ラグビー部

2017.04.23

ジュニア春季オープン戦 対大東大B 4月23日 早大上井草グラウンド

6トライを挙げて大東大Bを下す!開幕戦を勝利で飾る

 今シーズンの早大Bの初戦は、大東大Bとの一戦となった。Aチームの敗戦(●0-27)後だったこともあり、「負けるわけにはいかなかった」(SH吉岡航太郎ゲームキャプテン、スポ4=国学院栃木)とチームとしても、そしてAチームのメンバー入りを目指す上でも結果が求められる試合となった。前半を14-5で終えると、後半にも4トライを奪い、合計6トライを挙げて42-10と快勝。幸先の良いシーズン開幕戦となった。

 先制に成功したのは早大Bだった。3分、ラインアウトからボールを展開すると、大外に開いていたWTB水谷彰裕(商3=埼玉・早大本庄)が一気に駆け上がり、トライを挙げる。その後も、早大Bは試合を優位に展開していく。22分にも、「レッグドライブを意識したことでトライをとることができた」(ロック中野幸英、文構2=東京・本郷)と振り返るとおり、相手ゴール前で得たラインアウトから、ディフェンスにタックルを受けながらもレッグドライブを続けてインゴールにねじ込み、追加点。前半終了間際に大東大に1トライを返されたものの、14-5とリードして前半の40分を終了した。

先制トライを挙げたWTB水谷

 さらに点差を広げて試合展開を楽にしたい後半。7分、早大Bは相手ゴール前でFWがフェーズを重ねると、最後は中野幸がラックから持ち出してこの日2つ目のトライを挙げる。キックも決まり、21-5と大東大Bを突き放す。20分にもトライを奪うと、32分には「ことしになってからやってきたディフェンスでこだわる部分を意識した」(吉岡)と、試合前に意識して臨んだディフェンスから得点が生まれる。自陣ゴール前で人数をかけてターンオーバーすると、パスを受けたFB神山隆太(政経3=東京・早実)がディフェンスラインを突破して一気に独走し、インゴールを駆け抜けた。終了間際に大東大Bにさらに1トライを献上したものの、6トライを奪い42-10で快勝。着実にトライを積み重ねて、幸先の良いシーズンのスタートを切った。

スクラムでは終始相手にプレッシャーを与えた

 このゲームではスクラム、ブレイクダウンで相手に勝る場面が散見された。昨季からこだわってきた三本の柱が今季もベースになることは間違いないだろう。この部分で相手に勝つことができたのは収穫であり、今後も継続していくべき点である。しかし、一方で「後半になるにつれてFWが走れなくなって内を抜かれたりする場面があった」(中野幸)と振り返るように後半に運動量が落ちてしまったり、ラインアウトでミスが目立ったりと課題も確認できた試合となった。80分間運動量を落とさずにハードワークを続けることが、強豪校から勝利をつかむために必要なことは言うまでもない。今後さらに続いていく強豪校との戦いへ向け、一つ一つのプレーの精度を高めていきたい。

(記事 新開滉倫、写真 橋本望、大庭開)

ジュニア春季オープン戦
早大B スコア 大東大B
前半 後半 得点 前半 後半
14 28
42 合計 10
【得点】▽トライ 水谷、中野幸2、入谷、神山、中野厳 ▽ゴール 高橋(6G)
※得点者は早大のみ記載

         

早大登録メンバー
背番号 名前 学部学年 出身校
井上 大二郎 スポ3 愛知・千種
後半0分交代→16千野
宮里 侑樹 スポ3 沖縄・名護商工
前半30分交代→17三隅
入谷 怜 スポ3 愛知・南山学園
後半21分交代→18武田
中野 幸英 文構2 東京・本郷
中山 匠 教2 東京・成城学園
幸重 天 文構2 大分舞鶴
後半12分交代→20佐藤健
西田 強平 スポ3 神奈川・桐蔭学園
桐ケ谷 稜介 スポ3 群馬・太田
◎吉岡 航太郎 スポ4 国学院栃木
後半12分交代→21杉本
10 高橋 吾郎 スポ4 福岡・修猷館
11 水谷 彰裕 商3 埼玉・早大本庄
12 フリン 勝音 スポ3 福岡・筑紫丘
後半0分交代→23中野厳
13 野口 祐樹 人4 群馬・太田
14 作田 蓮太郎 教4 東京・早実
後半12分交代→22小谷
15 伊藤 大貴 スポ3 愛知・春日丘
後半12分交代→24神山
リザーブ
16 千野 健斗 人3 東京・成蹊
17 三隅 寛己 法3 東京・早実
18 武田 雄多 文2 東京・早実
19 水野 孟 基幹4 東京・早実
20 佐藤 健 商3 早大学院
21 杉本 頼亮 スポ4 京都・桂
22 小谷 海知 スポ4 東京・国学院久我山
23 中野 厳 社4 東京・早大学院
24 神山 隆太 政経3 東京・早実
※◎はゲームキャプテン、監督は山下大悟(平15人卒=神奈川・桐蔭学園)
コメント

SH吉岡航太郎ゲームキャプテン(スポ4=国学院栃木)

――きょうはシーズン開幕戦でしたが、ゲームに入る上で意識した部分はありますか

去年やってきたことはことしも継続していくということだったので、それに加えてことしになってからやってきたディフェンスでこだわる部分を意識してやろうと話しました。

―そのディフェンスですが、しっかりとターンオーバーできる場面もありましたが、振り返っていかがですか

やってきた部分が結果として出てきたのは喜ぶところでもありますし、次に向けて自信がついいたかなと思います。

――きょうはチームで6トライを挙げましたが、アタックは振り返っていかがでしたか

ディフェンスが甘かった部分もあると思うんですけど、Aチームがああいう内容で、Bとしても負けるわけにはいかなかったので、結果が出たのはよかったと思います。

――スクラムで押し勝つ場面も散見されましたが、セットピースの部分は振り返っていかがでしたか

今シーズンも引き続きスクラムはこだわってやってきているので、スクラムで勝てたのはいいことだと思うんですけど、ラインアウトではゴール前で数本ミスがあったので、ラインアウトにおいては課題が残るゲームだったと思います。

――今後も強豪校と厳しい戦いが続いていきますが、今後へ向けて一言お願いします

きょうのディフェンスでよかった部分というのは継続していって、ラインアウトなどの課題は磨いていってより強いチームにしていきたいと思います。

ロック中野幸英(文構2=東京・本郷)

――きょうの試合の感想をお願いします

いいところもありましたが、課題も多い試合でした。

――いいところというのは具体的にどのような点でしょうか

ブレイクダウンでターンオーバーしたりだとかはチーム全体で意識できていて良かったと思います。

――逆に課題はなんでしょうか

自分がラインアウトを多くミスしてしまったので、そこが問題だなと思いました。

――オフェンスではゲインする場面が目立ちました

自分でもあんなにできると思っていなかったので良かったです。

――トライも獲得しましたが、あの場面を振り返っていかがですか

レッグドライブを意識したことでトライをとることができました。

――スクラムではよく押せていましたが、手ごたえはありましたか

ヒットした瞬間に押せるなと思いました。。

――チームのディフェンスについてはどのように感じましたか

最初は前に出ていたんですけど後半になるにつれてFWが走れなくなってうち抜かれたりする場面があったので、もっとFWがハードワークしなければいけないと思いました。

――ポジションをコンバートしたとお聞きしましたが

コンバートしたつもりはなくて、ロックもやってフッカーも継続してやるという感じです。

――春シーズンの個人的な目標を教えてください

春シーズンはAチームで出て帝京を相手に戦って、夏や秋につなげていけるようにしたいです。

――そのためにご自身に必要なことは何でしょうか

筋力とフィットネスが必要なので、そこを強化していきたいと思います。

CTB中野厳(社4=東京・早大学院)

――後半からの出場となりましたが、どのようなプレーを意識しましたか

前半を見て、というよりは個人的に東大戦の課題だったディフェンスを意識してやりました。東大戦よりはタックルの数を入れたし、練習でやっていたことを出せたと思うのですが、まだ足りないところもあるので、そこは突き詰めていきたいです。

――物足りない部分はどこでしたか

受けていたので、ディフェンスが勝つようなビッグタックルをしたいですね。

――そこからターンオーバーにつなげていくということですね

そうですね。きょうは受けてしまって自分がすぐ立ち上がってターンオーバーというのができなかったので、相手をひっくり返すタックルをしたいです。

――先週の東大より実力が上のチームでしたが、通用したと感じた部分はありますか

目指すところは東海大や帝京大なので、まだまだこれでは通用しません。それにどことやっても、常に自分の出せるものを出しきるだけなので、そのスタンスは変わらないです。

――きょうもタテの意識はよかったと思います、トライを振り返っていかがですか

できるだけアピールしようと思っていて、オフェンスであまりボールを触れていなかったので、自分からもらいに行きました。そこは監督にも、その意識はいいとほめていただいたので、これからも常にトライには貪欲にいきたいです。

――Bチームでの試合で収穫はありますか

まだ甘いところももちろんあるのですが、ブレイクダウンの狙いどころでのターンオーバーなど、やってきたところが通用したのは評価していいと思います。あとのセットプレーや個人のミスはこの1週間で修正して、これからつなげていきたいです、

――東海大戦への意気込みをお願いします

目標としているチームのひとつですし、倒さなければいけないチームだと思うので、チャレンジャー精神でがむしゃらに、一人一人が仕事を全うするだけです。

WTB水谷彰裕(商3=埼玉・早大本庄)

――大東大に対してはどのような印象を持っていましたか

僕は大東大と対戦するのは初めてだったんですけど、Aチームは外国人選手が多くて、個人技とフィジカルが強いというイメージがありました。

――実際に戦ってみていかがでしたか

Bチームは外国人選手がいなかったとはいえキャリアーが強い選手はいた中で、自分たちのやりたいプレーができました。それが勝ちにつながったと思います。

――ゲインする場面も度々見られました

オール早慶明のときはラインが浅くて、もらいたいようにボールをもらえない場面もありました。FBからWTBに変わったのですが、今回は少し意識してできたと思います。

――先制トライを挙げたことについてはいかがですか

今週から用意してチームで合わせていたサインがあって、うまく決められてよかったです。

――冬の間はどのようなトレーニングをされたのですか

チームとしては1、2月主にウエイトトレーニングをやって、3月からはフィットネスも始まりました。まだフィットの方が入りづらいので、これからも力を入れていきたいです。

――収穫はありましたか

自分たちのチームで、大外でターンオーバーしようということを決めていました。相手からボールを取ってアタックに変えられたので良かったです。

――次戦に向けて意気込みをお願いします

まだ試合を通して安定したプレーができていないので、そこを改善して勢いづけられるトライができるよう頑張ります。