庭球部

2017.05.06

関東学生トーナメント 5月5日 東京・有明テニスの森公園

シングルスは3名、ダブルスは齋藤・髙村組が準決勝へ

 関東学生トーナメント(春関)では男子単複準々決勝が行われた。5人が勝ち上がっていたシングルスでは同士打ちも見られたが3人が準決勝へ。ダブルスは齋藤聖真(スポ3=神奈川・湘南工大付)・髙村佑樹(スポ2=千葉・東京学館浦安)組がベスト4入りを果たした。

 三好健太副将(スポ4=埼玉・秀明英光)は、関東大学リーグで敗れた中大の斎藤和哉との再戦に臨んだ。前日から「リーグでは自分から打ち過ぎた。今回は上げ過ぎず、チャンスがあったら攻めていこう」と作戦を練っていた三好。ファーストセットを6-1で先取する。相手の粘り強さにペースを崩されてセカンドセットを落としたものの、ファイナルセットは6-2で奪取。大和田秀俊(中大)との準決勝に駒を進めた。また、残りの4名の試合は同士打ちに。古田伊蕗(スポ3=静岡・浜松市立)が田中優之介(スポ1=埼玉・秀明英光)の挑戦を受けるかたちとなった。序盤は古田の粘りの前に田中のミスも多く先輩がファーストセットを奪ったが、セカンドセットは「自分がリードした時に攻められず、田中が攻めてきた時に気持ち的に下がってしまった」(古田)とタイブレークで落とす。田中が勢いづき、フルセットの激闘の末、練習試合でも勝ったことがなかったという古田に初勝利を収めた。島袋将(スポ2=三重・四日市工)は齋藤を6-2、6-4で圧倒。田中との同士打ちに臨む。

リーグのリベンジを果たした三好

 ダブルスでは古賀大貴(スポ2=大分舞鶴)・安上昂志(スポ2=福岡・柳川)組がインカレ、インカレインドア優勝ペアの逸崎凱人・畠山成冴組(慶大)と対戦。「思い切りやるだけ」(安上)と挑んだ。ファーストセットで1-5まで離されてしまったが、ここからスピード感あるラリーやスマッシュで早大ペアが反撃を見せ、4-5まで追い上げる。しかし迎えた第10ゲームで長いジュースを繰り広げるが決め切れず、慶大ペアにセット先取を許した。セカンドセットでは畠山のサーブに苦しめられ、甘い球を確実にたたかれてしまう。相手の勢いを止められず、ストレート負けを喫した。齋藤・髙村組は日体大の伊藤隆・鈴木佑組を7-5、6-4で下し、中大の大和田秀俊・望月勇希組と準決勝で戦うことが決定した。

強敵相手に戦い抜いた古賀・安上組

 ベスト4に3名が勝ち残りを見せているシングルス。三好が勝利すれば決勝は早大対決だ。ダブルスでは古賀・安上組が第1シードに敗れたものの、「インカレでリベンジして優勝したい」(安上)、「ここからどれだけ上げていけるか」(古賀)と手応えを得た様子。唯一勝ち残っている齋藤・髙村組には、早大の名を背負って決勝進出を果たしてもらいたい。

(記事 熊木玲佳、写真 松本一葉、吉田優)

結果

▽男子シングルス準々決勝

○三好健太6-1、4-6、6-2斎藤和哉(中大)
○島袋将6-2、6-4齋藤聖真
○田中優之介5-7、7-6(4)、6-4古田伊蕗

▽男子ダブルス準々決勝

○齋藤・髙村7-5、6-4鈴木・伊藤(日体大)
●古賀・安上4-6、1-6逸崎・畠山(慶大)

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コメント

三好健太副将(スポ4=埼玉・秀明英光)

――今大会の具体的な目標は設定していましたか

ことしラストの春関(関東学生トーナメント)だったので、単複優勝を狙っていたのですが、きのうダブルスは負けてしまったので、シングルス優勝を目指して頑張っています。

――きのうまでのダブルスを全体的に振り返って

岩崎(歩副将、スポ4=神奈川・湘南工大付)とはおととし組んで悔しい思いもして、ことしは春関でも結果を残したかったのですが、ケガもお互いあったりしてあまり一緒に練習できていなかったので、インカレ(全日本学生選手権)までにしっかりダブルスの練習をして自分たちのパターンをつくっていきたいと思います。

――きょうのシングルスを振り返って

前日にすごく作戦を練っていて、リーグ(関東大学リーグ)の時に僕が負けていて、僕の苦手なところをしつこくしつこくくるので、どう崩すかと考えて。それに対して相手のペースにはまらないことを意識してやっていたのですが、セカンドセットから相手も粘り強く戦ってきて。逆にこちらがはまり出してきてたのですが、応援がしっかり声かけしてくれたので落ちついてできたかなと思います。

――具体的に作戦とは

リーグの時は自分から打ちすぎてどんどん返されて返されてで決まらないというのがあったので、今回は自分からハードに上げ過ぎず、ペースをゆっくり落としてチャンスがあったら攻めていくという、シンプルに考えていました。スライスで相手の嫌なところを狙ったり、打ちづらいところに打たせて、浮いてきたところをたたいて決めていこうと決めていました。

――あすは大和田秀俊選手(中大)との準決勝です

ジュニアの頃から勝ったり負けたりでライバルでもあるので、最後の春関で絶対に勝って決勝にいきたいと思います。

古田伊蕗(スポ3=静岡・浜松市立)

――きょうは後輩の田中優之介(スポ1=埼玉・秀明英光)の挑戦を受けるかたちとなりました

練習試合はよくやっていたのでよく知っている相手で、強いということは分かっていたので、自分のプレーをしっかりしながら思い切りできたらなと。

――部内での練習試合の結果は

一応負けたことはなかったので、今回初めて負けて悔しいです。

――それぞれのセットを振り返って

ファーストは正直田中のミスに助けられた部分が多くあって、その中でもしっかり自分で取るところは取れたのかなと。セカンドセットは自分がリードした時に攻められなくて、そこを田中がしっかり攻めてきて、それに対して僕も気持ち的に下がってしまい、タイブレークで取られてしまって。ファイナルはもう田中がノリノリでやられた、という感じです。

――今大会はどのような大会になりましたか

第8シードとして臨んで、しっかりシードを守れたのは良かったのですが、実際にベスト4にいけるチャンスは全然あったので・・・。去年はインカレ本戦で1回も勝てていないので、この悔しさをバネに1回でも多く勝てるように頑張りたいと思います。

――来週には早慶対抗試合(早慶戦)が控えています

出るかどうかは分からないですけど、出るとしたら資格的には(シングルス)1、2、3のどれかなので、どの相手にもしっかり勝てるように、今回出た課題を修正しつつ頑張りたいです。

古賀大貴(スポ2=大分舞鶴)・安上昂志(スポ2=福岡・柳川)

――今大会、単複で具体的な目標はありましたか

古賀 僕はシングルスは目指すところはベスト8だったのですが、2回戦で去年のインカレ準優勝の望月(勇希、中大)に当たってチャンスがあった中で負けてしまったので、通用するものと通用しないものがすごくはっきり分かりました。インカレ予選につなげられたので、そこはポジティブに考えようかなと。ダブルスは安上と最初から優勝を狙うくらいの気持ちでいこうと話していて、2回戦の法大の太田(悠介)・前崎(直哉)さんにしっかり勝てて、きょうも勝ちたかったのですがそこは2枚も3枚も慶大ペアが上手だったなという印象です。インカレは優勝を狙えるくらいの位置にはいると思うので、ここからどれだけ上げていけるかだと思います。

安上 僕はシングルスは学生大会で勝ったことが全然なくて。去年はインカレ予選だったのでことしは本戦からになれればいいかなくらいの気持ちで臨んでいました。2回戦で新進(関東学生新進選手権)の初戦で負けてしまった相手だったのですが、粘り切ってしっかり勝てて、ラッキードローもあってベスト16まで上がれたというのは自分の中では良かったかなと思います。ただベスト8になるチャンスがあって、その試合でちょっと中盤から自分らしさがないというか、生かし切れずに負けてしまったのが後悔がありますね。ダブルスはパートナーが「優勝するくらいの気持ち」と言ったのですが、僕は優勝する気持ちでやっていて(笑)。2回戦は結構強敵で、そこに勝てばインカレ本戦だったので、ドローを見た時に「2回戦で当たるのか」と思ったのですが最初からフルパワーでいって、それがうまくはまって相手もこちらの勢いに押されていました。その次の試合でファーストを落としてしまった時に「2回戦の勝ちがもったいないな」と一瞬思ったのですが、そこからまた2人で立て直せたので、成長した部分かなと。きょうの試合は相手が全てにおいて上手で、でもスコア的にはやり合えている感じにはなったので、インカレでリベンジして優勝したいと思います。

――きょうの逸崎凱人・畠山成冴組(慶大)との対決に向け、お二人で何かお話はしていましたか

安上 思い切りやるだけかなとは思っていて。相手はインカレもインカレインドア(全日本学生室内選手権)も優勝していて、言ってみれば学生最強のペアだったので、そこに自分たちがどれだけできるかみたいなことと、本当に勝ちにいく気持ちを持って戦ったのですが・・・。跳ね返されちゃいましたね。固かったです(笑)。

――通用する部分、通用しない部分とは

古賀 ダブルスで言うと、僕が後ろで安上が前でやるというのがしっかり確立されてのベスト8だったと思うのですが、そこからもう1つ上にいくためには僕がもう少しボレーで決めたりとか、安上のサーブの時にきっちりキープできたりだとか、本当に少しのところなのですが、もう少し上げられたらきょうはもっと競った展開になったのではないかなと。

――今大会はどのような大会になりましたか

古賀 シングルスは正直少し悔しいですが、ダブルスはとりあえずベスト8に入れたことは、満足はしていませんが最低ラインは越えられたかなと思うので。この経験を生かしてインカレでひとつ上で勝てるよう一から頑張っていきたいなと思います。

安上 正直僕がシングルスでベスト16に残るのは自分も思ってなかったし誰も思っていなかったので、悪くないんじゃないのかなと。ただ欲を言えばダブルスでもう1つ勝ちたかったですし、もう1つ勝ったら次はもっとチャンスがあったので。ダブルスに関しては悔しいですね。

――来週には早慶戦、そして夏にインカレ予選、インカレ本番と続いていきます

古賀 早慶戦に関してはまだどうなるかは分かりませんが、僕らのダブルスはチャンスがないわけではないので、もう1週間しかないのですが、もう少し上げられると思います。この状態をキープしながら上げて早慶戦出場を狙って、もし出られたら勝ちたいなと。インカレでは単複ベスト4以上を目指していきたいと思います。

安上 早慶戦は出られるチャンスがあると思うので、もし出られた場合にはしっかりチームに貢献する1勝を持って帰ることができればなと。今回ちょっと安上できるぞというのを見せられたと思うので、インカレでは単複優勝目指して。ペアはベスト4と言っているんですけど(笑)、僕は単複優勝でいきたいと思います。