野球部

2017.05.16

東京六大学フレッシュリーグ 5月14日 神宮球場

僅差で立大を下し2連勝/立大戦

 ※連盟規定により8回打ち切り

立大戦
立 大
早 大 ×
(早)榎、○今西-重田

 東京六大学フレッシュリーグ(フレッシュリーグ)の初戦・法大戦で快勝したヤングワセダ。連勝を目指して立大と2戦目を戦った。3回に宮崎廉太(社2=東京・早実)の左犠飛で先制点をもぎ取ると、投げては先発・榎海人(人2=佐久長聖)と前回の先発登板で好投した今西拓弥(スポ1=広島・広陵)が無失点リレー。少ないリードを守り切り、フレッシュリーグ2連勝を飾った。

 曇り空の下、榎が先発マウンドへ上がる。まずは立ち上がり、バント安打で許した走者を失策絡みで得点圏まで進められたが、落ち着いて後続を切って取った。その後も毎回安打を浴びるが、テンポ良く打たせる投球を展開し、無得点に抑えていく。榎は4回裏の攻撃で代打を送られたが、4回を投げ許した四死球はゼロ。持ち味である小気味のいい投球と制球の良さを発揮し、大島俊輝野手コーチ(人4=栃木・大田原)の先発起用に応えてみせた。2番手・今西も前回登板に引き続き好投を見せ、少ないリードを守り切った。

先発し4回を無失点に抑えた榎

 打線は相手投手の制球の乱れにつけ込みたいところであったが、捉えた打球が野手の正面を突く不運もあり、思うように得点を重ねられない。そんな中、決勝点は宮崎廉のバットから生まれた。3連続四球で訪れた1死満塁の好機で打席に立つと、左犠飛を放ち先制に成功。宮崎廉は7回にも好機で内野ゴロで貴重な2点目をもたらし、勝利に大きく貢献した。

 優勝争いを続けるリーグ戦メンバーにも負けじと若い選手たちも奮闘を続ける。富田直希(教2=東京・早実)、和田千晴(教2=東京・早実)ら上位打線に座った実力者に好機で適時打が出ず展開としては苦しくなったが、2投手の踏ん張りで守り勝ち、僅差のゲームをものにした。チーム全体で『守り勝つ野球』を掲げる早大。残りの3戦もこの勢いで勝ち続け、頂点へと駆け上がりたい。

(記事 郡司幸耀、写真 石黒歌奈恵)

コメント

大島俊輝野手コーチ(人4=栃木・大田原) ※新人監督代行

――相手投手の四球が多かったですが、なかなか安打が出ずに得点につなげられず作戦面でも苦しい展開となったと思いますが

作戦とか采配に関しては僕の責任なんで、選手には思い切ってやってくれということを伝えてあるので。やはり好機をつくって一本が出ないというのが。しかも良い当たりじゃないですか。そこはなかなか流れがあるようでないようなあまりいい感じはしなかったですね、序盤は。

――投手陣についてですが、榎海人投手(人2=長野・佐久長聖)から今西拓弥投手(スポ1=広島・広陵)への早めの継投は決めていましたか

相手が左(左打者が多い)打線だったので基本的にそんなに榎は引っ張らずに代打出すタイミングがあればという予定ではありましたね。試合前から。

――安打を浴びながらも無失点に抑えましたが投手陣に関して収穫はありましたか

自分の投球をしてくれた結果があれなので。そこまで逆に特別な期待もしてませんし、あまりインパクトないかもしれないですけど予定通りというか、自分の投球をしてくれたと思います。

――四死球がありませんでしたがいつもコントロールの良い投手たちですか

そうですね。基本的に榎に関してはあまり三振バンバンとるタイプじゃなくて、打たせて取ってテンポ良く攻撃につなげてっていうタイプなので。やはりカウント取れる球も多いですし、四球はなくて攻撃にもつながりやすかったんですけど攻撃側がなかなかリズムをつかみにくくてというところで少しかみ合わなくて苦しい展開でしたね。

――終盤には足を絡めた作戦も目立ちましたがどんな意図がありましたか

基本的に盗塁(のサイン)を出してる選手たちは(足を)信頼してる選手たちなので。基本的に行けるなら行けと。代走でアウトになった田中(雅也、商2=東京・早大学院)とか、自分は足に関しては本当に信頼してるので。あいつがアウトになったらしょうがないくらいの気持ちで使っているので、展開的には痛かったですけど神宮で盗塁をする機会があるというのはあいつにとって成長できる機会があるということだと思いますし、積極的に行けっていう意図はありましたね。

――積極的に声を出している選手も多かった印象ですが、ベンチの雰囲気はいかがでしたか

元気が取り柄のチームなので、それを抜いたらもう何も残らないぐらいのチームなので。それはもう自分が何も言わなくても雰囲気はいいので基本的に。そこは頼りにしてます。選手のことを。

――攻撃面に関しての収穫や次につながる要素は

安打数は出ませんでしたけど三振が少なかったです。今までけっこう三振が多くてそれが課題となってて、2ストライク後の打撃というのも課題として取り組んでたのでそれを考えるとやはり四球が多くて、2ー0から粘って四球とかそういうのもけっこう見受けられたのでそれは本当に収穫でした。

――今後の目標は

全部勝ちます。それだけです。

榎海人(人2=長野・佐久長聖)

――きょうの投球を振り返っていかがですか

初回の先頭バッターに1(ストライク)3(ボール)になって、ちょっと慌ててしまったのですが、そこを落ち着いて先頭バッターを打ち取り、流れに乗って良いピッチングができたと思います。

――毎回安打を打たれながらも無得点に抑えました

2アウトを取ってから安打を打たれてしまうことが多くて。でも周りの内野手、外野手がしっかり守ってくれたので、粘りの投球ができたと思います。

――ランナーが出たときはどのようなことを意識されていましたか

ランナーがいるときといないときであまり変化はないのですが、あまり球が速くないので、ピンチのときはしっかり間を変えたりだとか、そういったことを心掛けています。

――4回で降板となりましたが、それに関してはいかがですか

新人監督の大島さん(俊輝、人4=栃木・大田原)に与えられたイニングを投げるだけなので。1回や2回だろうと関係ないですね。

――最後に今後の目標について聞かせいただけますか

新人戦でいい投球ができたのですが、やはりリーグ戦が全てだと思うので、リーグ戦でベンチに入り投げることができるように練習していきたいです。

和田千晴(教2=東京・早実)

――今回の打順は4番でしたが、どのような意気込みで打席に立ちましたか

今回は4番ということだったんですけど強打とか打てるバッターではないので後ろにつなぐという意識を持って打席に立ちました。

――初回、チャンスの場面で併殺打となってしまいましたがそちらに関してはどのように考えていますか

狙ってたスライダーが来てしっかり振れたのは良かったんです。けど結果的にこのようなかたちになってしまって。打ち損じを少なくするためにもこれからあと2週間後にも新人戦があるので練習に励んでいきたいと思います。

――後半、いい当たりも見られましたが、安打は出ませんでした

1打席目、2打席目と悪い打席を経て、最後の打席は反省を生かし向かったんですけどヒットにはならなりませんでした。いい当たりになったのは気持ちの入れ替えとかそういう内面のところが切り替えられていたので再来週の新人戦ではそれを生かして頑張りたいと思います。

――リーグ戦で同じ学年の加藤雅樹選手(社2=東京・早実)や檜村篤史選手(スポ2=千葉・木更津総合)が出場していますが、そちらに関してはいかがですか

同じ学年で年も変わらないということで自分的には悔しい気持ちの方が大きいんですけど、その反面2人とも活躍しているのでそれに負けないようにしっかり頑張りたいと思います。

――次回のフレッシュリーグに向けて意気込みをお願いします

 今2勝で来てるのでとりあえずチームが勝つことと自分が活躍することを意識してやっていきたいです。