野球部

2017.05.08

東京六大学春季リーグ戦 5月8日 神宮球場

痛い連敗、岩見2発も空砲に/法大3回戦

法大3回戦
法 大
慶 大
(慶)●関根、内村、佐藤、菊地、髙橋亮、髙橋佑-郡司
◇(本塁打)岩見4号ソロ、岩見5号2ラン

 投手陣が踏ん張り切れなかった。1敗1分で迎えた法大3回戦。首位を守るには後がない慶大は、1回戦で打ち込まれた関根智輝(1年)をマウンドに送り出し、試合に臨んだ。しかし、序盤から関根ら投手陣が打ち込まれ、大きなビハインドを背負う。その後岩見雅紀(4年)の2本塁打で詰め寄るも、終盤に痛い追加点を許し、法大に連敗。4位転落となった。

 まずは初回、先攻の法大を関根が3者凡退に切って取ると、法大先発の長谷川裕也(4年)も、慶大打線を3人で抑え、試合は投手戦の様相を呈すると思われた。しかし2回、関根は先頭から連打を許すと、6番・川口凌(3年)に浮いた球を引っ張られ、適時二塁打を献上。さらに1死三塁から再び適時打を打たれ、3点を先制された。すると慶大ベンチは早くも関根を諦め、投手を内村僚佑(4年)にスイッチ。しかし法大打線の勢いは止まらず、3回に再び3点を追加される。一方の慶大打線は、アンダースローの長谷川の球筋を読めず、3回まで6個のポップフライを上げるなど苦戦。6点のリードを追いかけることとなった。

6投手をつぎ込んだが、法大打線を止めることはできなかった

 4回、慶大はこれまでの試合で好投を見せていた佐藤宏樹(1年)を起用する。だがこの佐藤が法大2番・大西千洋(3年)に頭部死球を与えてしまう。球場は静まり、悪い流れの中で菊地恭志郎(3年)が緊急登板。しかし菊地は気迫のこもった投球で後続を切って取る。その後も落差のあるフォークボールを主体に、4回を投げ無失点で6奪三振と流れを引き寄せることに成功した。すると6回、長谷川の球にタイミングを合わせてきた岩見が、内角低めをフルスイング。打った瞬間にそれと分かる打球は、左翼スタンドの上段まで飛ぶ特大のソロ本塁打に。さらに7回、2死二、三塁で再び打席に立った岩見が、今度は外角の変化球を捉えると、打球はバックスクリーン左横の中段席に飛び込む。2打席連続の特大弾で2点差に詰め寄り、一気に流れは慶大側に傾いたかに思われた。だが、強力な法大打線を止めるのは至難の業。8回から救援で結果を残している髙橋亮吾(2年)が登板するものの、痛恨の2点適時打を浴び、万事休す。打線は岩見以外の主軸がブレーキとなり、反撃はかなわなかった。

岩見の特大弾2発も空砲となってしまった

 優勝争いをリードするため、是が非でも勝ち点を取りたいカードだった。しかし、前週神がかった投球をした関根が2戦連続で打ち込まれ、救援の投手も踏ん張ることができなかった。菊地の好投は光ったが、懸念材料となった投手陣の整備は急務だ。岩見を中心とした破壊力ある打線を生かすため、次週の明大戦では立て直しを期待したい。

(記事 喜田村廉人、写真 三浦遥、大谷望桜)

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