水泳部

2017.05.23

関東学生リーグ戦 5月20日 千葉・秀明大学ウォーターポロアリーナ

課題は一対一、リーグ戦は黒星スタート

TEAM 1P 2P 3P 4P
東女体大 10
早大
▽得点者
齋藤3、小泉3、大竹1
TEAM 1P 2P 3P 4P
早大
日体大 13
▽得点者
大竹2、徳用2、小泉2

 今年も関東学生リーグ戦の幕が上がった、視線の先に見据えているのは優勝の栄冠だ。初日に対戦する相手は、第93回日本選手権関東地区予選でも対戦した東女体大と実力のある日体大。なるべく失点を少なく抑える早大のプレースタイルを意識して臨んだが、試合が進むごとに守備の連携ミスから点差が開いてしまった。結果は2試合とも黒星をつけたが「先週の予選の敗因とか課題を生かす、克服するためにそういったところを研究することを心がけてる試合という位置付けで今日はやっていました」と齋藤有寿(スポ4=山形工)が振り返ったように、シーズン開幕初日は次につながる経験を得た。

 1試合目の相手は今季の対戦成績が一勝一敗の東女体大。試合開始直後、退水(※)を取られ、人数で不利な状況に陥った早大は、手薄になったディフェンスラインを割られて先制点を許してしまった。先手を取られた早大だが、果敢にゴールに攻め込む。パス回しで相手を翻弄(ほんろう)すると大竹いこい(教4=東京・藤村女)は左サイドから、小泉まお(教3=東京・中大付)がプール中央付近からのロングシュートを決めるなど相手に詰め寄っていく。しかし、ゴール手前で相手守備に抑え込まれ得点を伸ばすことができず、7-10で苦汁をなめた。

三得点を挙げた齋藤

 反省を生かして白星を挙げたい2試合目は日体大との一戦。序盤に相手のペナルティーで与えられたフリースローを小泉がしっかりと決めて先制するも、「シュートが決まらなかったこと、あと第1ピリオドはよかったのですが、第2・3ピリオドで失点を重ねてしまった」と小泉が語ってくれたように、チーム全体のシュート決定率の悪さや、一対一での押し負けが相まって、徐々に点差が付けられてしまう。守備の中を抜かれたり、高い位置でボールを回されて上からゴールに攻め込まれたりと、試合後半で9失点と実力の差が目に見える点数で現れる形となった。早大は徳用万里奈(社4=埼玉・秀明英光)のシュートと遠目から大竹のゴールで点差を縮めるも、一歩及ばず6-13で敗戦した。

ゴールを狙いすます徳用

 試合を振り返って齋藤は「一対一の問題で、あとは個人の意識の差が動きに影響していると思うので、プレーの質を一人一人が上げていくことと、あとはシュート練習を今日ちょっと時間が少し足りなかったので、シュートの練習をアップの前にしっかりとりたい」と課題と前向きに向き合っていた。次に迎え撃つのはインカレ二連覇中の強豪・秀明大。早大はプレーを忠実にこなし、ジャイアントキリングを狙う。

※重大なファウルを犯した選手は、20秒間ディフェンスに参加できな

い。

(記事、写真 上野真望)

コメント

齋藤有寿(スポ4=山形工)

――本日はどのような気持ちで試合に臨まれましたか

このリーグ戦は勝っていくことを目標にするのはもちろんなんですけれども、チームをインカレに向けて仕上げていくっていう位置付けの大会にしていて、その中で今日は1日目ということで、勝っていきながらも先週の予選の敗因とか課題を生かす、克服するためにそういったところを研究することを心がける試合という位置付けで今日は臨みました。

――残念ながら日体大戦は負けという形になりました。相手に押し込まれている印象を受けましたが

オフェンスでいったら1試合目より2試合目のほうが全体的に攻めの水球はできていたんですけれども、点を決めきれないところと一対一で負けてしまったので、基本的に実力差が今日はあったなっていうのが敗因につながってしまいました。

――その敗因をどのように改善されていきますか

あと明日も試合があるんですけど、今日の試合を一人一人が振り返って整理することと、一対一の問題なのであとは意識の差だと思うのでプレーの質を一人一人が上げていくことと、あとはシュート練習を今日ちょっと時間が少し足りなかったので、シュートの練習をアップの前にしっかりとりたいなって明日の試合に向けて思いました。

――明日の試合に向けた意気込みをお願いします

インカレ二連覇している秀明大と戦うので挑戦者という気持ちでしっかり早稲田らしい水球をして、できれば勝ちたいんですけど、とりあえず目標としては今日の試合での課題を一人一人が克服できるようにしたいなと思います。

小泉まお(教3=東京・中大付)

――本日の試合前の意気込みをお願いします

学生リーグはこれまであまりいい成績を残せてこれなかったので、今日あった2試合はしっかりと勝つことを強く考えて一試合一試合臨みました。失点を少なくするという早大の水球ができるように意識して戦いました。

―1試合目はプールの中央付近からの見事なロングシュートが印象的でした。相手ディフェンスが厳しかったと思うのですが、戦ってみてどのように感じましたか

今日はシュートの調子が良かったです。あまり無理に打ちすぎると相手のカウンターを食らってしまうので、しっかりと周りを見て、チームメイトがカバーに入れるような場面ではしっかりと攻撃を仕掛けていきました。早大のポイントゲッターに相手がしっかりと守備に張り付いていたので、強いプレイヤーが抑え込まれても得点が決めれるようになりたいです。

――2試合目はチーム全体的にシュート決定率があまりよくなかった気がします。攻め手に欠けていたと思うのですが、敗因は何でしょうか

まずシュートが決まらなかったこと、あと第1ピリオドはよかったのですが、第2・3ピリオドで失点を重ねて点差を開かれてしまったことですね。失点の原因は、攻撃で相手側に攻め込みすぎて日体大のカウンターに戻るのが間に合わなかったことや、相手一人に対して早大が二人守備について、ディフェンスの空いてるスペースからシュートを打たれてしまったことなどですね。連係ミスが目立ちました。

――関東学生リーグ優勝を目標とされていますが、本日の試合を経てチームで改善していくべき点はどこでしょうか

一対一の場面で相手に競り負けてしまうことが多いので、守備を強化していくことと、スイム力が足りていないので、体力強化もしていくべき点だと考えています。

――早大のディフェンス中心のプレーはうまく機能しているでしょうか

そうですね、まだシーズンが始まったばっかりなので完璧にはまっているわけではないですが、これから早大のプレースタイルとして定着させていきたいです。