水泳部

2017.05.23

関東学生リーグ戦 5月21日 神奈川・慶大日吉プール

堅守が光る!ピンチも堪え、専大にドロー

TEAM 1P 2P 3P 4P
専大
早大
▽得点者
眞板5、山田2、吉村、中安
   

 関東学生リーグ戦(リーグ戦)の2試合目を迎えたこの日、ワセダは専大と対戦した。前日の日大戦で黒星を喫しているだけに、連敗は避けたい一戦。専大に先制点を奪われると立て続けに得点を許し、第1ピリオドで1-4と試合の立ち上がりはあまり良いものではなかった。しかし、第2ピリオドでディフェンスからカウンターへの流れを作ると、立て直しに成功。後半は失点を抑え、9-9の同点で試合を終えた。

 開始20秒、先制点を取ったのは専大だった。その後も相手はワセダのパスミスなどから攻撃に転換し、得点を重ねていく。一方、ワセダはシュートチャンスをものにできない時間が続き、波に乗り切れないまま1-4で第1ピリオドを終えた。追う立場で試合を進めることとなったが、第2ピリオドからワセダは本領を発揮する。持ち前の泳力を生かし、眞板晃生(スポ2=東京・明大中野)が2点目をチームにもたらすと、ディフェンスからカウンターへの流れを確立。ワセダはプレスで相手のミスを誘発し、多くの好機を演出した。そこから点を取り合う展開に持ち込み、試合の主導権を専大に渡すことなく5-7で前半終了。試合序盤の悪い流れを断ち切り、後半へ向かった。

抜群の得点力を誇る眞板

 追い上げを見せたい後半。専大の2得点でまたも点差が広がるかと思われたが、山田太一(スポ3=埼玉・秀明英光)の放ったシュートが綺麗に決まり、専大の引き離しを阻止する。ディフェンス面では、相手のフローティングやカットインへのカバーを強化するため、相手のシュートエリア内での守備を重点的に行った。その後、1点差まで詰め寄るとペナルティスローの場面も守り切り、第3ピリオドのラスト30秒、吉村崇(スポ3=大分商)のゴールで9-9の同点へ。緊迫した空気で始まった第4ピリオドでは、GK山田留唯(スポ4=岐阜・大垣東)の好セーブが光る。フリーでのシュートもしっかりと止め、安定感のある守りを見せた。両者得点を許さない拮抗(きっこう)した状況が続き、試合の残り時間はわずかに。互いにタイムアウトを取ったが、得点には至らず9-9のまま試合終了となった。

同点ゴールを決め、ガッツポーズを見せる吉村

 次週行われる筑波大や日体大といった強豪校との対戦について、「しっかり守ってから攻撃というリズムを試合で作っていきたい」と中安正己(スポ3=静岡・磐田南)は意気込みを語った。流れをつかめなかった序盤から、ワセダのプレースタイルに持ち込み同点で終えたこの試合。次戦でも相手のペースに飲まれずに、ワセダらしい戦いができれば勝利に大きく近づくだろう。この2日間での収穫を生かし、相手にひるまない強気のプレーを見せてほしい。

  

(記事、写真 井嶋梨砂子)

コメント

  

中安正己(スポ3=静岡・磐田南)

――きのうの日大戦から修正した点はありますか

まず、個人的なことなんですが、きのうは自分からのパスミスで点を決められるのが2、3本あって、個人的なミスで失点するのは絶対に無くそうと思っていました。もう1点は自分の連携ミスでカウンターを出されることがあって、ディフェンスで声を出して仲間を呼べば良かったんですがそれが上手くいかないところがあったので、それを意識してミスを無くすということです。あと、思ったよりカウンターにいけていなかったので、きょうは30メートルコートということもあり、自分は技術面では自信が無いんですが、泳ぎなら少しは自信があるのでそういうところで点を取りにいきたいと思っていました。また個人的なことなんですが、ボールキープミスでみんなが考えていないような無駄なところでカウンターにつなげられてしまうのは無くそうと思っていて、至らないところもありましたがきのうよりは修正できていたと思います。

――専大に同点という結果はどう捉えますか

学生リーグは上位4位以内に入ると2巡目のトーナメントで上位チームと戦えるので、きのう日大に負けてしまって、上を考えると日体や筑波がいるので、その2チームにも勝つつもりではいますが、専修との試合は絶対に落とせないと思っていました。勝ちたかったんですが、引き分けだったのでそこは残念です。あと、1対1などの確実な場面では絶対に点を決めようということで今週もドリブルシュートの練習をしていたんですが、それなのに決めるべきところで決められなかったということに心残りがあるので、しっかりと練習してプレッシャーに負けないようにしていきたいと思います。

――きょうの試合の立ち上がり部分はいかがでしたか

スコアを見ると4ピリオドのうちひとつしか相手に取られていないんですが、取られたのが1ピリ目だったので出鼻をくじかれたという感じはあります。先取点は絶対に取って流れをつかもうというのがキャプテンや監督からの指示だったんですが、1点目を取られてから巻き返せず、1ピリで3点差をつけられたのは重いハンデでした。そこは改善していかなければなりません。

――第2ピリオドで立て直した印象を受けましたが

後輩の眞板(晃生、スポ2=東京・明大中野)がカウンターにいってくれて、あいつばかりに頼っているわけにはいかないんですが、そのおかげで自分もいかなければという気持ちになりました。後輩が引っ張るという形だったんですが、そこに全員でついていって良い流れを作れたのではないかと思います。もちろん、1ピリ目が終わった後に、修正していこうという話もあったのでそこできちんと修正できました。

――後半では専大に追いつきましたが、上手くいった点はありますか

前半の1,2ピリが7失点で、後半3、4ピリは2失点ということで点数からもわかるようにディフェンスが上手く機能していたのだと思います。ディフェンスでしっかりと守ってからカウンターという全員の意識が良かったです。

――第4ピリオドは無失点となりましたが、振り返っていかがですか

やっと3ピリ目で追いついて、先取点をとって楽に試合運びをしたいという気持ちがありました。絶対に点を決められないように守ってカウンターということを全員が意識していて、自分も周りもカウンターがよく出ていたと思います。退水とかもあったんですが全員で守れたので、点は決まらなかったんですが流れとしては良かったです。

――来週には筑波大や日体大といった強豪チームとの試合も控えていますが、強化すべき点はありますか

個人としてのレベルも上げたいんですが、退水のディフェンスやカウンターの打ち取りなどをチームとして強化したいと思います。ワセダとしてはしっかり守ってから攻撃というリズムを試合で作っていきたいです。