バレーボール部

2017.05.03

春季関東大学リーグ戦 4月30日 日本大学八幡山総合体育館

粘り強さを武器に開幕3連勝

 粘り強くボールを追った結果だった。春季関東大学リーグ戦(春リーグ)3戦目の相手である桜美林大を見事下したワセダ。相手に早大対策を打たれ、リードされる場面もあったが、決して諦めず相手コートに返球し続けた。結果はセットカウント3-0(25-19、25-22、25-20)とストレート勝ち。連勝記録を3に伸ばした。

 第1セットから一進一退の攻防が繰り広げられた。こちらのアタックは決まるが、相手のアタックが止められず、どちらもなかなかリード出来ない。そんな流れを変えたのは1点を大事にし、諦めないという早大選手たちの強い気持ちだった。9-10と1点を追う状況で始まったラリー。相手の返球が早大のブロックの頭上をふわりと越した。あわや失点かと思われたその時、ブロックから着地したライトの井上裕利恵(スポ1=岡山・就実)がとっさの判断で振り返り、これをレシーブ。繋いだボールは森佳央理(スポ3=群馬・高崎女)が相手コートに落とし、10-10の同点とした。その直後、富澤結花(スポ2=東京・文京学院大女)がサービスエースを取り、11-10と逆転。これによって完全に流れをつかんだ早大は、その後点差をぐんぐん広げそのまま第1セットを先取した。

サイドアタックを仕掛ける富澤

 続く第2セットでは、序盤から相手にリードを許してしまう。長いラリーで相手の体制が乱れたところに森や中川知香(スポ4=神奈川・川崎橘)のスパイクがさく裂し点差を縮めようとするが、相手のアタックも激しくなかなか逆転には至らない。しかしここでも粘り強さが勝利への道を開いた。レシーブが後ろに逸れても諦めずボールを追い、返球するプレーでじりじりと点差を詰め、セット終盤19-19でようやく追いつく。この時すでに相手の動きに対応できるようになっていた早大は、相手のアタックを阻止し、連続得点。最後は最近調子が上がっているセンターの浅野泉里(文4=岐阜)のスパイクでこのセットも奪取した。相手の動きを見切り勢いに乗る早大は次のセットも序盤に先制するとそのまま逃げ切る形でセットを奪い、開幕3連勝を果たした。

ブロックには執念が感じられた

 春リーグが開幕して2週間が経った。当然他校の研究は進んでおり、今後も早大は対策を練られ、苦戦を強いられることが多くなるだろう。しかし今回のように、粘ってプレーし、試合の中で相手の動きに対応していくことが出来れば、大きな強みとなることは間違いない。連携と粘り。新しい早大の武器をどこまで磨きあげられるか、期待が掛かる。

(記事、写真 坂巻晃乃介)

セットカウント
早大 25-19
25-22
25-20

桜美林大
スタメン
レフト 中川知香(スポ4=神奈川・川崎橘)
レフト 富澤結花(スポ2=東京・文京学院大女)
センター 浅野泉里(文4=岐阜)
センター 森佳央理(スポ3=群馬・高崎女)
ライト 井上裕利恵(スポ2=岡山・就実)
セッター 芹澤友希(スポ4=茨城・土浦日大)
リベロ 飯田友美(商2=長野・諏訪清陵)
リベロ 河治えみり(社1=北海道・旭川実)
コメント

芹澤友希(スポ4=茨城・土浦日大)

――開幕3連勝ですがチームの雰囲気はいかがでしょうか

チームの雰囲気っていうのは練習中から良くて、きょねんに比べても1点1点を本当に大事にしているとか、練習中からでも盛り上がっているのでそれが試合でも発揮できているかなと思います。

――きょうの試合を振り返っていかがでしたか

相手も対策をしてきて難しい部分もあったんですけど、自分たちがやってきた粘りっていうものを出せたのが2セット目で、あそこから全員が諦めない気持ちっていうのを出せたのが本当に良かったと思います。

――サーブを強化するという課題については

強気な気持ちっていうのが出てて、ミスもあったんですけどそれは攻めてる証拠かなと思います。でもまだまだサーブは課題なので、来週の練習でもサーブを重点的にやっていきたいと思います。

――きょうのブロックに関しては

レシーブだけでなくブロックも最後まであきらめないのを練習中から意識しているので、それが発揮できてタッチも取れたし、執念というか、気持ちからブロックも出来てたかなと思います。

――次の試合に向けて練習で意識したいこと

やっぱり1戦1戦だと思うので気持ちを切らさずに練習することと、サーブと、後は相手も対策をしてきてる中で対策をされても自分たちが対応できる力をつけたいと思います。