野球部

2017.04.24

東京六大学春季リーグ戦 4月24日 神宮球場

関根の好投とビッグイニングで1勝1敗のタイに/立大3回戦

立大1回戦
立 大
慶 大 ×
(慶)関根、髙橋佑、髙橋亮-郡司
◇(本塁打)郡司2号ソロ(三塁打)天野(二塁打)郡司、清水翔

 1敗1分で迎えた立大3回戦。負ければ優勝争いから一歩後退となる慶大は、第1戦で先発した関根智輝(1年)に再びマウンドを託した。試合は序盤投手戦の様相を呈するも、4回に慶大がビッグイニングをつくり一気に優勢に。投手陣の奮闘もあり、流れを渡さないまま6-1で勝利を飾った。勝負の行方は翌日の第4戦へともつれ込むこととなった。

 1回、先発マウンドに上がった関根は、1死からアンラッキーな連打を許すも後続を併殺に切って取る。立ち上がりを無失点で切り抜けると、2回から5者連続三振を奪うなど絶好調。一方の打線も、立大先発の田中誠也(2年)の前に抑え込まれ、両軍は3回まで無得点で進む。だが4回裏、均衡を破ったのは慶大だった。4番の岩見雅紀(4年)の安打を皮切りに4連打を浴びせ先制に成功すると、田中誠を早々と降板に追い込む。その後は相手のミスも絡み追加点を挙げると、最後は天野康大(4年)が変化球をうまくバットに乗せタイムリー三塁打を放ち、最終的に5点を挙げ大量リードを奪った。

適時二塁打を放つ清水翔。強力クリーンアップの後ろを打つ6番打者も脅威だ

 援護をもらった関根は、回を追うごとにさらに調子を上げていく。綺麗な回転の直球をほとんど投げず、打者の手元で動くボールを多投。多彩な球種を自在に制球し、相手打線の狙いをことごとく外していった。6回まで83球を投げ8奪三振無失点と、完封ペースの投球で試合の流れを完全に引き寄せる。しかし7回、先頭から安打と四球で無死一、二塁のピンチを招くと、慶大側は継投を選択し、投手を髙橋佑樹(2年)にスイッチ。すると高橋佑がこのピンチを併殺と凡打でぴしゃりと抑え、見事期待に応える。打線は5回からは快音を響かせることができなかったが、8回に郡司裕也(2年)が左翼席にソロ本塁打を放ち、ダメ押しの1点を奪った。終始優位を譲らなかった慶大は、9回に3本の安打を許し1点を返されるものの、それ以上の失点を許さず6-1の完勝を挙げた。

ルーキーながら早くも2勝目を挙げた関根

 投手陣の好投と打線の集中打で挙げた1勝だった。1回戦、2回戦と湿りがちだった打撃に勢いが戻ってきたことも大きいが、先発・関根が1年生ながらエースの座に近づきつつあることは、投手層に不安のある慶大にとってこれ以上ない手応えだ。勢いに乗り、もつれこんだ4回戦で勝ち点奪取を果たし、優勝に向けて前進したい。

(記事 喜田村廉人、写真 三浦遥、大谷望桜)

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