ソフトボール部

2017.04.30

第49回春季リーグ戦 4月29日 東京・大田スタジアム

打線沈黙… 日体大にリベンジならず

TEAM
日体大
早  大
(5回コールド)
●廣瀬、宮川―加藤

 春季リーグ戦(リーグ戦)6位で終えた早大は、特別ページシステムでの逆転優勝を狙い、3位・日体大との一戦に臨んだ。前回の試合の雪辱を果たしたかったが、この日も試合序盤に大量失点を与えてしまう。逆転の兆しを見いだせないまま、5回コールドで試合は終了。5・6位決定戦に回った。

 今季、投手陣の課題となっているのは立ち上がり。先発は、前回の日体大戦で途中登板ながらも好投を見せた廣瀬夏季(スポ2=北海道・とわの森三愛)だ。しかし、この日は不安定な立ち上がりを露呈。初回、1死で四球を与え、盗塁とゴロで2死三塁の場面を迎える。続く4番打者に対し、速球で内角を攻めるがストライクが入らない。「安易にストライクを取りにいってしまった」(加藤千陽(スポ3=愛知・星城))。投じた4球目、あまく入ったチェンジアップをフェンスの外まで運ばれ、あっけなく2点を献上。続く2回にも、1死二、三塁のピンチから廣瀬は二者連続二塁打を浴びる。ここで廣瀬は無念の途中交代。2番手でマウンドを任されたのは宮川眞子(スポ4=福島・帝京安積)だが、日体大の猛攻を抑えきることができず、その後も四球を挟んで連打を許す。あっという間に打者は一巡。見る見るうちに点差は開き、1、2回だけで計7失点。3回以降、宮川は日体大を1安打無失点に抑え本来の投球を取り戻すが、7点は早大に重くのしかかった。

日体大へのリベンジを誓って試合に挑んだ

 試合序盤でつけられた7点差は、選手たちにとってあまりにも大きかった。3回を除き打線はすべて3者凡退。内野を抜けそうな打球も、日体大の堅い守備に阻まれ、付け入る隙を与えられない。唯一出塁できたのは3回、大庭由乃(スポ4=千葉・木更津総合)に与えられた四球のみ。しかし、その唯一出た走者も後続が続かず本塁まで返すことはできなかった。攻撃の糸口を全く見つけられないまま、5回コールドで試合は終了。日体大に完全に凌駕され、前回の試合へのリベンジとはならなかった。

唇をかむ廣瀬

 課題は山積みだ。普段の練習に関して、加藤は「練習のための練習になっていた」と指摘する。本番で練習の成果が発揮されなければ意味がないだろう。この試合を落としてしまったため、早大にはまだ全日本総合選手権(インカレ)への出場権がまだ確定していない。少しでもインカレ出場を優位にするために、次戦の5位・6位決定戦で5位となりたいところ。もう一度、課題を一から見直し、チーム全員で必ず全国への切符をつかみ取る。

(記事 中澤紅里、写真 岡田静穂)

コメント

加藤千陽(スポ3=愛知・星城)

――試合を終えた率直な感想をお願いします

この一週間日体大戦に向けてチーム全体で練習してきましたが、自分たちは一生懸命やってきたつもりでしたが、自分たちの自己満足にすぎなかったみたいです。実際結果は負けた通り全然ダメでした。(練習を)やったと言ってもこれ以上一週間の間でできなかったかと思い返したらみんなそういうわけではなくて、やれるとこまでやったんですけど、これ以上全力で尽くせるところまではやれていなかったと思うので、日体大との一試合のためにもっと気持ちを強く持って練習をやるべきだったと思います。

ーー捕手の立場から見て、きょうの投手陣の様子はいかがでしたか

日体大はすごく打つチームなので、今までの試合以上に警戒心を持って試合に臨まなければならなかったのですが、前回の試合のように、1、2回で大量点を取られてしまいました。初回に四球を与えたことが痛かったです。一週間のうちで修正すべきところはやってきたのですが、やりきれていませんでした。練習のための練習になっていたので、試合でも緊張感が生まれてしまいました。練習でやってきたことが体にしみつくまで必死に練習をしなければならなかったと思います。

ーーきょうのリードについては

相手打者が狙っていたボールを投げてしまったというのもありますし、あまく入ってしまったというものあります。ボールの芯でとらえられてはないけど安打になってしまったものもあります。打たれた球にも課題が数え切れないほどあるので、自分としては相手バッターを見破って、打たれないような配球をすることが仕事なので、まだまだ自分の課題だと思います。もっと研究をして同じ失敗をしないようにしたいです。

ーー紹介に本塁打を浴びた場面を振り返ってみて

2球目にインコースにストライク取って、次はさらに厳しいインコースを突いてボール球でした。それまで放っていた球が速球だったので、次にチェンジアップを投げました。でもそれが打たれてホームランになってしまいました。安易にストライクゾーンに入れにいってしまったというか、もう一つボールを取りにいくという選択肢もあったのに、ツーボールワンストライクで投手もストライクを取りにいきたいという気持ちもあって、気持ちだけで判断してしまった部分があります。気持ちの部分も大事ですが、打ち取るためにもっと冷静に考えるべきだったと思います。

ーー最後に次の試合に向けての意気込みをお願いします

きょうの試合に負けてしまって、5位か6位というのが決まってしまったので、インカレの出場権もまだ手に入れてないのでまずインカレで優勝するためには出場することが絶対条件なので、出るために次の試合はこれまでの試合の反省を生かして必ず、勝ちたいと思います。