結構できて、後半の粘りの部分が去年と比べて変わったかなと感じています。

――初の関東学生対校選手権(関カレ)でしたが、総括していかがでしたか

自分は1番下の学年なので気持ちはチャレンジャーとして思っていて、失うものはないので強い気持ちで臨めました。

――次の試合の予定と意気込みを教えてください

次は2週間後の日本学生個人選手権になるんですけどそこではユニバーシアードがかっているので、57秒0台や56秒台を出す気持ちで、この2週間あとわずかですけどやっていこうかなと思います。

伊東利来也(スポ1=千葉・成田)

――400メートルの予選、準決勝を振り返っていかがですか

予選が結構自分の中でも前半から良い流れで行けました。一応自己ベストだったんですけれど、大学のレースとしては1本目、自分のレースというのをもう一回つかむことができたので個人的には予選は良かったと思います。準決勝は前半の200メートルは結構自分の流れでいつもと同じように行けました。でも200メートルを過ぎてから後ろの選手が追いついてきて、それが気になってしまって体の動きが硬くなって力んでしまいました。それで疲れがたまって最後に失速してしまったのが準決勝の良くなかった点だと思います。

――東京六大学対校大会や今大会で1走に選ばれた理由はご自身で何だと思いますか

やっぱり今回のマイル(4×400メートルリレー)で1年生の僕と村木(渉真、スポ1=愛知・千種)が1走、2走でどこまでい行けるかっていうのがチームの流れを作ることになるので、その役割として僕が1走に選ばれたんだと思います。

――きょうのマイルは1走から2走へのバトンの受け渡しがぎりぎりになりましたが

ラストの10メートル辺りで村木との距離がいつもより少し遠くて焦ってしまいました。1回空振ってしまったっていうのがバトンミスの原因かなと思います。

――加藤選手(修也、スポ4=静岡・浜名)や徳山選手(黎、スポ4=神奈川・相洋)が走れないということで急なチーム編成となり、戦力が整っていませんでしたが

レースは加藤さんがいなかったので結構大きな痛手だったと思うんですけど、その中でもやっぱり早稲田大学というのは大きな大会で勝っていかないといけない存在だと僕は思っています。今回結果はチーム全体でもう一回修正して、しっかり全カレ(日本学生対校選手権)だったり次につなげて、そちらでは優勝を狙っていきたいです。

――大学入学後、初めての大きな大会でしたが振り返っていかがですか

今回自己ベストを出せたんですけど、準決勝だったりやっぱり良いときと悪いときがあって。そういう意味では大学での大きな試合で慣れていなかったり飲まれてしまったっていうのがあるかなと思います。それを言い訳にしてはいけないんですけど、自分の未熟さというか時間の足りなさを感じました。

――全カレに向けての意気込みをお願いします

マイル、個人ともに優勝して早稲田大学に貢献するというのが目標です。

――次のレースの予定は

2週間後にある日本学生個人選手権で、400メートルに出場させていただきます。目標は一つは全カレのA標準を切るということと、今回逃してしまった入賞をすることです。