バレーボール部

2017.05.15

春季関東大学リーグ 5月14日 大東文化大学東松山校舎総合体育館

対策打たれ競り勝てず 初黒星を喫す

 粘り勝てなかった。春季関東学生リーグ(春リーグ)もすでに終盤を迎え、ここまで全勝で来ている早大は、大東大と相対した。一進一退の攻防が続いたが、早大のアタッカーに厳しいマークを付けられ、ここぞという時にスパイクがうまく決まらない。結局相手の対策に順応出来ないまま、セットカウント1-3(23-25,25-23,15-25,23-25)で春リーグが始まってから初の敗北を喫した。

 序盤から出遅れてしまった。第1セット4-2からブロックがうまくかみ合わず5連続失点。森佳央理(スポ3=群馬・高崎女)や富澤結花(スポ2=東京・文京学院大女)らアタッカーにボールを集めて巻き返しを図るも、相手のアタックをうまくブロックできず、なかなか点差を縮められない。終始先行される形で第1セットを落とす。続く第2セットでは、森と富澤へのマークがさらに厳重になり、なかなか二人のスパイクが通らない。そこで比較的マークの薄い浅野泉里(文4=岐阜)や中川知香(スポ4=神奈川・川崎橘)にボールを回す作戦に切り替える。これが功を奏し、早大リードの展開に。終盤一度逆転されるも、相手のミスに乗じて連続得点。再びリードを奪うと、そのままこのセットを奪った。

 要所でのスパイクの決定力を上げたいと語った富澤

 第3セット序盤は長いラリーの応酬が続いた。粘り強さを武器に戦う早大としてはラリー戦において点を渡すわけにはいかなかったのだが、ここぞというときにスパイクが決まらず突き放せない。9-9の同点で相手にサービスエースを取られてからは隊列も乱れ、細かなミスが目立つようになる。中盤相手にブロックポイントを取られたことを皮切りに、ミスも絡んで7連続失点。完全に相手のペースで試合を運ばせてしまい15-25と大差でセットを落とした。第4セットも前のセットを引きずっているのか、出だしから先制される。この悪い流れを断ち切るべく、早大は依然厳しくマークされる森と交代で利根川智緩(スポ2・埼玉=星野高)を投入。同級生の活躍に感化されたか、富澤もブロックをすり抜ける巧みなスパイクで連続得点を挙げ追いすがる。中盤森がコートに戻ってからは二人掛かりで猛追を仕掛けるかと思われたが、ここにきて森のプレーにあらが出始める。結局最後までそのあらは修正できず、押し切られる形で敗北。早大は今大会初となる黒星を喫したのだった。

 ブロックは今後の早大の課題になりそうだ

 相手にマークされアタックが思うように打てない場面で、ブロックの弱さが出てしまった。「粘りが出せないと勝てない」と芹澤友希女子主将(スポ4=茨城・土浦日大)が表情を硬くしたように、根気強く戦う中で相手の戦法に順応していかないと、今後の戦いに勝利するのは難しい。春リーグも残すところあと2戦。そのどちらも強敵だが、きょうの敗戦を糧に粘って勝利をつかみたいところだ。

(記事、写真 坂巻晃乃介)

セットカウント
早大 23-25
25-23
15-25
23-25

大東大
スタメン
レフト 中川知香(スポ4=神奈川・川崎橘)
レフト 富澤結花(スポ2=東京・文京学院大女)
センター 浅野泉里(文4=岐阜)
センター 森佳央理(スポ3=群馬・高崎女)
ライト 井上裕利恵(スポ1=岡山・就実)
セッター 芹澤友希(スポ4=茨城・土浦日大)
リベロ 飯田友美(商2=長野・諏訪清陵)
リベロ 河治えみり(社1=北海道・旭川実)
コメント

芹澤友希女子主将(スポ4=茨城・土浦日大)

――今季初の敗北となってしまいましたが今日の試合を振り返って

きょうの試合はやっぱり相手も対策をしてきて。気持ちで押される部分とかもあって、頑張って粘ったんですけど、相手に研究された部分に自分たちが対応できなくて負けてしまったので、悔しいです。

――きょうの相手に対してはどのような対策を練って臨みましたか

速攻が多いということで、ブロックのとき早く動くということを対策としてはしていたんですけど、やっぱり相手が速くてそれについて行けないというのがまだまだブロックの課題だと思いました。

――ご自身でスパイクを決める場面もありましたが、アタックについては

あれはダイレクトが来たので、自分がチームに貢献できるようにと思って打ったら決まりました(笑)

――浮かんだ課題などは

やっぱり練習から雰囲気を作っていくというのもそうですけど、相手も研究してきて、森(佳央理、スポ3=群馬・高崎女)とか富澤(結花、スポ2=東京・文教学院大女)のマークが強いっていうのが私たちにとってはきつい部分ではあるんですけど、そこでどうやって1点を取っていくかというのが課題になってくると思います。それに自分たちがずっとやってきた粘りが出せないと勝てないと思うので、そういった部分ではレシーブの1本1本を大切にしてやっていきたいなと思います。

――では来週への意気込みをお願いします

前を見過ぎずに1部昇格のために1戦1戦を勝っていくというのが大事だと思うので仲間を信じて、このチームでこれまでやってきた練習を自信に変えてやっていきたいと思います。

富澤結花(スポ2=東京・文教学院大女)

――今季初の敗北となってしまいましたが今日の試合を振り返って

監督にも言われたんですけど、自分たちがとにかく悪いので。ミスの多さだったりとか、相手に対する修正が全くできてなかったりだとか。次は自分たちのミスを少なくしたり、試合の中で同じことをやられてきてると思うから、そういうところをちゃんと修正出来たら勝てるんじゃないかなと思いました。サーブ攻めることとか準備の速さとか、そういう基本的なところをしっかりやっていきたいなと思います。

――トスが集まる状況だったが、自身のアタックについては

まぁまぁですね。先週よりはトスとあってると思うんですけど、もっと決めるときに決めなきゃいけないと思います。

――ではレシーブについてはいかがですか

レシーブは調子いいんじゃないかと思います。

――きょうの試合を通じて浮かんだ課題などはありますか

さっきも言ったんですけど、やっぱり決めなきゃいけない時に決めることだったり、あとはブロックですかね。相手も2、1で構えたりしてやってきてるのに、自分たちは1,1,1で入って遅れている気がするので、そういうところを徹底マークしたり、手の出し方だったり、そういうのを頑張っていかないと。ちょっとでも触っていかないとレシーブも出来ないと思うので、そういったところを頑張りたいと思います。

――では来週の対戦に向けて意気込みをお願いします

きょうよりも粘ってくるし、スパイクも強い相手だと思うので、まず課題であるブロックとか、サーブが弱いと言われてるのでサーブをもっと攻められるように頑張ります。