ラクロス部

2017.05.21

東京大学五月祭招待試合 5月20日 東京・東大本郷キャンパス御殿下グラウンド

総力戦で東大に勝利!いざ、因縁の早慶戦へ

1Q 2Q 3Q 4Q
早大
東大
▽得点者
菊地、後藤、池田、奥町、道本、加藤、野呂、田中大

※5点目はグラウンドボールが直接得点となりました

 
「チーム全体で勝てた」(MF野呂太郎、教4=神奈川大付)。五月祭招待試合と翌日の早慶定期戦(早慶戦)の連戦を戦い抜くために、この日は前半に主力メンバーが、後半にはAチームの控えメンバー、Bチームメンバーが出場し、東大との一戦に臨んだ。前半を2点リードで折り返すが、第3クオーター(Q)では一時1点ビハインドの展開となる。それでも第3Q内で巻き返し、第4Qでは3連続得点を決めて相手を突き放した早大。昨年の関東ファイナル4で敗れた相手に見事勝利を収め、あすに迫った早慶戦へ弾みをつけた。

 先制点を奪ったのは東大だった。試合開始のフェイスオフはMF内藤壮志(政経4=埼玉・早大本庄)が制したものの、パスミスが続き東大オフェンスに。東大の攻撃を絶ち切れないまま相手のショットがゴールに吸い込まれた。その後も早大は攻めあぐねる時間が続いたが、第1Q13分にAT菊地智貴(政経3=東京・早大学院)が、その2分後にはMF後藤功輝副将(政経3=東京・早実)がゴールを決めて逆転に成功。第2Qでは果敢にショットを放つが、得点はMF池田侑大郎(商4=東京・早実)の1点にとどまり、3-1で前半を終えた。

チーム初得点を決めた菊地

 メンバーを大幅に変えて臨んだ後半。序盤は互いに1点ずつ取り合い、両者とも激しくせめぎ合う。その後3連続で東大に得点を許し、4-5と追い掛ける展開に。しかし、直後のプレーで同点に追い付くと、第3Q終了間際にはAT道本愛一郎(文構4=神奈川・逗子開成)のアンダーシュートで再び試合をひっくり返した。第4Qはディフェンス面ではG西谷光平(社3=東京・早実)のファインセーブが光る一方で、オフェンス面では控えメンバーやBチームメンバーがチャンスで確実にショットを決めて得点を重ね、9-5で東大を下した。

4連続得点の口火を切った道本

 「控えのメンバーが力を出し切れば大きな力になると思う」(AT奥町遼太郎、商3=東京・攻玉社)。連戦を戦うにあたっては、普段Aチームで長時間プレーしている以外のメンバーが出場しても勝ち切れる、チームの総合力が必要だ。今回の招待試合では主力メンバーが試合をつくる一方で、普段よりも多くのベンチメンバーも出場して勝利に貢献し、チームを盛り上げる役割を果たした。細かなミスの修正や反省は求められるものの、チーム一丸となって強豪相手に勝利をつかめたことは、あすの早慶戦へ向けてさらにチームをかき立てたことであろう。昨年は悔し涙を流した早慶戦。ことしこそは宿敵撃破へ。伝統の一戦に向けて、気合は十分だ。

(記事 小川由梨香、写真 岡田静穂)

コメント

AT秋山拓哉主将(スポ4=兵庫・豊岡)

――本日の試合で何か目標とされているものはありましたか

内容も大事なんですけど、あす早慶戦(早慶定期戦)があるので、結果が大事だと思い、何でもいいから勝とうと意識していました。また、きょうはベンチメンバーが多かったので、元気よくいこうということを話していました。

――第1Q(クオーター)に先制されるも、逆転に成功しました

オフェンスは簡単なミスが多く、その後も動きが硬かったというか。ミスを恐れるプレーが多かったので、それはあすに向けての反省です。

――第3Q東大に一時逆転を許す場面もありました

正直少しまずいかなと思ったんですけど、4年生を筆頭に意地を見せてくれて、これまで3年間、4年間頑張ってきた結果が出たのかなと感じています。

――4点差をつけての勝利となりましたが、それに関しては

やはり前半に比べて相手ディフェンスに対して恐れずに攻める姿勢があったので、点が取れたのかなと思います。それはあすも継続していきたいです。

――最後にあすの早慶戦に向けての意気込みをお願いします

この半年間、早慶戦で勝つためにチームもそうですし、僕自身もしんどいことをやって、踏ん張ってきたつもりなので、最後は自分と仲間を信じて部員180名で勝って喜びを分かち合いたいと思います。

MF野呂太郎(教4=神奈川大付)

――どのような気持ちできょうの試合に臨まれましたか

あしたの早慶戦に向けて出場するメンバーを下げたりした中で全員で勝ちに行こうと思っていたんですけど、正直こんなに良い試合になると思っていなくて。結果としていい試合になって良かったです。

――具体的に良かったところとは

第3、4QはA(チーム)以外の、Bチームのメンバーも出ていたんですけど、そういう控えの選手も含めた3、4Qで流れを持ってこられて、結果的に4点差で勝てたので、チーム全体で勝てたというのが良かったと思います。

――きょうは途中出場されていましたが、前半にベンチから試合を見ていていかがでしたか

1、2Qで点差をつけつけてもらって、3、4Qは伸び伸びプレーするというイメージではいたんですけど、あまり(前半の試合展開を)意識していなかったですね。ただ前半の流れを受けて、後半に出るときに自分の役割を理解して、それで勝利に貢献できたのかなとは思います。

――ご自身が考える、チームの中での自分の役割はどのようなことだとお考えですか

僕はAチームの中でも下の方なんですけど、きょうのように得点を決めたり、自分がいいプレーを1つでも2つでもすることで、チーム全体が盛り上げて勢いづかせることが自分の役割だと思っています。

――得点を決められていましたが、きょうのご自身のプレーを振り返って

きょうはあまり長い時間は出ていなかったので、自分のプレーは普通かなと思っていたんですけど、ワンチャンスを生かすことができたので良かったかなと思います。

――あすはいよいよ早慶戦です。意気込みをお願いします

自分が出るとしたら、みんなが苦しい時にワンポイントでちょっとの時間出るくらいだと思うんですけど、自分が出てもAチームのプレーが変わらないように、ムードが下がらないようにすることは当たり前で、その中で1つでも2つでもいいプレーをしてチームを盛り上げていけたらいいと思います。

AT田中大智(人4=早稲田佐賀)

――きょうの試合を終えた率直な感想を聞かせてください

僕は普段Bチームなんですけど、やはりAチームはすごいなと感じました。

――チームの9得点目を決められましたが、それに関しては

僕は早慶戦のメンバーから外れて、きょうの試合も1Qしか出れないことは分かっていたのですが、全てを懸けようと思っていて。緊張していたこともあり、ミスを連発してしまい、まずいなと思っていたのですが、最後のチャンスで決めることができて良かったです。

――4点差をつけての勝利に関してはいかがですか

やるべきことをやれば勝てると信じていたので、良かったと思います。

――田中選手から見たチームの改善点とはどのようなものでしょうか

(早慶戦は)緊張すると思いますし、お客さんも増えてコミュニケーションが取りづらくなるので、そこはジェスチャーを使ったり、全員で戦う気持ちを持てればいいのではないかと思います。

MF加藤凌太(社4=東京・早稲田)

――きょうはどのような気持ちで試合に臨まれましたか

僕はBチームにいるのですが、Bチームらしく伸び伸びやろうというのと、主将の秋山くん(AT秋山拓哉主将、スポ4=兵庫・豊岡)と1点取るという約束をしていました。1点取ることができたので良かったです。

――得点を決めた時の心境を覚えていらっしゃいますか

後輩とか同期とか、みんなに応援されてプレーするこういう舞台での経験が少なくて、その中で点が取れてみんなが喜んでくれたことがすごくうれしかったです。

――ご自身のストロングポイントはどのようなところだと思いますか

きょうに関して言えば、あした早慶戦があるので、それに向けてきょう勝つことで勢いがつけられたらなという思いで、自分がどんどん前に出てプレーすることを意識していました。

――きょうのご自身のプレーは、かなり満足のいくものができたのでしょうか

そうですね。点を取るという約束を守れたので、その点ではかなり満足のいく試合でした。

――早慶戦を前にしたチームの雰囲気はいかがですか

シーズンが始まって六大戦(東京六大学交流戦)でケイオーに負けたりしてしまったんですけど、この3か月間合宿とかもやってすごくいい雰囲気だと思うので、あしたは早大ラクロス部としてみんなで勝ちに行きたいと思います。

――あすに迫った早慶戦への思いを聞かせてください

4年間やってきて最後の早慶戦ということで、必ず勝ってみんなで喜びたいと思います。

AT奥町遼太郎(商3=東京・攻玉社)

――きょうの試合はどのような意気込みで臨まれましたか

五月祭、早慶戦とAチームの大事な試合が続く中で、五月祭はもともと総力戦で行くということだったので、与えられた機会に自分もしっかり準備をして、そこで結果を残そうと思っていたので、結果に表れて良かったです。

――得点シーンを振り返っていただけますか

自分はオフェンスしかしていないのですが、その際にボールを持っていないときの動きを1番考えていて。自分が得点を決めたときも、ボールをもらったらすぐにシュートを打てるところで打ったので、自分のイメージ通りのプレーができたかなと思います。

――9ー5での勝利となりました。この結果については

最初は焦りもあってオフェンスでミスがあったりしました。あしたの早慶戦でもきょうのように苦しい場面があると思うんですけど、そういう時に控えのメンバーがしっかり力を出し切れれば大きな力になると思うので、あしたもしっかり準備をしてやっていきたいと思います。

―きょうの試合で良かった点を挙げるとすればどのようなことになりますか

いい点としては、ボックスの雰囲気が良かったこと。それによってチーム全体の雰囲気も良くて、しっかり流れに乗れて勝てたと思います。ボールのポゼッションとか、細かいところの反省は色々ありましたけど、やることをやればしっかり勝てることが共有できたので、それを見つけられたことは良かったと思います。

――あすの早慶戦への意気込みをお願いします

敵地・日吉での戦いになりますが、やることをしっかりやって、絶対に日吉の地で勝利の紺碧を歌いたいと思います。