フェンシング部

2017.05.26

関東学生リーグ戦 5月25日 東京・駒沢体育館

宿敵慶大を圧倒し、2年ぶりの1部昇格へ!

 試合終了後、選手たちは特上の笑顔をほころばせた。関東学生リーグ戦(リーグ戦)終了後、翌日に行われた入替戦。早大からは、女子フルーレが1部昇格をかけて慶大と対戦した。慶大は早大にとって、昨年の入替戦にて一本勝負で逆転負けしてしまった因縁の相手。そんな慶大に対し早大は序盤からリードを広げていき、45—9で圧勝。見事昨年の雪辱を果たすことに成功した。

次々と得点を決め、ベンチも湧いた

 入替戦でも、ルーキーたちが大活躍した。5点リードで迎えた第2セット。慶大のエース宮脇花綸を相手に、登尾早奈(スポ1=愛媛・三島)が奮闘する。まず登尾が2連取し、流れを早々に引き寄せつつあるかに思えたが、相手はユース五輪で銀メダルを獲得したこともある実力者。すぐに3点を奪い返され、点差を縮められてしまう。しかし、ここで登尾が執念を見せた。3連取に成功し、自身の失点を取り返す。結果、強敵相手にプラスで次の選手へと回した。その後早大は、遠藤里菜(スポ1=群馬・高崎商大付)、狩野愛巳(スポ3=宮城・仙台三)が5連取するなど、着実に慶大との点差を広げていく。そして第6セットにて、今度は溝口礼菜(スポ1=千葉・柏陵)が宮脇に挑んだ。溝口と宮脇は互角の勝負を繰り広げ、点を取っては取り返され、取っては取り返され…という展開が続く。だが最終的に溝口が粘り勝ちし、2点プラスで第7セットへとつなげた。遠藤、溝口がそれぞれリードを広げ、40−9で最後回り狩野の出番が来た。相手はもちろん宮脇。昨年の入替戦では、最終セットで宮脇から大量得点を許し逆転負けを喫してしまっている。しかし、ことしの早大は違った。狩野は宮脇に1点も与える隙を見せず、短時間で5連取。因縁の相手を圧倒し、1部返り咲きを成し遂げた。

狩野は、慶大相手に1点も失点を許さなかった

 昨年までチームを引っ張ってきた選手たちが卒業し、多くの有力なルーキーが加入したことしの女子フルーレ。リーグ戦は新体制初戦でありながらもルーキーたちに緊張した様子は見られず、それぞれの実力を十分に発揮できていた。今回宿敵慶大に圧勝できたのも、1年生が宮脇相手に大量失点を決して許さなかったところがかなり大きい。また5月にして既に、3年生狩野を中心にチームとして強いまとまりを保っているのも、今回の勝因に挙げられるだろう。次の団体戦は、関東学生選手権。これから夏を経て女子フルーレ陣がどう成長していくのか、非常に楽しみである。

(記事、写真 藤岡小雪)

※フェンシングの団体戦は3人、または4人の選手が交代で出場し、1試合当たり3分という持ち時間内で争う。あるいは3分以内にどちらかが先に5得点先取すると、そこで次の選手に交替となる。最終的には9試合戦い、45点を先取、または持ち時間が終了した場合は得点が高い方が勝ちとなる。

※フルーレ:頭・両足・両腕を除いた胴体部への突きのみが得点となる。 両者がほぼ同時に突いた場合は、どちらの攻撃が有効だったかを主審が判定する。また、先に攻撃をした方が「攻撃権」を持ち、防御側は攻撃を防御してから攻撃しなければならない。

結果

▽女子フルーレ
早大〔狩野愛巳(スポ3=宮城・仙台三)、遠藤里菜(スポ1=群馬・高崎商大付)、登尾早奈(スポ1=愛媛・三島)、溝口礼菜(スポ1=千葉・柏陵)〕 1部昇格
◯45-9慶大