ハンドボール部

2017.04.23

関東学生春季リーグ 4月23日 東京・明大和泉キャンパス体育館

勢いに乗り切れないワセダ、まさかの完敗

 関東学生春季リーグ(春季リーグ)も3日目を迎えた。この日、ワセダは中大と対戦。優勝に向けて負けられない一戦であったが、28―38とまさかの大敗。前半の10点差が重くのしかかる結果となった。

 ワセダのスローオフで試合は始まった。しかし、得点をすることができず、相手に先制点を許してしまう。その後もシュートミスが相次ぎ、相手に3連取される。前半5分にようやく小畠夕輝(スポ3=岡山・総社)のアウトカットインで得点するが、直後に今週の試合から復帰した松本光也副将(社4=神奈川・法政二)が警告をもらってしまう。その後再び逆速攻などで3連取されるなど、なかなか流れに乗れない。伊舎堂博武(社3=沖縄・興南)がカットインで得点し、さらに相手に警告を与えるが、それでも勢いに乗り切れずにここでタイムアウトを要求した。ここからワセダは三輪颯馬(スポ3=愛知)などのゴールで少しずつ得点を増やしていく。中大も負けじとこちらのミスを確実に得点につなげる。ミスが目立った前半は、不完全燃焼のまま8-18で終えた。

チームトップの9得点と奮起した三輪

 後半は、1点目こそ取られたが、相手の2分間退場を誘発すると、伊舎堂、西山尚希主将(社4=香川中央)が得点。クイックスタートなどの早い展開から山﨑純平(社3=岩手・不来方)や三輪がゴールを決めるなど、オフェンスは徐々に軌道に乗り始めた。しかし、ワセダの持ち味であるディフェンスはなかなか機能しない。中央突破を許す場面や、簡単にサイドシュートを打たれる場面が目立つ。途中から出場した永田奈音(スポ3=宮崎・小林秀峰)が相手のシュートをしっかりセービングする場面も増えるが、それでもミスにつけ込んでくる相手の勢いは止まらない。後半だけの展開を見ると一進一退のシーソーゲームで点の取り合いとなったものの、前半のビハインドが重くのしかかり、点差を詰めることはできず。オフェンス陣は20得点と奮闘したが、ディフェンスでは20失点と中大の勢いを止めることができなかった。

ディフェンス強化は今後の課題だ

 「スタートで失敗して、10点差離れた時には気持ちが切れてしまった」(西山)と、この試合はスタートダッシュに失敗しての敗戦となった。『ワセダらしい』ハンドボールを体現するためにも、スタートから守り切るというのは勝利への絶対条件だ。そこで流れをつくってこそのワセダであり、それが勝利パターンでもある。春季リーグで勝利パターンを確実にするために、次戦ではスタートからしっかり声を出して勢いに乗る必要がある。優勝争いに加わるために、負けられない戦いは続く。

(記事、写真 佐藤慎太郎)


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関東学生春季リーグ
早大 28 8-18
20-20
38 中大
GK 羽諸大雅(スポ2=千葉・市川)
LW 三輪颯馬(スポ3=愛知)
LB 小畠夕輝(スポ3=岡山・総社)
CB 西山尚希(社4=香川中央)
PV 松本光也(社4=神奈川・法政二)
RB 伊舎堂博武(社3=沖縄・興南)
RW 宗海皓己(スポ3=高知・土佐)
コメント

CB西山尚希主将(社4=香川中央)

――きょうの試合振り返っていかがですか

スタートで失敗しちゃって、10点差離れたときにみんな気持ちが切れちゃって、そこから修復ができなかったっていう感じですね。

――前半攻め切れなかったように思いました。前半振り返っていかがですか

(試合の)入りが全然良くなくて、みんな試合に対するモチベーションがなってない状態で試合に入っちゃって、それで起きたミスなので、ある意味必然的に起きるミスだったのかなと。そこは自分たちでどうモチベーションを持っていくかが課題になると思います。

――そこで流れが作れなくてディフェンスにも影響していましたが、そこで守りたかったというのはありますか

相手のキーマンがわかっていたので、そこに対してアタックをしていきたかったんですけど、気持ちの部分が切れていたので、なかなか機能するのは難しかったです。

――後半は互角の戦いとなりました。後半振り返っていかがですか

10点差を巻き返すには押すしかないということでいっていたんです。でも点は取れていたのは当たり前なんですけどトントンということはやっぱりディフェンスができてないということなので、そこはしっかり押すにあたっても、ディフェンスをしっかりやりきってから、もっと速攻の展開まで持っていかなきゃなと思います。

――きょう出た課題というのはどういうものがありますか

試合に勝ちに行くという気持ちがない人間がコートに立っていることがそもそもおかしいので、課題うんぬんよりも気持ちの面での課題がすごく顕著に表れた試合でした。

――次戦に向けて一言お願いします

2敗以上は絶対にできないので、優勝戦線に食らい付くためにも絶対勝ちたいと思います。

GK永田奈音(スポ3=宮崎・小林秀峰)

――きょうの試合を振り返っていかがでしょうか

個人的には、後半だけで結局20点取られてるので、もっと止めれたシュートを確実に止めていくことができないと、やっぱりスタートで使ってもらえないのかなと思います。チーム的には足を動かそうという話をしていたんですけど結局オフェンスでもディフェンスでも足が止まってやられている展開が多かったので、そこは修正していかなければいけないかなと思います。

――流れが悪いときに途中出場されましたが、どういう気持ちでコートに入りましたか

僕は2番手で、途中から出ることが多いので、練習の時からチームの雰囲気を変えられるようにという風にはやっていたつもりなので、そこは練習していた通りに盛り上げていければなと思いました。でもやっぱり僕一人だとどうしようもないので、ベンチと、ベンチ外にいる人たちにも、プレー一個でももっと盛り上げてという風に言っていたんですけど、やっぱりそうやってチーム全体を巻き込んでいける選手になっていかないとなと思います。

――後半安定したキーピングを見せるところもありましたが、それでも20失点、ディフェンスとの連携が取れていなかったということでしょうか

それよりも僕の力不足だと思っています。ディフェンスが求めている安定しているキーピングが僕に足りないところなので、そこをもっとしっかり練習していかなければと思います。

――よく後ろから声を出していました。どういう思いでしたか

正直僕のいいところがそういうことしかないので、それとあとスローなんですけど、颯馬に対する相手のマークが結構厳しかったので、声掛けだけ徹底して頑張ってチームを乗せていければなと思っていました。

――次戦に向けて一言お願いします

次戦の明大が今3連勝中なので、相手の勢いを殺せるくらい僕もベンチなり、コートに出ている時なり、声出して、チームを盛り上げていこうと決めているので、チーム全体で勝ちを取りに行けるように頑張ります。