バスケットボール部

2017.05.07

第51回関東大学女子選手権 5月7日 東京・日女体大第二体育館

勝負強さを見せてベスト8入り!

 関東大学女子選手権(トーナメント)2日目。早大はベスト8をかけて山梨学院大を相手に迎えた。前半は早大らしい展開でゲームを進めたものの、後半は我慢の展開が続いた。しかし、最後は勝負強さを見せた早大が69-51で勝利し、目標の優勝に向けて一歩前進した。

 第1クオーター(Q)、先手を取ったのは早大。F細貝野乃花(スポ2=愛媛・聖カタリナ女)のスリーポイントシュートで先制すると、G高田静(スポ3=山形市立商)のシュートなどで連続9得点を奪う。その後、守備の連携ミスやターンオーバーで相手に流れが傾きかけたが、細貝のスリーポイントシュートが再び決まったことでリズムを取り戻し、21-14とリードして第1Qを終える。第2Q序盤、早大はなかなか攻撃のリズムがつかめず得点が奪えない苦しい展開。そのような状況で早大の粘り強いディフェンスが光った。コート上の選手全員が声をかけ合い、足を動かしてヘルプディフェンスを徹底する。必死のディフェンスで流れを作ると、F萩尾千尋(スポ4=愛知・桜花学園)の鋭いドライブからのレイアップシュートや、細貝の前半4本目となるスリーポイントシュートでじわじわと点差を離し、41-27と14点リードで試合を折り返した。

ドライブを仕掛ける萩尾

 迎えた第3Q、積極的にゴール下にカットインしてくる相手の攻撃に早大は手を焼く。オフェンス面でも、「相手にゾーンをやられた時に点差がつまってしまってもったいなかった」(高田)と語るように、早大の高さを封じるためのゾーンディフェンスをなかなか攻略できない。気づけば点差は一桁の7点。悪い流れを断ち切ったのがきょう絶好調だった細貝だ。「きょうは入るかなって自信を持って打てました」と語る細貝は、連続でスリーポイントシュートを沈め、再び点差を14点まで離し、試合は最終第4Qへ。第4Qは、両チームとも激しいディフェンスを見せ、なかなかスコアが動かない。膠着(こうちゃく)した展開の中で勝負強さを見せたのが、早大のインサイド陣。C中田珠未(スポ2=東京・明星学園)が連続シュートを決めれば、C田中真美子(スポ3=東京成徳大)が体を張ってオフェンスリバウンドをもぎ取る。最後は、細貝のこの日7本目となるスリーポイントシュートで試合を決め、最終スコア69-51で早大が見事ベスト8入りを決めた。

スリーポイントが絶好調の細貝

 満足な展開とは言えないものの粘り強く戦い抜き、無事ベスト8入りを決めた早大。今後の戦いでは、相手のレベルもさらに上がり、早大の持ち味である高さを封じる作戦をとってくることが予想される。しかし、早大らしくチーム一丸となって実力を発揮できれば勝ち上がることができるだろう。まだまだ早大の戦いから目が離せない。

(記事 吉田寛人、写真 下長根沙羅)

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第51回関東大学女子選手権 5月7日(vs山梨学院大)
  1Q 2Q 3Q 4Q 合計

早大

21 20 16 12 69
山梨学院大 14 13 16 51
◇早大スターティングメンバー◇
G#2  砂川夏輝(教4=沖縄・西原)
F#10  萩尾千尋(スポ4=愛知・桜花学園)
G#21 高田静(スポ3=山形市立商)
F#5 細貝野々花(スポ2=愛媛・聖カタリナ女)
C#33 中田珠未(スポ2=東京・明星学園)
コメント

G高田静(スポ3=山形市立商)

――きょうの試合を振り返っていかがですか

相手にゾーンをやられた時に点差がつまってしまってもったいなかったなっていうのと、もうちょっと全体的に点差をつけて全員出場くらいで勝ちたかったので、ちょっと悔しかったなっていうのはあります。

――昨日に比べてリズムをつかみ切れていないようでしたが

自分たちが攻めあぐねてる時にディフェンスでも結構やられてしまって、自分たちが点数を取れない時間にどれだけ我慢してディフェンスできるかが大切だったと思います。

―――ドライブで切り込んで得点する場面が多かったですが、振り返っていかがですか

ドライブは自分の持ち味なので常に狙っていこうと思ってたんですけど、ドライブしてシュートにいかないでパスをするときの精度が、きょうはミスになることが多くて悪かったので、そこは改善していけたらなと思います。

――タイムアウトではどんな指示がありましたか

前半はピックのところでやられちゃってたので、まずはしっかりボールマンプレッシャーをかけて、そこでズレが起きないようにっていうのを言われました。

――次は順大との試合ですが、意気込みをお願いします

順大も結構勢いのあるチームだと思うので、しっかり集中して自分たちのバスケットをして、一戦一勝で頑張りたいと思います。

F細貝野乃花(スポ2=愛媛・聖カタリナ女)

――きょうの試合を振り返っていかがですか

個人的な話なんですけど、きのう全然シュートが入らなくて、スリーが。きのうのシューティングではめっちゃ力が入っちゃって、でもきょうはいけるっていうシュートが入ったので(笑)。きょうは入るかなって自信を持って打てました。

――きのうと比べるとリズムに乗り切れていない試合運びだった印象を受けました

畳み掛けるところで、自分らがスティールして点数取ってったのに、相手に入れ返されて。入れられたら入れ返しての攻防だったから、やっぱり入れたら守るっていうのを徹底していかないとこれから上に上がったときに厳しいかなって思うので、もうちょっとそこは修正していきたいです。

――きょうはスリーポイントを沢山決めましたね

個人的には入って嬉しいけどやっぱり、拾ってくれるCの人とかGの高田さん(静、スポ3=山形市立商)がパスしてくれたり萩尾さん(千尋、スポ4=愛知・桜花学園)がナイスパスしてくれるから自分のシュートが生きてるわけで、普段もスタッフさんが拾ってくれて、やっぱりそれを形にして返すのは試合で自分がシュートを決めることだと思うので、これからも恩返しじゃないですけど感射を表現していきたいと思います。

――きょうの試合で良かった点は

ゲームの組み立ては上級生がしてくれてるから、自分は思いっきりやることと、シュートを決めることと、やっぱり声を出してチームをコート内で引っ張ることだと思うので、そこはこれからもやっていきたいと思うし、そこはきょういい手応えをつかめたのでもっと声出して頑張ります。

――きょうの試合の何か課題はありますか

相手のディフェンスがゾーンに変わったときに、あっちに沢山点数を入れられたので、対応力がなかったなって思って。みんなも慌ててなかったんですけど、やっぱりうまく攻められないなって感じがしたから、ディフェンスを帰られた時の対応力とか、相手のキーマンがどこなのかというのをもっと早くとらえて、臨機応変に対応できる力を身に付けたいなと思います。

――次の試合への意気込みをお願いします

(相手は)むかってくると思うので、むかってくる相手に対して、自分らもチャレンジャー精神を忘れずにめっちゃむかっていきます(笑)。