自転車部

2017.05.15

全日本選手権トラックレース 5月13・14日 宮城県自転車競技場 

実力差を埋めきれず

 13日に引き続き雨が降りつける天候のもと5月14日、宮城県・大和町で全日本選手権トラックの2日目の競技が行われた。男子4キロチームパシュートに塩田航平(スポ4=埼玉・栄北)、八田衛(スポ4=鳥取・倉吉東)、小野寛斗(スポ1=神奈川・横浜)、山本真寛(社1=青森・八戸一工)組、スプリントには後藤悠主将(スポ4=岩手・紫波総合)、安倍大成(スポ1=岩手・紫波総合)、小泉夢菜(スポ1=埼玉・浦和工)がそれぞれ出場した。全員が予選敗退に終わりワセダの厳しい現状を表す結果となった。

トラックを走る後藤

 男子4キロチームパシュートに登場した早大は1組目に登場。第1走を務めた小野は最初から順調な走りをみせていたが、1周回目のラップタイムがレースプランである27秒ではなく28秒を要してしまう。「自分のスタートから流れが悪くなった。(小野)。入りが悪くなったことも影響したのか序盤からスピードに乗り切れない。後半になっても悪い流れを変えられずレースを終えた。ゴールタイムは目標としていた4分30秒からは10秒以上遅れ、順位は出場したチームの中で最下位と惨敗を喫した。

 男子スプリントには後藤、安倍が出場。安倍は3番手で出場し11秒台前半でまとめたが10秒台の速い記録が連発したスプリント種目では上位に入ることができず予選敗退。後藤は予選を通過し1/4決勝でプロの選手と勝負という理想を描いていたが、スタートから思うような動きにはほど遠かった。立ち上がりが遅く、スプリントをかける前の助走でも上手く加速につなげられない。10秒台後半の記録を出したものの、フィニッシュタイムの上位8名が進む決勝進出を逃した。「このぐらいの結果しか出せないようなら出ない方が良かった」(後藤)。最後の全日本選手権トラックは不完全燃焼に終わった。

助走に入る小泉

 「少し力の差がある」(後藤)。現時点での他大との差を見せつけられた早大。内容、結果共に不満の残るものの、日本屈指の実力者と走れたことは選手たちの貴重な経験になったはずだ。今大会をステップとしてまた成長した姿を見せてくれることを期待したい。

(記事、写真 喜柳純平)

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結果

▽男子4キロチームパシュート

早大(塩田、八田、小野、山本) 13位 4分44秒803  予選敗退

▽女子スプリント予選

小泉夢菜 7位 12秒462 予選敗退

▽男子スプリント予選

 後藤悠 12位 10秒931 予選敗退

 安倍大成 17位 11秒370 予選敗退

コメント

後藤悠主将(スポ4=岩手・紫波総合)

――スプリントのレースを振り返って

スプリントに関しては予選通過はして、1/4決勝でプロの選手たちと戦いたいなと考えていたのですが、思ったようなタイムを出すことができず無酸素系の持久力ですとか、体の使い方が全然うまくいかなかったかなと思います。

――スプリントでの目標タイムはありましたか

目標タイムは10秒5ぐらいを出していきたいなと思ったのですが、スプリントをかける前からペースが遅かったですし、立っててからも加速できずに全然駄目でした。

――他の選手のレベルも高かったと思いますが

周りのレベルが高いというよりも自分のレベルが落ちたと思うので、もっと調整などをしっかりできていればもう少し戦えたのではないかと思います。

――結果に関しては

全然満足できないです。このぐらいの結果しか出せないようなら出ない方が良かったかなと思いますし、自分の準備不足と言いますか、調整がうまくいかなったです

――主将としては今大会のワセダの成績にはどのように感じていますか

そうですね。他の大学などは団体種目でも上位入賞できているのに、ワセダは予選も通らないという状況ですので、少し力の差があるなと感じましたね。

――最後の全日本選手権トラックとなりました

1年時の頃から出てしましたが、怪我などもありましたし良い結果ではなかったですね。

――次戦にむけて

まずは練習でできることをしっかりやって良い結果が出せるように頑張りたいです。

小野寛斗(スポ1=神奈川・横浜)

――チームパシュートのレースでの目標はありましたか

目標は4分30秒を切ることで昨日先輩達と話し合って、でもうまくいきませんでした。ずっと目標は入りを27秒で行くつもりでしたが、自分が1走で28秒で入ってしまい、1週目から大幅に遅れてしまったのでレースプラン通りにはいかなかったです。

――その遅れが全体の流れにも影響してしまったということですか

そうですね。自分のスタートから流れが悪くなってしまって、最後までペースが上がらずにレースを終えてしまい、良くなかったです。

――レースを振り返って

きょうは少し朝から色々ありましてあまりアップもできず、周回練習が終わって体が冷えてしまってその後もアップが出来なくてすぐにレースがあり皆んな仕上がりが悪く臨んだのでそこを次回につなげてしっかりアップなどをやってレースに臨めればな思います。

―― 結果に関しては

結果は別に順位はこだわっていませんでしたが、目標タイムを切ることだけに専念していましたので結果的には悪い結果でした。タイムも切れず、ずっと1番遅いタイムでしたのでこれから見直すべきだと思います。

――初の全日本選手権トラックでしたが

トラックレースはあまり出ていませんがインターハイに比べるとレベルは格段に上がっていると思うのでこの1年間でどこまでそこを詰められるかが勝負だと思っているので、これからロードだけではなくトラックの方でも力を入れていきたいと思います。

――次戦にむけて

次は来週にあるロードでの修善寺でのレースですので、そこは自分に合ったコースということもあり表彰台を目指して頑張りたいと思います。

小泉夢菜(スポ1=埼玉・浦和工)

――スプリントでの目標タイムはありましたか

自己ベストを更新することだったので11秒台で走ることが目標でした。

――昨日から修正した点はありましたか

特にないですけどいけたら修正する点は昨日の反省点としては練習が足りなかったことですので、今更どうにもすることはできなかったのですが昨日は昨日で忘れて、スプリントに集中しようと思いました。

――予選敗退の結果に関しては

なんとなくは分かっていました。やはり先輩方が絶対良いタイムを出してくるなと思っていたので、自分もそのタイムを出さなければ上がれないなと分かっていたので、走り終わった後自分のタイムを見て、これは上がれないなと思いました。

――2日間の試合を振り返って

今回はすごい良い経験になりました。また来年の全日本で優勝したいということが目標ですので今回はどのくらいのタイムを先輩方が出すのかなどを自分で確かめる良い経験になったなと思います。