自転車部

2017.05.23

第19回修善寺カップオープンロード、女子オープンロード 5月21日 静岡・伊豆ベロドローム5キロサーキット

修善寺ロード まさかの結末に終わる

 5月21日に行われた修善寺オープンロードレースが開催された。今大会は起伏が激しいコースと炎天下のなかということで、途中棄権した選手が続出した。ワセダから出場した選手も例外にもれず、男子選手は全員途中棄権に追い込まれ、全日本ロードに向けて不安を残す結果となった。唯一女子の小泉夢菜(スポ1=埼玉・浦和工)が完走し、20日に行われたスプリントとの総合成績で3位となり表彰台に上った。

 片野陸(スポ1=長崎・鹿島工)、安倍大成(スポ1=岩手・紫波総合)がクラス3のロードレースで初めての走りとなった。安倍はスプリントを専門種目としており、片野もロードの経験は少なく苦しいレースを強いられた。クラス3は、最初から安定したペースで進んだが、安倍が早々に脱落。片野は集団の後方で位置取っていたが、中盤で選手が飛び出し、集団がばらけるとついていけない。距離を追うごとに先頭との距離は開き、完走はならなかった。

途中棄権に終わった片野

 クラス1は5キロのコースを20周する全長100キロの長丁場。小野寛人(スポ1=神奈川・横浜)、山本真寛(社1=青森・八戸工一)らルーキーが20キロに満たないうちに棄権。昨年このレースで奮闘した納家一樹(スポ2=東京・八王子桑志)も春先から調子を崩していたこともあり、最初から遅れそのまま後退。本来の力を出し切れずに終わった。序盤から棄権になる選手も多い中、最上級生の岩田宗也(スポ4=広島城北)、八田衛(スポ4=鳥取・倉吉東)が意地の走りを見せる。クラス1では強豪選手が何度もアタックを仕掛け集団のペースが落ち着かない展開となり、暑さも加わったことでサバイバルレースの様相を帯びる。それでも岩田、塩田は先頭集団の細かなペース変動にも対応し、無駄な力を使わずにレースを進める。しかし、50キロを過ぎると八田が脱落し、岩田も50キロを過ぎから、苦しくなり単独走行となる。単独走になってからは安定したラップを刻むことができない。60キロ地点で無念のリタイアとなった。

集団の動きに反応する岩田

 修善寺オープンロードは例年6月にある全日本学生選手権個人ロードに向けての調整で出場する大学が多い。その中で結果を残せなかったことはワセダの現状が相当深刻であることを示している。本番まで残された時間は少ないが、今大会で見つかった課題を早急につぶし、選手たちが強い危機感を持って練習に取り組むことが必要となってくるだろう。

(記事、写真 喜柳純平)

結果

▽女子オープンロード

小泉夢菜 12位 

池田ゆめこ DNF 

▽男子オープンロード(クラス3)

片野陸 DNF

安倍大成 DNF 

▽男子オープンロード(クラス1+2)

岩田宗也 DNF

八田衛 DNF

納家一樹 DNF

小野寛斗 DNF

山本真寛 DNF

コメント

小泉夢菜(スポ1=埼玉・浦和工)

――ロードレースのレースプランはありましたか

登りの強い人などメンバーを見て結構速いレース展開になると思っていたので、ただひたすら自分の出来る限りのレースをしようとかなと思っていました。

――専門外の種目でしたが

距離は練習で乗っている距離なんですが、自分の苦手な登りが40キロもあるというのは気持ち的にも落ちていましたが、試合ですのでやるしかなく、総合順位に絡めるような走りをしたいと考えていました。

――レースを振り返って

全然登れないなという実感はありましたし練習が必要だと感じました。

――次戦は短距離に絞る予定などはありますか

そうですね。でも、インカレ(全日本大学対抗選手権)でロードがあるので短距離でポイントを取って勝ったからといって、ロードで勝てないというのも微妙だなと思っています。短距離選手でもしっかりロードを走れるところは見てもらいたいので、 ロード練習も頑張りたいです。

――総合成績については

満足はしてないですけど、結局全て実力です。今の段階は3位ということで、1位になるためには直していかないといけない部分がたくさんあるので、どんどん上げていきたいと思っています。

――次戦にむけて

次は当分試合はありませんがまずは自分の自己ベストを更新して、徐々に調子は上がっているので、どんどん上げていって良い結果が出せるような試合をしたいです。

岩田宗也(スポ4=広島城北))

――今大会の位置付けは

修善寺のコースということで厳しいレースになるので完走狙いというより、前の方で走って自分のポジションが今どこにあるのか確かめるようなレースにしようと思っていました。

――レースプランはありましたか

レースプランはとにかく先頭集団の前方で耐えるということを目標に頑張っていました。

――調子はいかがでしたか

春先は調子を崩していましたが、今は大分調子は上がってきています。それでも修善寺のコースを苦手としているので、そんなに走れはしないだろなとは思っていました。

――13周目で途中棄権となりましたが

目標は1時間走るということでしたが、2時間ぐらい前の方で走れていました。自分はインカレ(全日本大学対抗選手権)では前の方で強い後輩たちのアシストをするという役割になると思いますので、それにむけて結構良い感触が掴めたかなと思います。

――暑さの影響はありましたか

そうですね。自分は結構春先から気温が高くても厚着をして走って、暑さ対策は行っていました。また補給もしっかり取って暑さはそこまで関係なく調子良く走れました。

――次戦にむけて

次は広島県のロードレースに出場します。そのレースは強豪選手も出場しますが、今回で良い感覚が取れたので、得意なコースで優勝狙って走りたいと思っています。

片野陸(スポ1=長崎・鹿島工)

――今大会の位置付けは

自分はクラス3ですので、インカレ(全日本大学対抗選手権)に出場するためにはクラス2に上がる必要があるので、その点において今回クラス2に上がることを目標としていました。

――レースプランはありましたか

ロードレースの経験があまりないので、何も分からないまま臨みました。

――結果に関しては

完走もできず、クラスも上がることができず悔しい大会となりました。

――クラス3のレースは初めてでしたが

クラス3もレベルが高くて、坂道で離されてしまったのでレベルが高いと感じましたし、練習不足だなとも思いました。

――暑さの影響はありましたか

すごい暑くてボトルの水も温かくなってしまい辛かったですね。

――次戦にむけて

このコースは坂道が多いですが自分は坂道が弱いですし持久力もありません。そのため次の試合にむけては坂道も強くなり、持久力もつけられるよう頑張りたいと思っています。