バスケットボール部

2016.11.24

第68回全日本大学選手権 11月24日 東京・代々木第二体育館

関東王者の貫禄を見せ準決勝へ

 関東王者として臨む全日本バスケットボール選手権大会(インカレ)、この日は関西学院大学との準々決勝に臨んだ。前半途中まではミスも多く見られ、本来の姿とは言えない戦いぶりだったものの、流れをつかんでからはきっちりと修正。前半最後の3分に怒涛の連続得点で2桁のリードを手にする。これで本来の姿を取り戻した早大、後半は危なげない試合運び。中外問わないオフェンスを中心に着々とリードを積み重ねていき、最終スコア83-64と終わってみれば完勝。貫録を見せつけた。

 前半、立ち上がりからどうもピリッとしない早大。ターンオーバーが多くいまいちリズムに乗ることが出来ない。シーソーゲームを演じていた中、途中交代で投入され、全てのフィールドゴールを成功させたC中田珠未(スポ1=東京・明星学園)の正確なショットなどでリードを徐々に広げ、第1クオーター(Q)は24-19で終える。しかし第2Q、サイズで劣る相手にオフェンスリバウンドを支配され始めると5分過ぎに逆転を許す。ここで尻に火が付いたのか、前半残り4分で13-2のスコアリングランを見せ一気に試合を突き放し、前半を43-33と10点リードで折り返した。

今試合18得点、シュート成功率100%を記録したC中田

 後半は盤石の試合運び。中田やC今仲杏奈(スポ3=大阪薫英女学院)のインサイド陣がゴール下からペリメーターまで多彩に得点を重ねると、バックコート陣ではG高田静(スポ2=山形市立商)がスピード感あふれるドライブで敵陣を切り裂き得点にアシストと活躍を見せる。最終Qには連続10得点などで最大21点のリードを奪い圧倒。83-64でこのゲームに見事完勝し、準決勝にコマを進めた。

シュートチャンスを見逃さないG田村未来(スポ4=愛媛・聖カタリナ女)

 あしたの準決勝の相手は東京医療保健大となった。リーグ戦の順位は上回ったとはいえ、春のトーナメントと新人戦を制し、リーグ戦での対戦成績も1勝1敗という強豪である。そのような相手に対して、きょうのように立ち上がりから躓く事は許されない。最初から最後まで自分たちのバスケをやり通さねばならない相手である。彼女たちの眼は優勝の二文字しか見据えていない。あすからの厳しい戦いに立ち向かう早大の姿に期待したい。

(記事 秋間勇人、写真 鈴木直人)

第68回全日本大学選手権 11月24日(vs関西学院大)
   1Q 2Q 3Q 4Q 合計

早大

24 19 19 21 83
関西学院大 19 14 17 14 64
◇早大スターティングメンバー◇
G#22 田村未来(スポ4=愛媛・聖カタリナ女)
F#7  加藤臨(スポ4=山形市立商)
G#17 中村和泉(社4=山口・慶進)
C#24 今仲杏奈(スポ3=大阪薫英女学院)
F#10 萩尾千尋(スポ3=愛知・桜花学園)
◇主なスコアリーダー◇
得点  中田珠未:18得点
リバウンド  田中真美子:10リバウンド
アシスト  田村未来、高田静:3アシスト

G高田静(スポ2=山形市立商)

――今日の試合を振り返ってみていかがですか

いつも出だしがよくて今日の出だしはあまりよくなかったんですけど、今まで1、2回戦は点数が開いたんですけど、今日はそんなに開かない時間帯が続いてしっかりディフェンス頑張るところは頑張れて、オフェンスもうまくいかないときでもしっかり我慢できた試合だったと思います。

――前半は接戦でしたがどの点が悪かったですか

悪かったところとしては相手のオフェンスに対してディフェンスの対応が遅くなってしまったり、リバウンドが一回では取りきれなかったところです。

――前半残り3分で差をつけて終えましたがその要因は何ですか

リバウンドが一回で取れたということと走れたところが大きかったと思います。

――ベスト4が決定しましたがお気持ちはいかがですか

うれしいですけど日本一を目指してやってきたので次の1戦も絶対に勝ちたいと思います。

――次は東京医療保健大ですがどのような印象ですか

組織で戦ってくるチームで相手の監督もしっかり早稲田に対して作戦を立ててくると思うし、選手たちも早稲田に対して対抗心があるのでその勢いに負けないで早稲田のバスケットをできたらと思います。

C中田珠未(スポ1=東京・明星学園)

――きょうの試合を振り返っていかがでしたか

きょうは初めての代々木での試合で、ちゃんとスタートとかアナウンスされるじゃないですか。それでなんか気持ち的に、日本一になれるのはこの大会しかなくてとか色んな思いでやってきたから、本当にあと少しなんだなとかそういう意味でも緊張したんですけど、最終的には勝てて良かったなってホッとした気持ちなんですけど、途中までちょっと競ってて、ワセダのプレーをやってる時間もあれば、相手にやられてるっていう時間もあったんですけど、そういう時に4年生がしっかり決めてくれたりだとか、活気が出るディフェンスとかルーズとか頑張っている姿を見て、本当にこのチームで優勝したいなという風に改めて思いました。

――おっしゃられたように前半は少し苦戦を強いられましたが、どのようなところが良くなかったと思いますか

やっぱり自分たちが負けないとか勝ちたいという気持ちはあったけど、それ以上に相手の勢いにやられちゃったなって思う部分があったので、初めての相手だったし、情報とかっていう意味では足りなくて、その時点でも相手の気持ちが強かったから押されちゃったかなと思います。でもあしたは医療(東京医療保健大)だから全然初めてじゃないし、相手の事とかもすごい分かっている部分があるから、きょうの試合以上に自分たちのプレーを出して行けたらなと思います。

――中田さん個人としてはオフェンスでの存在感が際立ちましたが、何か意識していましたか

いつもオフェンスを意識しちゃうとあんまり上手くいかない傾向があるんで、いつもリバウンドを取ることと、積極的に走ることとディフェンスを意識してやってるんですけど、そのへんを意識してやっていたから、気持ち的rに楽にできました。

――初めてのインカレのコートに実際に立ってどんな感想ですか

一番最初のトーナメントの時が一番緊張したなという思いが強いんですけど、今は自分の事だけっていうより、自分がもし失敗とかしても絶対4年生が声掛けてくれるし、一緒に出てる先輩もみんなが「次、次」とか、自分がシュート打って入らない時も「リバウンド入るよ」とか、自分がミスを気にしないで楽にできるような声掛けを絶対してくれるので、そういう意味ではどんな時も落ち着いてやれています。

――あしたはライバルの東京医療保健大との1戦です、意気込みをお願いします

やっぱり気持ちで負けないっていうのが1番だし、相手もこっちにアジャストしてると思うし、こっちも相手のことをアジャストしてるけど、最終的には負けたくないとか、勝ち切るとかいう4年生の思いと、それ以外の下級生の思いが強い方が勝ちにつながると思うので、気持ちから負けないで全力でやっていきたいです。